ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

国会もやってました。。。

2011年02月09日 | 戯言
国会もやってましたね。(笑)

先週末の愛知県、名古屋市での選挙結果は、有権者が既成政党にウンザリしているという現れなのでしょう。
ただ、有権者は果たして覚悟ができているかとなると怪しいと思います。

何かと国に期待し、国に頼りたがり、国に責任を求める一方で、そのための自らの負担、義務については逃れようとする傾向は一層強まっているように感じます。
国民が国家をどう捉えているのか。
サッカーなどのスポーツ観戦の時だけ意識するのではダメだと思います。

それにしても実りの無い議論が多い党首討論ですな。

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<首相けんか腰「らしさ出た」…影響懸念の声も>
読売新聞 http://www.yomiuri.co.jp/ 2011年2月9日

 9日の党首討論は、自民党の谷垣総裁と公明党の山口代表が、民主党の2009年衆院選の政権公約(マニフェスト)の破綻と小沢一郎元代表の証人喚問の問題を追及した。

 菅首相への激しい攻撃で足並みをそろえ、両党の結束をアピールした。

 「マニフェストは、消費税(率引き上げ)をやらないことが大前提だった」

 35分の持ち時間の大半をマニフェスト問題に費やした谷垣氏が、破綻の実例として挙げたのは消費税だ。首相が党首討論の場でも社会保障と税の一体改革に関する与野党協議を呼びかけてくると想定し、消費税率引き上げに関して選挙の洗礼を受けていない菅政権には論議を提起する資格がないと押し返すために用意した論理だった。

 谷垣氏は前夜、党幹部と相談し、与野党協議を呼びかけて野党にも責任を持たせようとする首相の「抱きつき戦術」をかわすことを主眼とする作戦を立てた。「『責任政党』を意識し過ぎて社会保障に関する自民党の方針を詳しく説明したりすると、首相に与野党協議の開始のきっかけとしてつけ込まれかねない」(幹部)と見て、政策論議は封印して政権批判を徹底することにした。

 実際、討論では「八百長相撲を一緒に取ってくれみたいな話」などと、温厚な谷垣氏にしては激しい言葉を使い、与野党協議はあくまで衆院解散が前提だと繰り返した。

 政権批判の第2の柱に位置づけたのが小沢問題だ。首相の指導力欠如を浮き彫りにする狙いからで、持ち時間が尽きても発言台から離れず、「解決してほしい」と声を張り上げた。

 公明党の山口氏も、谷垣氏と同じ攻め口で議論を展開したが、衆院解散は求めなかった。同党幹部は「国民に党略優先と思われるから言わない方がいい」と解説したが、「党内に早期解散への慎重論が残っていることの表れだ」という見方も出た。

 激しい言葉の応酬となった党首討論は、社会保障政策の「入り口論」でぶつかり合い、中身は深まらなかった。みんなの党の渡辺代表は「一見ガチンコ相撲のように見えるが、(民主、自民の)どちらも増税一門だから、やっぱり八百長相撲だ。公明党もバラマキ型の政策なので、これも民主党と似たりよったりだ」と、政策論争そっちのけの討論を皮肉った。

 一方、2011年度予算関連法案の年度内成立に向け、野党の協力がほしいはずの首相が、「けんか腰」とも言える姿勢で討論に臨んだことについて、民主党では「菅さんらしさが出た」という見方の一方で、政権運営への影響を懸念する声が上がった。
コメント
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