ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

日本だけ・・・

2015年12月17日 | 戯言
日本においては100年余りのことと言いながら、当たり前になっていたことです。

法律で強制する時代は無くなったのかもしれませんが、記事にもあるとおり、裁判をしてまで変える必要があると強く考える人がどれだけいるのか。

好きな人同士が結婚するのに個々のアイデンティティがどうだのというのはやっぱり時代の流れなんでしょうか。

オヤジにはどうもしっくりときません。

増してや、先進国では日本だけ・・・って、まるで世界の潮流から遅れているような論調も見かけますが、別に日本だけでいいじゃないと思います。
戦争放棄を憲法で謳っているのも日本だけなんですから。

「日本だけ」の使い方も意見の都合で正反対の意で便利に振り回されます。(笑)

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<夫婦同姓「合憲」 「別姓なぜ駄目」「子供が選択悩む」 街の声、評価二分>
毎日新聞東京夕刊 http://mainichi.jp/ 2015年12月17日 

 夫婦別姓を認めない民法の規定が違憲がどうかが争われた訴訟で、16日、最高裁による合憲判断が示されたことを受け、各地の市民からは賛否両論、さまざまな声が上がった。

 落胆の声が聞かれる一方、従来の家族制度を尊重する意見も根強く、評価は割れた。

 「なぜ同姓にこだわるのか分からない」と話すのは、1991年から事実婚を続ける東京都小金井市の行政書士、Tさん(52)。「夫の家の嫁」として扱われる今の戸籍制度に疑問があって婚姻届は出していない。

 Tさんは「姓が違っても大きな問題はなかった。別姓制度に恐怖感があるのかもしれないが、制度が始まれば当たり前になるので、一歩を踏み出してほしい」と願った。仙台市の会社員、Sさん(41)も「結婚するとき、自分の姓にしたかったが、夫が嫌がった。別姓の方が仕事がしやすいと思うが、なぜ駄目なのだろう」と疑問を口にした。

 熊本大教授のYさん(49)は名刺や論文に旧姓を併記。「戸籍名だけでは、結婚前と同一人物の論文だと理解してもらえない。使い分けは煩雑で、女性に負担がかかっている」と訴える。

 これに対し、佐賀市の無職、Fさん(77)は「日本の家族の一体感が守られた」と安心し、「両親の姓が異なれば、どちらを選べばいいか子どもが悩む」と話す。

 東京都中野区の作家、Kさん(46)は「離婚が増える中、子どもの姓もころころ変わることになれば心を傷つける」。

 選択的夫婦別姓制度を導入すべきかどうかについては、結婚後も旧姓で働いている奈良市の会社員、Oさん(38)が「実現しても、どれだけの女性が選択するか疑問だ」と述べるなど、判断に迷っているとの声が聞かれた。



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