先週の記事なんですが、たまたま今日見つけました。
我が街のことですから見過ごすわけにはいきません。(笑)
今の市長は就任以降の言動から、相当マスコミの報道姿勢には不信感を抱いているように感じていました。
ま、オヤジとて自分の会社や業界についてマスコミが書く記事を読んでいると、間違いではないが意図は正確に反映されていないと感じること茶飯事ですから。
マスコミも事実をどう伝えるかについては各社の姿勢・方針があるでしょうし、そこに報道・言論の自由があることは理解するしかありません。
そもそもコミュニケーションスキルでよく言われる「何を伝えたかではなく、何が伝わったか」が大事というのは、意図通りに伝え意図通りに伝わることの難しさを誰しもが感じているからこそのことだと思います。
さて、我が街の市長はそんなに頑な過ぎているのかについて、現時点で市のHPに上がっている10月の定例記者会見の記録を見ると、少なくともこの記事で受ける印象よりはマトモなことを発言しているように感じたのは市民の一人としての贔屓目でしょうか。
西宮市役所HP 2015年10月26日定例記者会見
会見の後半部分のやりとりについて、様々な受け止め方はあると思います。
オヤジも兵庫県知事の仰る通り「頑なになり過ぎているのでは」と感じる面もありますが、このやりとりの限りでは「記者会見ありき」かつ「記者=市民」という立ち位置の記者の方と、市のことを市民(ここでは市民≠記者)に正確に伝えたいという理屈に立った市長との議論は噛み合っていません。
というか、市のことを市民に正しく伝える手段として記者会見を通じたマスコミの報道がいかに正確で優れており、多くの市民に伝わるのかという点を、記者がそんなことは当然の大前提だとばかりに具体的論点にできないところに、今のマスコミの課題があるようにも感じました。
号泣県議を選出してしまった我が街の有権者が下馬評を覆して選んだ、今の我が街の市長。
良い市長なのか、とんでもない市長なのか、それは今までだけでなくこれからの任期における結果で判断するしかありません。
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<西宮市長「驚きに震える」 宝塚市長「怒りに震える」に反論>
ヤフーニュース 神戸新聞NEXT http://headlines.yahoo.co.jp/ 2015年11月26日
記者会見よりもホームページでの文書発表を優先する考えを示している兵庫県西宮市の今村岳司市長は26日、自身の報道対応について、中川智子・宝塚市長が先月の定例会見で「ご自身中心の情報発信で、同じ首長として怒りに震える」とコメントしたことに対し、「そんな方がいるのかと驚きに震えた」と述べた。
この問題をめぐっては、兵庫県の井戸敏三知事も「かたくなになり過ぎているのでは」と苦言を呈していた。これらに対しても今村市長は「状況のすべてをご存じとは思えない。私なら正確に知り得ないのに、他市の首長について無責任なコメントはしない」と反論した。
今村市長はこの日の定例会見でも、重要政策に関して「記者会見ではなく、ホームページの文書で市の見解を発表する」との主張を堅持。「市内部でどんな議論があったのかなど、政策判断に至る過程は絶対に公表する気はない。政策への批判は甘んじて受けるし、他市からどう思われようと仕方がない」と持論を展開した。(前川茂之)
我が街のことですから見過ごすわけにはいきません。(笑)
今の市長は就任以降の言動から、相当マスコミの報道姿勢には不信感を抱いているように感じていました。
ま、オヤジとて自分の会社や業界についてマスコミが書く記事を読んでいると、間違いではないが意図は正確に反映されていないと感じること茶飯事ですから。
マスコミも事実をどう伝えるかについては各社の姿勢・方針があるでしょうし、そこに報道・言論の自由があることは理解するしかありません。
そもそもコミュニケーションスキルでよく言われる「何を伝えたかではなく、何が伝わったか」が大事というのは、意図通りに伝え意図通りに伝わることの難しさを誰しもが感じているからこそのことだと思います。
さて、我が街の市長はそんなに頑な過ぎているのかについて、現時点で市のHPに上がっている10月の定例記者会見の記録を見ると、少なくともこの記事で受ける印象よりはマトモなことを発言しているように感じたのは市民の一人としての贔屓目でしょうか。
西宮市役所HP 2015年10月26日定例記者会見
会見の後半部分のやりとりについて、様々な受け止め方はあると思います。
オヤジも兵庫県知事の仰る通り「頑なになり過ぎているのでは」と感じる面もありますが、このやりとりの限りでは「記者会見ありき」かつ「記者=市民」という立ち位置の記者の方と、市のことを市民(ここでは市民≠記者)に正確に伝えたいという理屈に立った市長との議論は噛み合っていません。
というか、市のことを市民に正しく伝える手段として記者会見を通じたマスコミの報道がいかに正確で優れており、多くの市民に伝わるのかという点を、記者がそんなことは当然の大前提だとばかりに具体的論点にできないところに、今のマスコミの課題があるようにも感じました。
号泣県議を選出してしまった我が街の有権者が下馬評を覆して選んだ、今の我が街の市長。
良い市長なのか、とんでもない市長なのか、それは今までだけでなくこれからの任期における結果で判断するしかありません。
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<西宮市長「驚きに震える」 宝塚市長「怒りに震える」に反論>
ヤフーニュース 神戸新聞NEXT http://headlines.yahoo.co.jp/ 2015年11月26日
記者会見よりもホームページでの文書発表を優先する考えを示している兵庫県西宮市の今村岳司市長は26日、自身の報道対応について、中川智子・宝塚市長が先月の定例会見で「ご自身中心の情報発信で、同じ首長として怒りに震える」とコメントしたことに対し、「そんな方がいるのかと驚きに震えた」と述べた。
この問題をめぐっては、兵庫県の井戸敏三知事も「かたくなになり過ぎているのでは」と苦言を呈していた。これらに対しても今村市長は「状況のすべてをご存じとは思えない。私なら正確に知り得ないのに、他市の首長について無責任なコメントはしない」と反論した。
今村市長はこの日の定例会見でも、重要政策に関して「記者会見ではなく、ホームページの文書で市の見解を発表する」との主張を堅持。「市内部でどんな議論があったのかなど、政策判断に至る過程は絶対に公表する気はない。政策への批判は甘んじて受けるし、他市からどう思われようと仕方がない」と持論を展開した。(前川茂之)