ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

3分の2

2016年07月12日 | 戯言
「改憲勢力が3分の2になった」から即「9条改正」の発議が通って国民投票で過半数で信認されるなってことは、現実にはあり得ないことはシロトでも容易に判りそうなものですけど。

改憲勢力と言われている人たちが憲法の何を変えようとしているのか、その全員が9条の改正ありきでないことも周知の事実。
そもそも自民党と公明党だって改憲に関して完全に一致しているわけじゃありません。

そして何より仮に憲法改正が国会で発議されれば国民投票では必ず信認されてしまうとばかりに「3分の2」という数に危機感を持つ根拠は何か?
そこに国民の見識への信頼を感じないのはオヤジだけでしょうか。

さらに「3分の2」は国政の問題にも関わらず危機感を感じて突然都知事選に出馬する理屈は、どこかのお騒がせ俳優と似たようなものに映ります。
それが野党統一候補だそうです。
野党の皆さんも何か勘違いをしてやしないでしょうか。

これで都民の有権者のどれだけの人がどの人に投票するか、都民の見識が試されるところです。
劇場というよりも喜劇場と化した都知事選をオヤジなりに注目したいと思います。

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<3分の2の意味「国民投票の状況整っただけ」石破氏>
ヤフーニュース 朝日新聞デジタル配信 http://headlines.yahoo.co.jp/ 2016年7月12日

 改憲勢力が「3分の2」になったうんぬんと喧伝(けんでん)されるのでありますが、国民投票を求める状況が整いましたというだけの話であって、何条を改正するのに「3分の2」を取ったわけでもございません。最終的に、それは国民固有の権利であるところの国民投票によって決せられるもので、「3分の2」を取ったことすなわち危険だみたいな話は、国民の投票をある意味看過した議論ではないかなと私は思っています。どれを優先すべきかは党で議論することで、9条を最優先ということは誰も言ってるわけではございません。(閣議後の定例記者会見で)
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<鳥越氏「自分から手を挙げた」 政策、公約は“これから”>
ヤフーニュース スポニチアネックス配信 http://headlines.yahoo.co.jp/ 2016年7月12日

 東京都知事選(14日告示、31日投開票)への立候補を表明したジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)は12日の会見で「住んで良し、働いて良し、環境に良しの“3つの良し”を持つ東京都に全力を捧げたい」と都政にかける思いを熱く語った。

 立候補については「民進党から出馬の打診があったのではなく自分で手を挙げた。そこへ声が掛かった」と説明。改憲勢力が3分の2を超えた参院選の結果に危機感を感じ「(政治家、役人など)インサイダーにはならず(記者、キャスターなど)アウトサイダーであろうと思っていたが“内なる声”にうながされて立候補することにした」と話した。

 経済政策については「公共事業で経済を良くするのではなく、託児所や高齢化など東京都が抱える問題に税金を使って経済を活性化させたい」と話したが、具体的な政策や公約は「前日、出馬を決めたばかり」として“これから”を強調した。
コメント
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