ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

さてさて

2016年07月05日 | 時事
見出しを見て「おっ。」

書いている新聞社を見て「なるほど」。

これは客観的な選挙情勢分析ではなく皮算用か。。。

それにしても今回の参議院選挙は与野党とも説得力を欠く主張の応酬の感があります。
だから18歳、19歳に初の選挙権といいながら盛り上がりには相当欠けていて、むしろその後に行われる都知事選の自民党推薦の候補者が誰になるのかの方がニュースとして時間が割かれている印象です。

日本の有権者は直近に英国の国民投票を見ました。
一人一人が自分の1票の重みを認識せず、雰囲気に流されて適当に投票するとこんなことが起きてしまう。
テレビを視ていて、成熟度が高いと思っていた英国人でも離脱反対なのに離脱賛成に投票して後悔しているなんて人がいました。
離脱を煽った離脱派は離脱が決まるや否や、公約を放棄しました。これって詐欺そのものじゃない?

以前も言及したことがありますが、もし自分の1票で国政レベルの何かが決まるとなったら、その決定責任を自分一人が追わなければいけないとなったら・・・
そう考えると、自分の1票で全てが決まるわけではないから、ある意味余計なプレッシャーを感じずに自分の判断としての1票を投じることができます。

1票で全ては決まらなくても、その1票1票が積み重なることで世の中を変えることができる、そこを軽視すると英国のようにマジョリティが本音では決して望んでいない結果になってしまうことを日本は教訓とすべきです。
だから自分一人が投票しても何も変わらないと醒めるのではなく、投票することで一人の主権者としての意思を示すことが必要だと思います。

さてさて、産経新聞の皮算用は成り立つのでしょうか。
ちょっと希望的観測の比率が高いように思いますけど。

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<参院選・終盤情勢 改憲勢力「3分の2」勢い 自民は単独過半数>
ヤフーニュース 産経新聞配信 http://headlines.yahoo.co.jp/ 2016年7月5日

 産経新聞社は4日、FNN(フジニュースネットワーク)と合同で実施した電話による情勢調査(1~3日)に全国総支局の取材を加味し、10日投開票の参院選の終盤情勢を探った。自民、公明両党などの「改憲勢力」が憲法改正の国会発議に必要な3分の2(非改選と合わせて162議席)を確保する勢い。ただ、全国32の改選1人区の結果が大きく影響するため、予断を許さない状況だ。

 自公の与党で3分の2議席を確保するには、改選121議席のうち86議席の確保が必要だ。ただ、改憲に前向きなおおさか維新や日本のこころを大切にする党を加えれば78議席となる。選挙戦は、改選1人区のうち、青森や福島、三重など8選挙区で民進、共産両党など野党の統一候補と自民党候補が接戦を展開しており、3分の2をめぐる攻防は激しくなっている。

 自民党は27年ぶりの悲願となる単独過半数(非改選と合わせて122議席)も視野に入る。単独過半数には57議席が必要だが、選挙区で40議席、比例代表で19議席前後を獲得しそうな情勢だ。公明党も改選9議席を上回る12議席前後を獲得する勢いだ。おおさか維新の会は最大で選挙区3議席を獲得し、比例代表でも5議席前後を得る見通し。日本のこころを大切にする党は1議席獲得を目指す。

 一方、民進党は改選43議席を割り込み、30議席に達しない可能性がある。共産党は躍進した前回の平成25年参院選(8議席)からさらに議席を伸ばしそうだ。社民党と生活の党と山本太郎となかまたちはそれぞれ1議席獲得できるかどうかが焦点。比例代表で諸派が1議席を得る可能性もある。

 ただ、選挙区によっては態度未定の有権者が3割を超えているため、流動的な要素もある。

 ■世論調査の方法 サンプル数は1万6121。平成27年3月末の選挙人名簿を基に、選挙区ごとに満18歳以上の有権者から男女別・年代別の構成割合に応じて調査対象を抽出。電話番号を無作為発生させるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)方式で算出した回答数が得られるまで電話調査を行った。
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