ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

皮肉なことに・・・

2015年01月16日 | 時事
こういう時は日刊ゲンダイの鋭さが際立ちます。

昨日、世の中甘くないことを思い知らさないといけないのではと言いましたが、世の中はこんなものと思わせたのはこの世の中ではという皮肉。

更生の可能性を信じる前提はとても大事だと思いますが、そのためには覚悟と忍耐が必要です。

彼が成人後に損得勘定が出来て犯罪を止めればと期待するのは無理でしょうか・・・ね。

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<2度の逮捕歴も“初犯”扱い? 「ようじ混入男」軽すぎる罰>
日刊ゲンダイ  http://www.nikkan-gendai.com/ 2015年1月16日

 トンでもない“ユーチューバ―”が世間を騒がしている。スーパーの商品にようじを突き刺したり、万引する過程の動画をユーチューブに複数投稿したとして、警視庁は東京・三鷹市の無職少年(19)の逮捕状を取った。窃盗や威力業務妨害などの容疑である。

 発端は、今月11日に「narukami 793」のアカウントで、投稿された動画。少年とみられる人物が、スナック菓子のカップにようじを混入させ、買わずに店の外に出る一部始終を実況中継していた。その後、同じアカウントで悪質な動画が複数投稿されていた。

 少年には、2度の逮捕歴がある。

「少年は中3だった2011年2月、ネット掲示板で<新宿駅で通り魔事件を起こす>と書き込み、威力業務妨害で逮捕されています。13年6月にも、17歳になった少年は<新宿駅、大阪駅、博多駅のいずれかで、無差別で人を殺害する>などと書いた紙を撮った動画をユーチューブに投稿、威力業務妨害で逮捕された。当時、少年は高校に行かず、練馬区で父親と生活していたそうです。現在は、一人暮らしとみられています」(捜査事情通)

■少年院の満期は半年から1年

 最近の投稿で、少年は過去に少年院に入っていたと告白し、<いくらああいう悪い事やっても少年院に入っている期間はだいたい変わらない><警察は無能>などと挑発していた。悪びれる様子は感じられないが、問題は未成年ゆえ、今回も“寛大”な措置になりそうなことである。

「01年の少年法改正で、19歳なら検察官送致(逆送)でき、通常の刑事裁判を受けさせることは可能です。ただ、実際の運用実態を考えると、殺人などの重い罪以外での逆送はまれ。今回の事案でも少年院送致になると考えられます。一般的に、少年院の満期は半年から1年ですが、この少年は反省もなく悪質なので期間を限定しない“特別メニュー”を受ける可能性がある。それでも、あくまで保護教育ですから、長くて2年程度でしょう。むしろ仮に、逆送されると罪が軽くなる可能性があります。少年院の前歴は“前科”にならない。“初犯”なら執行猶予が付くと考えられるためです」(弁護士の山口宏氏)

 少年をすぐに野放しにすれば、次は“軽犯罪”ではすまないのではないか。
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世間は甘くない

2015年01月15日 | 時事
怖いもの知らずというか世間知らずというか。

テレビのニュースで画像を視ましたが、世の中を舐めています。

でも世間はそんなに甘くありません。

成人になる前に、世間は厳しいということをトコトン感じさせる厳罰を望みたいところです。

それにしても食品製造業に携わるオヤジとしては、こうやって商品が傷つけられてお客様に買っていただけない、食べていただけない状態になることは悔しくそして悲しいです。(怒)

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<「余裕ですよ」「警察は無能です」…スーパーの菓子につまようじで穴「動画投稿」19歳少年に逮捕状>
産経新聞 http://www.sankei.com/ 2015年1月15日

 東京都内のスーパーで商品の菓子につまようじを入れる様子や商品を万引する様子を撮影した動画が、動画投稿サイト「ユーチューブ」に公開された問題で、警視庁が、都内に住む少年(19)が関与した疑いが強まったとして、窃盗容疑で逮捕状を取ったことがわかった。警視庁少年事件課が、店の防犯カメラの映像などから、動画は同一の少年が自分で撮影したものとみて特定を進めていた。

 動画は「店の商品にいたずらしてみた」などのタイトルで、10本以上が公開されていた。調布市のスーパーで商品棚の菓子のパッケージにつまようじを刺し入れる様子や、武蔵野市のスーパーでメロンパンの袋を破って棚に戻す様子、同市のコンビニで飲料を万引する様子などが撮影されている。

 状況を説明しながら、「余裕ですよ」などと話す声も入っていた。同じ投稿者の名前で、万引する様子を撮影した動画も投稿され、ネット上で波紋を呼んでいた。

 1月上旬に店側の相談を受け、警視庁が捜査を開始。13日に公開されたとみられる動画では「逃亡することを決意しました」と“宣言”。「少年院に入るのはいや」と少年であることを示唆するコメントや、相模原市緑区の京王相模原線橋本駅で撮影された映像もある。14日に公開されたとみられる動画では、さらに父親から出頭を求めるメールが来たことなどをあげるとともに、「警察は無能です」などとも話している。

 投稿者名のプロフィルには、「博多駅で通り魔を犯すとYouTubeに動画をUPして警察に捕まった」などと記載。同課は声や店の防犯カメラの映像から、平成25年6月に、ネット上で殺人予告をしたとして威力業務妨害容疑で逮捕された少年の犯行とみて調べていた。

 スーパー側は12日に被害を警察に届け出ており、経営する会社は「食品を扱っている会社として許し難い内容であり、大変困惑している。警察の捜査に全面協力している」としている。
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フランス人は何処へ行った?

2015年01月14日 | 戯言
<「芸術目的」…道路標識にシール貼った女逮捕>
読売新聞 http://www.yomiuri.co.jp/ 2015年01月14日

 大阪市内の道路標識にシールを貼り付けたとして、大阪府警は14日、自称イタリア・フィレンツェ在住の販売員・浦川真弥容疑者(43)を道路交通法違反容疑で逮捕した。

 大阪、京都両府内では昨年末以降、約60か所で道路標識にハートや人形などの絵柄のシールが貼られているのが見つかっており、大阪府警は関連を調べる。

 発表では、浦川容疑者は今月3日午前1時頃、同市北区茶屋町の市道に設置された一方通行の道路標識にシールを貼付した疑い。シールは、一方通行の矢印の先端部分が、折れ曲がったような絵柄だった。浦川容疑者は調べに対し「芸術目的でやったが、今となっては、大変なことをしてしまった」と容疑を認めているという。
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あれっ?
これってフランス人じゃなかったけ?

・・・と、昨日の記事を掲載した産経新聞で記事を探してみました。
ありました。

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<標識よじ登る「女」&「外国人風男」防犯カメラに映像、道路標識「ステッカー」事件>
産経新聞 http://www.sankei.com/ 2015年1月14日

 大阪や京都の市街地で昨年末以降、道路標識にハート形や人型のシールやステッカーが張られる被害が相次いで確認された事件で、現場周辺の防犯カメラに、自称イタリア在住のブランド品販売員、浦川真弥(まみ)容疑者(43)=道交法違反(信号機等の移転、損壊等)容疑で逮捕=が外国人風の男と協力して標識によじ登ってステッカーを張る様子が写っていたことが14日、分かった。

 大阪府警交通指導課などは、防犯カメラに写っていた男が産経新聞の取材に関与を認めた自称アーティストのフランス人男性である可能性もあるとみて捜査を進める。

 府警によると、浦川容疑者は「アート目的だったが今となっては反省している」と容疑を認めている。

 浦川容疑者の逮捕容疑は今月3日午前1時ごろ、大阪市北区茶屋町の市道で、一方通行の標識(高さ約3メートル)にステッカーを張って図柄を変え、規制の効果を低下させ、交通の危険を生じさせたとしている。

 府警によると、同市内では今月6日以降、ほかにも31カ所で同様のステッカーが貼られていて、京都市内でも昨年末以降、約30カ所で被害が確認されている。
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前日の記事を踏まえれば、こちらはフランス人に触れる必要があります。

どちらも誤報ではありませんが、伝えられている事実が同じではありません。

これも「言論の自由」なのでしょうか・・・。
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シール張ったの誰や!

2015年01月13日 | 戯言
新聞記事にあった実際に標識に張られた画像を見る限り、「これはユーモア、洒落ですよ。」と笑いながら話せば、さすがフランス人やなと感心できたのですが。。。

記事にある自称アーティストの主張を読んでガッカリ。

権威への反発による行為であれば、テロリストと何も変わらないではないですか。

そもそも道路標識が権威の象徴という捉え方にもオヤジは首を傾げます。
であれば、信号も権威の象徴。交通ルールも権威の象徴。そもそも社会における全てのルールは権威の象徴。
そのルールを破る行為こそが言論の自由を表現したアート作品だと言いたいのか。

ペンは剣より強し。だからこそ、使い方を間違えてはいけないと思うのです。

ちなみに「見出し」は秀逸。この見出しのおかげでこの記事に目が留まりました。(笑)

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<「シール張ったの誰や!」 道路標識改ざん相次ぐ 大阪・京都府警が捜査>
産経新聞 http://www.sankei.com/ 2015年1月13日

 大阪、京都両市内の中心部で昨年末以降、道路標識にハートや人形などをかたどったシールが張られる被害が相次いでいることが13日、分かった。自称アーティストのフランス人男性が関与したとみられ、大阪、京都両府警は道交法違反や器物損壊などの容疑にあたる可能性があるとして捜査している。

 大阪府警によると、大阪市内で今月6日以降、キタやミナミなど同市中心部の24カ所で、シールが張られているのが見つかった。一方通行の標識では、矢印がハートを射貫いているように見えるようにしたり、進入禁止の標識では、白色のバーの部分を人が抱えているように細工されていたりした。京都府警によると昨年12月31日以降、市内約30カ所で被害が確認された。

 現時点で事故につながったとの情報はないが、事故を誘発する危険があるとして、両府警はシールをはがし捜査している。

 関与したとみられる男性は産経新聞の電話取材で、昨年12月29日から今年1月3日までに京都と大阪の計約90カ所で標識に細工しフェイスブックなどで紹介したことを認め、「道路標識は権威の象徴。タブーに触れることで、言論の自由を表現したアート作品だ」と主張した。
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喫煙車だった・・・(泣)

2015年01月12日 | 私事
帰京のために上りのぞみに乗っています。
新大阪に早めに着いたので、2本早いのぞみに指定席を変更しました。

三連休の最終日で変更しようにも希望の席が埋まっていて、思わず希望の席が取れた列車にラッキーと思って変更を確定して乗り込んだら・・・、やっちまいました。
変更できた席は、喫煙車だったのです。

ヤニ臭いと思って乗車票を確認するまで気付かない迂闊さ。

まだ喫煙可の指定席があったんですね。

こうなったら酒飲んで寝てしまうしかありません。
明日の朝が早いので15分でも早いに越したことはありません。

愛煙家にとっては希少価値の列車なのでしょう。
もう既に紫煙まみれで頭痛がしてきました。トホホ…。
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えべっさん

2015年01月11日 | 私事
久しぶりにえべっさんに行ってきました。
露天の間をあれにしようかこれにしようかと歩くのが楽しいです。


終い戎、しかも明日も休日とあって、昼過ぎにオヤジが到着した時点で既に福男の神事で有名な赤門のところで入場制限中でした。


赤門から本殿まで、福男の時は僅か30秒足らずで駆け抜けるところをノロノロと進みます。
門を入って程なく両側にあったのはゴミの山ではありません。昨年のお札などを返すところ。。。でもゴミの山に見えてしまう壮観さ。


20分ほどでようやく本殿が見えてきました。


大マグロを撮影するのもまた別の列に並べとのことでしたが、望遠でズルしちゃいました。
硬貨を張られた鹿児島産沖のマグロが見えます。オヤジにはこれで十分です。


そうそう肝心のB級グルメを堪能しましたが、撮るのを忘れました。(笑)
おでん、たこ焼きをワンカップの熱燗で、冬の露店ではこれが最高です。
デザートは焼きたてのベビーカステラで仕上げました。

境内を出ると一層の入場制限で、赤門にたどりつく以前でさらに規制を行っていました。
皆さん今年の景気への願掛けは例年以上に真剣なのでしょう。
商売繁盛を祈りましょう。
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土曜雑感三題

2015年01月10日 | 戯言
昨日の記事は新幹線車中からタブレットを使ったら、FBにダブりでアップされてしまいました。
1回目にフリーズしたかと思ったのでやり直したのですが、実は1回目もFBに送られていたようです。
タブレットを使い始めて既に2年以上ですが、なかなか上手く使いこなせていません。
これではスマホにしても推して知るべしです。
だからというわけではありませんが、携帯についてはオヤジは未だ頑なにガラケー派です。(笑)

今朝、西宮神社の今年の福男が今朝決まりました。
極めてローカルな話題ながら、開門から本殿までの悲喜こもごもの短距離レースはすっかり全国ニュースの季節ネタの定番になっています。
今年は久しぶりに「えべっさん」の時期に自宅に帰省しました。
曜日でなく日にちで決まっている祭事なので、週末とダブらないとなかなか合いません。
明日が終い戎ですが、ちょっと露天巡りをしてB級グルメを味わってみようと思っています。

大学ラグビーは帝京大学の6連覇で終わりました。
帝京大学のやり方には議論もあるでしょうが、強いのは事実だし、選手が大学生であることも事実。
人が入れ替わる宿命を背負う大学なので、やはり強さを一サイクルの4年を超えて維持していることは、やはり賞賛に値すると思います。
他大学こそ、何とかできないのでしょうか。
伝統校の意地を期待したいところです。




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昼時に・・・

2015年01月09日 | 私事
今日の昼食、我ながら珍しくパスタの店にオヤジ独りで入りました。

ほぼ満席状態で隣は女性のお客様でした。

何気なしに見ると、足を組んで一生懸命スマホに打ち込んでいました。

オヤジより先に入店していたので、当然パスタは女性の方に先に出されました。

そこから、オヤジは隣の女性のお客様が気になり始めました。

何故って、体制が全く変わらないままに、スマホを睨みながらパスタを食べ始めたのですから。
左手一本でスマホを操りながら右手でパスタを箸で口に運ぶ器用さに感心しました。

そのうちオヤジの注文したパスタも運ばれてきて、食べ始めたところ、隣の席で食後のコーヒーのオーダーがありました。

チラッと横目で見ると、パスタがほぼ半分残っていました。

そしてオヤジはしっかりパスタをたいらげて食後のコーヒーが来たところで、それまでほぼ同じ姿勢だった隣の女性が立ち上がり、勘定を済ませて店を出て行きました。
隣を見るとコーヒーは一口二口口をつけただけ。。。

そんなにここのコーヒーは不味いのか?
恐る恐る口をつけてみると普通です。

オヤジにはパスタのボリュームもむしろ控え目に感じましたが、半分近く残されたパスタの皿とほとんど手付かずだったコーヒーカップが寂しそうに見えました。

人それぞれ事情があり、キチンと代金を支払っているのですから、何も後ろ指を指すようなことではありませんが、オヤジとしてはちょっと残念な思いで店を出たのでした。
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異物混入

2015年01月08日 | 時事
ペヤングが一つのキッカケだったかもしれません。
日清フーズ、マクド、和光堂、先ほど読んだ記事ではワタミ弁当等々、一つコトが起きると同じようなことが次々と起こります。

いやいや、今までも起きていたのだけれど明るみに出ることが無かったのかもしれません。

オヤジの会社も食品製造業の一つですから、異物混入は他人事ではありません。
オヤジも営業担当の頃に、ビールへの異物混入のご指摘を受けて対応したことがあります。

だからこそ、案件によっては正直に言って首を傾げてしまうものもあります。
例えば、工程上のどこにも存在し得ないものが混入しているとされた場合です。

製造する側もこういったことが起きないように細心の注意を払っているはずです。
勿論、オヤジの勤める会社も同様です。

それでもお客様からのお申し出があった以上は、真摯に対応して事実解明をしなくてはいけません。
混入経路が特定できない時は特にしっかりした調査とその結果に基づく丁寧な説明が大事です。
お客様にとってはあり得ないかどうかではなく、現に混入していたと認識したところが出発点であり、何故混入したのかの説明を求めているのですから。

東京に来てたまたまですが最寄りのお店の定番だったペヤングを懐かしさもあり時々食べていました。
そんな状況でしたから、食べられないとなるとペヤンガーではありませんが口寂しさを感じます。
万全を期しての1日も早い復活を期待しています。




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プロフィール写真

2015年01月07日 | 私事
昨日、恐らく2年ぶりくらいにFBのプロフィール写真を更新しました。
特段の理由は無かったのですが、頻繁に変える方が結構いらっしゃる中で3年前の姿をいつまでも晒しておくのもどうかとふと思い立ち、ある程度最近のものをと選びました。


出所はこの記事の画像です。

あまり一人で写真に写るのが好きではないため一人写りの写真が少なく、数人で写ったものから切り取りました。
こういう時にデジタルは便利です。

予想外に多くの皆さんから「いいね」をいただきました。ありがとうございます。
最近の中では最多「いいね」ではないでしょうか。
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何故だらけ

2015年01月06日 | 戯言
素朴な疑問です。
小保方さんは悪意、あるいはそこまで言わずとも邪な動機を持っていたのでしょうか。

「不正確定」、「捏造」、「改ざん」と嫌な言葉が飛び交いますが、「STAP細胞はあります。」と言い切った記者会見はダメ元の芝居だったのでしょうか。

そもそも最初の記者会見の誇らしげな表情は、絶対にばれない不正という自信の表れだったのでしょうか。

一方、日本の頭脳のような人たちが集まっている研究機関でこれほど脆い結末を迎えた研究が、当初からまともなものかそうではないのかの見分けすらできていなかったのは何故でしょうか。
最初は所属機関だって誇らしげに記者会見を開いていたという印象なんですけど。

残念ながらSTAP細胞そのものは現実のものではないことは確実でしょう。

とはいえ、ここに至るまでに目の前で(正確にはテレビ画面の前で)繰り広げられたこと、実際に起きたであろうことなどが、様々な思惑の中で事実と異なりネジ曲がった内容で伝えられているのではないかと、報道内容を素直に受け入れられないきな臭い匂いがオヤジには芬々とするのです。

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<<STAP論文>不正確定 小保方氏、不服申し立てせず>
ヤフーニュース 毎日新聞配信 http://headlines.yahoo.co.jp/ 2014年1月6日

 STAP細胞論文問題で、新たに二つの図表の捏造(ねつぞう)を認定された小保方(おぼかた)晴子・元理化学研究所研究員(31)が、理研に対して不服申し立てをしなかったことが6日、理研への取材で分かった。昨年3月に認定された別の2件の捏造・改ざんと合わせて計4件の不正が確定し、一連の不正調査は終結する。理研はSTAP細胞の有無を確かめる検証実験などで中断していた懲戒手続きを、同日中にも再開する。

【小保方氏 退職でも懲戒を議論】

 理研の規定では、不服申し立ては調査委員会で研究不正を認定された当事者が通知を受けてから10日以内にできるとされ、5日が期限だった。理研は昨年12月26日、調査委員会(委員長、桂勲・国立遺伝学研究所長)の結果を発表する記者会見で、小保方氏と連絡が付かないと説明していたが、その後、発表当日に小保方氏側の受理を確認したという。

 調査委は最終報告書で、研究の中心となった小保方氏が作製した細胞の増殖率を比較するグラフと遺伝子の働き方が変わる現象を示す図が、ともに捏造だったと認定。さらに、論文でSTAP細胞由来とされた細胞や組織は、既存の万能細胞であるES細胞(胚性幹細胞)からできていたとし「STAP論文は、ほぼすべて否定された」と結論付けた。

 小保方氏は昨年3月、理研が設置した最初の調査委で2件の画像の不正を認定され、この時は不服申し立てをして「過失であり、捏造や改ざんには当たらない」と訴えたが、退けられていた。研究不正が認定された職員は懲戒対象になるが、小保方氏は昨年12月21日付で理研を退職したため、実際の処分は受けない。懲戒委員会は職員だった場合に相当と考えられる処分を検討する。【清水健二、大場あい、須田桃子】

【ことば】STAP細胞論文不正問題

 理化学研究所の研究ユニットリーダーだった小保方晴子氏ら日米のチームが昨年1月、マウスのリンパ球を弱酸性の溶液につけるなどの刺激を与えるだけで、新しい万能細胞「STAP細胞」を作製したと英科学誌ネイチャーに発表した。しかし、直後からインターネットなどで疑義が指摘され、理研の調査委員会が昨年3月、二つの画像について小保方氏の不正を認定。ネイチャーは昨年7月に関連論文2本を撤回し、成果は「白紙」となった。小保方氏も参加して理研が取り組んだ検証実験でSTAP細胞は作製できず、2回目の調査委は、小保方氏による二つの図表の捏造を新たに認定した。

◆STAP細胞論文で理研調査委が認定した不正◆

(カッコ内は認定時期)

(1)実験データ画像の切り張り(昨年3月)

2枚の写真の合成で、画像の長さやコントラストの調整がされている。誤って解釈される危険を認識した加工で改ざんに当たる

(2)博士論文と酷似した別の画像の流用(同)

博士論文の画像はSTAP細胞論文とは別の実験。取り違えたと主張する画像も元の実験が特定できず、捏造に当たる

(3)細胞の増殖率を比較するグラフ(昨年12月)

実験が行われた記録がなく、勤務記録と照合しても約3日おきに測定していたと認められないため、捏造と判断される

(4)遺伝子の働き方が変わる現象を示す図(同)

データの一部を仮説に沿って意図的に選別したうえ、手作業で作図して存在しないデータを作り上げており、捏造に当たる
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何が起こったのか

2015年01月05日 | 時事
最初は何故?と思っていても、徐々に事実が明らかになるにしたがって、その事故は起こるべくして起こったことが判ってきます。

残念なことは、乗客はそれを知らずに結果だけを突然受け入れざるを得なくなることでしょう。

まだ記事の内容自体の信憑性も流動的ですが、当初経験豊富なベテラン機長という報が安心材料ではなくそこに一つの要因がありそうな雲行きになってきました。

何が起こっていたのかを正確に解明するためにもブラックボックスの回収が待たれます。

犠牲になられた方々のご冥福と行方不明者が1日も早く見つかることをお祈りします。合掌。

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<着氷でエンジン故障の可能性=エアアジア機墜落から1週間>
ニフティニュース 時事通信配信 http://news.nifty.com/cs/ 2015年1月4日

 【ジャカルタ時事】インドネシア・スラバヤからシンガポールに向かっていたエアアジア機が消息不明となって1週間。カリマンタン島沖海底で機体の一部が発見され、当局は墜落と断定したが、飛行記録が残るブラックボックスは発見されず、墜落原因は分かっていない。ただ、現場は当時、積乱雲が多く発生しており、同機が積乱雲に突入して着氷し、エンジンが故障した可能性も浮上している。
 エアアジア機は昨年12月28日朝、スラバヤの空港を離陸。約40分後、パイロットが雲を避けるため、左への進路変更と、高度を3万2000フィート(約9750メートル)から3万8000フィート(約1万1600メートル)に上げる許可を管制当局に要請した。
 その数分後、当局が高度の一部上昇を認めると連絡した時には返答がなく、直後にレーダーから機影が消えた。墜落までの間、遭難信号も出ていなかった。
 インドネシア気象地理庁によると、交信が途絶えた一帯は当時、積乱雲が多く発生していた。同庁は、エアアジア機が突入したとみられる雲の中の気温は最低で氷点下80~85度に達していたとし、これが事故の引き金になったと分析。「この状況で最も起きやすいのは、エンジン損傷を引き起こす着氷だ」と指摘した。
 インドネシア運輸当局者は、エアアジア機のパイロットが出発前、気象地理庁の天候状況に関する報告書を受け取っていなかった可能性があると指摘。パイロットが悪天候を知らずに出発した疑いも出ている。
 エアアジア機が交信途絶後、急激に上昇したとの情報もある。ロイター通信は関係者の話として、レーダー記録では同機が墜落前に「信じがたいほど急上昇していた」と報道。この関係者は「機体の能力を超えるほどだった」とも述べており、この急上昇が墜落の原因になった可能性もある。
 専門家の間では、同機が積乱雲を避けて上昇した際に失速したとの見方も出ている。
 エアアジア機には乗客乗員162人が乗り、これまでに34遺体が収容された。 
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三都駅伝

2015年01月04日 | 戯言
フェイスブックで今日この記事を知りました。

いろんな考え方があるから面白いです。
こうやって断定調で言われるとムカっとくる人もおられるのでしょうが、意見としては解り易い。

箱根駅伝のおかげで優秀な選手が関東の大学に行ってしまうのだとしたら、関東への対抗心盛んな関西の大学に箱根駅伝に匹敵するレースを作ればいいのにとふと思ってしまいました。
まだこれを書いている時点で関西の自宅にいるからでしょうか。(笑)

確かに駅伝しかり、関東優位なスポーツ競技は多々ありますが、関西が覇権を握っているものも無くはない。
有名なところではアメフトです。
そして駅伝でも女子となると立命館や佛教大が強い。

全国高校駅伝は京都でやっているのですから、関西だってやりようだと思います。
琵琶湖1周駅伝でもいいんじゃないでしょうか。

東京に対抗するなら三都駅伝なんかもありかもしれません。
「山登り」が見せ場で必要なら、京都、大阪、神戸と結んで最後にゴールを六甲山頂にしてはどうでしょう。距離的にも箱根並みの距離になるはずです。
折角女子の強豪が関西に多いのですから、男女混合でやるのも面白いかもしれません。
懐深い関西人ですから、箱根駅伝予選で惜しくも出られなかった何校かを参加させてしまうのも一興でしょう。

そう考えれば、結構面白そうでワクワクしてきます。
「伝統」は作るものです。
むしろ縛られないだけ自由な発想で、競技としてチャレンジしたくなる、見て面白いものにして、継続できればそれが「伝統」になります。

あとは誰が実現にこぎつけるまで強力なリーダーシップを発揮して関西大学陸上界を纏め上げるかですね。
そこが一番難しいところでしょうが・・・。(笑)

新春早々、無責任な戯言でした。<(_ _)>

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<Listening:<時評・点描>箱根駅伝、スポーツにあらず=玉木正之>
毎日新聞 http://mainichi.jp/ 2014年12月27日

 私は、箱根駅伝が大嫌いだ。理由は明快。それがスポーツとは思えないからだ。

 実力だけで誰もが平等に参加できるのがスポーツの大原則。だが箱根駅伝は関東の男子大学生だけの大会。なのにメディアが大騒ぎしすぎる。その結果男子高校生の優秀な中長距離ランナーの多くが箱根を走ることを目指して関東の大学への入学を希望し、地方大学と格差が生じている。

 そんな格差を批判すべきメディアが主催者となり、ジャーナリズムを放棄して「正月の風物詩」とあおり、関東の大学の宣伝に一役買って格差を助長しているのにはあきれる。が、全国規模の大会にするにも問題がある。

 「駅伝が(日本の)マラソンをダメにした」(生島淳・著/光文社新書)という書籍もあるように、「たすきをつなぐ」ことに必死のあまり、科学的なランニングを忘れ「駅伝で燃え尽きる」ランナーが少なくないとの批判もよく耳にする。

 ましてや高い山を上り下りする箱根のコースは世界のロードレースとしては極めて特殊で、記録は公認されない。その過酷な坂道を走る走者を「山の神」などと称賛すればイベントは盛りあがるだろうが、そんなレースを全国の若いランナーが目指せば、日本の長距離界はさらに優秀な人材を失うだろう。

 最近の世界のスポーツ界は男女平等が大原則で、男子のレースしか行わない箱根駅伝は女性差別的・非スポーツ的な大会ともいえる。毎年末に京都で行われる高校駅伝も女子の距離はなぜか男子の半分のハーフマラソンで、日本の陸上界は「女性は弱い」という古い考えに縛られているとも思えるが、箱根駅伝に女性の参加が許されていないのは、女性の長距離走者を守る意味でむしろ喜ぶべきだろう。

 以上の「箱根駅伝非スポーツ論」に対し、箱根駅伝賛成派の声を聞いてみたいものだ。【スポーツ評論家】
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ニューイヤーコンサート

2015年01月03日 | 音楽
楽しいコンサートでした。
阪神・淡路大震災をキッカケに被災地を元気にしようと生まれたアンサンブルだそうです。

まあチラシから察せられるとおり決して堅苦しいものではなく、宮川彬良さんのトーク(というか、台本を一生懸命読んでいましたが・・・)もタップリ、勿論宮川彬良さん本業の作曲、編曲を駆使してクラシックの名曲を一層聴き易く、親しみやすいものに変身させて聴かせてくれました。
クラシック以外の曲も宮川さんの手にかかれば、コンサートホールでのアンサンブルに全く違和感を感じさせない味わいあるアレンジになってしまうところがまた興味深かったです。

それを巧い人たちが楽しそうに弾くので、聴いていてさらに幸せになります。

簡単には叶わぬことではありますが、オヤジもこういうさり気無く上手に楽しいコンサートをいずれはやってみたいものです。





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筋書きの無いドラマ

2015年01月02日 | 時事
1日前の予測記事。
そのとおりになることも多いですが、時にそのとおりにならないからスポーツは面白い。
そのとおりになれば「強さを見せつけたぞ!!」と見出しになっていたでしょう。
まさかが起きたから明日がまた面白くなりました。
明日の楽しみはド本命の意地です。どこまで盛り返すか。。。

それにしても実力拮抗で、往路で繰り上げスタートになることが無くなりました。
一方で差が少なくなったからでしょうか、山登りという駅伝でも特殊な5区の出来が4区までのレースを根底から覆すようになってきました。
「山の神」が天から降りてくるというより、山登り職人を育成できるかどうか、これは陸上競技「駅伝」とはちょっと違うのかなと思います。
とはいえ、ド本命を引き摺り下ろして往路初優勝の青山学院アッパレです。

一方でラグビーの我が母校は大方の予想通り圧倒的なチカラの前に敵わず順当負けでした。
それでも善戦した方でしょう。
相手がクラブ活動の域を超えて強過ぎます。。。

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<ド本命駒大、追う東洋大/箱根駅伝展望>
日刊スポーツ http://www.nikkansports.com/ 2014年1月1日

 下馬評を覆し大本命・駒大の7年ぶり優勝を阻止するのはどこか-。第91回東京箱根間往復大学駅伝は、明日2日午前8時に、東京・大手町で往路の号砲が鳴る。昨年11月の全日本で4連覇を果たし、選手層の厚さ、経験値の高さで7度目Vを狙う駒大がレースをリードしそうだ。連覇を狙う巧者の東洋大、スピードランナーをそろえた青学大、明大に伝統の早大が追う。3日に大手町でフィニッシュテープを切るのは、果たしてどこか。

 今回の箱根を勝てば学生3大駅伝通算22勝目で、単独トップに立つ駒大。昨年と同じ区間を5人が走るなど、持ち駒は豊富だ。今季は体調不良で前半は棒に振った中村を1区に配したのは、名将・大八木監督のGOサインだろう。ここで集団を散らし、2区の学生界のエース村山でさらにV争いを数校に絞り込む。山では安定感のある馬場、西沢を配し補欠登録の「第3エース」中谷を主要区間に投入。昨年、気負いすぎた村山のようなミスさえなければ盤石の布陣だ。

 双子の設楽兄弟が抜けた東洋大も1、2区にスピードランナーをそろえた。補欠の高久、服部弾も投入される。それでも酒井監督が「5強、6強といわれる中でウチは最下位」と話すように劣勢は否めない。未知数の山登りが鍵を握る。

 楽しみなのはトラックのタイムで駒大を上回る青学大。一色、神野、久保田の3本柱に小椋、藤川らをそろえ原監督が「ウチは2チーム作っても両方ともシード権を取れます」と話すように持ち駒は見劣りしない。勝てば66年ぶりVという最長ブランク優勝になる明大も、全日本MVPの横手に、大黒柱の大六野、有村、文元とエース級をそろえる。5区の区間賞獲得校=総合優勝という最近の傾向から、明大も山登りの文元がキーマンになる。

 エース大迫が卒業した早大には、勇退する渡辺監督を「胴上げして送り出す」という他校にはないモチベーションがある。勝負事では侮れない要素だ。5区の区間賞候補・山本も2年ぶりに復帰する。4年ぶりV奪回を目指す名門を、ライバル校も警戒を強める。

 オムワンバ、井上の2枚看板を擁する山梨学院大やスピード型の東海大、前々回優勝の日体大も上位をうかがう。217・1キロの「走力戦」から一瞬たりとも目が離せない。【渡辺佳彦】

 ◆箱根の覇権争いの変遷 過去90回を数える大会で最多優勝を誇る中大、早大、日大、順大、日体大、明大が伝統校として知られるが、00年以降、箱根の勢力図はがらりと変わった。00年正月に初めて王者となった駒大が、8年で6度の優勝。続いて09年に初優勝した東洋大が、前回大会までの6年で4度の王座に就いた。00年以降の過去15回で、駒大と東洋大が10回も占め「2強」時代を築く。一方で、中大は64年を最後に50年も優勝から遠ざかっている。

 ◆コース変更 往路の5区、復路の6区で通過する箱根の函嶺洞門が14年2月から通行止めとなり、その脇に開通したバイパスを今回から走行。別ルートとなるため距離にして約20メートルの差が出る。前回までの記録は参考記録となり今回からの記録が新規記録となる。
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