小さな旅、大きな旅の写真物語(Virtual trips/travels)

京都や東京を本拠地として、自然の中や町を歩きながら、撮った写真をどんどん掲載します。いっしょに歩いているように。

新幹線途中下車の旅  ~丹波焼~  その1

2012-11-23 21:11:27 | 旅行
新幹線途中下車の旅  ~丹波焼~  その1

10月11日
朝は早く起きて、大阪から丹波焼を見にゆきました。



本当は、丹波焼と同時に破損仏がある謎のお寺、達身寺に行きたかったのです。

<丹波の正倉院と呼ばれる達身寺は、丹波地域でもっとも古いお寺の一つであるといわれており、奈良時代に行基によって開かれ、背後の十九山に大伽藍が広がり、多くの僧兵を抱えたが、明智光秀の丹波攻めで焼き討ちにあったと伝えられています。達身寺には一寺に一躯奉ればよいと言われている兜跋毘沙門天が十六躯もあり、宝物殿には国指定の重要文化財の仏像12躯と県指定の仏像11躯他が安置され、当時奈良や京都で腕をふるった仏師快慶を初めとする多くの仏師達の養成所であったと考えられています>
ネットに説明を読めば、行きたくなりますよね。さらにネットから

京都福知山市宮垣(みやがい)の威徳寺観音堂の破損仏(<like lady Godiva,晴れた日は破損仏を見に>より)




<木けずらん会関係者のイベントブログから>


<謎を秘めた仏たち 川尻祐治氏ブログより>

山深い丹波のさらに奥まった地に、平安時代の初期から山岳修験の場として栄え、やがて消えていった達身寺と威徳寺。百体を越す破損仏や未完の仏像を収蔵する二寺の存在を知った---- 破損仏が兵庫県氷上郡氷上町清住の達身寺に二百体以上、京都府福知山市宮垣の威徳寺に百体以上収蔵されている。<陶工 角岡秀行氏、丹波のころ 達身寺より抜粋>

丹波焼は大阪から福知山線、快速で相野駅まで約1時間、そこからバスで15分。
達身寺はさらに一時間、石生駅でおりて、ここからが問題、タクシーで20~30分、バスで行っても結局4km歩く。威徳寺は福知山駅までさらに20分。

調べても、丹波のあたりは情報が少なくて、よくわからない。達身寺に電話して色々聞きました。仏像の写真は撮影できますか? <以前は撮影出来ましたが、現在は撮影禁止です。カメラマンのマナーが悪くて禁止としました。> こう言われると、どうしようもない、ほんとに最近のカメラマンのマナーの悪さはひどいものだ。
この前の高麗神社の獅子舞もカメラマン同士で喧嘩になって、大変だった。みんなで一定の距離をおいて円陣を組んで撮影していると、一人、前に出て撮影し始める。 <おい、常識を知らないのか>と誰かが怒鳴ると、<ここは撮影会でない、観光で撮っているのだから文句あるか>という。わけわからん理屈を並べて、このおじさんいっこうにやめようとしない。 ちゃんとした身なりの、引退部長風のおじさんである。どなり合いになって、獅子舞関係者が、こまるからどいてくれといって、そのおじさんは排除されて幕となった。 みんな前に行きたいのだが、そうしたら、大変な騒動になって、獅子舞がメチャクチャになるのは目に見えている。 円陣を組むのが常識でしょ。観光だから関係ないとは、この人、自分だけよければいいのだという考えで、サラリーマン生活を勝ち抜いてきたのでしょうか? それとも、最後にそのためにコケタのでしょうか?  こんなのはいい方で、はっきりいって最近のカメラマンのマナーはめちゃくちゃだ。以前、京都,深草の石峰寺さんがいうには、伊藤若冲の石仏の写真を撮るのに、暗いといって、勝手に竹林の落ち葉を集めて焚火を始めたカメラマンがいたそうだ(違ったかな、いっぱい蝋燭を並べた、だったかな? わすれた)。 山火事ものである。  おかげで、どこもかしこも撮影禁止。 プラハのオペラハウスはよかったですよ。 写真を撮りたい人は、別料金を払って、腕章を巻いて、ガイドと一緒に撮影するのです。カメラマンはめちゃくちゃだけど、だからといって、何でも禁止するのはバカでしょ。問題が起きないような仕組みを作って、それでさらに稼ぐという賢さが必要です。それでみんな幸せになります。 日本はなんで<みんな幸せになりましょう>という感覚がないのでしょうか。 具合が悪ければ何でも禁止。 法律もなにか問題が起きそうだと<規制>をつくるばかり。昨日の山荘美術館も同じ(当方もしつこいね)。 <規制>をつくるしか脳がないのは、ただ何も考えない、何も生み出さないバカです。

達身寺は行かなくてよかったです。丹波焼だけでも全然時間が足りなくて、とても2か所に行くことは無理でした。破損仏はもう一度、しっかり計画を立てて挑戦しましょう。なんで、破損仏なぞ興味を待つのかというご質問には、なんとも。  完ぺきなものより、そこには作っている人の心が見えるとでもいいましょうか、その不完全さの延長に、無限の想像が、創造が見えるとてでもいいましょうか。
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リコーGXRでの軽量高画質への挑戦  その6 (最終回)

2012-11-22 20:16:13 | 旅行
リコーGXRでの軽量高画質への挑戦  その6 (最終回)

今なにを試みているのか、まず、この旅で使っている、リコーGXR+マウントA12+ペンタックスDA 18-135mmの意味です。通常マウントA12はオールドレンズやライカレンズの単焦点を付けるのが原則で、ズームを付けるというのはリスクがともなうのです。まず絞りリングがアダプターに支配されるので、自由が利きません。ズームは妥協の産物ですから、状況が変わるとどういう絵を生むか予測がつきません。このような一般通念からいうと難しいズームですが、リコーGXR+マウントA12+ペンタックスDA 18-135mmは意外にもいい絵を作ること気が付いたのです。これを確認したかった。 もうひとつ、AFなし、手ぶれ補正無しで、どこまで実際に使えるのか、実用の範疇に入れるか試したかったのです。


リコーGXR+マウントA12+ペンタックスDA 18-135mm  以下同様




山崎聖天の本堂

訪ねたお寺はいずれも山間の静かなお寺で、取り立てて書くこともありませんが、アサヒビール大山崎山荘美術館を訪ねた時にはちょっと足をのばしてみてください。 ただし、ハイヒールはだめですよ。



そうこうしているうちに山荘美術館が開きました。



今日は、この展示を見に来たのです。

以前一度、炎の陶工とかいうタイトルだったか河井次郎(かわいかんじろう)の展示会を見に来て、河井次郎に出会い、京都五条の河井次郎記念館に出会い、そしてこの山荘美術館が多数の蔵品を持っている濱田庄司(はまだしょうじ)・河井次郎(かわいかんじろう)・バーナード・リーチ・富本憲吉(とみもとけんきち)、すなわち、柳宗悦一派と民芸運動に出会い、その大元であるウイリアム・モリスと出会い、柳宗悦がその価値を世に広めた、韓国陶磁器、大津絵、沖縄壺屋焼、明日行く丹波焼と広がって行くのです。 そして、ウイリアム・モリスのように自然からパターンを自ら抽出しようと写真を撮り、それを具現化しようと陶芸を始める、全ての流れはこの山荘美術館で河井次郎に会ったことから始まっています。当方のブログの大半はこの山荘美術館が原点なのです。
  とはいっても、当方は、この成金趣味のミーハー的山荘美術館そのものは全然好みで無いのです。なぜ、濱田庄司(はまだしょうじ)・河井次郎(かわいかんじろう)・バーナード・リーチ・富本憲吉(とみもとけんきち)の作品がここに集まっているのかとても不思議なのです。 ここでの展示会は全部、自前の蔵品の展示だそうです。  かれら、柳宗悦一派と民芸運動とは成金趣味を否定し、民衆の土着文化のエネルギーを第一とした集団です。河井次郎は人間国宝を拒否して、自分の作品は芸術品でなく民芸品だといって、作品に名を入れることもしなかった。

山荘美術館が嫌いな理由の一つとして、ここは一切の撮影が禁止で、作品はもとより館内の一切撮影することができません。



山荘美術館のHPの写真とか展示会のパンフレットの写真しか載せることができません。 蔵品のカタログを買おうとおもうと4000円弱するので買う気になりません。作品の絵ハガキもありません。 ミーハー・グッツしか売っていません。 よって、展示会の作品は一切載せることができません。 仮に本を買ってコピーしようものなら怒鳴りこんでくる剣幕です。 しかたなく、ふと思いついて、ノートに展示物の絵柄をスケッチし始めたところ、警備員が飛んできて<書いてもいいですが、鉛筆をつかってください、ボールペンもシャープペンシルもダメです>といいやがった。 後半は決まりなら、しかたないからいいとして,<書いてもいいですが>というところがとんでもなく頭にきた。 何か悪いことでもしているようだ。 ワシントンDCのナショナルギャラリーオブアートでは中でキャンパスを立てて絵を模写することもできると言うのに。 なぜスケッチしているとおもうのか、当方の原点だから、すこしでも作品の印象を頭に残して、かれらの軌跡をたどろうとしている思いからやっていることだ。
作品はなぜ存在しいて、なぜそれを展示しているのか。 金持ちが集めた財宝をひけらかして、成金のプライドを満足させるために展示しているのか。  民芸運動の連中と付き合って、その作品を愛で、これを集めた、アサヒビールの初代社長、山本爲三郎(やまもとためさぶろう)はそんなこと望んでいないのでないか。後を継いだ、この山荘美術館の管理者の頭がおかしいのではないか。そんなに金があるなら、一部屋くらい図書室にして、関連する陶芸や美術品の本を集めて、先輩方の心の真髄を少しでも理解できるように、若い人がそこで何かを得て、またつぎなる芸術品や民芸品を作り上げていけるように、若き芸術家を育て、年取った人に安らぎを与える、そんな空間を作ったらどうですか。
作品を管理して、展示会を企画している方々はよく芸術をわかった人だと思います。しかし、山荘美術館を管理して、全体的雰囲気を作っている連中のミーハー感覚は、こんなところまでわざわざ訪ねてくる人の大半の方の内心をがっかりさせているのではないか。 それとも、モネの睡蓮の池を真似した池とモネの絵の大画面投影像に喜ぶようなミーハーばかりが訪ねてくるのか。それならば、そんなところになぜ、濱田庄司(はまだしょうじ)・河井次郎(かわいかんじろう)・バーナード・リーチ・富本憲吉(とみもとけんきち)の作品が集まっているのか??それとも、かれらも、モネも美しい山崎の自然も、いずれも素直な心で感じればいいだけで、なにもおかしなことはなく、当方がただひねくれているだけなのか??
ふと思いました、この別荘を作った加賀正太郎と柳宗悦を好んだアサヒビール初代社長、山本爲三郎はセンスが違うのではないか。加賀正太郎は明治21年(1888)、大阪市東区の富商の長男として誕生。12歳の時に父が亡くなり、家督を引き継ぐ。東京高等商業学校(現一橋大学)卒業後、不動産経営、貿易商、株式取引に携わり、莫大な資産の手に入れる。その時、その時の時流を読んで、新しい事業を展開するかれの商才に関しては感服し、心から尊敬します。ビールもその先見の明から始めた事業で、現在はキリンビールとトップを争うビールメーカーを作り上げたのです。かれの、西洋崇拝、成金趣味も自然なことでしょうから、とやかく言うつもりはありません。問題はその後の美術館の管理者です。



この別荘を作った加賀正太郎がここから建築を指揮したといわれる、白雲楼がみえます。

<欧州遊学後帰国した加賀正太郎が別荘を建てようと、1911年6月に木津、宇治、桂の三川が合流する天王山麓に土地を購入したのが、山荘の始まりです。加賀自らが設計し、1917年までには木造の洋館を完成させました。山荘建設にあたり、「白雲楼」と呼ばれた塔屋をまず山側に建てています。この塔の上から加賀が工事を指揮したといわれております。塔は現在も美術館の山側の敷地に残っています。山荘を設計するにあたり、庭も山荘の大切な要素と加賀は考え、「悠々居」と呼んでいた山荘本館の下には、3つの池「琵琶の池」「一の池」「二の池」を配し、庭と山麓にとけ込んでいました。山荘の工事中に、文豪夏目漱石も山荘を訪れました。隣接する宝積寺(通称宝寺)を眺めながら「宝寺の隣に住んで桜哉」の句を残しております。>





三つの川が合流して淀川となる風景が一望できます。



夏目漱石が隣接する宝積寺(通称宝寺)を眺めながら「宝寺の隣に住んで桜哉」の句を残した、宝積寺が見えます。


テラスに飾ってある濱田庄司陶板


バーナードリーチ陶板



濱田庄司(左)、バーナード・リーチ(右)と銀杏の奇跡のコラボとネットには書いてあります。



テラス、今回は仕事が待っているので、ビールを飲まなかったけれど、そりゃ飲まなければうそでしょう。



昨日は、当方の起業の聖地である、上賀茂神社を参拝し、今日は当方のアートの聖地である山荘美術館を訪れ、柳宗悦一派を参拝した。  最後の<書いてもいいですけれど>で山荘美術館は地に落ちた。これからは、美術館をおとずれるのではなく、柳宗悦一派の作品に会いに行くということにしよう。
  この旅の続きで、次の日は丹波焼を見に行きました。明日からは、カメラの話ではなく、<新幹線途中下車の旅>シリーズとしてブログを書きます。 丹波焼ではもっと恐ろしい目に会うのです。<撮影禁止、模写も禁止>。山荘美術館はまだましな方で、<書いてもいいですけれど>といういいかたも、ごく自然なのかもしれない。なんだ、世の中そんなものなのだ。  だけど、ほんとにそれでいいのでしょうか??? 当方の感覚からはとんでもなく間違っているようにおもえるのですが。 なぜ、柳宗悦は民芸運動を起こしたのか。
さて、本題のリコーGXRでの軽量高画質への挑戦についてまとめましょう。
リコーGXR+マウントA12+ペンタックス18-135mm の組み合わせは(おそらく富士フィルムX-E1+ソニーツアイス・バリオゾナー 16-80mmの組み合わせでも)、オートフォーカス無し、手ぶれ補正なしの状態では、気軽な旅の友、ブロガースケッチ、スナップ写真いずれも、まったく向きませんね。コンデジの方がずっとましです。これらの組み合わせはあくまで、じっくりと本気モードで、対象に向き合わないといい絵が撮れません。本気で向き合えば、一眼レフに対抗できる画質が得られます。 もし、差があるとしたらカメラの操作性の完成度の差です、あるいは、使う人のセカンドカメラと思う、勘違いです。 もうひとつあります、カメラを作っている人自体が、セカンドカメラを作っていると思っているからいけないのです。   <軽量高画質撮影には三脚が必要だった>という、よく考えれば当たり前で、且つとんでもなく新しい発見でした。  旅の友用には、そのうち純正のレンズを買う必要がありますね、前からそう思っていたのですが。リコーGXRは手ぶれ補正があるレンズがほとんどない、富士フィルムのレンズは高いということで、しばらくこのままで推移しそうです。アダプターがもっと進化して、AFが使えるようにすれば(現在もAFがつかえるアダプターは幾つかあるのですが)、手ぶれ補正レンズを付けて完成です。 でも、軽量高画質も理想を追いかけるとお金もかかるし、簡単には行きません。 そこが楽しいと言えば楽しい。
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リコーGXRでの軽量高画質への挑戦  その5

2012-11-21 20:27:41 | 日記
リコーGXRでの軽量高画質への挑戦  その5

11月7日、京都から大阪に移動する途中、時間があるので山崎に寄ります。






木津川、宇治川、桂川の3本が合流して淀川になる場所、アサヒビール大山崎山荘美術館とサントリー蒸留所と2つのお酒の会社の関係施設が並んでいる場所、駅の真ん中に京都と大阪の境にある場所(大阪側が山崎で京都側は大山崎という地名だそうだ)、信長を討った明智光秀と豊臣秀吉(羽柴 秀吉)が天王山の戦いを展開し、秀吉が明智を破った場所でもある。天王山は標高270mmの低い山で、アサヒビール大山崎山荘美術館はその中腹、天王山ハイキングコースの入り口にあります。



アサヒビール大山崎山荘美術館は10時開館で、時間がだいぶあったので、天王山ハイキングコースをほんのちょっと歩いてみました。このあたりは自然がきれいな、すがすがしく、京都・洛西の雰囲気をただよわせた上質な地域です。




リコーGXR+マウントA12+ペンタックスDA 18-135mm 以下同様

登ろうかやめようかとおもわせる急な石段を上がると、大念寺(だいねんじ)という小さなお寺があります。



特に何があるわけでもなく、柿の葉っぱを撮って、また急な階段をおりて、アサヒビール大山崎山荘美術館の前の道を上がります。





もう少しできれいな紅葉がみられたのにと思いながら、それでも京都の自然はなぜか美しい。どこか他とは違うのである。



裏手から宝積寺に入ります。









重要文化財の三重塔があります。



観光客を相手にしているというよりは檀家の人を相手にしている感じのお寺さん。でも山(天王山)がきれいです。
再び、山荘美術館入口へつながる道にもどると、観音寺(通称、山崎聖天、やまざきしょうてん)へ続く竹林の小道という立て札があったので、行ってみました。





ちょっとした山道です。 ネクタイを締めた仕事の恰好で、靴は25年前からはいている、ハワイで買ったコールハーンのバックスキン。街中で履いているのに、何度もこういう山道を歩かされても、いっこうに音をあげずに、いままで何回底を貼り替えたことか。靴屋のおじさんが笑っていた驚異的年季もの。15分ほど歩くと山崎聖天につきます。

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リコーGXRでの軽量高画質への挑戦  その4

2012-11-19 20:16:55 | 日記
リコーGXRでの軽量高画質への挑戦  その4


富士フィルムX-E1 + NovoFUX/MIN-AF αマウント→Xマウント+ソニーツアイスズームVario-Sonnar T*ズームレンズ(DT16-80mm F3.5-4.5 ZA)SAL1680Z


Novoflex adaptor αマウント→Xマウント


リコーGXR+マウントA12+ ペンタックスDFA 100mm macro

富士フィルムX-E1 + NovoFUX/MIN-AF αマウント→Xマウント+ソニーツアイスズームVario-Sonnar T*ズームレンズ(DT16-80mm F3.5-4.5 ZA)SAL1680ZおよびリコーGXR+マウントA12+ ペンタックスDFA 100mm macro。これが、現在の2台体制です。 16mm から100mmまで、マクロも対応ということで、軽量高画質、風景写真の布陣となる予定です。どちらの組み合わせも900g、三脚が1.2kg, 2倍のリアーコンバーターが0.2kgで総計3.2kg。これで16mmから200mmまでカバー出来ることになります。写真で見るようにカメラ本体のスタイルなぞどうでもいいのです。X-E1は目立ってはいけないので、当然ブラックです。レンズが主役です。カメラは黒子です。 Novoflex adaptorは絞りの程度をしめす目安が書いてあるところがKIPONよりベターで、うれしい。この目盛り手動絞り値が全てを決してしまうのです。レンズもカメラも絞りに対してはまったくコントロールできません。 AFと手ぶれ補正を捨てるという犠牲を払って、レンズを主役に、全てのレンズをつかう自由を手に入れようとしているのです。ミラーレスだから出来るのです。
今まで、絶対に出来なかったことが出来るようになったのです。

さて、京都にもどりましょう。
用事をすませて、夕暮れの京都御苑に向かいます。


リコーGXR+マウントA12+ ペンタックスDA 18-135mm 以下同様



何も言う言葉はありません。東山が見えて、御所が見えて、再び、御苑を歩くことが出来るだけで幸せです。















今日は三条に泊まって明日は山崎経由で大阪です。
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リコーGXRでの軽量高画質への挑戦  その3

2012-11-18 19:57:39 | 旅行
リコーGXRでの軽量高画質への挑戦  その3

11月18日
とうとう、富士フィルムX E-1を買ってしまいました。77,718円なり。 ソニーツアイスズームVario-Sonnar T*ズームレンズ(DT16-80mm F3.5-4.5 ZA)SAL1680Zとつなげます。アダプターがKIPON製は受注生産ということで、高いNovoFlex, 19,800円になってしまいました。作りはさすがにNovoの方がずっとしっかりしていてガタガタしない。絞りリングがついていて、一応簡単な絞り程度の目安がついているところもいい。ヨドバシカメラさんに聞いたらαマウントからMマウントのアダプターも存在しているということで、とってもショックを受けました。マップカメラできいたら、あるわけないという感じでしたが。 何でも秋葉原ヨドバシカメラさんに聞くのがいいですよ。一番クオリティーが高い情報が得られます。  つまり、ソニーツアイスズームをリコーGXRに付けられるということです。富士フィルムX E1を買わなくてもソニーズームが使えるではないか。 しかし、アダプターが3万円もする。  もう乗りかけた舟だ! 富士フィルムX E-1を買ってソニーツアイスズームを付ける路線をそのまま突っ走る決心をしました。いよいよ軽量高画質の2台体制にはいります。ヨドバシカメラではさかんに富士フィルムX E-1発売を連呼していましたが、思ったように売れるのか??? 小さい高画質が一般の方に理解できるのだろうか。見た目はただのミラーレスですから、やけに高いミラーレスと思われたらおしまいだ。富士フィルムX-Pro1は高そうに見えるから、これまで売れたのでしょうが。 X E-1は売れ残って3月の期末にガタガタと値が下がる可能性もありと読んだのですが、 もう、買いの動きです、動き始めた流れを止めることはできませんでした。

さて、本題に戻って、リコーGXRの<もう一度試写>のつづきです。リコーGXRとペンタックス18-135mmズームの相性がやたらいいことに気が付いて、これを旅のお供にしてみました。今度は三脚なし、手持ちです。11月6,7,8日と京都、大阪に仕事で出張したついでに、京都、6日上賀茂神社―鴨川―京都府立植物園―御所のお決まりコース、京都、7日、山崎、アサヒビール大山崎山荘美術館とその周辺、8日、丹波篠山、丹波焼という旅です。紅葉はまだちょっと早いのは残念ですが、出張ですからしかたない。


リコーGXR+マウントA12+ペンタクスDA 18-135mm  以下同様

京都に来た時にはまずは上賀茂神社に参拝。これは決まりです。また桧皮を奉納して、これで3枚目、上賀茂神社本殿の屋根のふき替えで、当方の献上した3枚の桧皮が屋根に乗っかることになるわけです。





いつも通りの風景ですが、ここだけちがっています。立砂の後ろの細殿が結婚式場に変身していました。上賀茂神社で結婚式を挙げたいカップルはあとを絶たないのです。しかし、神聖な雰囲気がそがれた感はまぬがれません。















さて、いつものようにみそぎ茶屋でそばを食べて、すぐき屋ですぐきを買おうと思ったのですが、3日室温では発酵しがすすんでしまうといことで断念。 鴨川に出て、ほとりを歩きます。





秋なのに、春のような花が満開。



背高泡立草でもなにも無いよりはましです。



加茂川のほとりを30分ほど歩いて、いつものように京都府立植物園にはいり、ケイトウさんに出会う。









コスモス、秋バラと続きます。



新宿御苑でお友達になったユリの木とはすでに府立植物園で出会っていたのでした。



フウさんとしばらくぶりに再会。 まだ赤くなっていないけれど、おひさしぶりです。



入口付近に黄色いコスモスがありました。東京の昭和記念公園でもお目にかかることが出来なかった黄色いコスモスです。

どうでしょうか、手持ちですと、やはり絵のラインの鮮度が落ちます。リコーGXRは色調よりローパスフィルター無しの解像度が優位性であることがわかります。三脚をつかうとリコーGXRはその力を発揮します。手ぶれ防止が無いですからね。予想外でしたね、小型カメラの用が三脚が必要だなんて。三脚なしですと、まあ何とかという感じでしょうか。富士フィルムX-E1がどう出るか、楽しみと言おうか、吉と出るか,凶と出るか恐ろしい。
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