小さな旅、大きな旅の写真物語(Virtual trips/travels)

京都や東京を本拠地として、自然の中や町を歩きながら、撮った写真をどんどん掲載します。いっしょに歩いているように。

風景写真への挑戦 上高地紅葉編  その7

2012-11-10 20:31:55 | 旅行
風景写真への挑戦 上高地紅葉編  その7


ペンタックスK5、ペンタックス100mm macro

キャンプ場がある小梨平には桂川に並行して流れる小川、清水川があります。きれいな水が流れていて、水草が揺れる様はいつもかわりなく美しい。 この変わりなくということがとってもうれしい。 この水草は梅花藻(バイカモ)というらしく、夏にはウメに似た白い花を咲かせるそうです。世の中にはきれいなものがあるもんだ。


ペンタックスK7、シグマ8-16mm


ペンタックスK5、ペンタックス100mm macro

林を抜けて、桂川のほとりに出たとこころで三脚を下して撮影。 


ペンタックスK5、ペンタックス100mm macro


ペンタックスK5、ペンタックス100mm macro


ペンタックスK5、ペンタックス55-300mm


ペンタックスK5、ペンタックス55-300mm

しばらく行くと明神橋、ここを渡れば明神池です。


ペンタックスK5、ペンタックス16-50mm


ペンタックスK5、ペンタックス16-50mm

明神池


ペンタックスK5、ペンタックス55-300mm


ペンタックスK5、ペンタックス16-50mm


ペンタックスK5、シグマ8-16mm

明神池のそばに、嘉門次小屋という岩魚が美味しく食べられるお店があります。古くからここで岩魚漁をやっていた方の末裔が開いているお店です。ここの岩魚の塩焼きは美味しいですよ。ちゃんと岩魚の香りがする岩魚の塩焼きはうれしいかぎりです。昔は岩魚がうようよいたそうで、今でも明神池からの小川に魚影をみることができます(岩魚かどうかはわかりませんが)。以前もここで岩魚を食べました。その時はたしか日本酒を一杯飲んで、それの受けについてきたお味噌がとびきりうまかったので、お聞きしたら、自家製で売ってはいないそうでした。それ以来、上高地に来るとねぎ味噌、山椒味噌、ふき味噌などのお味噌を買って帰ることになったのです。もちろん売店のお味噌ですが、それでもおいしいですよ。
予定ではもっと先に進むはずだったのですが、この分では時間的にどうも無理そうで、ここから引き返しました。来たときとは反対側の下流に向かって右岸をあるきます。
  嘉門次小屋のお兄さんにいわせると、今年の上高地の黄色系の紅葉は壊滅状態だそうです。雨が降らなかったので、紅葉する前に落葉してしまったということです。実は、これまで紅葉を撮るのにとても苦労しているのです。上高地はカツラ、シラカバなどの黄色系の紅葉が命ですから、それが壊滅状態ということはとってもつらい撮影なのです。カラマツだけはなんとか紅葉を保っているので、これまでカラマツの紅葉の登場が多い結果となっています。しかし、帰りの右岸はモミジ系紅葉が綺麗なところがあって、少しは写真が撮れました。 


ペンタックスK5、ペンタックス18-135mm


ペンタックスK7、ペンタックス100mm macro


ペンタックスK7、ペンタックス55-300mm


ペンタックスK5、ペンタックス18-135mm


ペンタックスK7、ペンタックス18-135mm

もっともっと水を撮りたかったのですが、NDフィルターなしでは、表現が制限されてしまうことと、もう一つ、意外にいい撮影ポイントを見つけられなかったということがあります。 みなさんが通る道に、時々ビューポイントが設置されており、そこから撮れるのですが、みんな同じ写真になってしまいます。自分で、河原を歩いてポイントを探さねばならないのですが、家内と一緒ではそれがままなりません。足場の悪いゴロタ石の川原をあてもなく歩かねばならないのです。でも家内には撮影の助手としてずいぶんと活躍してもらっています。プラスマイナスです。 本当に面白い写真をとるなら一人で行くのが一番であることは分かっていますが、残り少ない人生を夫婦で旅することも必要なことでしょう。


ペンタックスK5、ペンタックス100mm macro


ペンタックスK7、ペンタックス18-135mm

もう日がななめになって、山の影と浮かび上がるカラマツの紅葉と、化粧柳でしょうか少し葉っぱが銀色に輝く、この木が当方にはとっても魅力的です。



ペンタックスK5、ペンタックス18-135mm

なんとかスローシャッターを織り交ぜながら、生き残った紅葉を撮ります。

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風景写真への挑戦 上高地紅葉編  その6

2012-11-09 20:36:26 | 旅行
風景写真への挑戦 上高地紅葉編  その6

10月21日(月曜)
早起きして、早朝の大正池を狙います。といっても、何がどうなるかわからないのでとにかく湖畔に三脚を据えます。 似たようなカメラファンが、そうですね10人くらい三脚をセットしています。


ペンタクスK7、★ ペンタックス16-50mm


ペンタクスK5、 ペンタックス55-300mm

焼岳のほうから日が当たってきました。


ペンタクスK5、 ペンタックス55-300mm

わずか湖面に霧がかかっています。どうやら皆さん霧のかかるのを待ち望んでいるようです。


ペンタクスK5、 ペンタックス55-300mm

残念ながら、霧が増加するようすはありません。 こういうコントラストの強い時はハーフNDフィルターを使えと米先生が強く言っていました。<えーなんでNDフィルターを使わなかったんですか>というぐあいです。 今回は間に合いませんでしたが、その後買いましたよ、普通のNDフィルターとハーフNDフィルターの両方とも。なんせハーフNDフィルターは四角いやつしかないので、ホルダーだの、レンズ径にあわせたリングだのいろいろと道具だてが面倒なようで、たいへんです。
さて、大正池にもどります。


ペンタクスK7、 ペンタックス18-135mm


ペンタクスK7、 ペンタックス18-135mm


ペンタクスK5、 ペンタックス55-300mm

穂高のほうも日があたってきました。


ペンタクスK7、 ペンタックス18-135mm

この雲が面白いので、どうやったら面白さが表現できるがいろいろやってみました。


ペンタクスK7、 ペンタックス18-135mm


ペンタクスK7、 ★ペンタックス16-50mm

空を入れるのもいいのですが、むしろ、湖面に映る空だけの方がいいと思います。


ペンタクスK7、 ★ペンタックス16-50mm

8時ですが、0℃近いでしょうか、非常に寒い。周囲の木々には霜がおりています。今日は少なくとも明神池まではいかなくては、それから先へも行ってみたい。何しろ我々は時速1kmですから、時間を稼ぐためにバスで河童橋まで行きます。 バスに乗ってふと大正池を見ると、山全面に日がさして、紅葉の山が黄金色になり、それが湖面に映って、上下、黄金色の全面展開になっていました。しかし、当方はバスの中。今回の撮影でおそらくもっともいいチャンスを逃してしまいました。一人だったら、次のバス停で降りて戻るのですが、家内に申し訳ないので、我慢して河童橋へ向かったのです。これがずっと後まで後悔の後を引いています。朝は日が当たる瞬間を捉えよと本に書いてあるではありませんか。いつどこがどれくらい日が当たるかわかっていないとチャンスは捉えられないのです。紅葉を撮りに来たのですから霧なんて、陳腐で目じゃないよ、紅葉全面展開だよ。 バカだね、ほんとバカだ。これはバスの高い位置から見たから全面展開に見えたので、湖畔では見えないかもしれないなどとブツブツいいながら、チャンスは過ぎさり、河童橋からの展開に気持ちを切り替えるのが大変。

朝のすがすがしさから、昼間の強い光に変わってきています。早く、朝日のうちに撮らなくては。でも川面は暗い。


ペンタクスK7、 ★ペンタックス16-50mm


ペンタクスK7、 ★ペンタックス16-50mm


ペンタクスK7、 ★ペンタックス16-50mm

日が横から差しているあいだに山肌を撮らなくては。


ペンタクスK7、 ★ペンタックス16-50mm
明るい水の流れはNDフィルターがないと、幾ら絞ってもシャッタースピードが落ちないので、スローシャッターの効果が出ません。ISO感度をもっと落とせればいいのですが、K5はISO100まで、K7はなんとISO200までしか落とせません。 高感度より低感度が欲しい。 


ペンタクスK7、 ★ペンタックス16-50mm

河童橋での当方。最大のチャンスを逃して、だいぶふてくされているようです。


ペンタクスK7、 ★ペンタックス16-50mm

心を入れ替えて、河童橋から上流に向かって右手に道を明神池に向かいます。

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風景写真への挑戦 上高地紅葉編 その5

2012-11-05 22:50:30 | 旅行
風景写真への挑戦 上高地紅葉編 その5

大正池の湖畔ではカメラを構えた方が数人いらいしゃいました。 最後まで一人粘っている方は何かを待っている、きっと、これからなにか素晴らしい瞬間がおとずれるのだろう、何だろう、何だろうとおもってずっと観察していたのですが、何も起きません。 ただ暗くなる一方です。どうも、ただぼんやり景色を見ていたにすぎないようでした。初めてトライすると、どこの、どんな時が素晴らしいのかさっぱりわかりません。 


ペンタックスK5、シグマ8-16mm


ペンタックスK5、シグマ8-16mm


ペンタックスK5、シグマ8-16mm


ペンタックスK7、ペンタックス★16-50mm


ペンタックスK7、ペンタックス★16-50mm


ペンタックスK7、ペンタックス★16-50mm

家内は寒いといってさっさとホテルに引き揚げてしまいました。当方はかなりねばったのですが、なにかすごい瞬間がおとずれるでもなく、あまりにも寒いので、あきらめて引き揚げました。


ペンタックスK7、ペンタックス★16-50mm

夕食は至れり尽くせりでしたが、お味は並です。野沢菜がダントツにおいしい。その横のきくらげ+シソも結構でした。両方ともお土産に買って帰りました。そうそれからお味噌が美味しいのでいつも買って帰ります。調理みそのネギミソとかサンショミソです。

次の日の上高地、旅行記は仕事の都合により金曜日以降のアップとなります。だんだん、紅葉が登場します。ご期待ください。
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風景写真への挑戦 上高地紅葉編 その4

2012-11-04 20:46:15 | 旅行
風景写真への挑戦 上高地紅葉編 その4

散策路は、林の中を歩きます。時々桂川といおうか大正池といおうか、水のそばにでます。


ペンタックスK5、シグマ8-16mm


ペンタックスK5、シグマ8-16mm


ペンタックスK7、ペンタックス55-300mm


ペンタックスK7、ペンタックス55-300mm


ペンタックスK7、★ペンタックス16-50mm


ペンタックスK7、★ペンタックス16-50mm


ペンタックスK7、★ペンタックス16-50mm


ペンタックスK7、★ペンタックス16-50mm


ペンタックスK5、シグマ8-16mm


ペンタックスK7、★ペンタックス16-50mm


ペンタックスK7、ペンタックス55-300mm


ペンタックスK7、ペンタックス55-300mm


ペンタックスK7、ペンタックス55-300mm


ペンタックスK7、ペンタックス55-300mm


ペンタックスK5、シグマ8-16 mm

田代池に着きました。 すでに4時少し前、薄暗くなってきました。 ここの水はいつもきれいです。しかし、暗くて撮影がままなりません。


ペンタックスK7、ペンタックス16-50mm



なんと1.5kmも歩いていません。 家内は遅いし、当方はしょっちゅう止まって撮影の相乗効果で、超スロースピードのウオーキングです。5時には真っ暗になるということで、早々引き返します。どんどん気温も下がってきました。


ペンタックスK7、ペンタックス16-50mm


ペンタックスK7、ペンタックス16-50mm

山あいの谷ですから、すぐに日が落ちます。もうすぐ撮影もできなくなります。早く大正池に戻って、夕暮れの大正池を撮らなくては。


ペンタックスK7、ペンタックス16-50mm
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風景写真への挑戦  上高地紅葉編 その3

2012-11-03 21:11:56 | 旅行
風景写真への挑戦  上高地紅葉編 その3

今日から、ちゃんと旅行記を書きます。

沢渡で低公害バスに乗り換えて、バスは梓川沿いに走ります。このような風景が次々に展開するのですが、写真を撮るのを忘れていました。やっと最後に一枚だけ、宮の沢あたりのダムの風景です。上高地にゆけばこのような紅葉風景はいっぱい見られると思っていましたが、川を見下ろすアングルはこの時だけ。 上高地を歩いているだけではこういうアングルには出会いません。 バスからの撮影もまめにやらないとせっかくの風景をのがします。


ペンタックスK5、★ペンタクス16-50mm


大正池には宿が一軒しかないので、選ぶに迷うことはありません。朝夕の大正池を撮ってみたかったので、ここに泊まることにしたのです。大正池ホテルに着くとまず昼食。ここから窓越しに見える景色も撮影。 湖畔とは違ったアングルで撮れます。まめに、まめに撮って行かないと。 


ペンタックスK5、シグマ8-16mm


湖畔からの撮影。三脚を据えて一か所で20分くらい撮影します。 枯れた木が池の中に何本も立っているところが大正池らしい風景です。誰がとっても同じになるところをいかに個性的に撮るか。


ペンタックスK5、シグマ8-16mm

そういえばホテルの廊下に何枚もの大きな写真が飾ってありました。このホテルのお客さんが撮影したものを飾っているそうです。みんな、いかにも、風景写真らしい力作ばかりでした。当方はどう撮るか。結構、どう撮るか方針がさっぱり決まっていません。水を撮りたい。上高地らしくない写真を撮りたい。マクロ的に、マクロ的に。 とはいっても雄大な景色をほっておいて、マクロ写真を撮るというわけにもいきません。 景色に引っ張られます。


ペンタックスK5、シグマ8-16mm

当方の武器はシグマ8-16mm超広角レンズ。どこまでも水を強調して撮ります。


ペンタックスK5、シグマ8-16mm


ペンタックスK7、ペンタックス55-300mm


ペンタックスK7、★ペンタックス16-50mm


ペンタックスK7、ペンタックス55-300mm

河童橋まで4kmの散歩道を歩き始めますが、常に三脚を据えての撮影で、一向に前に進みません。



ペンタックスK7、★ペンタックス16-50mm


ペンタックスK7、★ペンタックス16-50mm

何とかマクロ的撮影をしなくてはと対象を探すのですが、そう簡単に見つかりません。


ペンタックスK7、ペンタックス55-300mm

紅葉そっちのけで、水に相当こだわっています。
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