今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

まともな知識が欲しい

2011年03月24日 | ニュースに一言

 水道水から放射性ヨウ素が検出されたというニュースを聞くにつけ「まともな知識ないなぁ」とつくづく思います。そもそも数字の単位がわからないし、浄水器のフィルターでヨウ素がカットできるのかどうか、煮沸するとヨウ素はなくなるか、とか。また、放射線と放射性物質の関係もわからず、例えばもし浄水器でヨウ素を取り除いたとしても放射線は残ってるんじゃないの?とか。

 で、夕刊フジのQ&Aによると「活性炭を使ったフィルターなら市販の浄水器でもヨウ素を減らす一定の効果はある。ただ、セシウムは市販の浄水器では濾過できない。」のだそうです。また煮沸の方は「ヨウ素の沸点は約184度。100度近くにまで温度が上がると多少は飛びやすくなる。セシウムの沸点は600度以上。水を沸騰させても意味はない。」のだそうです。なんか沸騰させても浄化できないのだから、かえって煮詰めて濃度が高くなるという話も聞いたのですが、それが本当かどうかわかりません。

 そもそも粉ミルクはミネラルウオーターでは溶かさない方がいいと聞いたのも今日初めてだし、どういう対処が必要なのか、やっても無駄な事は何か、というあたりを知らせる努力をメディアにお願いしたいです。

 実は、昔は青森に住んでたこともあって原発とか核燃料サイクルのこととか気にしてて広瀬隆氏の本も結構読んだのですが、いざこういう状況になってみるとすぐ役に立つことは何も知らず…。そんななので実は原発アレルギーではあるのですが、エレキギターを弾き、パソコンを毎日使い、AV機器もあれこれ駆使してますので、大人としては「原発の電気は使わん!」とは言いません。原発の問題がなんとか治まったらあれこれ考えたいと思っておりますが、それはそのときにまたあらためて。今はとにかく福島原発をなんとかしようとしている方々の活躍と無事を祈るばかりです。


そこまでしなくとも

2011年03月22日 | ニュースに一言

 ぼちぼち選抜高校野球が始まるようです。なんか話によると入場行進を簡素化し、応援も吹奏楽は無し、チアリーダーはOKだけどボンボン禁止だとか、いろいろ規制がかかってます。私なんかは「なんで?」と思います。電力足らないから関東と東北ではプロ野球のナイターやるなって話とは別ではないかと。

 今の日本で震災の犠牲者や被災地のことを気にしない人はいないわけで、それでも野球の大会やるっていうなら犠牲者に対して黙祷してからやれば十分思いは伝わるだろうと。もし自分が学校の先生だったとして、吹奏楽部員に「なんで?」と言われても説得することはできません、多分。

 「このご時世だから」って一言でなんでも曖昧に封じ込めてしまうことこそが不謹慎であるような気がするのは私だけでしょうか。形だけ喪に服しとけばいいだろうという感じで…。これから日本を復興させたり元気づけるのは若い人が頼りなわけで、高校生押さえつけてもいいことはないと思う次第です。とにかくやりたい人は思いっきりやればよし、見たい人は一生懸命応援すればよし。

 ただし私は高校野球中継は興味ないので見ません。好きな人は好きなんでしょうが。


今はなんとか

2011年03月19日 | ニュースに一言

 福島県双葉町の住民約1500人が、あちらの避難所からさいたまスーパーアリーナに集団で避難してきたとか。今回は町役場の機能ごと移るという異例の対応だそうです。良い点としては原発の影響はもちろんとして、埼玉の方が暖かいこと、救援物資が届きやすいこと、炊き出しなどのボランティアも手が届きやすいこと、など。

 難点は仕事とか学校とか今後どうするかということでしょう。今はほぼ春休みだからいいものの、4月からの子供達の学校が心配です。今後被災地が復興するためには長い年月がかかるでしょうがそれを支えるのは今の子供達ですので、「地震で学校に通えなかった」というケースが大量発生するのは是非避けねば。その辺行政がいろいろ考えるのでしょうが、これまでにはほぼ経験したことのない事態が各地で発生しそう。

 私はというと出来ることといえば、人並みにパソコンが出来るのと普通運転免許があることとギターが弾けることくらいなので、さいたまに避難してきた人の役には立たんなぁ。なんか出来ればいいのですけど。


避難所の様子を見てて

2011年03月17日 | ニュースに一言

 新潟県では、中越地震の際に各地から助けて貰ったお礼ということで福島県などから避難してくる人を積極的に受け入れているそうです。ニュースで見たところ、新潟市の体育館にも数百人の人が来ていました。また、三条市では南相馬市の避難所からバス数台でかなりの人数を乗せてきて福祉センターを宿泊所にしてるのだとか。

 その人たちの話を聞くと「お風呂に入れて嬉しい」とか「避難所は床の上に毛布だったのが福祉センターでは布団に寝られるのが嬉しい」とか言ってたので、被災した人は普通の人が普通にできることがまったくできなかったのだとあらためて実感。風呂や布団が普通にあるのがいかに幸せかと考えさせられました。

 また、体育館では幼稚園の先生が来て子供達を集めて紙芝居をやってました。それを見る子供達の嬉しそうな顔を見ると、これまでよほど退屈してたのだろうと。そんな様子を見てると、夕べの報道ステーションでの「計画停電でゲームが使えないので、充電できるノートパソコンでアニメを見せてる」という家庭の取材はなんだったんだろうと思ってしまいます。そんなもんを生活の知恵のように報じるのを見て民放のニュース番組は終わったとあらためて思いました。所詮すべてがバラエティなんでしょう。結局はテレビを見られない被災者じゃなくて、視聴率に関わる都市生活者の方を向いてしまうのが宿命でしょうか。

 テレビというと結局NHKばっかり見てます。まだバラエティを見る気分じゃないので。テレビを消すのが省エネとはわかってるのですが、どうも余震が多くてついついチェックせねば心配というのもありますし。

 ただし原発の構造などを延々と解説されるのは勘弁。漏れてくる放射能についてもっとわかりやすく教えてくれるよう期待します。


アホはほっとけ

2011年03月03日 | ニュースに一言

 例の入試問題流出事件の犯人が捕まりましたが凶悪事件でも無いのにメディアが取り上げすぎ。アホがやったアホな行いについては調べがついてからじっくり報じればよろしい。その上で真似しちゃだめよって言えばいいだけ。どうやってやったとか憶測で報じたり、そいつが学生時代になんの部活にいたとか生活がどうだったとかそんなニュースはいりません。

 マスコミというか特にテレビ局は年収の高い代表なのにこのニュースと海老蔵暴行事件ばっかりトップニュースで報じるのはなんなのでしょう。中東の特にリビアの情勢とか中国のジャスミン革命騒動の現状とか、伝えるべき事はいっぱいあるでしょうに。ネット関係とか芸能ネタが得意分野ってのは虚しくないですか。

 で、何がどうだというと「愉快犯」「複数犯」「合格しようと切迫して起こした事件ではない」と予想した私はことごとく外しまくりでアホをさらしてしまいました。私は名探偵にはなれもはん。「学歴偏重の就活状況にもの申す」とか「カンニングし放題の試験管理体制を暴く」とかいう思想があればまだ見るべきものもあったのですが。

 私なら自分が解けない問題に対して瞬時に回答してくれる人がいるとわかった時点で大学入るのをやめてその人に弟子入りしますが。なんにしても語れば語るほどアホがうつりそうなのでこの問題はおしまい。なんかニュース見るのがイヤになってきました。


受験生の良心に頼れないのであれば

2011年02月28日 | ニュースに一言

 入試問題ネット流出のニュース。先ほど報道ステーションを見ていたら、携帯電話の電波を制止できる機器を受験会場に一時レンタルできないかと製造元に問い合わせが来ているとか。そんなもん携帯電話持ち込み禁止を徹底すれば早いんじゃないの?と思うのですが、鞄を預かっても懐に忍ばせてたらわからないという声もあるようです。


 となると、受験会場に持ち込めるのは鉛筆と消しゴムだけにして、さらに入室する際に全員全裸にさせるというのはいかがでしょう。もちろん男女は会場が別、さらに試験監督も同性のみにすると。これならば不正はしようがありません。その昔オリンピックは全裸でやっていたという話を「トリビアの泉」で聞きましたし、それにあやかって正々堂々とやるという意味では潔いような気がします。


 これには副次的な効果があって、男性の場合は試験前から縮み上がってる人は「ああ、これは受けるまでもないな」とか、逆に意味もなくギンギンになってる人がいれば「いくら成績がよくとも変態は合格させん!」とかなるかもしれません。また、鹿児島大学あたりでは「あげな太かもんぶらさげちょるにせはいっき合格させにゃなりもはん」とかいう声が聞かれることでしょう。


 さて、この件では犯人が誰かというのを皆さん推理してますが、私も考えてみるに回答に困った受験生というよりは組織的な愉快犯のような気がします。室内で問題を撮影して外部に送る役と、外で問題をPCで打ち込んで一旦携帯に転送した上でネットに投稿する役がいるとか。さらに犯人が捕まるか否かということでいうと、多分捕まるんじゃないかなぁと。もし真剣に解答に困っただけの単独犯だったらつまんないですけど。どうなんでしょう。


 いずれにしても、一部の不届き者のおかげで余計な手間とか迷惑を受ける人がいると思うと腹立たしいことではあります。まじめにやってる人が泣きをみるのは良くないと思う次第です。


オッパイなセブン

2011年02月25日 | ニュースに一言

 ニュースによると劇画のワイルド7が実写映画化されるのですと。私は大ファンですので思わず注目してしまいました。何しろ歴史のある作品ですから、過去にはドラマ化されたりもしましたし、もしかしてアニメにもなってたでしょうか?


 ところで、皆さんはワイルドの七人の名前をちゃんと言えますか?  私が何も資料を見ないで思い出してみると、飛葉、八百、ヘボピー、両国、世界、チャーシュー、オヤブン、ユキ、デカ、テル…、ん~10人になっちゃいました(笑) なんで七人じゃないかというのを知りたい方は今すぐ原作を全巻読みましょう。ちなみに「モヒカン」というのは実写ドラマのオリジナルキャラで原作には登場しません。なおかつ、原作でも飛葉に兄はいますがドラマのようにワイルドにいた人ではありません。こちらも知りたい方は原作を読んでみていただければと。


 そういう意味でいうと、原作も7人が固定でなかったので映画で新キャラとか作り出して貰ってもいいかな、とか思います。ドラマから30年以上も経ってますし若い人に見てもらうことを考えると、アフガンで傭兵だったとか韓国で兵役を経験したとか宇宙飛行士だったとかいうキャラがいてもいいかも。(ダメかな?)


 と、期待に胸を膨らませていたら主演が瑛太と聞いてちょっと…。まぁそれなりの役作りはすると思うのですが、ちょっとイメージが軟弱で。課長島耕作の主演が田原俊彦と聞いたときほどの衝撃ではありませんが、めぞん一刻の管理人さんが石原真理子と聞いたときくらいのインパクトはあります(?)。


 さて、折角なので原作をじっくり読んでみようかと思いましたが、考えてみれば私も全部は読んでないです。「誘拐のおきて」とか「緑の墓」とか「千金のロード」とか「運命の七星」とか好きですが、一番好きなのは「地獄の神話」かな? なんにしてもこれがきっかけで、若い人に原作も読んで貰えるようになることが楽しみです。監督は「おっぱいバレー」の人だそうですが…。


ナイスショットですが

2011年02月21日 | ニュースに一言

 朝日新聞による中国でのデモ取り締まりの写真です。ナイスショットというとまさしくそのものなのですが、この学生さんの行く末が気になります…。中東ではデモが広がっていますが、民主化への期待というと中国も相当強いでしょう。独裁者という表現にはあたりませんが、共産党独裁政権が長く続いているといえばそうですし、こちらの方が人口が多い分だけ潜在的な爆発力は強いのかも。

 思えば10数年前、インターネットが話題になり出した頃「共産諸国にネットを通じて禁断の書物が持ち込まれ、世界が変わるかも…」なんていう雑誌記事を見たことがあったのですが、結局どうなったのでしょう。中国は江沢民が国内のインターネットの上に大きな網を被せてしまって規制してるし、北朝鮮では一般国民がネットを使えるとも思えませんし。いっそのことネットより風船に手紙をぶら下げてかの国に飛ばした方が効果があるんじゃないの?とか思ったり。

 ただし今回の中東のデモはツイッターやFace Bookが活用されたと聞いてます。中国でもネットの掲示板はすぐに規制されるけどツイッターは流れが速いから規制しきれず、網をくぐれるとかいう話も聞きます。そういう若者のパワーが溢れてるようなニュースをもっと聞きたいのですが、なんか皆さんよっぽどパンダがお好きなようで…。日本のメディアはどうなってるのやら。


いつも思うんですが

2011年02月11日 | ニュースに一言

 例の海外逃亡中という女性タレントの話を聞くにつれ、覚せい剤ってのはどうして買おうと思ったらすぐ買えるようにできてるのかというのが疑問です。覚せい剤事件の再犯率が高いっても、そもそも手に入らなければ買えないでしょうに。その辺警察は本気でやってんの?とか思います。市民の生活を脅かすというと、政治とカネの問題とか大相撲八百長問題の比ではないでしょうに。いっそのこと売人は死刑ってのはどうでしょう。1回目でいきなりはキツイでしょうから、二度目捕まったらとか。売人で捕まった人の冤罪ってのはあんまりなさそうな気もしますし。


 大相撲の八百長の方は「まぁいいじゃないですか」とかいう人もいるので、好きな人もいるのでしょう。別に八百長があろうと好きな人は好きでいいですが、それであれば完全に興行としての存在だけにしてスポーツとして報じるのはやめて欲しいと思ったり。八百長があるってわかってるのに取り組みを真面目に解説したり、優勝予想をしたり、優勝力士を恭しく表彰したり、横綱の連勝記録がどこまで続くかと大げさに報じたりするのは、それこそ八百長だと思いますが。


 あえて提案するとすれば、勝ち越しすればそれでよしというシステムが悪いと思うので、平幕力士は前場所より勝ち星が減ったら即十両行きってのはどうでしょう。わざと負ける人がいなくなれば全部真剣勝負になるんで。


 人の良心にまかせてどうしようもないものはシステムを変えねばならんってことで。ただ、もしかしてこういうのを韓非子というのでしょうか? あれは好きじゃないんですが。


やらせですな>大相撲八百長問題

2011年02月04日 | ニュースに一言

 いしかわじゅん先生の作品に「薔薇の木に薔薇の花咲く」というのがあります。これは力士を題材にしたもので、可愛いキャラクターで親方にいじめられる「こけし岳」とか、プリンが異常に好きな横綱とか、想像を絶する世界がいろいろ。


 その中にあった話で、力士は指が太いのでプッシュホンのボタンがちゃんと押せないというのがありました。あるとき、力士の太い指先に細い指を付けてボタンが押せるようにした商品を大ヒットさせた「付け指コンツェルン」の社長が「わが社はこうやって始まったでごんす」と入社式で訓示したら、新入社員達が「やなとこ入っちゃったな~」と嘆くという回がありました。


 そこで考えねばならないのが、今回の大相撲の八百長問題。八百長が携帯電話のメールから発覚したということですが、力士の太い指ではまともに携帯メールができるわけがありません。ということは、その証拠自体が捏造であり、大相撲の崩壊を狙う何者かの陰謀によるものであることは明らか。


 問題はその何者かですが、大相撲のテレビ中継がなくなったあとを狙う格闘技団体であることは間違いありません。推察するにプロレス、プロ柔道、プロ空手あたりが怪しいですが、もしかするとシューティングとかサブミッション・アーツ・レスリングとか合気道SAとか新格闘プロレスかもしれません。これは是非大相撲との5対5綱引きデスマッチを企画して、負けた方が解散するとかにしないと国民は納得しないでしょう。


 それはさておいて、八百長が行われていたことが証明されれば、大相撲解説者は全員切腹でしょう。誰一人としてテレビ解説で「今のはおかしい! 八百長だ!」といった人がいなかったわけで、そういう意味では節穴ですし。また天皇賜杯の話になると右翼団体も騒ぎそうで、それはそれで物騒です。


 なにがどうかというと、プロレスはこれまで散々八百長だと言われてましたが、どう考えても相撲の八百長よりプロレスの八百長の方が大変ですよね。それなのに長年大相撲関係者の方が高収入だったのが可哀想に思えてなりません。ちなみに私はプロレスの試合に詳細な台本があって、入念なリハーサルの上に八百長が行われているとは思っておりません。だって台本書くのもリハーサルするのも手間かかるし、そんなしちめんどくさいことできる人たちじゃないと思いますもの。


 で、いろいろ考えましたが私にとって中国という国が嫌いなのじゃなくて中国共産党が嫌いなのと同じで、相撲が嫌いなのじゃなくて大相撲協会が嫌いなんじゃないかなぁとか思う今日この頃です。いずれにしても、今回の騒動はやらせですね。今になって、前々から知ってたという風な記事が溢れる予感ですし。それにしても、誰が何のために…。もしやCIAかKGBか公儀隠密の陰謀か…。