女系とかアストロとか

　この夏のドラマで最初から最後まで見たのは「女系家族」と「女王の教室」だけでした。フジ月９の「スローダンス」は１回で挫折し、割と見る時間帯の「おとなの夏休み」は録画した１回目を見終わらないうちに最終回になったし、「いま会いにいきます」は毎回録画してたものの１回も見ず。

　普段の私の志向からすると「がんばっていきまっしょい」を食い入るように見ていたと思われるでしょうが、あれは結局１回も見る機会がありませんでした。なんかタイトルそのものがうざかったので。

　木曜の１０時は電車圧勝と言われる中、女系派の人も数多くいたようで我が家はそちら。２ちゃんねる嫌いの私が家族に対して「電車禁止令」を出してたら、よほど有害なドラマだと思ってたようです。有害といえば、女系も充分有害のような気がしますが。

　で、女系については最後まで見たことは見たのですが「結局何が言いたかったのだろう？」というのが疑問なまま。ま、最近のドラマなんてそんなもんですか？　一方メッセージがはっきりしてたのは「女王の教室」。前半の悲惨さから「見るのやめる」と言ってたのですが、結局最後まで見ました。展開に極端な部分が多かったですが、ラストの２回はなかなかのもんです。評価しておきましょう。

　あとは、まだ続いてますが注目のアストロ球団。「グラウンドに卒塔婆なんか持ってくんな！」とか「野球の試合なのにやたらと流血するのは困ります」とかいろいろ意見はあるでしょうが、もっとも物議をかもすのは長嶋茂雄役のキャストでしょう。あれをプリティ長嶋にやらせておけば文句のつけようのないドラマだったでしょうに。残念。

　ちなみに、アストロ球団の音楽担当は元スペクトラムの奥慶一氏です。知ってました？　サントラＣＤも出るようです。「アストロ球団ってなんじゃ？」という人には、まず原作を読んでもらうのが早いでしょうが来月にはドラマのＤＶＤも発売されるそうです。どーですか、お客さん。