ガソリンスタンドに行こうと、家の近所で信号待ちしていた時のこと。私の前にも車がいたのですが、いきなり黒い車がサ~ッと走ってきて我々の横を走りぬけ信号待ちの先頭へ。もちろん停止線なんぞは無視です。
「え?え?え? 今の何???」と一瞬目が点になってしまったのですが、要するに無謀な運転の車だったわけです。なぜこんなに驚いたかというと、片側1車線のわりと細い道であり、追い越し禁止の道路である上に、夕方で信号の先もノロノロ運転だったため。
「ここで2台くらい追い抜いたからといって大勢に影響はないのでは?」と思ったのですが、そういうピチガイには近寄らないのが一番。いつもそういう運転してるのなら、どうせ長生きできないでしょうし。
で、今日は夕食の時にBGMとして橋幸夫の「スイム!スイム!スイム!」を聞きました。橋幸夫のリズム歌謡シリーズのベストアルバムなのですが、これに収録されている「あの娘と僕」を初めて聞いたのは23年ほど前の夏の事。
当時一人暮らしでしたがテレビを持ってなかったのでもっぱらFMを聞いてました。深夜に「トロピカルソング特集」というのをやっていて、ベンチャーズとかビーチボーイズとか高中とかそういうのがかかってたと思うのですが、最後に「元祖トロピカル」として紹介されたのが美空ひばりの「真っ赤な太陽」とこの曲。
その時は、あまりの衝撃というか気持ち悪さに「え?え? 何これ?」と思って、布団から起き上がってしまいました。こぶしをグルングルン回してこれを歌う橋幸夫自体も結構きてますが、バックコーラスがもうなんともいえません。一度聞いたら頭から離れず、おかげでミュージックテープ買う羽目になってしましました。この曲、発売当時はどういう評価をされてたのでしょう?
このアルバムの1曲目は「ゼッケンNo.1」ですが、レース物の曲でして、イントロにはSEとしてエンジン音が入ります。これを聞いた娘1号は「これって暴走族の歌?」ですと。中学生に理解させるのは無理ですか。ちなみに「輝け~ 輝け~ 白いヘルメット~」というような歌詞のナイスな曲です。カラオケで歌ったら場内ドン引きでしょう。やる勇気はないなぁ。