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2007年12月09日 | 洋楽・邦楽やオーディオの話

 昨夜NHKで小野リサさんのライブをやってました。前回はBSだったと思うのですが今回は地上波。前回も感想を書いたのですが今回も見てしまいました。(前回の記事はこちら

 

 このライブは日比谷野音にてアントニオ・カルロス・ジョビンの息子や孫と共にジョビンの曲だけを演奏したスペシャルなもの。小野リサさんについてはデビューした時から見てますが、当時は腕が太いお姉さんという認識しかなく(失礼)、曲だけ聞いて楽しんでたのですが、なんか今の方がキレイな気がします。あれで私より年上なので驚きです。

 

 前回見たときも何か「ジー」という音が聞こえてきて、「はて? アコースティック楽器がほとんどなのに何のノイズだろう?」と思ったのですが、今回はわかりました。なんとこれがセミの声。注意すると時折「ミ~ン ミンミン」と聞こえますし。

 

 考えてみれば周囲のセミの声まで聞こえる野外ライブというのは結構素敵かも。今はすっかり冬の気候ですので、夏の野外の雰囲気を想像するには絶好の効果音かとも思います。今回の番組はジョビンがどういう人だったかというのも紹介されてますし、小野さんについてもよくわかります。

 

 で、ジョビンがどういう人か知らない人はあちこちで調べてみて下さい。ボサノバの始祖というかブラジルの流行歌の基礎を作ったような人ですので、日本でいえば古賀政男とか服部良一とかキダタローとかそういうような偉大な存在です。

 

 私の高校時代の友人は「アントニオ猪木とカーロス・リベラを合わせたような名前だから強いんだろうな」と言ってたのですが、ちょっと違うんだなぁ。(相当違いますけど)

 

 それにしてもこうやってあらためて聞くと「想いあふれて」っていうのはやはり素晴らしい曲です。私はジョビンの曲では一番好きかも。最初聞いた時はなんかとっつきにくかったのですけど。