見なきゃいいのか

　昨日のＴＢＳラジオ「荒川強啓デイキャッチ」では「香川の殺人事件ではメディアが父親を犯人扱いしていたか？」というテーマをやってました。リスナーからの意見は「犯人扱いしてた」「自分が信じる信じないは別にして確かにそういう扱いだった」というのがほとんど。

　私はというとその手の番組はフジの「めざましテレビ」しか見ませんがあれも完全にそうでした。ある日の放送は７時の時報とともにスキンヘッドの男が取材陣を睨みつけて怒鳴っている場面から始まりましたから、背景をよく知らない者は完全にそういう風に誘導されてしまいます。今回の件は各テレビ局は反省すべし。

　今日は今日でＴＢＳラジオ「久米宏のラジオなんですけど」でテレビのバレーボール中継の話題。リスナーからの意見は「アイドルを集めて相手チームのミスを大喜びするのはけしからん」「上位チーム同士の試合も中継すれば日本のレベルがどの程度のものかわかるので、あらぬ期待をすることもない」など。アイドルの起用については先週の週刊文春（かな？）で二宮清純も批判してました。

　ということで、今のテレビの作り方がいかに批判が多いかというのがわかろうというものですが、今のところ何か変わりそうな雰囲気はありません。こういう状況に「ＮＯ！」というのは、結局見なければいいのでしょうか？

　何かの週刊誌で見た記事ですが、地上波テレビの視聴率合計とＢＳデジタルやＣＳの視聴率合計にそれほど差がなくなってきたとか。別にＢＳデジタルやＣＳの番組が素晴らしいというわけではありませんが、少なくとも上記の二つの例のような番組が少ない（ほとんどない？）ことと細木和子なんかが出てこないところがいいです。

　たちの悪いワイドショーとかスポーツ中継でのジャリタレの売り出しは見たくないということを訴えるには「見ない」というのが一番いいのかも。マスコミでは特にフジテレビ社員の給料が高いという話ですが、視聴率高い→スポンサー収入が多い→給料高い、という事になるのでしょうから悪質な番組にはスポンサーがつかないようにしてやればいいのでしょう。なんかムカムカ来るなぁ。