SAPIOに森永卓郎氏が書いてました。復旧じゃなくて復興まで目指そうということで。あの人は阪神淡路大震災の復旧計画にも関わったそうですが、そのときに急いで元通りの生活にしようと焦ったことが一生の不覚なのですと。神戸港などもとにかく震災前の機能に戻すことを目指したので、結局貿易港としての機能が十分でないまま来てしまったと。
で、今回は津波で破壊された町を新たにバリアフリーでグリーンエネルギーも取り入れた新しい住宅地に生まれ変わらせ、海外から視察に来た人が「これが被災地か?」と驚かせるようなのはどうだと。
そういうことであれば、新しい町作りに投資が必要だし雇用も生まれるし、なかなかいい話かもしれません。そのためには財源が必要ですが、無利子・無記名の国債を発行して相続税を免除する代わりにタンス預金を吐き出させるというアイディア。
これらの実現性はわかりませんが、とにかくいろんな提案を集めて復興への青写真を描いて欲しいものです。政府はスピード感を持って取り組んでくれますように。