最近は金曜夜にファミリー劇場で録画した「ザ・トップテン」を週末に見るのが楽しみなのですが、今回のはなかなか見応えあり。ちなみに1984年4月9日だそうで、私は大学の3回生になったばかり。当時あんまり歌番組は見てなかったかも。この回は見てたかなぁ。
で、どの辺に見応えがあったかというと、ランクインした歌手がスケジュールの関係で全然渋谷公会堂に来ないという。ツアー先の地方からだったり、なんか妙な場所からの中継だったりで、「もしや一人も来ないのでは?」「修学旅行生が帰りに暴動起こすのでは?」とかなりのスリルでした。
この日のランキングは以下の通り。
10位 「微風のメロディー」 河合奈保子
9位 「プロフィール」 倉沢淳美
8位 「もしも明日が」 わらべ
7位 「モニカ」 吉川晃司
6位 「渚のはいから人魚」 小泉今日子
5位 「一番野郎」 近藤真彦
4位 「Rock'n Rouge」 松田聖子
3位 「星空のディスタンス」 アルフィー
2位 「涙のリクエスト」 チェッカーズ
1位 「ワインレッドの心」 安全地帯
河合奈保子さんは鹿児島のコンサート会場からの中継。で、さっぱりわからんかったのは河合奈保子さんとこのスタッフがアコギ持って出てきて、なんかわからん物まねやったというの。あれはなんだったのでしょう? ですが、この「微風のメロディー」は尾崎亜美様の作品で私としてはこれが聞けてラッキー。あんまり歌番組で聞いた記憶がなかったので。
9位の倉沢淳美さんはというと、前日の札幌での握手会の際に暴漢に襲われてケガしたそうでインタビュー出演のみ。そういう事件があったんですね。完全に忘れてました。そんな事件の翌日にインタビューとはいえテレビに出なきゃいかんってのは、アイドルも大変です。そういうことで、8位のわらべの出演もなし。
7位の吉川晃司さんは富山からの中継ですが、なんか知らんけどクレーンの上からというかやたらと高いところで歌ってました。あれはなんなのでしょう???
6位のキョンキョンは前日までコンサートツアーだったので完全オフということで出演無し。
5位のマッチは出演無しでコメントも無しでさらっと次に行ってしまったので、もしかしてこの時期ジャニタレはこの番組には出てなかったのでしょうか???
で、4位で松田聖子さんが登場したらようやく生で見られたということで会場は大盛り上がり。ランクダウンだったようですが、凄く受けたのでこの人にとってはよかったでしょう。
その後「もうすぐトップテン」が紹介されてましたが、ここで伊代ちゃんの「恋のKNOW-HOW」が19位。ということでベスト20位以内に尾崎亜美作品が2曲です。いい時代でした。その11位~20位の曲として、今回は高見知佳さんが「くちびるヌード」で登場。この時点で会場に来たのは二組目。
3位はアルフィーでしたがこれも福岡のコンサート会場からの中継。ということで、この時点でベストテン以内はまだ一組しか現れず。
そして2位のチェッカーズが登場すると会場の修学旅行生は大絶叫。これがあったおかげで暴動には至らなかったのでしょう。(多分) この振り付けは研究して是非「遠足ロックンロール」に取り入れたいと思っておるのですが、次にライブでやるのはいつでせう。
今回の1位は安全地帯でしたが、こちらも会場に登場。最後の2曲がバンドだったので一気にステージ上は人が増えたのでなんとかお客さんも満足でしょう。ここは完全にギターバンドですが、玉置氏はフライングVタイプの変形ギター持ってました。あとのギターの一方はターナーギターを持ってたのですが、暗くてよく見えないの。フロントマンにしかライト当てない演出はダメですね。きっとメンバーのご家族は泣いてたことでしょう。
と、そういう番組でした。土曜の朝にこれを見ると結構テンション上がります。来週も期待しましょう。