今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

レッツゴーヤングで見たギター

2014年11月16日 | ギターと楽器のこと

 CSの歌謡ポップスチャンネルで「レッツゴーヤング」の再放送を見ました。初回放送は1984年1月22日だったそうです。今回のゲストは、渡辺徹、柏原芳恵、ザ・グッバイ、岩井小百合、嶋大輔、三田寛子、高橋美枝、川崎麻世など。この回に出てた女性アイドルにはまったく興味がないというかハッキリ言って嫌いなので注目はバンド系。それも持っているギター。

 最初にザ・グッバイが演奏しましたが、そこではよっちゃんもヤッチンもレスポール。よっちゃんがゴールドトップでヤッチンがチェリーサンバーストですが、ゴールドトップの方はよく見るとデラックス。私はどう見てもあのミニハムがかっこいいと思えないのですが、ソープバーのP-90が搭載してある場所にボディ加工無しで収まるサイズにしたのがあのピックアップだとか。ファイアーバードでもあのPUを搭載したものがあるようですが、使ったことないので音はわかりません。話によると、結構トレブリーだと聞いたことがあるのですがどんなもんでしょう。レスポールデラックス自体は、中古市場では70年代のものでも30~40万くらいで出てるのを見たので、案外高くないですね。というか、人気ないのか?

 次に注目したのは嶋大輔氏のギター。そっちはストラトですが、多分25th Anniversaryモデル。あのモデルって記念品以外の価値があるのかと、発売当時の雑誌広告を見ながら思ってたのですが、実はその後に何回か弾いたことがあります。

 郡山のライブハウスでオーナーが所有していたものですが、弾かせてもらったのは発売から20年くらい経過したものでした。で、持ったときに「なんでストラトなのにこんなに重いの?」というのが衝撃。軽いギターは良くないという声もありますが、あれは多分ギュッと木目が詰まってるような感じで実際にいい木材を使ってたのでしょうね。今も中古で流通しているもののスペックを見てみたら重量4.3Kgとなってたので、実際レスポール並の重さです。持って長時間演奏するのは大変ですが、いいギターだと思います。中古市場では30万前後で入手できるケースが多いようですが、ご家庭に一本は揃えたいギター…かな? それにしても、嶋大輔氏が…。

 次にザ・グッバイがもう1曲演奏したのですが、そちらではよっちゃんがダブルネックを持ってました。いっぱいギターあるんですね。当然ギブソンのSGですが、あれも重いでしょうね。あれが入るギグバッグはないでしょうし、ハードケースもでかいし、電車で持って行くのは大変でしょう。って、グッバイはNHKに電車では行かんでしょうけど。こちらは2000年代のギブソンのものが30万くらいで流通してました。珍しいのでしょうけど、実用的じゃないので案外人気はないのかも。

 それにしても、プロが持っているギターを見て「あれはいくら?」というのばっかり気にするのはいけませんね。そういう人向けに「なんでも鑑定団」の楽器版があれば一部では受けるような気がします。審査するのは、今ならよっちゃんとか奥田民生氏とか斉藤和義氏とか。元ハウンドドッグの西山氏もいいかもしれません。ちなみに私はジャパンヴィンテージ専門なので、本物のギブソン、フェンダーは鑑定できません。残念ながら。