今日のひとネタ

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チャートを荒らされた?

2023年09月22日 | 洋楽・邦楽やオーディオの話

 FM NACK5「FUNKY FRIDAY」は、午前中にシングルズ・トップ20をやってます。今日は先週15位だった曲が今週8位になってたのですが、先々週はベスト10に入ってた様子。

 それについて小林克也さんは「先週は新しいのが出てチャートを荒らしていったんだね。この曲は力があるからまた戻ってきた。」というコメントをしてました。「チャートを荒らした」というのは、発売した週だけ上位に入って翌週にはランク外に消えるような曲が、元々ベストテンに入っていた曲を押し出す事を言ったのでしょう。

 確かに一定期間の売り上げだけでチャートを作ると、1週だけ売り上げがよければ1位にもなれるのでしょうが、流行歌というのはそういうのとは違うのではないかと思います。

 私はヒットチャートに詳しいわけではないのですが、ここ数年だとFoorinの「パプリカ」、星野源の「恋」、米津玄師の「檸檬」、LiSAの「紅蓮華」などは紛れもないヒット曲だと認識してました。流行歌というなら、それこそある程度の期間チャート上位にランクインしてたものでないと。

 ファンフラのシングルズ・トップ20は毎週欠かさず聞いてるわけではないのですが、何週とか何か月か続けてランクインしてると自然に覚えてしまいます。そういうのが本当のヒット曲なのでしょう。ただし、どの曲も最初からヒット曲ではないわけで、そもそもチャートを駆け上がるには曲の力が必須なのでしょう。

 シングル盤で発売するくらいだから、スタッフもアーティストも曲選びからレコーディングからプロモーションにも相当力を入れるのでしょうが、それでも明暗が分かれるというのは興味深いところではあります。そして、組織票の瞬間最大風速で1位にすることはできても、それが続かないのであれば曲の力がないというのは、私でもわかります。

 そういう意味で、何十年もヒットチャートを見て来た小林克也さんのコメントは明快ですね。私の場合はヒットチャートを見て楽しむというよりは、この人のコメントを楽しむ部分が大きいかも。