最終回まで見たドラマはレビューすることにしてますが、個別で記事書いてないものをまとめます。今期は結構見るものが多かったです。
◆TBS「18/40 ~ふたりなら夢も恋も~」 出演:福原遥、深田恭子
最後まで見た自分を褒めたいという気持ちもあって、よくまあ続いたものだと。若い人にもこれから子育てを始める人にも夢を与える内容だったかかもしれません。が、「赤ん坊というか乳児って実際はもっと手間かかって大変だよな」とかは、私でも思います。自分は子供たちが小さい頃は仕事で出張ばっかりだったので、「お前がいうか?」とか言われそうな気もしますけど。
あとは、以前伊集院光がドラマで学生横綱の役をやったら、相撲に詳しい人に「あんなにおっぱいの垂れた学生横綱はいない。」と言われたそうで、今回の深キョンの恋人役については「あんなにひょろひょろで首も腕も細いプロ野球選手はいない。」とは私でも思いました。それにしても、ドラマ全般に現実感なかったなあ。
◆フジ「ばらかもん」 出演:杉野遥亮、田中みな実
初回がつまらんと思ったのですが、二話まで見たらストーリーはどうでもよくなって、主役と島の人の絡みが楽しくなってしまいました。書道家を続けるのか、東京に戻るのかとか、父親との関係とかは全然興味持てませんでした。
面白かったのは「なる」という子供のセリフと、女子中学生役の二人のキャラ。そんななので、最終回は拍子抜けだし特に結末はどうでもよかったと。雰囲気はいいドラマでしたが、主演の方はあまり演技がお上手ではない気が。(意見には個人差があります。) それにしても、田中みな実はなんのために出てたのやら。やっぱり話題作りか。
◆フジ「この素晴らしき世界」 主演:若村麻由美
スーパーでパート勤めをする主婦が、スキャンダルが発覚して失踪した人気女優の替え玉をやるというドラマ。謝罪会見だけならありでしょうが、テレビとか映画とかに出るのは無理でしょうと思ってたのですが、ストーリーは「替え玉がばれそうになってドタバタする」という方向は目指してなかったのですね。
終盤の「芸能界の闇を暴く」という方向の展開は、少々無理があったというか面白くなかったというか。若村麻由美は結構良かったですが、私としては脚本がちょっと受け入れられず。
◆TBS「VIVANT」 主演:堺雅人
初回を見たらこれはスケールが桁違いで驚きました。が、途中から味が濃すぎる料理のようで、最後の方はどうでもよくなってしまいました。設定がややこしすぎるのと、堺雅人の万能感がちょいとつまんなかったり。「別班なら何をやっても許されるのか?」と、アントニオ猪木的なものを感じてしまった上に、あんだけタフで銃や武器の使い方にも秀でているというなら、ワイルド7にでも入ればいいのにとか思ったり。あるいはゲッターロボに乗るとか。←言ってることが無茶苦茶。
面白かったのはドラムの声を林原めぐみがやったことで、去年の「マイファミリー」の「決めるのは私です!」的な面白さもありました。(もうみんな忘れてるかなあ。)
どっちにしても、濃厚過ぎて飽きてしまいました。ちゃんと理解できてないところもあるはずですが、もう1回見ようという気はあまりせず。世間の評価が本当に高かったのか、TBSが無理やり盛り上げてたのか。
あとレビューを書いてないのが「最高の教師」かな? あれはさすがに単独でレビューせねば。