テレビ埼玉で放送していた「俺たちの旅」が終了しました。ただ、実際は3月には放送が終了していて、毎週録画していたのをようやく見終わったものです。
去年4月から毎週木曜に放送してたので約1年続いてたのですが、昨年はラグビーワールドカップがあったり、バレーボールの予選があったりで録画したものを放置しており、今年は今年で新しいドラマもオリンピックもありましたので。
このドラマはもともと昭和50年10月から放送されてたのですが、うちの田舎は民放が2局で日テレ系がなく、別の局で数カ月遅れで月曜の夕方4時からの放送でした。なので放送していた時期には私は中学生で、リアルタイムでは部活が休みか試験期間しか見られずほとんど歯抜けで見た感じです。もちろん家にビデオなんてなかったし。
なので、ちゃんと見たのは主に再放送。多分3回くらい見たと思いますが、見るたびに印象は変わります。今回も面白いとは思ったものの、終盤に行くにしたがって湿っぽい話が多く、夢破れる友人の話でパターンが同じだという印象がこれまで以上に強かったのは私が年を取った証拠かも。若者にはもっとキラキラしたものを期待してしまうのでしょうか。
そして、俺たちの旅の最終回というとジャンボ鶴田がゲスト出演したことが話題ですが、たいしたセリフはなく中村雅俊はじめ主役たちとの直接の絡みもありません。以前この件を調べようとしてたら、あるサイトに「おいお前ら、何やってんだ!」と言って吊し上げたというような話があってびっくり。
実際は、オメダが「おひとりですか?」とアタックした女性は実は待ち合わせ中で、そこに「アキ~」と声をかけ登場したのがジャンボ鶴田。彼女がジャンボに駆け寄ると、その様子を見て「どうしたの?」と一言。ジャンボのセリフはここまで。
彼女から事情を聞きオメダたちをギロッと睨んで肩をいからせノシノシと近寄って来たところで出番終了。そしてカースケ、オメダ、グズ六の三人が大慌てて逃げだすという展開。最後のドタバタがこのドラマらしいといえばそうで、ドラマ終盤にもっとこういうような場面があれば毎回笑えたかもと思います。
ちなみにテレ玉ではこれが終わって「ゆうひが丘の総理大臣」をやってます。「俺たちの朝」でないのがつくづく残念。次に再放送あっても多分見る事でしょう。俺たちの旅は終わりません。