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ついにCD買いました>カメカメ合唱団「人生はピエロ」

2022年06月18日 | 洋楽・邦楽やオーディオの話

 

 カメカメ合唱団とは、Wikipediaによると「ニッポン放送のDJだった亀渕昭信と泉谷しげるが結成したスペシャルユニットである。」とあります。そしてこの「人生はピエロ」というLPが発売されたのが1973年7月だそうで、当時私は小4。兄が買ってきたものですが、このLPは家にありました。

 ただし買ったのは発売すぐではなく、翌年だったかもしれません。中学に入ってラジオを聞き始めた兄が、ニッポン放送の番組でこのレコードの事を知ったのだと思います。

 収録曲や歌のメインは亀渕さんと泉谷さんなのですが、赤塚不二夫先生作詞の「ココロのシャンソン」とか、加藤和彦さんの曲も2曲あります。そのせいか亀渕さんのボーカルは加藤さんの影響も多少あるようには感じます。

 全体にお笑いの要素が強いかというとそんなでもなく、当時問題になっていた公害問題を示唆する内容が随所に出てきたり、「2001年ポールとポーラ」なんて地球滅亡の曲なので、なかなかに深いメッセージがありそう。太平洋戦争開戦をはじめ、いろんなニュースの音声も使われていたりしてますし。

 なにしろ1973年というと「ノストラダムスの大予言」がブームで、さらに「日本沈没」がベストセラーになり、そこへ来てこのLPなので小学生男子としては「ワシが大人になるまで世界はあるのだろうか?」と漠然とした不安を感じたりしてました。

 CDとしては2006年5月に発売されてたものの、LP持ってるので買わなかったわけですが、これは他にはまったくない作風のアルバムなので手元に持っておくのもよかろうと、今回入手しました。やはりCDで聞くと音はいいですね。(当たり前)

 今回レコードの歌詞カードにあった内容もそのまま記載されており、関わった人の名前があります。目立つところでは、つのだ☆ひろ、芳野ふじ丸、今井裕、ヨモ・ヨシロー、亀渕由香、海援隊、などなど。バンドっぽい音の曲もあるのですが、あれはスペースバンドだったのですね。今になってわかりました。

 ということで、お探しだった方は普通に新品が買えますので是非どうぞ。Spotifyにはありません。


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