今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

トレンドを知る

2004年11月20日 | 日記・雑記・ただの戯言
 子供がなんたらいうビデオを借りたいというので、レンタルビデオ屋に行きました。借りたビデオはというと、ん~と忘れました。なんかCLAMPのやつでしたが、さくらちゃんではなしレイアースでもCLAMP学園でもなし。しばらく前までは子供の見てるアニメはほぼすべて把握してたのですが、最近は一緒に見ることはないのでわかりません。

 今日はハイファイ娘2号(小3)の好みでしたが、子供の場合大人と違って「なんとなく惰性で見てる」という事は少ないような気がします。土曜の朝もちょっと前までは「ピチピチピッチ」なんぞ見てたのが、最近はBSの「学園アリス」を見始めたらそっちに夢中になっちゃったし。わざわざこれを見るためだけに起きてきますので、世間一般でもこれからはこれがグッと来るでしょう。イチオシです。(って、なんのために?)

 私は借りようと思うビデオが何にもなかったので、子供向けビデオで何が人気があるかをレンタルされている本数で判断しました。一時は栄華を誇ったセーラームーンも、今日はほとんどレンタルされておらず。TBSの実写版が終わった影響も多いでしょうか? さくらちゃんもあんまりレンタルされておらず、こちらも人気が落ちてるか?

 ポケモンも既に「大人気」とは言えない様子。そういう中でDVD全7巻すべてがレンタル中だったのが「ウルトラQ」。これならちょっとは見てみたいのですが、すべてレンタル中ではそれはかなわず。ただし、これを借りていったのは子供ではないはず。間違いない。

 ところで、雑誌「ADLIB」の今年の人気投票結果はご覧になられましたでしょうか? 国内女性ボーカリスト部門のNo.1だった人が昨日のNHK「スタジオパーク」のライブゲストでした。皆さんどなたかご存知ですか? はい、正解は吉田美奈子さんです。この雑誌の読者層がどういうタイプかは漠然としか理解しておりませんが、お昼のNHKテレビに出てくるくらいだから一般にも注目されているのでしょう。

 私はこの人の歌をほとんどまったく知らなかったのですが、今回試しに見てみました。感想として、うまいとかすごいとかは思うのですが残念ながら好みではありませんでした。どうせあたしゃミーハーさぁ…。


迷惑メールコレクション

2004年11月19日 | 日記・雑記・ただの戯言

 久々の新コンテンツです。これまで受信した迷惑メールをさらしものにしてやろうという企画ですが、同様のメールを受け取った方、うっかり返信して被害に遭った方などの経験談を蓄積すれば楽しいかもしれません。また、「変なメールが来たけれど、もしかして本当に間違い? 教えてあげた方がいいかも。」とかいう性善説な人の目を覚まさせる機会にもなればと思ってます。



 それにしても、出会い系サイトに登録させるためだけにあれこれいろんな事をする人がいるというのは飽きれてしまいます。言ってやりたいのは「恥を知れ!」というその一言です。次が「他にやる事があるだろう!」かな?



 ちなみに、迷惑メールとはいえあからさまに「人妻秘密パーティ」とかいうタイトルのは即刻受信拒否しますので、あくまでも「友人や間違いメールを装って」というものを集めてます。ある意味こちらの方が悪質と思うので。あ~腹立つ!



 ということで、アドレスはこちら↓



http://homepage1.nifty.com/hihipapa/hajiwosire.html




エターナル・バラッズ

2004年11月18日 | 日記・雑記・ただの戯言
 本日届きました。CDの概要を簡単に言うと、女性アーティストたちによる80年代のバラードセレクションのCD、ということになります。1曲目は、街で女ひっかけて遊んでばかりいた若者にとうとう恋人ができて「もうナンパなんかしないぞ」と誓う曲「ナンパせん」。次は小泉今日子が中村敦夫と関係を持ってしまったときの曲「木枯し紋次郎に抱かれて」。3曲目は五輪真弓の「恋人よ」から濁点を取って作ったと言われる「恋一夜」。次は、ってもうボケが続かないのでまともに収録曲を並べましょう。

1.難破船/中森明菜 作詞・作曲:加藤登紀子
2.木枯しに抱かれて/小泉今日子 作詞・作曲:高見沢俊彦
3.恋一夜/工藤静香 作詞:松井五郎 作曲:後藤次利
4.好きにならずにいられない/岩崎宏美 作詞:松井五郎 作曲:山川恵津子
5.リンダ/アン・ルイス 作詞・作曲:竹内まりや
6.部屋とYシャツと私/平松愛理 作詞・作曲:平松愛理
7.愛・おぼえていますか/飯島真理 作詞:安井かずみ 作曲:加藤和彦
8.ハーフムーン・セレナーデ/河合奈保子 作詞:吉本由美 作曲:河合奈保子
9.コバルトの彼方へ/荻野目洋子 作詞:外間隆史 作曲:飛鳥涼
10.Love Letter/酒井法子 作詞・作曲:尾崎亜美
11.時に愛は/松本伊代 作詞・作曲:尾崎亜美
12.カボシャール/田中好子 作詞:与詞古 作曲:斉藤ノブ
13.窓/桜田淳子 作詞・作曲:犬丸秀
14.シルエット・ロマンス/大橋純子 作詞:来生えつこ 作曲:来生たかお
15.聖母たちのララバイ/岩崎宏美 作詞:山川啓介 作曲:木森敏之、John Scott

 何が良いと言って、「作詞・作曲:尾崎亜美」の曲が2曲も入ってるのが良いです。一番気に入ったのも10の「Love Letter」。初めて聞きましたがこれは大変良い曲です。亜美師匠がご自分で歌わないのはもったいない限り。なお、私は1~3はまったく興味がないというか嫌いで、6~15までの流れはなかなか気に入りました。注目すべきは田中スー子さんの「カボシャール」で、ものすごく久しぶりに聞きましたがキャンディーズ時代とはちょっと違う大人のボーカルが味わえます。斉藤ノブさんの作曲だったんですね。編曲がAKAGUYですので、演奏もそうでしょう。かっこいいです。

 それと、荻野目洋子さんって結構好きなんですよ。一時は真剣に結婚も考えたのですが、いまだに本人には一度も会ったことがないので機会がありませんでした。(なんじゃそりゃ?) 河合奈保子さんも歌上手いですね。一般的なバラードのイメージで行くと、このCDを象徴する曲かもしれません。彼女は「色白ぽっちゃり目がパッチリ」ということで、私のストライクゾーンど真ん中なのですが不思議なことに真剣に追いかけた事は一度もありませんでした。今でも復帰を望まれてる人も多いようですので、このCDをキッカケにアーティストとしての再評価の機運が高まることをお祈りしております。考えてみれば、アイドルでデビューしながら一度も汚れることのなかった人ですよね。そういう存在っていうと、彼女と太田裕美さんくらいしか思いつかないのですが。太田裕美さんは最初からアーティスト寄りだったかな???

 で、全体的な感想として、私はひねくれ者ですのでもっとレアな楽曲集めてもらった方が面白かったのに、と思いました。ただしそんなことすると一般向けではなくなるので、その辺両方に足をかけてるという制作者の苦悩も伺えます。最後の「聖母たちのララバイ」が、TVドラマのエンディングで使われてたバージョンですので、その点では「どうだ!」という主張が見えてよいです。また、歌詞カードには曲それぞれの解説があって、これは非常に良いと思いました。オムニバスにもいろいろありますが、このアルバムはコンセプトが比較的ハッキリしてると言えますのでまずまず評価できますし、第二弾の発売も期待しています。何より価格が安いので買いやすいというのも魅力。一家に一枚あっても悪くないでしょう。ど~ですか、お客さん。

 ところで、子供が学校からもらってきた書類によると、坂戸市内でまた不審者が現れたとか。今回は、低学年の女の子の前に立ちはだかり局部を露出して、女児が怯えている間に車で逃げ去ったのだとか。けしからん卑怯者ですね。私は誰の挑戦でも受ける者であるからして、局部を露出したいなら私の前に来て堂々とやりたまへ! 比べっこなら相手になってやろうではないか! ただし、朝早くは縮こまってるのでやめてね。(←軟弱者)

 と、冗談はさておいて物騒な世の中です。これから子供の塾の迎えに行くのですが、心して行かねば。どうせ今日は「黒革の手帖」もないし、早めに出るかな?


たどり着いた先

2004年11月17日 | 洋楽・邦楽やオーディオの話

  昨日はロウィナ・コルテスの事を中途半端に書いたので、もうちょっとちゃんと調べようと思ったらここにたどり着きました。デビュー曲のジャケットが出てまして、私は昨日「小さなマリリン」は嫌いで「グッドデイ・サンシャイン」が好きと書きましたが、これはカップリングだったんですね。ということはシングルの第二弾が「あのね」で、その次が多分「銀の指環」でしょう。第四弾だ第五弾だと書いて、あらぬ期待をしてしまった人はすいません。いくら探してもシングルは3枚しかないようです。

 その他OKWebでも調べたら、やはり「彼女はその後どうしたのでしょう?」という質問があって、香港で歌手として活躍していたようですが97年には映画にも主演したとか。生まれは香港のようですが、見かけはフィリピーナ風で結構かわいいですもんね。アグネスラムに似てないこともないし。

 で、「たしか世界歌謡祭にも出てたはず」と思って調べたら、やはりこれもサイトに記録がありました。中学生の頃は、年末にレコード屋で「世界歌謡祭ライブ」がいっぱい並んでた記憶がありまして、「あれを買った人は今どうしてるだろう?」と思ったらやはりヤフオクには結構出品されてました。たいした値段はついてませんが。

 「世界歌謡祭といえばポプコンは?」と思ってやはりヤマハのサイトを見てみたら、こんなのを見つけました。順番に見てみると実にいろんな人が出てます。フォーク&ニューミュージックの祭典という印象でしたが、まさか冠二郎も出場してたとは。また、ポプコン以外にも合歓の郷でいろんなイベントがあって、ヤング101なんかも出てました。

 さらに「ポプコンといえばコッキーポップは?」と思って見てたら、こんなCDとかこんなビデオも発見。そういうCDがあるのは知ってましたが、収録曲を全部見たのは初めてのような気がします。さらに、ビデオもちゃんとあるんですね。見てみたい気は充分にあるのですが、さすがに買う気はまったくなし。というのも、ほんの何曲かだけ見るためにこの大金は払えんと。ちなみに「さよならの言葉」って結構好きなんですよ。八神純子でもいいのですが、やはりオリジナルの小野香代子で見たいと。顔は全然覚えてませんが、歌声がさわやかでよろしいです。食指がちょっと動くのは、ボビーの「琥珀色の夢」とか福島邦子とか丸山圭子とか。レアと言えば門あさ美も何曲か入ってるので、マニアの方は是非どうぞ。

 CDの方は好きな曲で、赤ずきんの「あんたとあたい」というのがあります。初CD化となってますから他では聞けないのでしょう。他に新しいところでは森川美穂の「姫様ズームイン」なんちゅうのも入ってて、わたしゃこれを聞くたびに興奮してしまいますからやめて欲しいです(?)。なお、このCDには入ってませんが、好きなのはウイッシュの「旅に出てみたら」とか、ピーマンの「部屋を出て下さい」とか。ピーマンってメンバーの一人がサーカスに行ったようですが、その辺不明確なのでどなたか詳しい方がいればおせーてください。

 で、先日購入した八神純子のコッキーポップコレクションですが、これは結構良いです。パート1なので、一般に知られてると言えば「思い出は美しすぎて」と「みずいろの雨」くらいでしょうが、ちゃんと「さよならの言葉」も入ってますし。また「時の流れに」という曲は放送当時テレビで見て「おう!かっこいい!」と思った記憶があって、その映像を物凄い久しぶりに見られたということで感激です。

 ここしばらく昔の曲ばっかり掘り起こしてますが、金が無くてレコード買えなかった時代に、好きだったけどラジオで聞くだけだった曲をそのままぼんやりと放置しておくわけにはいかず、ちゃんとカタをつけねば気がすまんというところです。中学生の頃になんとなく気になってたけど、結局まともには一度も口をきいたことがなかった女の子に、タイムマシンに乗って告白しに行くようなものでしょう。(本当か?) ああ、今だったら札束で顔をひっぱたいて言う事きかせるのに。(変態ですな)

 で、変態で思い出したのが昨日ラジオで聞いた話。TBSのストリームで、アメリカ在住の映画評論家(日本人)がオタクの話をしてました。アメリカでオタク雑誌の編集をしている若者を日本に連れてきて、ほんまもんを体験させたんですと。すると一番感激してたのがモー娘のコンサート。成人男子が「辻ちゃ~ん! 加護ちゃ~ん」と叫び、感動して泣いている人まで見て大喜びだったとか。

 DJのマッピーが「アメリカでブリちゃんのコンサートとかではそういうのないんですか?」と聞くと、「ないですよ~。ブリちゃんのファンなんて女しかいませんから」ですと。さらに「アメリカでは、ある程度の年齢に達した男が若い女性アイドルにキャーキャー言ってたら即変態扱いですから」ですって。そういう意味で言うと、われわれは環境に恵まれてます。所詮アメリカなんてブッシュが再選するような国ですから文化レベルが低いんですよ。日本に生まれてよかった!っと。(ただしモー娘は嫌いですが)


ストライクゾーンの違い

2004年11月16日 | 日記・雑記・ただの戯言
 事務所の先輩社員(コテコテの大阪の方)との会話。

「大塚愛って可愛いと思えへん?」
「まぁ不細工とは言いませんがそそられませんね。それにガキじゃないですか?」
「そおかぁ。あと俺水野美紀も好きやねんけど、どう?」
「いや~ああいう顔も体もでかくてごつい感じの女はダメなんすよ」
「う~ん、キミとはストライクゾーンが大分ちゃうなぁ」

というようなストライクゾーンの話です。日米野球の話なんざぁするわけはありません。なおかつここは「日本の音楽シーンの未来を考えるサイト」ですので(いつからだ?)、今日は音楽の話。

 成人後の音楽の好みを決定するのは、持って生まれたものなのか、幼児期からの両親や周辺の音楽環境からの影響か、思春期を迎えてからの友人や恋人からの影響か、どれが一番強いかはわかりませんがそれぞれの要素が絡み合っているはずだというのは言うまでもない事でしょう。

 私の場合、両親とも歌は好きだったようです。あとは兄の影響が大きいですね。中学生の頃は甲斐バンドとキャンディーズしか聞いてなかったと何回か書きましたが、甲斐バンドはもろに兄の影響です。(ただし、だんだん自我の芽生えというか反抗期というかで兄とは違うものを聞くようになりましたが。) 当時の環境に関しては、私は田舎に住んでたので民放FMというものはありませんでした。音楽関係の情報は主にAMラジオかNHK-FMのみ。

 NHK-FMは、土曜日のリクエストアワーとか、平日の「夕べのひととき」とか(タイトルはよく変わりましたが)その辺よく聞いてました。リクエストアワーは、家にいる限りは毎週聞いてたと思います。NHK-FMの金沢放送局からだったので、中学生の頃はマザーグースが何回かゲストで来てまして、あの頃のテープを残しておけばと非常に残念に思います。MROラジオで土曜の昼に「土曜フォーク」という番組をやってて、あれも毎週聞いてたような。

 その後どういうのを聞いたかというと、高校時代はまずフュージョン関係にはまり(リトナー、カールトン全盛でしたので)、スペクトラムも聞き始め(これはキャンディーズからの流れ)、亜美師匠にもどっぷり浸かり、ラジオで聞いたブラジル音楽にも興味を持ったと。一般的には、邦楽のファンでも自分の好きなアーティストがカバーした曲とか影響を受けた曲に興味を持って、そこから洋楽の世界に入るケースもあるとは思いますが、亜美師匠はカバーもパクリもおやりにならない方なので…。

 大学に入ってからは周りにいろんな人がいましたので、いろいろ聞けました。ハードロック、ヘビーメタル系はその頃が始まりです。例えば、ビートルズのコンサートとディープパープルのコンサートが隣同士の会場で同時にやってたとすると、私の場合はパープルに行くことでしょう。でも、パープルよりもレインボーが好きかなぁ。

 まぁそんなこんなですが、そして現在の私のストライクゾーンはというと、まず邦楽で女性ボーカルでポップなものというのがど真ん中で、フュージョン系が真ん中高め、ハードロックが内角低め、ブラジル系の音楽が外角低めいっぱいかな?(なんじゃそりゃ?) そういうジャンルで分けて、同じジャンルなら全部好きというわけではありませんが、世の中には結構ストライクゾーンが共通する人がいるもんです。

 というのも、最近知り合いからレコードの録音を頼まれて、聞いてみたら結構良かったり。頼み人とは一度も会ったことはないのですが、もともと亜美研つながりの知り合いなので結構趣味が共通するようです。今回のは「ロウィナ・コルテス」という女性歌手ですが(確か香港の女の子)、私が中学生の頃にはちょこっと流行りました。(みんな知ってるかな?)  「小さなマリリン」とかいうこまっしゃくれた歌を歌ってた時には好きではなかったのですが、「Goodday Sunshine」というのは好きでした。その子の多分第4弾か5弾のシングルだったのですが、今回の曲はわたしゃち~とも知りませんでした。ま、そういう人の送ってくるレコードなら毎回聞いてみてもいいかな?と。

 ということで、ストライクゾーンの話に戻りますが、日本一ストライクゾーンが広いバッターはオリックスの谷選手だそうです。なにしろ田村亮子ですから。(って、このネタを書くのは何回目じゃ?)

 さて、最近多い迷惑メールですが、こういうニュースを目にしました。実はこの手のメールをコレクションしてまして、そろそろまとめて公開しようかと思ってます。


ダシとかヌカとか

2004年11月15日 | 日記・雑記・ただの戯言
 草津温泉の宿で朝食に出た味噌汁が妙においしかったです。固形燃料に火をつけて目の前で温めながら食べるようになってたのですが、具は舞茸だけ。味噌はちょっとしか入れてなかったのですが、すごくダシが効いてました。それ以来、家で自分で味噌汁を作ってみたりしましたが、そもそもかつお風味の本だしじゃだめですね。

 学生時代に京都で懐石料理も出す店でバイトしてたのですが、そこでは板前さんが花カツオでダシをとってて、その支度をしているときはすごく良い匂いがしたもんです。で、この店ではしゃぶしゃぶも出してるのですが、暇なときにはちゃんとそのダシを鍋に入れてお湯で割って出してました。が、忙しいときはただのお湯って事も多々あって、クレームを言われるときもあったりなかったり。

 ですが、私は料理人でなくただの皿洗い兼運び屋でしたので、忙しい時にフル回転して懐石作ってる板前さんに「ダシ汁作って下さい」などとは言えません。当時は板前さんが1人の料理屋でしたから。ですから、ただのお湯にしないためにできるだけダシを節約しながら大事に使ってたわけです。これを料理業界の専門用語で「ダシ惜しみ」と言います。長いネタふりでしたなぁ。

 なお、そこで私は料理には携わらなかったのですが、仕事としてはご飯を炊く、麦茶を沸かして冷ましてウォータークーラーに入れる、ご飯をおひつによそう、などがありました。そして、唯一包丁を握る機会が漬物を切るときだけ。ここでは、流し台の下に大きいヌカみその樽があってきゅうりと茄子が入ってました。面白いのは、鮎の塩焼きの頭部だけをヌカみその樽に入れると味がよくなるのだそうですが、入れたはずの頭が溶けてなくなってしまうんですね。

 ヌカの樽に手を突っ込むのも最初は抵抗があったものの、だんだんあのヌルヌル感と臭いが快感に変わってくるもんです。一緒にバイトしてた友人は、樽に手を突っ込んだままニカ~っと嬉しそうにしてたので「どうした?」と聞くと「ヌカ喜び」ですって。まぁこちらも長いネタふりということで。

 ところで、早速コッキーポップコレクションを買ってしまいました。amazonのギフト券があったので、大森さん追悼の意味で甲斐バンドライブ「サーカス&サーカス」も一緒に買いました。かなり初期のライブですが、まだ貫禄が出る前の青い演奏が聞けるのがこれ。「きんぽうげ」のイントロなどは、レコードでは抑えた感じの音ですがライブで聞くといわゆる“ギンギン”です。昔は友達から借りて聞いただけだったので、これを買うのは初めてなんですよね。

 一応ライブは全部持ってて、好きなのは「流民の歌」と「BIG GIG」。「流民の歌」について高校時代にレコードで持ってた奴は「なんか音が好かん」と言ってましたが、CDで聞くとそんなことはないんですよね。客席の歓声が大きいのでレコードだと演奏の音が埋もれ気味なのかもしれませんが。

 そういえば、例の物を予約するのを忘れておった。もうギフト券はないけど、まぁ安いからいいや。買ってしまおう! おたくにも1枚ど~ですか?お客さん。


生演奏はありがたい

2004年11月14日 | 日記・雑記・ただの戯言
 金曜日のNHKスタジオパークのゲストは佐藤竹善。カバーアルバムを出したようですが、生演奏も数曲あってなかなか見応えがありました。サザンオールスターズの「Yaya]なんて、ああいう退屈な曲が彼のボーカルだと結構聞き応えがあったり。あとは「木蓮の涙」とか「Last Christmas」とか。シングライクトーキングのアルバムは一枚も持ってなくて、亜美師匠のアルバムに参加したときくらいしか歌声を聞いたことがないのですが、あれだけ歌えればカバーもやりがいあるでしょうね。

 また、昨日テレビをつけたら「僕らの音楽」という番組をやってて、ゲストは川嶋あい。特に好きではないし、歌も上手いとは思わないのですが、自分の世界を作って何かやりたいという思いは伝わってくるので、ああいうアーティストが一人くらいいてもいいです。こちらも生演奏でした。

 さらに以前録画しておいた小田和正の「月曜組曲」をやっと見ましたが、ゲストは山本潤子。お馴染みの曲もそうでないものも楽しめて声が良いのは相変わらですし、こちらもいいものを見せてもらいました。

 ということで、最近じっくり生演奏を聴かせる番組が多いようでありがたい事です。腕の立つミュージシャンや、味のあるシンガーにとっては生演奏というのも「かかってきなさい!」てなもんでしょうから、ドシドシ見せて欲しいものです。プロモーションビデオにはもう飽きました。

 で、昨夜はかぜ耕士さんとこのオフ会。今回はサイトアクセスの200000到達記念の会でしたが、いろんな人が集まってかなり刺激のある楽しい会でした。なんといっても、乾杯のビールをかぜさんご本人からわざわざついでもらったですよ。それだけでも行ったかいがあったというもんです。最近の日記を見てると、かなり体調が悪いのかと思いきやお元気そうで安心しました。このひとネタもチェックして下さっているようで、「結構マメにテレビ番組チェックしてるね」と言われてしまいました。

 私も以前は洋画を字幕で見るのが主だったのですが、たしかに今は普通のテレビドラマを結構見てます。理由については「洋画の字幕ではセリフの細かいニュアンスは味わえない。そうなると結局日本人が日本人向けに書いたものが一番味があるはず。日本語に拘りたい」ということなのですが、かぜさん曰く「でも、書かれたセリフをちゃんと言いこなせてないドラマが多すぎると思わない?」ですと。

 さすがにするどい突っ込みが入ってしまいました。で、最近のドラマとして「黒革の手帖」談義など少々。かぜさんによると、米倉涼子は「銀行員上がりで銀座に染まりきれていない雰囲気が出てて良い」という事ですが、山本陽子との会話のシーンなどではセリフの深みの差が目立ちすぎるとか。まぁそんなこんないろいろ話ができまして、面白かったです。「かぜ耕士」「たむたむたいむ」あたりで反応する方は、次回のオフ会に是非どうぞ。ちなみに、大河ドラマ「新選組!」については「さすがに見られない」という事でしたので、反応は聞けませんでした。残念というかなんと言うか。


これはゲージツ的なのでしょうか?

2004年11月13日 | 日記・雑記・ただの戯言
 例のクルセイダーズをとりそこねたMt.Fujiジャズフェスティバルですが、一応二日目を見てみました。最初が日野皓正クインテットでしたが、これは私の苦手なフリージャズの世界。聴く人が聴けばゲージツ的なのかもしれませんが、わたしゃダメでし。しかし、日野皓正って結構ほっぺた膨らみますね。ありゃやっぱりディジーガレスビーを意識してるんでしょうか?

 次に出てきたのはステップス・アヘッドというグループですが初めて見ました。が、メンバーのクレジットが出るたびに「あ、知ってる」と反応。中央のおじさんはマイケルブレッカーで「へぇ~」、バイブを叩いてる人は「おお、あなたがマイクマイニエリさんですか!」、ドラムの人は「おお、あなたがスティーブガッド様でしたか!」てな具合で。マイケルブレッカーは妙な楽器を吹いてましたが、あれはウインドシンセの一種なのでしょう。最初はソロバンを吹いてるのかと思いました。ただし、曲自体はサッパリわけわかんなかったです。

 さて、今日はかぜ耕士さんとこのオフ会。初めてラジオで声を聞いてから約30年経過して初めてご本人に会うわけですが、結構ドキドキです。私が初めてオフ会というものに参加したのはみちのくプロレスファンの忘年会でした。今日はどんな会になるやら?


今週の読書

2004年11月12日 | 日記・雑記・ただの戯言
 先々週図書館で借りてきた本。タイトルは「高校英語の基本が14時間でマスターできる本」。さらさらっと読んでみて、推定14分で挫折しました。最初は「比較」でしたが、「私は彼より2つ年上です」という表現を12通りで書ければ問題なし。また、助動詞については「あなたは勉強したほうがよい」というのを16通りの表現で書き分ければOK。ということで、即効挫折しました。

 突然英語を勉強しようと思ったのには理由がありまして、先日児童英検の問題を間違えて子供の信頼をなくしたのがきっかけ。中学の頃は英語も得意だったのですが。なお、私は英検2級を5回受験してます。6回以上受験したという人は、自慢話を送ってもらえればこちらで掲載します。私は誰の挑戦でも受けます。6回目はいつにするかなぁ。(はよ、受かりなはれ!)

 ところで、左翼の女の子で、日本の戦争責任について「私は“悪いことをしたら謝りなさい”と、子供の頃から両親に言われてました」というのを決めゼリフにしてる人がいました。(朝生とかで) その論理でもって、領海侵犯の潜水艦にも同じ事を言って欲しいですね。他人の家に土足で上がって戸棚をかき回していったようなもんですから、確信犯であれば理由を説明する、たまたま手違いであれば速やかに経緯を説明した上で謝罪すべし。「なんかの間違い」で済むほど世の中甘くないです。


昨日初めて知りました>甲斐バンド大森さんのこと

2004年11月11日 | 甲斐バンド・甲斐よしひろ

   甲斐バンドのリードギター大森信和さんが亡くなっていたとの事。中学の頃は甲斐バンドばっかり聞いてたし、甲斐さんのラジオ番組にゲストで来てたときに何回も声を聞いてたし、ライブのビデオはほとんど持ってて姿はよく目にしてたし、もちろん実際にお会いしたことはないんですが、なんか古くからの知り合いが亡くなったようですごく悲しいです。私がエレキのリードギターというものを意識したのは、大森さんの存在があっての事でしたので。初めてエレキギターを買ってもらったときも、迷わずレスポールを選んだのは多分大森さんの影響が大きかったはず。(ただし、買ったのはカスタムではなくスタンダードでしたが)

 享年52歳だったとの事。闘病生活をしてたという情報もありますが詳細はわかりません。2000年に甲斐バンドが再結成してコンサートをやったときは何曲か参加してましたし、今月は甲斐さんがデビュー30周年記念コンサートを武道館でやったのでそれにも当然参加したものと思ってたのですが、事前にこういうメッセージが出てたんですね。

 甲斐バンドについてはあまりテレビに出なかったので大森さんの姿をご存じない方も多いかもしれませんが、ちょっと財津和夫氏に風貌が似た感じのスマートな方です。大森さんについて、私ごときがあれこれ書くのはおこがましいのですが、知らない人のために解説します。元々はベースの長岡氏と一緒に甲斐さんとは別のバンドで活躍していたところ、活動拠点が同じ福岡だった甲斐さんと一緒に演奏するようになり、甲斐さんがプロデビューする際にバンドメンバーとして一緒に上京しました。アマチュア時代はウッドベースを弾いていた事もあり、甲斐バンドがデビューした時はまだエレキのリードギターを始めて3ヶ月だったと甲斐さんが言っていたのを聞きました。(実際スタジオ録音の「かりそめのスイング」では大森さんがウッドベースを弾いています)

 甲斐バンドは、甲斐よしひろ(ボーカル、ギター)、大森信和(ギター)、長岡和弘(ベース)、松藤英男(ドラム)の4人でデビュー。デビューにあたっては元々別のドラマーがいたそうですが、プロになるという覚悟が曖昧だった事から甲斐さんの怒りを買って大喧嘩になり、最後は殴り合いの末やめる事になったとか。もともとギターだった松藤氏は大森さんに「ギターとキーボードと…ドラムもちょっとやってもらうかも」と騙されて加入させられたという話や、その殴り合いの現場に居合わせたのでドラムと言われても断れなかったという話もあります。

 いずれにしてもそういう事情だったでスーパーテクニシャンはおらず、全体の演奏から大森さんのギターまで中学生だった私にとっては親しみやすく、コピーもやりやすかったので今でも1st~4thアルバムくらいまでは楽譜無しで全部弾けます。(もちろん完コピとまではいきませんが) 初期の甲斐バンドの曲は構成が簡単だし、アドリブのギターソロが延々と続くという曲もほとんどなかったので、その辺が親しみやすかった要因でしょう。2ndアルバム「英雄と悪漢」の1曲目「ポップコーンをほおばって」のギターなんて、別に難しい事をやってるわけじゃないのに初めて聞いたときの衝撃は忘れられません。

 初期は完全にギター主体のバンドだったので「裏切りの街角」はもちろん「ダニーボーイに耳をふさいで」とか「東京の冷たい壁にもたれて」、「テレフォンノイローゼ」、「氷のくちびる」、「カーテン」、「そばかすの天使」などなど、あのギターがなくては…という曲がいっぱい思い浮かんできます。ソロで言うと極めつけは「きんぽうげ」でしょうか? また「翼あるもの」は、あのリフがあっての曲ですし。ラストの武道館ライブでは「ナイトウェイブ」が最高にかっこよかったですが。

 甲斐バンド自体は、ベースの長岡氏が脱退してからはバンドとしてのビートを追求するよりサポートミュージシャンを積極的に導入して演奏の完成度を高める方向を目指したようですが、「流民の歌」というライブアルバムなど聞くと「当時は相当な数のライブやってたんだろうな」というのが一目瞭然。圧倒される演奏です。今みたいに打ち込みの音はないし、編成も最小限だから音が薄くなりがちなところを鮮やかに歪んだ音でギャン!と支えてたのが大森さんなわけです。こういう人がいると頼もしかったでしょうね。

 今日は追悼の意味でアルバム「この夜にさよなら」と「流民の歌」を聞きました。特にライブはどれも涙が出るほどかっこいいです。初めてエレキギターを手にした日から今に至るまで、私にエレキギターを弾くことの情熱を与え続けてくれた大森さんに感謝。合掌。