今日のひとネタ

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カメムシに罪はないが

2004年11月07日 | 日記・雑記・ただの戯言
 今年はいろいろあって家族で泊まりで出かける機会がなかったので、この時期を逃したら後がないと思い一泊二日で草津まで行ってきました。「関東地方のベタベタな観光地を回る」という、やくみつるのような企画はこれまでもやってましたが「そういえば草津にいってないな」ということでインターネットで見つけた格安ホテルに宿泊。

 自宅からは関越道経由で順調なら2時間ちょっとあれば行けるのですが、ハイファイ娘1号が土曜の午前中部活だったため、家を出たのが午後2時前。途中昼食をとりながら結局ホテル着は5時前。最近は暗くなるのが早いので、周辺観光はせず風呂に入ってそのまま食事。このホテルは近くまで行ったらすごく大きく見えたのですが、なんかリゾートマンションと一緒になっててホテルの客室自体はそんなに多くない様子。

 で、部屋は良いところだったのですが、やたらとカメムシが多かったです。別に刺すわけじゃなし噛み付くわけじゃなしうるさいわけでもないのですが、何匹も部屋を徘徊されると気持ちよいものではないので、「渡世の義理だ! 死んでくれ!」とばかり5匹ほど退治しました。(それでも窓にへばりついてるだけのは見逃してやったと。) カメムシが多い年は大雪になるという話がありますが、果たして?

 今回のホテルは、料金の割には料理も良く、食事のあとはお決まりの温泉卓球を1時間ほどやって、部屋に戻って軽く呑んでまた風呂入ってということで大満足でした。いつもそうなのですがあまり下調べをしていかないもんで、今回もホテルに入ってからガイドブックを見て翌日の予定を検討。まずは定番の「西の河原」には行くとして、地図を見たら「白根山」というのがありました。車で20分ほどでロープウェイの乗り場に着くとのこと。

 で、今朝はホテルを9時半ごろに出発し西の河原をウロウロ。実は私は中学の修学旅行でここに来てまして28年ぶりなのですが、どういう所かは完全に忘れてました。覚えているのは、草津の旅館で夜中に同じ部屋の奴が裸踊りを始めて、全員やんやの喝采だったのですが、局部を隠すお盆の代わりに使った学生帽の一つが私の物だとわかり激怒したこと。あれを思い出すと、いまだに頭がむずがゆくなります。

 しかしなんですね、西の河原のようにあれだけそこかしこで温泉の湯気が立ってれば、まぁ本物の温泉なんだろうなと思います。この河原にも露天風呂がありましたが、近くを通りかかるだけで塀の隙間から中の様子がよく見えるというところは観光客へのサービスでしょうか? ただし見えるのは男湯で、なおかつかなりの年配の男性ばかり。フケ専、デブ専の方にとっては定番のポイントでしょうが、まだ未体験の方は是非どうぞ。

 その後、白根山のロープウェイの駅まで行ったところ「11月4日~19日まで点検整備のため休止」ですと。ロープウェイ初体験で楽しみにしてたハイファイ娘2号なんか泣いちゃいましたもんね。この行楽シーズンの休日に運休するとは、関係者は自己批判すべし。なお、駅の横ではヘリコプターによる遊覧飛行をやってましたが、これが1人5000円というゴージャスなもので当然乗らず。悔しいのでロープウェイのルートを駆け上ってやろうかと思ったけどさすがに無理。仕方ないからスキーリフト2台分歩いて登ってやりました、ワハハ。ま、他の家族はそこまでしてる人いませんでしたが…。

 また、その辺の遊歩道を歩いてみたのですが、さすがに高度1500mでは紅葉も終わってて見るべきものなし。結局標高2100mの白根山頂まで車で行きました。一応「チェーン規制」となってましたが、管理事務所に電話かけたら「今日は大丈夫です」との事。天候に恵まれたのは日頃の行ないが良いせいでしょうね。

 帰りはお約束の関越の渋滞に遭ったものの、とにかく楽しんで帰ってきました。田舎者なので、遠出するといえばどうしても東京とか神奈川方面を目指してしまうのですが、群馬も見るところいっぱいありますね。ベタな観光地というのは敬遠する人も多いかもしれませんが、観光客が多いところは受け入れ態勢が整ってますから、家族連れは安心できます。(白根山ロープウェイは除く) 次回はもっと早くに出発して、一泊二日じっくり楽しみたいと思ってますが、こういうお出かけは年に1回くらいしかないので、同じところに二度行く機会ってほとんどないんですよね。なんとか、来年夏くらいにはもう一度行こうと思ってますが。