今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

第一次産業

2004年11月22日 | 日記・雑記・ただの戯言
 今朝のめざましテレビで「漁港 東大でライブ」というニュースがありました。スポーツ新聞でもニュースになってます。「漁港」というのは一応ロックバンドらしいのですが、元猟師のメンバーがステージでマグロ解体の実演とかやるそうです。

 で、別にそれはどうでもいいのですが、そのリーダーの森田釣竿氏が「これからは第一次産業だよ」と言ってました。また観客に向かって「お前らみんな猟師になれ! 女は海女だよ」と言ってるのを聞いて笑ってしまいました。

 ただ、猟師になるかどうかは別にして、確かに第一次産業は大切だと思うんです。食料自給率はある程度上げねばなりません。学生時代の私は平和主義者で、憲法第九条原理主義とも言えるような人間でしたから「世界は一家、人類みな兄弟」(だったら結婚できないか?)と思ってました。したがって平地が少なくて土地の価格も高い日本でわざわざ農産物なんぞ作らんでも、海外から安い食料を輸入すればよいと思ってたですよ。

 しかし、今ではすっかり目が覚めました。冷静に考えてみれば、城を攻める基本は兵糧攻め。日本の食糧自給率が0%になってしまったときに「オー!タイヘンソーですね。わが国の米と小麦と肉をいくらでも好きなだけアゲマショー」なんて言ってくれる国があるわけはありません。また、あったとしてもその場合「ソノカワーリ、日本の若い娘を全部ヨコシナサーイ。運勢の上昇しそうな娘達集めてコンサートやりマース。これ“アゲマンショー”ね」とかいう無理難題をふっかけてくることは間違いありません。おまけにダジャレもいけてないです。いずれにしても、結局侵略されて植民地になってしまうことでしょう。

 そうなると、やっぱり大事なのは農業ですよ。私の通ってた大学は、当時の学長が農業経済の先生でした。今考えれば立派な先生で、京産大の裏の山でサツマイモ作る実験やってるとか言ってました。素人でも簡単にできると言うとやっぱりイモですね。私も一昨年には家庭菜園やってましたが、貴重な経験でした。自分や家族が万一飢えたときに、その辺の土地を耕してイモくらい作れるようにはなりませんと。以前、能登の千枚田を見たときには「なんでわざわざこんなとこで稲作やらにゃいかんの?」と疑問に思ったものですが、そこはそれ昔の人も苦労したのだと今ではわかります。

 ただし、私の場合箸より重いものは持ったことがなかったので、実際に畑仕事をやってみると手は痛いし腰はだるいし草取りも手間かかるし大変です。結局1年借りただけでやめました。いずれにしても、一度やってみるとわかる事ですので、皆さんも今から裏の庭でも耕しましょう。

 さて、月曜日といえば「ラストクリスマス」ですがドラマの内容はどーでもいいです。今日は明らかに時間稼ぎというような内容。ただ、桜井幸子って結構好きなんですよ。で、今回も一時は真剣に結婚を考えたかというとそんな事はありません。初めて彼女を見たときには、私は既に結婚してましたので。ま、付き合ってくれと言われたら牛丼の一杯くらい一緒に食ってもいいですが。(お、新パターン)