今日のひとネタ

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トロンボーンの防音には?

2004年11月24日 | 日記・雑記・ただの戯言
 子供が部活のトロンボーンを持ってきてます。中間試験が近いので部活が休みになり、家で基礎練習をやるのだとか。現物は何回か見てますが「おお、トロンとしながらボーンと張り出した堂々たる体躯! こ、これは…」というボケは何回もやってますので、もうやりません。この現物ですが、あちこちひん曲がったりしてて管の抜き差しに苦労する様子。本人は3年生が完全引退してから、もっとまともな楽器が回ってくるのを期待しているようですが。

 ところで、私が家でトランペットを吹くときは防音対策として、押入れの布団の一部を持ち上げてドーム上の空間を作り、その部分にベルを突っ込んで吹いたりします。どれくらいの効果があるか数値的な測定は無理ですが、やらないよりはましでしょう。もっとも、「まともに音が出ない」というのが自分としては一番の問題ですが。で、トロンボーンにこの技が使えるかと言えば、あのスライド管が曲者で無理。本人ごと押入れの中に入って吹けるかといえばこれも無理。車の中で吹けるかというと、普通乗用車なのでこれもまず無理。

 管をグッとスライドさせて突き出したときには結構なスペースが必要です。で、どうしてるかというと単純に日中には普通に吹いて夜は吹かないと、そういう事になります。ただ、我が家は環境的には割と恵まれてて、部屋はマンションの2階なのですが角部屋であり、おまけに下はエントランスで上は空き部屋でその上も空き部屋。窓の外はスーパーの駐車場と搬入口。搬入口は結構トラックが来ますので、ここのマンションに住んでる人は普段から多少の騒音には慣れてると。

 子供の友達でやはりトロンボーン担当の子は、家で練習してたら近所から苦情が来たんですと。そこは住宅密集地で、傍から見ても隣の家の会話が聞こえてきそうなところ。マンションに住んでれば、隣近所や上下の部屋からの振動や騒音はある程度覚悟の上でしょうが、一軒家だとその辺厳しいのかもしれませんね。

 なお、集合住宅の騒音の件では私も文句言ったり言われたりの経験はあります。青森に住んでた時はアパートだったのですが、上の部屋がファミレス職員の寮になってて、土曜の深夜一時ごろに何人も引き連れて来てワイワイやる事がありました。何回か苦情を言ってその都度すぐに静かになりましたので、まぁ聞き分けのある人たちだったようです。

 郡山のマンションでは、夜の10時くらいに上の部屋で物凄い音がすることがありました。丁度子供が寝るくらいの時間なのでこれは辛抱できません。私の予想では、木工のドリルとかそういう物を使ってるのではないかというような音でしたが、近所の人の話ではそこも会社の寮という事だったので、業務用の洗濯機があるらしいとも聞いた事があります。この時も苦情を言うとインターホンですぐ「あ、すいません!」と返事があってすぐ止んだのですが、一体なんだったのか今でも謎。

 ということで、種々の問題を解決するには地下に秘密のオーディオルームがある家にでも住むのが一番なのですが、年末ジャンボに当たってから考えようっと。ちなみに、トランペット用のサイレントブラスシステムのミュートをタオルで巻いてトロンボーンのベルに突っ込むと、結構音が静かになりますが吹くのに抵抗があるらしく子供は嫌がってました。なお、私が弾くギターはエレキギターが主ですので、こちらは苦情を言われたことはありません。エレキ=うるさい!というイメージがありますが、所詮アンプがないと大きな音は出せませんのでアパートで弾くにはフォークギターの方がきついです。

 ところで、今ごろになってこういうニュースがありますが、若者の日本語力の低下は今に始まった事ではありません。学生だけじゃなくて、若手サラリーマンにも試験を実施すべし。何回か話題にした「浪花節」ですが、先日大宮の事務所の若い衆(若いとはいえ32歳二児の父)をつかまえて「キミは浪花節というのを知っているかね?」と尋ねたところ、「えっと、大阪弁のなんかですよね。」ですって。こんなもんだよ人生は。