今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

伸びたり縮んだり

2007年04月09日 | 洋楽・邦楽やオーディオの話

 NHKFM「FMミュージックプラザ第二部」ですが、今日はつのだ☆ひろ氏の日。特集はさだまさしでしたが、先日逝去したDr.シーゲルこと成毛滋氏を偲んでフライドエッグの曲もかかってました。つのださんは昔一緒に活動してましたから、親交が深かった様子。彼の事を話してて思わず声を詰まらせてるように聞こえました。

 Dr.シーゲルは日本の音楽業界に嫌気がさしてもう長い間まともに作品を発表してなかったため、ラジオで演奏を聞けるのは非常に珍しいです。今日かかった曲も私はちゃんとCD持ってますけど、初めて聞く人は多かったのではないでしょうか? 本当に惜しい人を亡くしたものです。

 で、私の持ってるCDはもう売ってないのかな?と思ってamazonをチェックしたら、なんとDr.シーゲル関連のアルバムがこの3月にまとめて再発されてました。しかも1,300円というお買い得価格。ストロベリーパスの「大烏が地球にやってきた日」と、フライドエッグの「ドクター・シーゲルのフライド・エッグ・マシーン」「グッバイ・フライド・エッグ」がありました。

 知らない人のために説明すると、ストロベリーパスはつのだ氏と成毛滋氏の二人ユニットで、ドラム以外の楽器(ギター、ベース、キーボード)は基本的に成毛氏が担当してました。しかも、この当時の日本のロックでは珍しいミニムーグとかも思いっきり駆使してて。お馴染みの「メリージェーン」は、ストロベリーパスのこのアルバムが初出です。

 で、その二人に高中正義が加わったのがフライドエッグで、このとき高中はベースを弾いてました。10年程前に高中が「過去へのタイムマシン」というライブをやって、その時には一度だけフライドエッグが再結成してました。曲は「パープルヘイズ」をやったのですが、間奏は各自のソロ大会で高中のベースソロもつのだ氏のドラムソロもすごかったですが、Dr.シーゲルのギターソロはすさまじいの一言。

 あのとき既に50歳くらいのはずですが、私はDVD持ってるので映像見たときはとにかく驚きました。ライトハンドっても8本指奏法まで駆使してるし、速弾きもすごいのなんの。もう1時間目終わった時点で帰っちゃうくらい。(そりゃ早退きだって)

 ということで、今日も成毛氏を偲んだのでした。しかし、フライドエッグの曲が終わって番組のエンディングテーマが聞こえてきたので「はれ?」と思ったら、今月から30分短縮になったんですね。昨年は15分伸びたと思って喜んでたのですが。どうもNHKのやることはわからんなぁ…。ブツブツ。


新宿駅はどうなっておるのじゃ

2007年04月08日 | 日記・雑記・ただの戯言
 バンドのリハだったので池袋から埼京線で新宿駅まで行って丸の内線に乗り換えようと思ったら…丸の内線の乗り場がわからん! 南口に出てしまった私が悪いのかもしれませんが、それにしても不親切。

 どの表示を見ても大江戸線とか京王線とか小田急しかないの。ちょっと方向を変えようと思ったら小田急デパートの中に入っちゃうし、ルミネの中を突っ切ろうと思ったらまっすぐ進めないし。

 そうこうしてるうちに10分くらいロスしてしまいました。それにしても山手線のホームに上がる階段の横もずっと工事中だし、新宿駅は一体どうなっておるのじゃ。田舎者だと思ってバカにするでない! フンだ。

地道にコンプリート

2007年04月07日 | スペクトラム(ブラスロックバンド)
 このジャケットを見て即座に反応した人は上級者です。先日スペクトラムのアルバム「SEOCOND NAVIGATION」をゲットしました。「持っとらんかったんかい?」ということではなくこれはLP。

 スペクトラムのオリジナルアルバムはラストライブまで入れると6枚あって、CDでは全部持ってたのですがレコードでは4枚目にあたるこのアルバムを持ってなかったんですね。これでオリジナルアルバムのLPはコンプリートコレクションとなりました。再生する予定はまったくないのですが、ジャケットと歌詞カードが欲しかったのでオークションで買ったというわけです。ごく普通の中古盤の価格(すなわち1000円くらい)だったので。

 では、私のLPコンプリートまでの道をご紹介しましょう。

購入年月   アルバム名
79年9月 1st スペクトラム     (1979年8月発売)
80年9月 2nd OPTICAL SUNRISE  (1980年3月発売)
80年12月 3rd TIME BREAK     (1980年11月発売)
07年4月 4th Second Navigation (1981年6月発売)
82年1月 5th BRASSBAND CLUB   (1981年9月発売)
81年12月 6th FINAL Budokan Live (1981年11月発売)

 別にメモを残してたわけではないのですが、こういうのだけはしっかり覚えてます。あの頃は自分の部屋にステレオがあったわけじゃないので、別室に行って初めてレコードに針を落としたときの感激が残ってることと、なんかあって一区切りついたときにレコードを買ってたのでそれで覚えてると。

 ファーストアルバムは発売して1ヶ月くらいで買って、セカンドアルバムは出たのは知ってたのですが、高校生だったのであんまり金持ってなかったのでなかなか買えませんでした。(丁度この夏から尾崎亜美さんのアルバムを買い始めたという事もあるのですが)

 3枚目はすぐに買ったのですが、なぜ4枚目を買わなかったかというと1981年は私は受験生でストイックな生活を送ってたため「あえて好きなもの我慢する」ということで買わなかったんですね。(その年の5月に出た亜美さんのアルバムは買ったのですが…)

 で、そうこうしてるうちにスペクトラムは解散してしまい、ファイナルのライブはどうしても聞きたかったので2学期の期末試験が終わってから買いました。その後私は推薦入試だったので年内に進路が決まり、年が明けてお年玉でブラスバンドクラブを買ったはいいものの、春からは学生寮に入ってレコードプレーヤーのない生活になりましたから「セカンドナビゲイション」を買わないままずるずると来てしまって、結局CDで再発されてから買ったと。

 で、なぜLPが欲しかったかというとジャケットと歌詞カードが見たかったので。写真はジャケットの裏面ですが、楽器の写真と一部譜面が写ってるんですね。CDのジャケットだと小さくてわからないでしょうが、これは「Paradise」のギター譜です。その下には「Slapdash」のBass譜がタイトルだけ見えるので、これは奥さんが書いたのでしょうか?

 なお歌詞カードの方は、1stとか2ndのように使用楽器が細かく書いてあったわけではなくステージ写真があるわけでもないので、CDと比べて特に感激はありませんでした。ということで、コンプリート自慢でした。ただし、妙な高値を出してまでレコードを買い揃える必要はないので、スペクトラムファンのお友達はCDで楽しみましょうね。オリジナルアルバムもベストアルバムもCDは全部新品にて手に入ります。なんか勘違いしてるバカヤローがヤフオクで2500円くらいで「未開封」として出品してますが、それは市販価格より高いです。皆さん賢い消費者になりましょうね。

ショック…Drシーゲル逝く

2007年04月06日 | 洋楽・邦楽やオーディオの話
 Drシーゲルことギタリストの成毛滋氏が亡くなったとのこと。亡くなったのは先週なのですが60歳だったそうです。まだ若いですのにね。

 若い人は知らないでしょうが、私は「パープルエキスプレス」というラジオ番組で彼のギター講座を聞きロックギターの基礎を学んだようなものです。今使っているショートスケールのストラトを買ったのも彼の影響だし、自宅にチューブアンプを持っているのもそう。ピッキングとか運指の練習フレーズも彼の講座で学んだものなので、他界したと聞くと淋しい限りです。

 成毛氏の「よいこのロックギター」という教則ビデオは2本持ってますがあれは一生の財産にします。合掌。

おかずの思い出

2007年04月05日 | 日記・雑記・ただの戯言
 まず定番はデラべっぴんとかザ・ベストとか。高校時代はGOROを回し読みしてましたが、友達から貸してもらったのは素手で触るのに抵抗があって…というような話を想像した人はエッチな人です。今すぐエッチ科の病院を受診して下さい。念のため入院した方がいいでしょう。余分な皮も切って貰ったり。(なんじゃそりゃ)

 なにがどうだというと、子供が高校生になったので毎日弁当持参なんですと。なので妻は献立に頭を悩ましているというわけです。が、自分が高校生の頃を考えるとどんなおかずだったかというのがほとんど記憶ないんですよね。なにしろ食べ盛りでしたから最初に買って貰った弁当箱が小さくて「もっと大きいのにしてクリ」と母にせがんだのは覚えてますが。(失礼な奴ですね)

 あとは味の素の冷凍食品で「エビ寄せフライ」というのがあって、それを初めて食べたときは「こんな美味いものがあったのか!」と衝撃を受けたのを覚えてます。(ますます親不孝な書き込みでしょうか?)

 作家の中島梓氏は、自分の希望で高校の3年間毎日同じおかずだったとか。(粉をつけて焼いた鶏肉と卵焼きだったかな?) これはある意味親孝行かもしれません。さらに進んで自分で弁当作るくらいになれば上級者でしょう。

 ということで「どんなおかずであろうと高校生なんて腹一杯になれば満足するものだ」という話でした。私は少食な方ですが、おかずよりご飯の量を充実させて欲しいと思ってたもので。

人として

2007年04月04日 | 日記・雑記・ただの戯言
 人らしく生きるために今日は9時に仕事を切り上げて帰ってきてやった。ワハハ。そもそもが10時半に帰ってきて12時に寝るなんて生活は、風呂入ってメシ食ってblog書くだけで終わってしまいますから余裕がなさ過ぎです。本も読めないし。

 何しろ山崎豊子の「二つの祖国」を読み始めたのですが、文庫本で全3巻で現在中巻の前半。面白いですが手ごわいです。1週間以上かかっとるし。

 それにしても先週は「期末だから」ということで提出書類が多かったのが、今週は「期首だから」と言われてまして。結局営業とは折り返し点ばっかりでゴールのないマラソンだと気づいてから20年以上たちますが、どうも4月は落ちつかんなぁ。ブツブツ。

そんなことどうでもいいじゃない

2007年04月03日 | 日記・雑記・ただの戯言
 いつだって~愛してるじゃ~ない~ というまでもなく本当にどうでもいい話が多い世の中。今朝聞いたどうでもいい話は「今年の新入社員はデイトレーダー型」というの。ちなみに昨年は「ブログ型」だったそうです。

 他には「理想の上司」という例のアンケート。理想の上司が篠原涼子でも黒木瞳でも星野仙一でもなんでもいいですけど、上記の新入社員を型にはめるのとかこれとか何がどうかというと机の上だけでチャチャッと作った臭いがプンプンしてダメなんです。

 どうでもいいこととか無駄なことやるにしても、手間暇かけて真剣にバカをやれば面白いと思うのに。もしかして、世の中それだけ余裕がないってことですか。

 どうでもいいニュースとしてはフジテレビの入社式にオリエンタルラジオ出席というの。おまけに、抱負を語った新人アナに対して進行役の先輩中野美奈子アナが「この世界、厳しいですから」と言ってピシャリと洗礼を浴びせという話までくっついてて、聞いてるだけで「どうでもええやん」と思ってしまいます。

 しかし、中野アナといえば今朝のめざましテレビで「偏西風に乗って“オウサ”が飛来」と言ってて、わたしゃ一瞬「え?え? ワシは黄砂は“コウサ”だと思ってたけど間違ってたのか?」と悩んでしまいました。が、CM明けにはしれっと「コウサ」と言ってたので誰かに指摘されたのでしょうね。

 で、会社に言ったらこの話でもちきりでした。ブログにも結構書いてる人がいるので驚いた人は多い様子。なにしろ人気アナですから。しかしなんですね、昔はアナウンサーというというと報道の人とかジャーナリストというイメージでしたが、フジテレビの女子アナに限っては「フジテレビ女子アナウンサー」という職業を独立させるべきですね。一般の「アナウンサー」と区別する意味で。

 どう考えても採用する側も採用される側も入社後の教育する側も視聴者も、一般的なイメージの「アナウンサー」に育つだろうとは思ってないようですので。容姿に自信があっても結構高学歴だから単なるアイドルになるのは嫌だし、「アナウンサー」という肩書きがついてれば別にニュース読まなくても知的なイメージで見られるし、IT長者と合コンできたりうまくいけば玉の輿に乗れるし、ってことで。

 …って、もしかして今日の書き込みが一番どうでもいい話でしょうか? いいんです、高島アナも中野アナも好きですから。「どうせ若い子なら誰でもいいんでしょ?」という指摘は受け付けません。どうでもいいですので。

怪奇大作戦??(ネタバレなし)

2007年04月02日 | ドラマレビュー

 偶然NHKのサイトで発見したのですが、BS-hiにて「怪奇大作戦 セカンドファイル」なるドラマの話があるとか。こんな企画が進んでいたとはちーとも知らなかったので驚いたの驚かないのって、全然驚かないの。(って、違うぞ)

 オリジナルの「怪奇大作戦」は1968年の放送だったそうで私は5歳くらいでしたから、ちゃんと見たのは大人になってからの再放送にて。初回放送時にも見た記憶はありますが、「白い顔」なんてたまたま家に親がいなかったもので怖くてみられませんでした。

 「今回はどんなもんでしょう?」と思って早速見てみましたが、「まずまず面白い」という感じ。突っ込みどころ満載ですが、一応最後まで集中して見せたという点では評価しましょう。上品に怖がらせるところが雰囲気出てました。役者さんがみんなわざと下手にやってるように見えましたが、初回の演出は「呪怨」の清水崇氏だそうです。次回が北浦嗣巳氏で、3回目は「リング」の中田秀夫監督だとか。

 そう聞くと期待が膨らみますが、なんとこのGWには今回の新作とオリジナル版からセレクトした回を集中放送だとか。「死神の子守唄」かぁ。今度バンドでやろうかな?(ウソ)

 ということで、気になる方はこちらでチェックしてみて下さい。今のところBS-hiでのみ放送されるようですが、これってすごく話題になりにくいのでは? どーなんでしょう、NHKさん。


ミカバンドに見る大人のロック

2007年04月01日 | 洋楽・邦楽やオーディオの話
 昨年のキリンビールでのCMをきっかけに再結成したサディスティックミカバンドですが、先月はコンサートがありました。私は会場で見たわけではありませんが、あちこちのblogにレポートが上がっててそれを読んでると「ああ、いいなぁ。面白そう。」と思います。

 主要なメンバーの年齢でいうと小原礼氏が私の丁度一回り上、加藤和彦氏はそれより4歳も上です。そういう人たちが自然にロックをやっていて、しかもかっこいいというのはすごいです。私のように40をいくつも過ぎた年代にとって夢を与える存在でしょう。

 ステージだけじゃなくて、昨年FM-Nack5の坂崎幸之助氏の番組に加藤氏と小原氏がゲスト出演した際のインタビューを聞いたのですがレコーディングもまた楽しそうで。今回のレコーディングは合宿のような形で集中して実施したそうですが、なんか加藤氏は調理器具と食材を持ち込んで自分の歌入れを午前中にとっとと終了させると、あとは料理ばっかり作ってたとか。それも「今日は○○のコックのファッションで」とか「今日はウインブルドンの審判で」とか毎日衣装も変えて。

 そういうのを聞くと、いくつになっても遊び心は素敵だとか、人生はいつまでも楽しいとか、なんかそういう風に思えるのが楽しいです。プロのミュージシャンというのは一つの職業ではありますが、ファッションとかライフスタイルとかまで人々に影響を与えるような存在であるのが一流の証拠…かな? まぁあの人たちは自分達が楽しんでるというのが一番で、そんなとこまで意識してないと思いますが。