「はい、…僕酔ってません…」
「もう大臣終わったの」
ということで懐かしいネタでした。今の若い人は知りはれへんやろなぁ。年とってても知らない人多いだろうけど。
尾崎亜美さんの東芝EMI時代の初期アルバム5タイトルが、4月に再発されることになったとか。かねてより噂はあったのですが、昨日あたりからHMV、新星堂などの大手通販サイトにも出ていますので確実でしょう。今回は紙ジャケット仕様で各2500円です。
今回再発されるのは「シェイディ」「マインドドロップス」「ストップモーション」「プリズミイ」「リトルファンタジー」。これらがLPで発売されたのは1976年から79年にかけて。亜美さんが学園祭の女王と呼ばれてた頃でもあります。
これらがこれまで一度もCDになってなかったかというとそんなことはなく、私の手元にある音蔵シリーズは93年4月の発売になっています。音蔵はほどなく廃盤になりましたが、ストップモーションだけは数度CD化されており、これだけは今も普通に流通してます。私の持っている「ストップモーション」は1987年のものと、その後紙ジャケで再発されたものの2枚。どちらも音蔵ではありません。これ以外は全部音蔵です。
これらのアルバムの収録曲は尾崎亜美研究室のアルバム一覧でも参照してもらうとして(笑)、主なポイントだけ紹介します。デビュー曲の「冥想」は「シェイディ」に収録されてます。これと2枚目の「マインドドロップス」が松任谷正隆氏のアレンジで、ストップモーション以降が亜美さんのアレンジ。「マイピュアレディ」はオリジナルアルバム未収録なので、2枚目あたりのボーナストラックとして収録されるのではないかと予想してますが、その辺はわかりません。
4枚目の「プリズミイ」からは亜美さんがキーボーディストとしてガンガン弾きまくりまして、オーバーハイム8VoiceとかPolymoogとか使われてます。さらに「リトルファンタジー」ではプロフェット5とボコーダーが登場しますから、その辺の流れを感じたい人は5枚全部お買い求め下さい(笑)。
バックのミュージシャンは、亜美さんのアレンジのアルバムでは基本的にDr林立夫、ベース後藤次利か高水健司、ギター鈴木茂、キーボード佐藤準と佐藤博、Saxジェイクなど、とにかく売れっ子のミュージシャン揃い。
珍しいところでは「ストップモーション」ではコーラスに寺尾聡、オフコースが参加。「プリズミイ」ではピアノに坂本龍一、コーラスにオフコースなどが参加してます。
私が初めて亜美さんのアルバムを買ったのが「リトルファンタジー」で、それが凄く気に入ったので3週間後くらいに今度は「プリズミイ」を買ったと。そしたらそちらも同じくらいよくて、以来30年近くになりますがどっぷりと亜美ワールドに浸っています。なので私にとってこの2枚のアルバムは別格なんです。
再発されることであらためて聞く人と初めて聞く人と、とにかく多くの人に聞いてもらうことができるわけですごく楽しみです。音蔵シリーズのネットオークションの高値にびびってた人も安心して買うことができるでしょうし。
今後ボーナストラックなどの詳細が決まりましたらあらためてお知らせすることとして本日はこれまで。敬称つけたり略したりの変な文章でした。本当は亜美さんは「亜美様」としたいくらいなのですが(笑)。