今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

伊藤蘭「RAN To You」終了しました

2023年09月20日 | キャンディーズ・伊藤蘭

 

 ニッポン放送で昨年9月から放送されていた伊藤蘭さんの「RAN To You」が、9月17日の放送をもって終了しました。毎週の放送だったのが時間が変更になったり、この7月からは月1回の放送になったりでしたが、ついに終了ということで寂しさを感じているものであります。

 ただ、元々この番組はデビュー50周年を迎えることでのスペシャルプログラムだったので、レギュラー放送の終了については致し方ないかという気もしています。

 蘭さんのラジオというと、1980年に「伊藤蘭 通りすぎる夜に」というのがありました。当時私も聞いてたのですが、ほとんど印象がないというか面白くなかったです。ご本人によると台本があってそれを読んでたそうで、やはりフリートークがないとつまらないですね。キャラは魅力的なんだし。

 今回の番組もフリートークが苦手だと最初から言ってて、当初は苦労してた印象もありましたが、だんだん調子が出てきた気がしてます。特にスナック「Beside You」の蘭ママが出てきてからは弾けた感じ。

 ただ、先日の東京国際フォーラムでの蘭ママのコーナーはダダ滑りだった印象で、案外みんなラジオ聞いてないのかもしれないですね。あるいは、歌で盛り上がり過ぎてあのネタが通じなかったのか。

 放送終了は寂しいですが、蘭さんの最後の言葉が「じゃあ、また。」という事だったので、年末とかお正月とか特番やってくれる事を期待します。今回のコンサートのライブDVD発売とかあれば、その機会にということもありますし。

 とにかく、この1年楽しませていただいたことには、蘭さんとスタッフの方々には感謝を申し上げます。ちなみに当方メール職人なのですが、結局1回も出せずにいるうちに終了してしまいました。番組の録音はほぼ全回ありますので、特番あるときは予習というか復習ができそう。その時が来るのを期待してます。


クラッシュは突然に

2023年09月19日 | 日記・雑記

 土曜日のこと。コンサート観てたので、開演中はスマホの電源を切ってました。終わってから電源入れて、感想をツイートしようと開演前に会場前で撮った画像を添付しようとしたら、なぜか画像が表示されず。

 ちょっと調子悪いのだろうと思ってたら、そのままずっとその状況。で、翌朝になってもまだ表示されないので「これはおかしい」と、設定からストレージの画面を見たらSDカードが無いことになってました。

 それで再起動したら、今度は「SDカードに問題がある」とのこと。ファイルビューアーで見ようとしてもSDカードは表示されず。ダメ元でPCのカードリーダーで見ようとしたらフォーマットが必要だと。ガーン。

 が、アドレス帳は表示されるし、SDカードに入ってたのは写真と動画くらい。しかも、auのデータバックアップサービスがあるので、そこにも保存されてました。さらに、何かの予感があったのか、スマホの画像は2週間ほど前にPCにバックアップしてたのでした。

 結局フォーマットしたらSDカードは使えるようになりましたが、もちろん保存されていた画像はキレイさっぱり消えたので、PCから戻したと。ちなみにauのデータバックアップからは上手く戻せなかったので、やり方を勉強しないと。

 それにしても、クラッシュはいつ来るかわかりませんね。あとは、最近撮った写真というと買ってきたお菓子とか日本酒とかテレビ画面とかなので、つくづく私はたいした写真は撮ってないなあと。


今度の日曜はトマトパラダイス Vol.15>スペクトラム・トリビュートバンド祭り

2023年09月18日 | スペクトラム(ブラスロックバンド)

 

 9月24日(日)に、スペクトラムのトリビュートバンド祭り「トマトパラダイス」を行います。2019年以来の開催となりますが、回を重ねてこれがVol.15。2006年が第一回だと記憶してますが、毎年スペクトラムの解散記念日のあたりの開催となっています。

 今回はBLUFFのカバーであるPILAFFと、我々ReSPECTの2バンド。PILAFFは息の合った迫力のホーンセクションとパワフルボーカルのバンドで、BLUFF以外の曲も飛び出すかも。何回か一緒にやってますが、芸達者な人たちなので毎回何が飛び出すかわかりません。

 ReSPECTはもちろんスペクトラムをやりますが、先日の定禅寺ストリートジャズフェスティバルが30分なのに対し今回は約1時間。時間が増えた分、何をやるかはお楽しみですが、あんな曲やこんな曲やワッチコンもやるでしょう(?)。私は歌ったり踊ったりおしゃべりしたりギターを弾いたりします。

 会場は新中野駅近くのライブカフェ弁天で、ご来場の際の予約は不要です。気が向いたらふらっとお越しいただけますが、受付で「ReSPECTを見に来た」と言っていただくとありがたいです。このブログ主に御用の方は、受付でハイパパもしくはリスペクター5号はどこにいるかとお申しつけいただければ、多分その辺にいます。楽屋に籠ってることはありませんし。

 ちなみにライブカフェ弁天は、名物焼きカレーが好評です。ライブハウスは行ったことがないという人も、お店のサイトのPhoto Galleryをご覧いただければ客席の雰囲気もわかります。客席は椅子とテーブルがあり、トイレも男女別の場所にありますし、気軽にお越しいただけます。

 今回は開演が早く15時半ですのでその点ご注意ください。遠方からお越しの際も帰れる時間となってます。ご不明な点はこのブログの右側にある「メッセージを送る」というボタンからお問い合わせ下さい。

 とにかく、スペクトラムのファン、ブラスロックが好き、賑やかな音楽を楽しみたい、ライブハウスに行ってみたい、焼きカレーを食べてみたい、などの方は楽しめるかと思います。皆さまのお越しをお待ちしております。

 

イベント名:トマトパラダイス Vol.15
日 程 :2023.9.24(日)
会 場 :新中野・ライブカフェ弁天
       東京都中野区本町4-39-4 TNビル B1F
       (東京メトロ丸ノ内線 新中野駅 徒歩3分)
開 場 :15:00
開 演 :15:30 (終演18時ごろ予定)
チャージ:¥1,500+1d(¥600) 合計 ¥2,100
出演:
PILAFF
ReSPECT


尾崎亜美コンサート2023 9月16日(土) 於:EX THEATER ROPPONGI

2023年09月17日 | 尾崎亜美

 

 尾崎亜美さんのコンサートに行ってきました。会場は大きなライブハウスで、亜美さんがこの時期にここでライブを行うのは4年連続。すっかり常打ち会場の雰囲気ですが、ステージが割と高くて見やすい事と、音響がいい感じはします。(素人目ですが)

 そして、なんと言っても亜美さんは半年ほど前に声帯の手術をしたばかりで、ソロコンサートは術後初。ご本人はすごく勇気が必要だったろうし、ご家族も関係者もファンも今回は注目のステージとなりました。

 亜美さんのMCによると、まだ完全に回復していない状況での長時間のステージを危惧する声もあったものの、執刀医からは「地道なリハビリも大事だけど、1回の本番で得られるものは大きいはず」と言うアドバイスがあったとの事です。手術した部位の状況は順調だそうですし、いいお医者さんに巡り合えたのですね。歌謡界のジョーブ博士として称えましょう。(どこの病院の先生かは知らないのですが。)

 そのステージを支えるミュージシャンは以下の方々。ご覧の通りレジェンドの方々がいますが、去年から加わった住友紀人さんが今回も大活躍でした。

<ミュージシャン>
林立夫(Dr)
小原礼(B)
鈴木茂(G)
是永巧一(G)
住友紀人(Sax,Wind Synthesizer & Key)
Aisa(Cho & A.G,Mandolin)


 ステージは定刻から約10分遅れでスタート。亜美さんは黒い衣装で、正面に渦巻き様の模様があるのが印象的でした。以下、第一部の曲目。


<第一部>
Recipe for Smile
フード ウォーリアー
マイ・ピュア・レディ
VOICE
冥想
純情
愛の構造
Let's Imagine
そばかすうさぎ
曇りのち晴れ


 まずはステージ中央に立ってハンドマイクで「Recipe for Smile」からスタート。復帰第一弾のステージはお客さんの近くでじっくり歌いたいという思いからでしょうか。実は私は「My Song For You」が1曲目と予想してたのですが、あっさり外れました。オープニングがこの曲になったのが本当に意外ですが、予想が的中した人のみ私に石を投げなさい!(って、本当に投げられると困りますが。)

 続いて、Aisaが自宅から持ってきたお玉でリズムを奏で「フード ウォーリアー」がスタート。その後、MCでご挨拶があり今回のコンサートへの意気込みなど。手術とその後の状況については「マイ・ピュア・レディ」の後で色々聞かせてくれました。

 今回は特にニューアルバムがないことと、新しくなった声帯で過去の色んな曲を歌ってみたいという思いからでしょうか、意外な曲があれこれ聞けました。作った作品は400曲くらいあるそうで、選曲は楽しい作業でありつつも苦労があったことでしょう。

 そんな中、特に珍しかったのは「愛の構造」「Let's Imagine」「そばかすうさぎ」「曇りのち晴れ」など。「愛の構造」「Let's Imagine」はアルバム「Arrows In My Eyes」の収録曲ですが、「Let's Imagine」は生で聞いたのは初めてかも。実はこの曲はサビのメロディーがおしゃれで結構好きなのですよ。ふっふっふ。そういえばannaという歌手への提供曲だったようですね。

 そして、声帯の手術の影響は?という事では、私は「愛の構造」以降ではっきりと感じました。数日前から持病の関係で喉への影響もありちょっと不調もあったそうですが、このあたりからここ数年の歌声とは違うきれいな高音が目立ったように思います。

 さらに極めつけは「曇りのち晴れ」。ここはAisaと亜美さんの二人だけでの演奏でしたが、前にやった時は半音下げて歌ったのが今回は原曲キーに戻したとか。お手元に「Points-2」がある方はそれを、無い方はサブスクでお聞きただければわかりますが、あの歌声に近いものが聞けたわけでそれはそれは感動しました。この曲も大好きなのでじっくり聞けてラッキーでした。


 ここで15分の休憩が入って第二部へ。亜美さんは衣装替えして、イメージは「白いメーテル」。

<第二部>
The World Is All Changing
メッセージ ~It’s always in me~
オリビアを聴きながら
あなたの空を翔びたい
月の魔法
伝説の少女
Barrier
Smile


 第二部はグランドピアノの弾き語りから始まって2曲、小原礼さんが加わってオリビア、是永巧一さんが加わった水戸黄門スタイルでの「あなたの空を翔びたい」を。ここでは曲の提供先の高橋真梨子さんの事にも触れ、もうコンサートツアーはやらないそうなので、私がこれをステージで歌っておきべきではないかというような話が。実はこの曲はもしかしてやるのではないかと、なんとなく予想してました。(エッヘン)

 そして、コンサートのハイライトともいえたのが「月の魔法」。亜美さんも自宅トレーニング中から特に思い入れの強かった曲だそうで、確かに終盤の声の張りを聞いて「これは凄い」と私も思いました。どういう曲かは、お手元にCD「月の魔法」がある方はそれを、無い方はサブスクでどうぞ。亜美さんの曲は、今やほとんどがSpotifyにもAmazonミュージックにもYouTubeにもあります。

 その後、コンサートではお馴染みの「伝説の少女」があり、ハードなロックの「Barrier」はハンドマイクで、最後は「Smile」を会場全体で合唱して本編終了。

 アンコールは、スタッフから1曲にするか2曲にするかと聞かれ、亜美さんは迷わず「2曲!」と答えたとか。「天使のウインク」から会場総立ちになり大盛り上がりのまま終了しました。

<アンコール>
天使のウインク
待っていてね

 

 全部で20曲だったでしょうか? もし曲目メモに間違いがある場合は、存分に指摘していただければと思います。

 なお、今回はオープニングが意外な選曲だったので、ドレミファドンはいきなり惨敗。それ以外はウサミミを付けた瞬間に「あ、そばかすうさぎ!」と反応したし、二部のオープニングの曲前のMCで「The World Is All Changing」とわかったりしたので、まあ引き分けですね。(なにが?)

 そういえば、最近は定番になっていたエンディングクレジットのスライドは今回無しでした。

 終演後は新しいTシャツの売り場が大混雑で多少苦労しましたが、無事ゲット。今回のは結構しっかりした生地ですね。私は是永さんが着てたのと同じ色を選びました。

 そんなこんなですが、術後第一弾のコンサートは大満足。新しくなった声帯で、色んな曲を聴かせてくれそうで期待は膨らみます。今日はまだ本調子ではない上に数日前にトラブルがあったそうですが、完全回復したらどんだけ凄くなるのやら。

 こうなれば歌声をじっくり聴きたいので、弾き語りだけとか礼さんとのデュオとか水戸黄門スタイルとか、あまり大きくない会場でそういうスタイルのライブを増やしてくれないかなあとか思います。あくまでも個人的な思いですが。

 とにかくいろんな意味で安心したし満足したし、帰りの居酒屋でビールを飲み過ぎたのもあって、昨夜はぐっすり眠れました。尾崎亜美さんとバンドの方々、さらに関係者の皆さんに感謝を申し上げます。一緒に会場で新しい尾崎亜美を体験した方々とも歓びを分かち合いたいと思います。いい夜でした。


CS番組チェックできてないなあ

2023年09月16日 | 日記・雑記

 

 当方一般男性につき、WOWOWとCSの番組一覧をチェックしてニヤニヤするのが楽しみだったりします。が、今月は毎週土日にイベントがあってすっかりサボってました。

 そこであらためて見渡した上での備忘録ですが、まず時代劇専門チャンネルから。注目は大河ドラマの「花神」と「翔ぶが如く」の総集編。とはいえ、どっちも一回目は終わってました。チェックしておかないとだめですね。

 続いてチャンネルNECO。色々眺めてたら気になったのが映画「野獣狩り」というの。1973年の作品で主演が藤岡弘。すごくハードなアクションが売りだそうで見たい!と思ったら、既に放送終わってました。が、調べたら来月もありました。忘れないようにしないと。

 あとはホームドラマチャンネルの古谷一行主演の金田一耕助シリーズも魅力。「犬神家の一族」も魅力。なんかお茶目なスケキヨ(?)の仮面がいいですね。野々宮珠世役は四季乃花恵さんですが、この人もなかなかの美人じゃございませんか!と桂小枝のようなことを言ってしまいます。

 そして「八つ墓村」も一挙放送があります。私は渥美清版の映画よりこのドラマの方が好きです。荻島真一の怯えっぷりと鰐淵晴子の美貌と松尾嘉代のお色気と中村敦夫の狂い方が素敵です。久々ですが見ねば。

 ただ、今夜は尾崎亜美さんのコンサートで、明日は石川ひとみさんのイベントで、来週日曜は自分のライブで、10月1日は石川ひとみさんのコンサートと行事が目白押し。さらに一般男性なので9月は仕事が忙しいということで、いかにもCS録画が後回しになりそうな予感。気をつけないと!


テレ朝「シッコウ!!~犬と私と執行官~」終了しました

2023年09月15日 | ドラマレビュー

 テレ朝で火曜夜9時から放送していたドラマが終了しました。かなり面白かったです。主演は伊藤沙莉、共演に織田裕二、中島健人などなど。

 前にも書いた通り脚本とキャラ設定が絶妙で、伊藤沙莉、織田裕二の演技も評価します。伊藤沙莉を見て「可愛い」と思う日が来ようとは。美形ではないですが、あの笑顔の見せ方は上手いですね。

 最初はタイトルを見てもまったく意味が分からず、実際ドラマが始まるまで伊藤沙莉が主演という以外は知らずに見たのですが、執行官というのは裁判所の職員で,裁判の執行などの事務を行う人の事なんですね。そういう意味ではなかなか斬新なドラマでした。執行官の仕事もわかったし。一応原作もあるようです。

 タイトルの「犬」というのは執行官の織田裕二が大の犬嫌いで、執行に行った家に犬がいると入れないという設定。そこに、犬好きの伊藤沙莉が「犬担当」として関わることになります。

 現実の執行の場面ではドラマよりもタチの悪い債務者が多いでしょうし、リアルにやるとギスギスした話にもなるのでしょうが、そこは毎回人情話に仕立ててあって、そういう意味では織田裕二ははまり役でした。「脇役で復活」みたいな芸能ニュースの見出しもありましたが、あの人は脚本さえよければ結果出す人だと私は思ってます。

 とにかく、全般的にサラッと楽しんで見られるところがよかったです。主要な人物の背景も特に深掘りしてないし、恋愛関係でこじれることもないし、フフッと笑えるドラマだったと思います。六角精児とかたまにしか出ない人もキャラが立ってたので、そこも面白かったです。これなら再放送あれば見てもいいなあと。寝る前に見ると気持ちよく寝られるかもしれませんね。

 ということで、世間一般でどれくらい受けたかはわかりませんが私は評価します。


那珂湊はどこにある?>俺たちの旅

2023年09月14日 | ドラマレビュー


 テレビ埼玉で「俺たちの旅」を再放送中。中村雅俊演じる主人公のカースケこと津村浩介は那珂湊という町の出身。最初にドラマを見た中学生の頃に一応調べましたが、茨城県だということのみわかりました。

 当時は行ってみようと思う事はなかったのですが、今や私も埼玉県民。埼玉からなら在来線でちょいちょいっと行けるのでは?と思った次第。

 で、乗換案内で検索してみたところ、我が家の最寄り駅から那珂湊までは3時間23分かかるそうです。メチャメチャ遠いですね。ちなみに同じく最寄駅から仙台までは最短で2時間7分。(もちろん新幹線は使います。) 八戸までが3時間25分なので大体そこと同じですか。

 調べてみたら那珂湊はおさかな市場というのがありますね。ただ、八戸も八食センターがあるし、行くならやっぱり八戸かなあ。なお、ドラマではカースケの妹がまだ那珂湊にいて、演じていたのは秋本圭子。

 「俺たちの旅」というと田中健の妹が岡田奈々であって、妹対決だと「岡田か秋本か」というのが焦点で私は秋本圭子推し。秋本派としていつでも戦う準備はあります。ま、戦わなくてもいいんですけどね。ふふん。←こればっか


日テレ「CODE -願いの代償-」終了しました

2023年09月13日 | ドラマレビュー

 日テレで日曜夜10時半から放送していたドラマ。元々は台湾でヒットしたドラマをリメイクしたものだそうですが、それは知りませんでした。願い事を入力するとなんでも叶えてくれるというスマホアプリの話ですが、そのアイディアはまずまず。展開は「んなアホな」というのが多かったですが、結構面白かったです。

 主演の坂口健太郎は、激高すると見境がつかなくなる暴走刑事。その婚約者で初回で謎の死をとげるのが臼田あさ美、アプリの正体を探る記者が染谷将太、その協力者のハッカーが堀田真由、元警察官で病気の子供のためにアプリに手をだした謎の女が松下奈緒、アプリの開発者とされるのが玉山鉄二で、ほんのり豪華キャストという感じ。

 細かいことを言い出すと「ありえんな~」というドラマですが、脚本家もそこはわかった上での事でしょう。とはいえ、毎回終わるたびに次の展開が気になったので、まずまずの健闘でしょうね。(偉そう)

 考えてみれば、見ず知らずの人間がアプリの指令で集まって人を襲ったり、時には殺人まで犯すというと昨今の闇バイトの事件を思い起こさせることもあって、そういう意味ではタイムリーなネタだったかも。

 あとは、坂口健太郎を始め登場人物それぞれのキャラ設定がイマイチ定まってなかったのがちと残念。坂口健太郎が「ふざけんな!」という場面が多すぎたのもちょっと。女優では、松下奈緒がアクションシーンで頑張ってたので評価しましょう。それと午後10時半からのドラマなのにお色気シーンがなかったのがちょっと。←こればっか


モダンチョキチョキズもサブスクには無いので

2023年09月12日 | 洋楽・邦楽やオーディオの話

 9月1日に27年ぶりの新曲「きんかん」が発表され10日には都内でライブも行い、なにかと話題のモダンチョキチョキズですが、サブスクには楽曲がほとんどありません。ほとんどというのは、新曲以外は「新・オバケのQ太郎」のみあるという状況。

 Spotifyのサムネイル画像ではオバQのシングルジャケットがありますが、カップリングの「主夫の生活」は聞けません。

 モダチョキだけではなく、濱田マリさんのソロアルバムもソロシングルも無し。「ピピカソ」くらいはあってもよさそうなものですがそれも無し。

 今やCDも入手できませんし、新曲が出ても1曲だけでは新たなファンの獲得に繋げるのは難しいかも。サブスクの事情はわかりませんが、この辺はなんとかなりませんでしょうか?

 それについては、先日X(旧Twitter)で旧譜の配信解禁を求めたファンに対して、メンバーのフィリップ君が「こればっかは、モダの意向で決められないのです。ソニーの方!是非!」という返答でした。やっぱりレコード会社の意向なんですね。やるなら今でしょ!と。


911といえばチリ・クーデターの日

2023年09月11日 | プリンプリン物語

 911というと一般には2001年のアメリカ同時多発テロ事件の日ですが、チリで軍事クーデターが起きた日でもあります。これが1973年9月11日なので今日でちょうど50年。私がこれに関心を持ったのは、歌手のビクトルハラの事を知ってから。

 そのチリ・クーデターをモチーフにした作品としては「プリンプリン物語」が知られています。あのアクタ共和国は塵芥(チリアクタ)という言葉遊びから生まれたもので、チリをモデルとしていると言われます。

 ルチ将軍はもちろんピノチェト将軍、クーデターで倒れた国王アッテンジャーIII世はアジェンデ大統領がモデルなのでしょう。軍曹についてはモデルがわからないでございますですよ。

 「プリンプリン物語」が放送されていた頃は、チリはまだ軍事政権の時代で当然大統領はピノチェトでしたから、子供向け番組としてはかなり攻めた設定でしたね。石山透先生が軍部にとらえられなくてよかったです(?)。

 アジェンデ大統領は社会主義者・マルクス主義者として知られており、世界で初めて民主的な選挙で選ばれた社会主義の大統領ということになります。この社会主義の大統領を許せないCIAが軍部をバックアップしたという話もありますが、アジェンデ大統領の政権運営とか国内統治が上手くいっていなかったという要素もありそう。ただ、私はクーデターに至る経緯を知りたいとは思いつつ、あまり詳しくはありません。

 それで、あれこれ知りたくて3年ほど前に読んだ小説が「サンチャゴに降る雨」。ただ、これはポリティカルサスペンスということでドキュメンタリーではなく、主役は架空の人物のフィクションです。

 

 冒頭ではアジェンデ大統領も出てくるし、ピノチェト将軍など実在の人物も出てきますが、後半の展開は「んな、アホな。」というくらいすごい話になります。が、9月11日の描写は実際こんな感じだったのかと思い、結構ゾッとしますがかなり面白いです。今は電子書籍にもなってるようなので、関心のある人は是非どうぞ。

 ということで、どうしても9月11日になるとアメリカの同時多発テロだけじゃなく、チリ・クーデターも話題にして欲しいと毎年思います。そしていい加減「プリンプリン物語」の再放送をして欲しいというのは毎日思っています。今日はそういう事を考える日ですね。