Catch of the day

food planner cacoの日々もぎたてスピリッツ・・・

chiffon cake

2012-10-28 21:24:24 | 



左の20センチのシフォン型を最近購入してちょっとご機嫌なんです。

右のシフォン型はずいぶん昔のもので独身の頃から使っている愛着のある型です。

がしかし、この型は表面にコーティングがしてある為、

生地が型に沿って上まで這い上がりにくく、

卵の力だけで膨らませるタイプのシフォンには不向きなんです。

新しく買った念願のアルミのシフォン型なら上手に焼けるはず。


それにしてもお菓子の型って高いね。

パート4時間分。こんな計算今までしたことなかったけど、

大切にします。


記念すべき初焼!

どうせならノリノリの曲で!

10月も終わりだけど

いってみようか、「SEPTEMBER」










どぅゆりめんば~♪ ははははん、せっぷてんば~!

○▽◇■×△ ららら~ せっぷてんばあ。





ばーでや~♪ ららららら~





ばーでや~♪


やっぱりいいね。

映画「最強のふたり」のオープニングでこの曲が流れてきた時

思わず足を組み、腕を組み、はじけそうになる自分をじっと押さえて&押さえて  

この映画はもう一度観に行く予定です。





FIRE-!

シナモン、カルダモン、クローブ・・・いろいろブレンドして合わせてみました。

ちょっとスパイスの効いたシフォンケーキ。

「最強の二人」に出てくるドリスとフィリップのイメージかも。


ドリスの嘘のないスパイシーな科白が

フィリップの優しくせつないふわっとした笑顔と溶けあう。

フォークを入れるとシュっと音がします。

こんな音にドリスならなんて言うかな。

どんな科白を想像しますか?


せつなさとコメディがマーブルになって。

センスのいいフランス映画でしたね。


で、まだまだシフォン型活用していろいろ焼きます。



◆◇◆goo週末レシピ「和栗の米粉ロール」◆◇◆





「和栗の米粉ロール」

以前ご紹介したものですが米粉で仕上げています。

もしよろしければ素敵な秋のアフタヌーンティに。


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輝く瞬間

2012-10-10 02:11:37 | 



レモンピールをたくさん作って瓶詰にし保存して一年経ちました。

一年間ずっと瓶のなか。

どんな気分だった?


腐ってやろうかとも思うけど

脱気されてるし、甘い養分与えられているから

腐りようがないらしい。





自家製のラムレーズンもたっぷり作っておきました。

こちらは酒浸りでへべれけというかすっかりいい感じに出来上がっておりました。


クランベリーやブルーベリーは

賞味期限もそろそろのようで

「ええ加減にせいよ」と。


フルーツピール・・・そうよね・・・

購入する時は、

マフィンに入れよう、クッキーに混ぜようとか、

ワクワクしながら手にするのですが

少し使ったら、あとはずーっと忘れられた存在で

時々思い出したように使う。


でも一年に一度たっぷり使う日があります。

フルーツケーキ。

イギリス伝統のお菓子で、

母から娘へと代々その家のレシピを伝えられるのが

ピールをたっぷり使うこの季節のフルーツケーキ。


フルーツたっぷりのこのお菓子には

人に幸せをおすそ分けするという温かい思いも込められています。

このケーキのストーリーはとても素敵で奥が深いのです。


この秋から冬にかけて

フルーツピールたっぷり使ってイギリスの伝統に潜入。





たっぷりのラム酒に漬けて一晩置きます。

おー、宝石のようにわが家で輝く瞬間。

ほんま、宝石!

お、お、お金持ち!


関係ない話ですが

先輩がまだ小さな娘さんとお風呂から上がった時のことらしい。

娘「わあ~お母さんのパンツにすっごい素敵な宝石がついてるね~」

先輩「大丈夫だよ、大きくなるまで大切にとっておいてあげるからね」

いったい・・・どんなパンツ? 


さてフルーツピール!

ラム酒と甘い香りが漂いはじめたせいでしょうか、

そろそろあの子がやってくる?


ふと見上げるとそれはもう空が高くて

そのアングルに飛び込んでくる木々から乾燥した落ち葉がはらはら、カシャカシャ。。。

楽しげな音を立てて舞い降りてきます。

来た!


落ち葉に乗った小さな子。

わが家の妖精、おしゃまさんだ。

ちょっと手伝ってもらいながら

フルーツケーキを焼くとします。

クリスマスまで時間をかけて、

日々、お酒を浸みこませながら作りあげるのです。


口をとンがらせておしゃまさんが何か言っています。



「フルーツピールはお酒に一晩よ~く漬け込んでね。

一年で一番輝く瞬間なんだから!」




誰にでも備えられた輝く瞬間。

質が変わらないうちにポテンシャルを発揮したくても

できない時もある。

じっと待つ。

毎日が涙でも汗だくでも

しっかり熟成されて瓶から飛び出して

いろんな仲間と手をつないだ時、

とてつもなく大きな輝きになる瞬間があるのだと思います。


そんな日がすぐそこまでやって来ているといいですね。

そんな気配がしませんか?







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美女とトンカツ

2012-09-14 15:05:54 | 
今はもう無くなってしまったけど、

昔、JALの寮が品川の海岸通り沿いにあって

私の部屋は8Fの日当たりの良い南側の角部屋でした。

北側の部屋はちょっと困ったことがありました。


北側の部屋の同期がお昼前に起きて来て

2Fにある食堂で一緒にご飯を食べた時のこと。


同期が疲れたようにいう。

「昨夜は眠れんかった。隣のあの場所でブヒーって・・・聞こえるねん」

隣のあの場所。。。

通り一つ向かい側にある場(とさつじょう)のことです。

風向きが変わると窓は開けられないらしく、

そして時々聞こえるらしい。

私は最後まで聞いたことがなかった。


私はお昼からトンカツを食べていて、

同期から「信じられん、その図太さ」といわれながらも

食べる。

同期の話は延々ぶーちゃんの話。

だいたいこんな場所に寮が建っていて

なんでこの食堂でトンカツを出しているかということが悲しくなる。

というものだった。

彼女にはアニマルウェルフェア―(動物福祉)の精神があったのだろうか。


私にとって最高に美味しくないトンカツだった。

いえいえ、同期の小言が原因ではなく、

寮の食事のイケてなさよ。


寮の食堂には太ったおばちゃんがいて、

家庭的なご飯を何種類か作ってくれて、

その中から自由に選べて組み合わせられるカフェテリア形式。


トンカツひとつとっても、その切り方というか

幅が揃っていないというか、ガサツな感じで、

トンカツと衣の間にとてつもない空洞ができているタイプ。

他のメニューの味付けはもうそれは安定感がなく、

しょっぱかったり、甘かったり。

だから味付けはほとんどなく

揚げただけのトンカツにソースをかけるのがいちばん無難なコースだった。


ご馳走さまと言って食器を返すと

必ず、奥の方から元気に「お粗末さ~ん」と返ってくる。

この瞬間、私はいつも笑ってしまう。


北側の部屋に当たった同期は早々と寮を出て一人暮らしを始め、

私は結局、同期のなかでも一番長く寮にいました。

疲れてぐったりしている日は

おばちゃんの食事しかなかった。

いつしか私の身体の細胞はもうおばちゃんの食事で支配されていたのです。


不思議なもので食堂のレイアウトとかテーブルの質感とか

全く覚えていないのに

おばちゃんのいる食堂の中とか、カウンターとか、

おばちゃんが着ていた変な黄色いユニフォーム、

そしてあのガサツなトンカツは時々夢に出て来てうなされます。


寮のお風呂は共同の大浴場で広かったです。

ある日、お風呂に入っていったら、

お湯にすでにつかっている先輩が一人いるだけでした。

とても美しい方で、

すぐに週刊誌で有名人と騒がれている渦中の人だとわかった。

私は週刊誌は買わないし見ることもしませんが、

さすがに社内で噂になっており、機内の週刊誌でチェックしたわけです。


お湯に浸かっている様子が私の鏡に映っていたので

シャンプーをしながらいやらしくもチラチラと見てしまった。

いや、じーっと視たが正しい。


もうきゅってくびれてて、

ボインボイン。

お湯にご一緒させていただいたけれど

まだご結婚が決まっていた時じゃなかったので

おめでとうございます・・っていうのも違うし、

結局遠く離れた場所に浸かったまましーんとしたお風呂だった。

こういう方とご一緒の湯はもしかしたら

私、人生ラッキーがあるかも、

なんてそんなことでワクワクするただのアホだった。


でもさすが週刊誌で騒がれる女性はスペシャルなんだと。

なんかオーラがあるんですよ。

それに何を食べたらあんなダイナマイトバディになれるのか。


その夜、食堂でその美しい先輩を見かけたら

おばちゃんのトンカツを召し上がっていた。

美しい人が食べていると

ダメダメなトンカツもワンランクアップして見えた日でした。


美女とトンカツか・・・

やっぱり「美」にはすごい力があるのです。


おかげで

あのトンカツが発するネガティブが消えました。

ちょっと懐かしくもある。

フードには良くも悪くもやっぱりそんなストーリーが必要なんだと思います。


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脱走癖

2012-08-17 22:53:03 | 
昔から、落書きが好きで

ご近所のお家の壁や道路は私にとって

ちょっとした夢みるキャンバスでした。


チョークでよそのおうちの壁に落書きをしているところを母に見つけられてしまい、

バケツに水を汲んで落書きを消すのです。

母はじっと横で立っているだけで手伝ってもくれず、

終わったら、

「ひとりでお家の人に謝ってき!」と。


Caco、脱走。がしかし、鬼のように太ももを上げて走って来る

陸上部出身の母につかまえられ

Caco「あかん、あそこのおっちゃん怖いんや」

母「そんなら何でするん?」

ひとりで謝りに行き。

ようやくやめるようになったらしいです。


考えてみれば私は、人生において

いろんな脱走を試みましたが全て未遂に終わっています。


子供の頃、病院でお尻の注射が嫌でたびたび脱走。

病院の待合室でつかまえられる。


小学生の頃、運動会の大玉ころがしの練習が嫌だった。

身体が小さく、しかも走るのがやや遅め。 大玉に手が触れず

なんだか大玉をいつも追いかけていて嫌だった。

お友達を誘い脱走しようとしたところ大玉にぶつかる。


JALの緊急避難訓練の時のこと。

ジャンボのアッパーデッキ(2階)から飛び出す緊急時のスライド(滑り台)を滑る訓練で、

そのものすごい高さに同期全員息をのむ。

そこから滑ろと。

その凄さに、恐怖で涙をこぼしている同期のYちゃんを見ているだけで

ビビりまくった私は

そ~っと横の階段から脱走しようとしたところ教官につかまる。

Caco「あ、あの日で、お腹が痛いです」

教官「だめー」


数々の出来事が未遂のままで終わり

脱出を成功させて戴けなかったこと、

つかまえて戴いたみなさまには

感謝なのかもしれません。


それにしても何故でしょうか。

テレビドラマで刑務所を脱走するシーンとか

脱走を応援してしまうのは私だけ?



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神様から贈られたフルーツ

2012-08-04 23:32:32 | 



ニュージーランドの飛ばない、あのまあるい鳥、キーウィ。

その名前は、鳴き声をマオリ族の言葉で表現されたようです。

東洋から海を越えてやってきた中国スグリ(Chinese Gooseberry)は

この鳥にそっくりだった為、キーウィと名付けられたわけです。


このキーウィフルーツの花言葉は

「自然の恩恵」「感謝」。

アイヌ民話のなかではこの果物を「神の贈り物」とされたストーリーがあります。

神から贈られたフルーツ。

きっと奇跡のフルーツなのです。


がしかし・・・どうみても見た目、ずんぐりむっくりじゃないですか。

PUッ、ほんまブッサイクや。


見た目こだわりますか?

ずんぐりむっくり、チクチク産毛、愛想のない色を身にまとい。

でで、

もしも、そんな彼がいたら好きになります?


世の若き乙女たちよ!

ほんまもんの男子と出逢いたいなら

全てそんな目に見えるものは差し引くんですよ。

見た目が美しくてもブサイクでも。

剥がされた皮はただのゴミですから。


全て差し引いた時に

中に潜んでいる美しいあのグリーンが出てきたら

それは神様からの贈り物です。


でも・・・

やっぱり・・・

ジュード・ロウが好きだよ 





私はいつもこの暑さのなか

出かける前に必ずこのキーウィのビタミンCたっぷりのジュースを飲んで出かけます。

免疫力を高めるビタミンCとしてたっぷり。


キーウィフルーツの仲間にサルナシがありますが

漢方ではこの両者の根にがん抑制作用もあるとしています。

西洋医学では認められていないとか。

もともとは神秘の東洋で広まったキーウィフルーツ。

神様の贈り物なので

きっともっと何かが仕掛けられているような気がしませんか?


ちなみに食べ合わせは

豚肉と一緒に摂取するとこの季節疲労回復に効果が期待されます。

豚肉のお料理の後にデザートとしてもいいし、

甘く追熟したキーウィなら生ハムで巻いてワインのおつまみにもいいですね。


ちなみに追熟はエチレンガスを放つリンゴと一緒に

ビニール袋に入れておくといいですよ。

早く追熟します。


サプリメントでビタミンCだけを摂るよりも

仕掛けられた未知の効果を楽しみにする方が

絶対に楽しい。


神様から贈られたフルーツだから。



◆◇◆週末レシピ ~キーウィフルーツを使ったレシピ~◆◇◆





蒸しプリン・キウイミルクソース



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保育園給食

2012-07-25 22:54:47 | 
保育園の給食を作るようになってそろそろ4週間目に入りました。

最初の頃、いつもより1時間早く行って、

どんな子が給食を食べてくれるのかちょっと見ておこうと。


カホちゃんという子が近づいてきた。

ひと見知りする子らしく私に近づいてくるのには保育士さんがちょっとびっくりしていた。


そう聞くとなんか嬉しくて・・・

抱っこしてあげた。

ポカポカ~。おなかぽこんと出てて、かあいい~。

面白くて、おなかをびゅーって指で押したら

じーっと見るので、

こ、こ、これはマズイと思い、

びゅーんて飛行機をしてあげるとすごく楽しそうで、

気がつくと・・・

他のお調子者達で列ができていた 

なるほどこんなひよこちゃん達が給食を食べてくれるわけだ。


この子たちはほとんど毎日保育園で夕食を食べます。

大切な時期を保育園で過ごす子供達。

ご両親が安心していられるように

お預かりしている責任がある場所なのですね。


保育園の給食は業者さんから決められた食材が届きます。

大体の献立が書いてあるけど味付けの分量レシピがありません。

自分で味付けをするので、薄味調味です。


私はスピードだけはある。キッチンワークはちょっと得意なのです。

JALの新人の頃のギャレー(機内のキッチン)ワークが今頃役に立ってるかな?

なるべくルーティンワークを当たり前に済ませないように。

仕事がつまらなくなるから。


例えば、先日献立どおりに

普通にオレンジを剥いて器に盛り付けてあげたら

オレンジ残している子が何人かいたんです。

みんなオレンジのスっぱいのが苦手なのかな。。。

何がダメなんだろうか?





今回はこんな風にオレンジカップにしてみました。

子供たちからは

「わ~今日の給食すごい。可愛い」って。


不思議ですね、今回は「美味しかったあ」

オレンジみんな食べてくれました。

お魚も美味しかったね。

ただ私は、骨抜き魚という食材が気に入らんと思っているのですが・・・

これも時代ですかね。

みんな、お魚には骨があるんですよ~。


子供の好き嫌いを作らない責任を感じています。

今日もCacoばあは、子供たちに何でも食べられる魔法をかけるのです。

たくさんのハッピーを戴き、

たくさんの経験をさせて戴いているから。


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晩ご飯と一日の終わりに

2012-07-22 23:33:33 | 



お昼間がっつりご飯ものを戴くのです。

だから夜は野菜たっぷりのこんなワンプレートのみで、

ご飯は戴きません。


野菜の切り方で咀嚼回数が増えるように。

いろんな食感を取り入れ脳に刺激があるよう意識しています。

野菜の甘みと香りのみで調味、調理はシンプル。


この日はお魚の照り焼きを添えました。





ほとんど同じ材料だけど調理法で変化をつけて、本日のワンプレート。

ポークビーンズ風を一品添えました。


今日は少し寒かったので

ソテーした茄子をお出汁で煮てとろみをつけました。


調理も調味もシンプルにすると毎日が楽だし、

素材の本来の良さを引き出すことを考えるようになります。

条件が変わりシンプルと向かい合うと

今まで使っていなかった別の回路が動き出すような気がするのです。


この調子で夫の高血圧を克服できるといいなと思いますが、

あとは運動なんだな。

私自身は健康の為、夜遅く駅から40分かけて自宅まで歩いたりします。

さすがに途中、膝がきついなあと。

あと暗い夜道に口裂け女とか出てきたらどうしようか・・・とか。

なんとか早歩きで耐えてしまうのは・・・ちょっとMなんですなあ、たぶん。


途中水分補給しながらもう汗だくですが、

帰宅し最初のシャワーのひと浴びがなんて清々しく気持ちの良いものだと・・・

こんな瞬間に一日の終わりのありがたさを痛感するようになりました。


感謝しています・・・よく口では言っていましたが、

今は心の底から感じることができて幸せです。

私のなかで幸せの価値が変化し始めたようです。


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どこでもドア! ハワイ編

2012-07-17 22:14:44 | 



プルメリアが満開なんです。

朝起きるとリビングに甘い香りが漂っていて






そんな香りのなか夕方になると

ますますハワイがいいと思う。


ハワイは朝から夜まで時間によっていろんな顔がありますね。

朝は鳥の声で目覚めた瞬間、あの清々しい空気感。

ビーサンはいて海へ早く出たくなるあのワクワク感。

砂の上、熱ぅ。

ビーチサイドでロミロミマッサージお願いします♪ 


ハワイの夜はやっぱりプライムリブとハワイアンカクテル。

夜風に吹かれ~ららら、お買いもの♪ お買いもの♪

夜のスーパーマーケットは楽しいね。

私はアメリカのスーパーマーケットが大好き!


嗚呼~神様ありがとう。

私はちょっとおバカだけど想像力だけは豊かかもしれません。

今日もタダでハワイへ行くことができました、あーめん。





ハワイには日系の友人がいて

地元のパーティにはよくお邪魔しました。


巻き寿司やいなり寿司、野菜の煮物、

まぐろのお刺身(ポキ)、スペアリブは絶品。

それと私がお気に入りだったのが「ポルトガルソーセージスープ」です。


初めての時ハワイの友人から「これはポティギソーセージスープよ」と。。。

ポティギ???

ポルトガルの発音がポティギと聴こえるのです。

ピリッと辛いソーセージがカレー風味のスープに入っています。


ハワイはもともとポルトガルの移民の方が多かったので

ポルトガル料理の影響をすごく受けています。

みんなが大好きなマラサダだってそうですね。


お部屋にプルメリアも咲いていることだし・・・





天然酵母で焼いてみました。ハワイアンスウィートブレッドです。

ちょっと小ぶり?

もっと大きく膨らむかしら。





中はふわふわ。

ほんのり甘くて、いくらでも食べられちゃう!


ハワイのスーパーマーケットにドカドカと置いてあって

周りにいる人達の肌からふわっとココナッツの匂いがしたり、

交わす言葉にハワイアンスピリッツを感じたり、

ああ、ハワイに住んだら毎日食べられるって・・・???

そんな五感が残っているから

こんなパンひとつでもハワイなのです。


インターネットの情報でなんでも引き出せる時代だけど

平べったい情報でリアリズムに欠ける。

もしかしたら嘘情報かもしれない?

実際にその土地を歩き得た情報には街の匂いや人との出会い、五感とともに

どんどん活性化します。


デジタルの時代だからこそアナログが光る。

自分の足を使って

嗚呼~生きてるって感じながら情報を積み重ねていくと

リアリズムのある情報は色褪せず

どこでもドアーって叫べば???

引き出す時には五感が一緒に蘇る。


もしかしたらドラえもんの「どこでもドア」を手に入れられるかもしれませんよ・・・

嘘だけど。



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まずは家族から

2012-07-15 20:01:47 | 



わが家ではお休みの日の食事はなるべくお昼のランチをしっかりと食べます。

以前はこんな感じで、

小ぶりのコロッケなんか添えてありました。

ほうれん草を卵で巻いたのは、学生の時家族によく作ってあげたお弁当のおかずです。

キンピラを添えたり。

おにぎりにはしそわかめだったり。


が、わが家では最近メニューが変わりました。

高血圧改善メニューで揚げものが食卓から消えました。


ずっとタバコを吸いお酒を浴びていた夫の生活は高血圧まっしぐら。

寝る時に時々、呼吸が止まっていました。

就寝時の無呼吸症候群です。

二年前にタバコをやめましたが、

未だに夢の中でタバコを買いそうになるそうです。


高血圧に悩む人多いですね。

一緒に勉強しましょ。





お肉を減らしたので

良性たんぱく質の豆類、海藻類をよくとります。


ちなみに豆類のなかでも

ひよこ豆(ガルバンゾ)はカリウムがたっぷりなので高血圧対策にはいいですよ。





切干大根とか。

なるべくこういう煮物には干しシイタケを加えます。

シイタケは欠かせません。


でも和食の煮物も気をつけなければ塩分は結構高い。

ナトリウムを排出してくれる緑の葉野菜との組み合わせや、

トマトのリコピンたっぷりのイタリアンにしてみたり。

いろんな国の料理のいいとこ取りをして愉しむようにしています。


トマトが赤く熟すと医者が青くなるといわれるほど

トマトを食べていると医者いらずです。

ハーブ類もよく使います。

ローズマリーなんかはいいですよ。





収穫したものを乾燥して保存しておきます。

ちょっと甘いものが欲しい時はクッキーを作ったりしますが、

バターは使わず上質のなたね油とこのローズマリーを使って焼きます。


お肉はほとんど食べませんが

筋肉もつけないといけないので豚肉は少々。

が、ここにきて牛さんが食べたいらしく。。。





脂身のないモモの部分で、

塩こしょうだけでソースはなしだけど、

ホースラディッシュ(西洋わさび)を添えたら美味しく戴けます。

ホースラディッシュはチューブで売っています。


お肉は常温にしてから

フライパンの強火で表面を焼きつけた後、

蓋をして余熱で火を通すかもしくは、

アルミ箔で覆っておくと中が綺麗なロゼ色で、

モモ肉でも軟らかくジューシーに戴けます。


野菜はすべて下ゆでで温野菜にします。

ほうれん草、さつまいも、じゃがいも、オクラ、レンコン、さやいんげん、

エリンギは油なしのフライパンで焼き目をつけるだけ。

生野菜で使用するのはトマト、豆苗だけです。


お野菜の種類はなるべくたくさん。

オリーブオイル、寿司酢、お醤油ほんの少しを合わせたドレッシングをほんの少しだけかけて。


お肉の倍の量のお野菜をいただきます。

こういうお肉のメニューはランチにしたら、

夜は軽めに。



<本日の高血圧の治療を強く意識した食材>

ほうれん草、エリンギ、


<食べ合わせ効果>

オクラ+牛肉 → 夏バテ予防


<もう少し食べ合わせ効果を狙えば良かった組み合わせ>

さつまいも+(りんごを使っていれば・・・)→ 動脈硬化予防


ちなみに私が今回使用した、豆苗(トウミョウ)ですが、

ビタミンCたっぷりです。





スーパーで1パック98円くらいだけど

使用したあとこうやって再度水につけておくと(右はねぎ)





再度、ぼーぼー、あは。

嬉しさ2倍やね。毎日お水変えますよ。


まずは家族から。

家族も守れない人に成功はないですね、きっと。

夫よ、痩せましょ!


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カクテルストーリー

2012-07-04 17:47:47 | 
フィリピンの小さな村にピニャンという女の子がいました。

妖精と遊ぶちょっと不思議な子だったようです。

母と二人暮らしのピニャン。

ある日、お母さんの体調が悪くなり、

ピニャンがご飯を作ることに。

でもピニャンはお料理のことはなにも教わってこなかったので

お母さんに、あれはどこ? これはどうするの?・・・


ついに体調の悪いお母さんは

「本当に役立たずな子だ。お前には目を100個つけないとだめだね」

その時、どこからか声が聴こえてきました。

「それではその願いを叶えてあげましょう」

びっくりしたお母さんはピニャンを呼びますが返事がありません。

庭に飛び出したお母さんがそこで目にしたものは・・・


見慣れない木に実がなっていて、

その実は100の目がついているように見えました。

パイナップル。

このパイナップルをピニャンの愛称「ピーニャ」と呼ぶようになったそうです。





あるバーテンダーがホテルのパーティ用にカクテルを作る予定でした。

ヤシの実をくりぬいてそこへ、ココナッツジュース、ラム、ココナッツミルクを入れた

ココ・ロコ。

ある日、ココナッツカッター組合のストライキのため

ヤシの実が手に入らなくなってしまったのです。

バーテンダーは悩んだ挙句、ヤシの実の代わりに

パイナップルをくりぬいてココ・ロコを入れました。

パイナップルの器からその香りがココ・ロコとミクスチャー。

こんな窮地で誕生したのが「ピニャコラーダ」だそうです。





カリブ海へ行くと欠かせないカクテル、ピニャコラーダ。

バハマの海によく似合うのです。

東南アジアでもポピュラーですね。


カクテルは華やかな飲み物。

美しい色、味を表面のイメージだけで愉しむよりも

もっと深くストーリーを知れば

1杯のカクテルで心豊かになれそうですね。

私は最近お酒をそんな風に味わうのが好きになりました。


人気のスコッチも本来は胃の痛みを和らげるための薬でした。

また寒さから守ってくれるためのもの。

ピート、花、ハチミツ、天然の水・・・

全てこの自然界のものだけでできるのがお酒です。


お酒は人をメンテナンスするものとしてこの世に誕生しました。

程よい・・・なんでもバランスですね。

張りつめた日常の軌道修正として使う人もいれば

知的生活を活性化するアイテムとして使う人も。

程よいという感覚をマスターしたいものです。



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