講義のあとに

90分の講義のあと、

何人かの学生が毎回私のもとに近寄ってきてくれる。

みんな○○になりたい、というヴィジョンをもった学生たち。

どうやら私の前職に興味を持ってくれたようで、

毎年ＣＡになりたいという学生がいる。

今回は女優を目指している学生もいた。

ヴィジョンを持った学生のなんと眩しいことよ。

みんなべっぴんさんやしね。


就職活動をしている学生にとっては

この一年が人生の全てと感じてしまうんです。

どうしても、そうだよね。


この先、「諦める」という決断をすること、

長い人生のなかできっと出会います。

忘れないでほしいのは、

人生のシーンナンバーを少し進めると

「諦める」ということがどういうことなのかに気づくんです。


もちろん諦めるということを認めることも必要です。

これもすごく大事。

あ～私は諦めたんだなあ。認めて初めて次のステージへ辿りつける。


が、少し経てばわかる。

人生振り返ると、一本の線で繋がってるんだな、これが。

諦めと感じていたことは次のステージへ進むための潔い選択。

残念なことにその線上での結果は未来へ少し進まなければ

必然であったことになかなか気づけない。


恋をして失恋するのも必然。


ちなみに今回のオリンピックで

上村愛子さんの滑りを見ていると上半身がすごく安定していました。

すんごいコブを吸収している滑りのかっこよかったこと。

すごく腹筋を鍛えられたとのこと。

腹筋は身体の中央にあり、重心のバランスを取るのにすごく大事なのか。

すごく大事なんじゃん。


人生の途中にはたくさんのコブがあります。

何度もなんども苦戦しながら

上村愛子さんのように斜面を滑ることに価値を感じ、

最後に清々しいと表現してみたいものです。


学生たちよ、腹筋を鍛えよ。

こんなまとめで、ごめんよ。

本日の講義、終了です。

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