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アニマルウェルフェア

2020-09-13 23:40:40 | ふと思うこと
20代のころ、会社の寮が品川の海岸通りにあり、すぐ北側に場があった。

北側の部屋の同期たちは暗くなるとブヒーッと鳴き声を聞くことになる.

私は南側の角部屋という部屋だったので

寮の食事にとんかつが出ても問題ないが、

北側の部屋の同期は肉々しいお皿に気が失せてしまっていた。

とんかつを食べる私に

「デカイ口で美味しそうに食べるね」

同期はこの時、吐きそうだったらしい。

ブヒーの声を知らない私に罪はないです。


アニマルウェルフェア(動物福祉)という言葉はだいぶ浸透したかもしれない。

あまりにもひどい家畜の飼い方を見直そうという運動が始まってだいぶ経つ。

本来は草を食べる牛に無理やり穀物を食べさせるので

4つある牛の胃袋のうち、第4胃袋という箇所にどうしても障害が出る。

この障害を抑制するために薬を使用するのです。


フランス人はウサギが大好きだ。

彼らにとって野うさぎは農作物を荒らす悪い動物とされ

農民のかたきと、食べられる文化に発展したけど

野ウサギの肉質は赤く臭みが強い。香草を使ってもその調理は難しいです。

なので、わざわざ白い柔肌のうさぎ肉が食肉として飼育されるようになった。

ソースが美味しいと有名な店でこのラパン(うさぎ)戴くと

ワインという文化とともに進化したフランスを代表する食材のひとつと感じる。


アザラシの肉を食べると毛穴がふさがり、寒さから身を守ることができる。

これはイヌイットの生活習慣で、地球上にベジタリアンでは生きていけない地域があるとのこと。

こんな生活の根底には「感謝」が強く存在するため、

自然の中でこの感謝のエネルギーが共鳴し合い循環します。

前述した豚、牛、うさぎとは少し違う。

「感謝」とはほど遠いことをしていながら

「感謝のきもちで戴きます」と言い聞かせて食べる。


人の身体はほとんどが水でできています。約60~70%くらい。

人はものすごく共鳴し易く影響を受けやすいのです。


その命を戴くわけですから、

生きている時、

どんなエネルギーを抱えて飼育されていたのか

大事です。


最近、みんなどうしちゃったかな?と思う時があります。

運転しているとすごくわかります。

昔と違って、今の道路めちゃくちゃ危ないです。

さすがに不安になりドライブレコーダー付けました。

歩いている人も運転している人も想像性がないの。

自分勝手な人が増えたなあと感じています。

私は「食」だと思っています。

毎日の暮らしや環境がその人を作るわけだけど、

「食」はダイレクトにその人自身を創ります。





私が最近作る食事はヴェジタリアン&ビーンズ。

お肉使っていませんが、すごく美味しいです。

野菜と調味料、スパイスがあればものすごく豊かな食事になる。


日本人でもお肉が必要な人もたくさんいます。

わが家も夫はお肉好き。

長年の食生活をいきなり変えるというのは至難の業です。


再度アニマルウェルフェア(動物福祉)を

考えてみる時ともいえるかもしれません。


 
古民家をフルリフォームした平屋の隠れ家。
アーユルヴェーダサロン 
August Healing ダーディマです。
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