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PMSとアーユルヴェーダ

2021-04-02 00:01:11 | アーユルヴェーダ
当サロンにはPMSの症状を抱えるお客様が多いです。

PMS=premenstrual syndrome 月経前症候群のことで

人に寄って違いますが

月経前1週間前後に精神的、身体的不調が出ることを言います。 

環境の変化とともに女性の体がどんどん変化しているように感じています。

周りで理解してくれる人が増えると嬉しいですね。


体の中心、骨盤内で起こっていることのようであるのですが、

実はPMSの問題を司っているひとつに自律神経。

脳の中ほどにある視床下部というところで起こっています。


視床下部は、小さじ1杯のお砂糖にも満たない重さの小さい器官。

例えば、アロマの香りを嗅ぎ、リラックスできるのは、

鼻から入った香りが脳の視床下部へ伝達され、

自律神経の働きにより副交感神経が優位になるというしくみです。

そんな小さな器官が、心地よい生活をするためにとても大事な器官なのですから、

人間の身体って繊細で在り、逞しくもあり、

相反するものが混在する完全というか。。。

人って不思議な生き物だと子供の頃からずっと思っているわけです。


当サロンは治療院ではない為

アーユルヴェーダを通して

自律神経を整えていくためのリラクゼーションを提供することになります。


その人の「今」のコンディションによって視床下部へのアクセス方法が違ってきます。

カウンセリングを重ねていくうちに、

月経期、卵黄期、排卵期、黄体期で、

ヴァータ、ピッタ、カファというエネルギーバランスが変わることを感じています。

月経の時はヴァータ(風エネルギー)とピッタ(火のエネルギー)の乱れが起こります。

また人によってその症状は様々

気分が安定しないとか、頭痛、下腹部の痛みなどはヴァータの乱れが強くなっています。

灼熱感やイライラなどはピッタ。

胸が張ったり、むくみが出るような症状はカファの乱れによるものなど。


カティバスティという施術があるのですが、

仙骨のあたりに小麦粉で土手を作り温かいオイルを溜め、徐々に温度を心地よく上げていきます。

この施術は骨盤内環境を中心に脳の視床下部へ作用します。


卵胞期にはシロダーラという

額に絶え間なくオイルを流し続ける施術など。

当サロンでは症状に合わせて施術を変える提案をさせて戴いています。


理由がわからないと人は不安になります。

何故そうなるのか? 今の私の知り得る情報で可能な限り説明させて頂いています。




サロンの庭に桜が咲きました。

なんていう桜の種類かわからないのですが、

塩漬けにできる種類の桜らしいです。

桜の花を摘もうかと思いましたが、

木に登る筋力がないため、鍛えて来年、登ってみようと思う! 



 
古民家をフルリフォームした平屋の一軒家。
アーユルヴェーダサロン 
August Healing ダーディマです。
www.dadima.jp 



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