本日は舞鶴への訪問記シリーズの第6回で11月17日に訪問の金剛院について
紹介します。金剛院は紅葉の名所、そして快慶作と伝わる深沙大将立像・執金剛神立像
などが有名です。
過去の訪問記
第1回 舞鶴への2泊3日の旅行記 on 202-11-17~11-19 その1 舞鶴市の概要 - CHIKU-CHANの神戸・岩国情報(散策とグルメ) (goo.ne.jp)
第2回 舞鶴への2泊3日の旅行記 on 2021-11-17~11-19 その2 舞鶴引揚記念館 - CHIKU-CHANの神戸・岩国情報(散策とグルメ) (goo.ne.jp)
第3回 舞鶴への2泊3日の旅行記 on 2021-11-17~11-19 その3 海軍割烹術食堂 羅針盤でのランチ - CHIKU-CHANの神戸・岩国情報(散策とグルメ) (goo.ne.jp)
第4回 舞鶴への2泊3日の旅行記 on 2021-11-17~11-19 その4 復元引揚桟橋 - CHIKU-CHANの神戸・岩国情報(散策とグルメ) (goo.ne.jp)
第5回 舞鶴への2泊3日の旅行記 on 2021-11-17~11-19 その5 松尾寺 - CHIKU-CHANの神戸・岩国情報(散策とグルメ) (goo.ne.jp)
金剛院の基本情報
住所:舞鶴市鹿原595 TEL: 0773-62-1180 正式名:鹿原山 慈恩寺 金剛院
山号:鹿原山 宗派:真言宗東寺派 御本尊:波切不動明王
拝観時間:9:00~16:00 入山料:300円 宝物館の拝観は500円(要予約)
開山:天長6年(829)52代平城天皇の第3皇子、高岳親王(法名は眞如)によって創建
公式サイト:ようこそ金剛院へ (fc2.com)
三重塔(重要文化財)
柿葺(こけらぶき)の三間三重塔で総高24m。正式には 金剛院塔婆という。
英保2年(1082)高岳親王(法名は真如)の菩提のため白河天皇が建立。
久安2年(1146)美福門院によって平忠盛(平清盛の父)が奉行し本堂の建立とともに修飾。
上の写真は三重塔内に鎮座されている高岳親王の像
上の写真はリーフレットの表紙よりカエデの紅葉が素晴らしい三重塔
本堂(京都府指定有形文化財)
階段がきつく実際には登らなかった
上の写真は冊子「舞鶴の文化財」Page11に掲載のものです。
天保3年(1832)に起工し天保11年(1840)3月に棟上げ行われた。
大工小工は栃尾村など地元出身者が担い、正面・向背の龍の彫り物は江戸時代後半に
丹後一円で活躍した中井正貞の作である。
上の写真は階段下から撮った本堂 以下公式サイトより引用
御本尊の波切不動明王は英保2年(1082)、白河天皇のご病気平癒祈願の為に若狭の国
から勧請されたもので、天皇のご病気が不動明王の力で平癒したことに白河天皇は満悦
され、当時荒廃していた金剛院を復興し三重の塔を建立して真如法親王を追善供養され、
勅願寺として「慈恩寺」の寺号を下賜されました。普段は秘蔵され、
毎年2月3日の節分会の法要の間だけご開帳されます。
山門
京都 花の寺第三番の看板があります。
花の寺の写真が美しいサイトにリンクさせていただきました。
第3番 金剛院 | 近畿二府四県の花寺めぐり|関西花の寺二十五カ所 (hana25.jp)
雲山閣
階段下から撮った雲山閣。清水寺の舞台を思わせるような建物である。
本堂と渡り廊下で繋がっている。拝殿。
宝物殿
国の重要文化財に指定されている宝物が多く、価値があると思うが観覧せずに帰ってきました。
事務所
常盤簪
上の写真は事務所の前の常盤簪(ときわかんざし) ピラカンサ
赤色の実が多く実っており、素晴らしく美しかった。
手水舎
石仏
境内の紅葉
庭園「鶴亀の庭」
実際にはみることが出来なかったが有名な庭ということで取り上げました
小池庭ともいう。細川幽斎の作庭。
詳しいサイトにリンクさせていただきました。
金剛院庭園 ― 細川幽斎作庭…京都府舞鶴市の庭園。 | 庭園情報メディア[おにわさん] (oniwa.garden)
千年ガヤ(舞鶴市指定天然記念物)
山門
高岳親王の墓
境内配置図
金剛院の国指定重要文化財
以下は冊子「舞鶴の文化財」の写真を利用させていただきました。
木造 深沙大将立像(快慶作)
上の写真は深沙大将の縁起 金剛寺のリーフレットより
木造執金剛神立像(快慶作)
木造増長天・多聞天立像
木造金剛力士像 2躯
木造阿弥陀如来坐像
絹本着色薬師十二神将像
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