今年も熊野那智大社に参詣しました。とはいっても 元日をかなり過ぎてからに
なりましたが・・・。子供のころは 三が日に間に行っていたような気がしますが、
当時でも相当の混雑で あれでまぁ迷子にならなかったのは那智大社の神様の
ご加護があってのことでしょうね。いつからか 一月十五日の成人の日に行けば
かなり空いていて 神様に願いも届きやすいと思ったのかそうしていましたが
ここのところは行ったり行かなかったり。でも お札を戴いてきたらやはり 年ごと
に、新しいお札にしたいということになって最近は行くようになりました。ここ、
二、三年は双方のおばあちゃんをも引き連れて行っていましたが 今年は両方とも
体力温存でパス。私とおとうさんの二人で 古いお札やお守り 私はおみくじを
返納しに行ってきました。「行けば 外国人がいっぱいだろうね」と話していたのに
着いても 欧米人おろかアジア人特有の甲高い しゃべり続ける声も聞こえず、
なんか拍子抜け。でも もしかしたら マナーが良くなって 日本人よりも静かに
参拝しているため、見た目だけではわからなかったのかもしれません。
古いお札や おみくじを返納して 新しいおみくじを引きます。おとうさんは社殿横
の販売所、私は縁起物のついたおみくじを毎年購入するので本殿前の 、ボックス
に手を入れて 自分で引き出してくる方式ので。私は到着してから お賽銭や
お参りの時に相当な小銭がいることを思い出し 社殿横の販売所でお札崩そうと
お札と車用のお守りを購入。おつりが2600円。やったー 百円玉6個だ!と喜んだの
だが、巫女さんが返してくれたのは五百円玉と百円玉・・・・私はここで「なんて、せこ
いのだ。いくつかある賽銭箱に 否が応でも五百円玉のお賽銭を入れさせる魂胆
だな」と憤慨したのだ。なんて失敬なのは私であって こんなことを神様の真ん前で
思うなんて。巫女さんに 「百円玉にしてもらえませんか?」とやんわりと尋ねたらよ
かったこと。でも ベンチでおとうさんを待っていた時に となりのベンチに座って
いた人が置き忘れた財布のようなカード入れのようなものに気がつき、社殿横の
販売所に届けたんですよ(当然なことだよ)。これで不届きな私を許してくれただろ
うか・・・・
でも 次に参拝する那智山青岸渡寺でも お賽銭はいる。本堂前の線香にも、ご本
尊様のまえの賽銭箱にも、その周囲の役行者(えんのぎょうじゃ)さんや 薬師如来
さんや お堂の内にも外にも いくつかの賽銭箱が待ち構えているのに・・・
とうとう、家計用の財布から十円玉や一円玉を ほじくりだして その金額を
脳味噌カラカラの頭にインプットしていく。お寺だから 偶数でいいよね・・なんて
またもや仏様の前でも不届き千万なことを言い放つ私・・・あかん、こんなんじゃ今年
いいことなんてないかもぅ~ 毎年思うのだけど この青岸渡寺のまえの
なにやら書かれている大きなのぼり、いつも吹く風のせいか逆になっていて写真を
撮っても なんかなんだよこれ・・・となるのだ。この日も 風が吹いていて吹き流し
も空に向かって舞い上がってました。ウィキペディアによれば 本尊が如意輪観世
音菩薩とありますので こののぼりにはそう書かれているのですね。
子供の時に 那智に来ると必ず買っていた べっこう飴みたいな飴や 天津甘栗
の甘く焦げた香りはしなくて、今思うと「なんで那智山で 天津甘栗?」であり、
下の駐車場から 正式に石段を上がってきたらばかどかどでお土産屋さんの
おじさんおばさんがピロピロ吹いて売っていた陶器でできた小さな鳩笛・・・あれも
見なくなった。何かの謂われでもあったのか?鳩笛・・・いやぁ 那智ならやっぱ
ヤタガラスじゃね?とツッコみたい。昨年は 中吉で縁起物は 福銭 だったように
思うが 今年も中吉で、縁起物は 亀だった。これも財布に入れたり身につけると
良いと書かれていたので、頼んまっせ!えべっさん・・・えべっさんは ここじゃなかっ
たな(失礼しました)
今年も 良い一年でありますように・・・
那智山に来たのに 肝心のお滝さんの写真を載せるのを忘れてました。
近くの 石燈籠のなかに入れてみました。
ろうそく立てが邪魔なので ない石燈籠も用意してます。これって、このように撮影
すると いいね👍 の意味でしょうかね。お坊様も若いのでしょうね、しかし境内の
車庫には 高級日本車が入っていて・・・いやいや ここでもそういう下界の汚い
妄想してはいけないのです・・・・