こげの耳に★ねんぶつ★

たわいない日々の思うことと愛犬こげと花が咲いていたら花の写真など

休息日

2019-10-30 05:30:00 | 生き物
本日(10月29日) 雨のため草刈りはお休みです。

昨日の天気予報では 雨はお昼まで でしたが朝になると 各局18時まで雨

となっていて、そうなると 明日からの草刈りも午前中は無理かも・・・また予定が

狂います。


うちの庭で実った柿の実。母屋の柿は 執念のおばあちゃんが「サルに盗られる

まえに採ってやる!」と息巻いて 半分青かろうが 少々の虫食いであろうが

サルに負けずに高枝切りばさみで採っているので姿かたちはいいけど、我が家の

柿は サルでもカラスでも 取り放題なため傷物状態。傷がつくと色づきが進む

ので 柿右衛門の柿色みたいできれいです。


夜な夜な シカの鳴き声   ジャジャジャジャーンひゅるひゅるひゅるひゅる・・・

女性の叫び声に近いため火曜サスペンス劇場の予告版のようなシーンを描いて

しまうのだけど、先日はあまりに近くで鳴いたので これはすぐ近くにいると玄関

から覗くと 畑の前の道に一頭のメスのシカ。メスとわかったのは角がないから。

「ちょちょ、シカがおるよ、みてみ」とおとうさんに言うと立ち上がって、その気配に

こげまで立ち上がってきます。しかし 暗がりのなかシカの姿は近くの街灯のひかり

がかすかに当たっていて、私たちには見えるけどたぶんこげには見えなかったと

思う。こげはそのまま外に飛び出していったので 私たちは場所を変えて縁側から

見ると 今度は街灯のひかりにはっきりと照らし出された 立派な角を持つオスの

シカ。シカは何度も見てきたけど 夜にみると これはもうかっこいい。とおとうさん

と声を潜めて網戸越しに見ていたら いつのまにかこげが網戸と私の足元の間に

割り込んできて行ったり来たり。「お前、外に吠えに行ったん違うんかい?」と私。

そういや 景気よく飛び出て行ったけど 吠える声は聞こえなかった。

もう少し若いころは 庭中を走り回ってやかましいくらい吠えていたのに・・・

シカが近くに来ている気配も感じなくなってきたようだ。毎日一緒にいるからあまり

感じないけど、いまのこげは日に日に年を加算していくようで そのうち昨日できた

ことがいっぺんにできなくなったりする日が来るのだと思うと、夜中に目が覚めて

足元で眠っているのが 息をしているのか確認するようになってしまった。

そんなときのこげは うるさそうに薄眼を開けて「なんなよ~」みたいな感じで

寝返りを打ったりする・・・。こげ自身も一人でいるのが不安なのか 絶えず私のあ

とについて回る。まぁ私が一番信頼されてるのか!と喜びたいけど、それはそれで

間食ができなくなって困っている。それによく眠る。眠りながら無意識におならを

してしまうこともあるし、相変わらず夢で走っているのか それもどこまで走っていく

の?なにを追いかけてるの?若いころでもそんな長い時間走ってないで、こげ・・・と

声をかけてしまうくらい全身を使って走る。この前は 尻尾を思いきり振っているの

でびっくりした。畳に当たってパタパタと音を立てていたので これはもう大好きな

亡くなったおじいちゃんと会っているんだろう・・・もしくは 三尾川のおじさんが

来てくれて擦ってもらっているんだろう・・・こげのこの喜びようは最大級であって

その夢がどんなのか 知りたいのだけど・・・・


先の柿を採っているときに 足元にきれいな蝶をみつけた。蝶ではなく これは

日本で最も美しい 蛾 だそうだ。この季節どこからともなく飛んできて 草地で

休んでいる。名前はサツマニシキ。私はなんと 焼酎みたいな名前だと思い、以前

ぼんくらさんにそう書いたことがあった。なので このサツマニシキを見るたびに

ブログ友だったぼんくらさんを思い出す。   ほかにも アサギマダラという

こちらは蝶だが 海を越えて旅する蝶も畑に飛んでくる。しかし今年は 好物の

フジバカマの花がないので見てはいない。先日 ニュースで上富田町で 

アサギマダラにマーキングをして 次の発見場所を調べようということをした・・と

やっていた。これはこれで 海を越える蝶 を高校の生物の試験で書いたことを

思い出す。過去を思い出すということが増えてきた・・・

柿を採りながら写真を撮った翌日 畑にいたおばあちゃんが小声で私を呼ぶので

何かと聞くと「きれいな蝶が止まっているから 写真に撮ったらええ」とわざわざ

教えてくれた。サツマニシキだとわかっていたけど 老人がそういうので写してみた

が、きのう写真を撮ったということも付け加えた。

        10月26日
同じものかと思い 畑で写したものを写真を縦にしてみた。
10月27日

よくわかんない‥‥という結末になった。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ラジオを聞く

2019-10-22 05:30:00 | 我が家
本日も雨で 草刈り作業はできず・・・することもなくパズル誌を解きまくる。



先日のこと 起きだす前に枕元のラジオからごにょごにょと話しかける声で目が

覚めた。「・・・・きょうは郷ひろみさん特集です・・・・」あ、郷ひろみかぁ・・・どの曲が

かかるのかな。男の子女の子なら止めてくれよな・・・あぁそういや ひろみ今月と

いうか今日か明日か誕生日だった。64歳であれだよ~人間じゃないやん・・・

最近のイメージで約50年前のデビュー曲を聴くのは耐えれへんわぁ・・・と、私は

寝返りを打ちつつ うつらうつら聞いていた。「・・・・ビーナスです」アナウンサーが

男なので 声が聴きとりにくく どんな歌だ?とイントロを聞いてみたら ≪裸の

ビーナス≫だ。そうそう、こんな歌もあった。デビュー三曲目か?私は

≪花とみつばち≫が好きだな・・・当時はふっとい眉毛、そのくせ声が中性的で

と思い出しながら 小声で歌ってみた。でもさぁ 男の子女の子をかけたの?と

そればかり気になり、かかる曲どれも ほとんど歌えるのだが、歌手本人が

あんなに元気なのも化け物か?と思ってしまう。身の回りに あんな64歳はいない

もんなぁ・・・かれこれ一時間特集をやっていたのだが たしか先週もラジオから

≪よろしく哀愁≫が流れていたっけ・・・また、今週もか・・・まぁ若かりし頃私も好きな

歌だったが・・・。新御三家と言われても 歌唱力は野口五郎さんや西城秀樹さんと

比べると・・・だったけど さすがジャニーズ事務所だから華があったわ、あか抜けた

感じ。なら、樹木希林さんとのデュオ≪リンゴ殺人事件≫か≪お化けのロック≫どっち

か聞けるなぁと楽しみにしたのに 終わるまでかけてはくれなかった。お嫁サンバは

初めてタイトルを聞いたとき 郷ひろみはアイドルを捨てたと思った。番組の中で

アナウンサーが≪セクシー・ユー≫の説明をしていたけど、もともと南佳孝さんの

≪モンローウォーク≫という歌で 提供するときにモンローウォークという言葉は

当時の若い人にはわからないだろうということで ≪セクシー・ユー≫となったと

言っていた。聴けば 南佳孝の≪モンローウォーク≫のほうが私は好きだけど。

≪マイ・レディ≫も流れてきた。あ、この歌は好きだわ・・・フリオ・イグレシアスと親交

があるとかで なんかカバーしていたなあ・・・とそろそろ起きようか・・としたとき

アナウンサーが「郷ひろみさん 今日18日で64歳になりました・・」ってだからかよ!

ということは 二月の野口五郎さんもありなのか?四月には西城秀樹さんも特集し

たのだろうか?・・・って、なんでファンでもないのに誕生日を知っているのかと

自分でツッコミを入れつつも あぁ 昔の歌はいいなぁ・・・私もとうとう 懐メロを

希望する年齢になっちゃったなぁ・・・

本日 10月21日

たったいま、防災無線から「当地方に大雨警報が出ました」という放送。そんな雨の

なか こげが夜8時のおやつを食べたあと 外に出て行き室内に入ろうと懇願。

さっきもタオルで拭いたのに こういう時は私も鬼の形相になる。雨に濡れたら

どれだけ拭いても毛が乾かず 臭い。私に頭から怒鳴られて少々こげは意気消沈

だ。

ラジオの話、郷ひろみ特集の翌日だったか またもや朝方うつらうつらしながら

聞こえてきたラジオの話・・・・「若者言葉について・・・・」と語っている。

言葉について 少し興味がある私なのだが よくよく聞いているともしかして

ラジオの向こうで話している先生は 私の出た大学の先生ではないかと思い始め

た。私が在学中には まだいなかったような記憶があり 卒業後 テレビで見かけ

て、「こんな私の興味を引くような講義をしてくれる先生がいたなら 授業を取った

のに」と残念がったのだ。言葉というものは 時代時代で移り変わっていくもので

とくに 若者言葉は顕著だ。ラジオの中で スマホや携帯電話が出るまでは

言葉は日本中そう大差なかったけど いまや最先端の略語は すべてスマホから

発信され、昔のように 誰もが知っている流行歌というものが一部の若い世代が

知っているだけで、広く国民が知れわたる歌謡曲というものが無くなってきた・・

と先生が話している。たしかに そうだよなぁ・・・最近の歌って 知らないなぁ

と布団の中で頷いていた私・・・けっこう 番組の内容は面白くメモっておけば

よかったなぁ・・・・と反省しきり。で、番組で紹介されたのは やはり卒業した大学の

先生でした。内容は二年前のものと言っていた。チコちゃんと友達らしい、知ら

んけど・・・



今度の台風20号は温帯低気圧に変わったようだが 今夜も暴風で外は吹き荒れて

いる。19号のあと 台所の天井板が雨漏りで張り合わせた合板の接着剤が剥がれ

たのか すみっこが下がってきた。てっきり 台風の風が強かったので瓦が

めくれたか、木の枝が当たって瓦が割れたと思い 早速大工さんに来てもらった。

家自体が古いから 屋根瓦をどうにかするなんてことになったらどうしよう・・・と

不安に思いながら 大工さんの様子を見守っていたら大工さんが「瓦が割れるとか

は無いけど、ずれている。ずれるというか おかしいなぁ これは誰かが触ってない

と こんなふうにならないで~」という。下から見ても 確かにおかしい・・・瓦が

きれいに重なっている・・・。「こりゃぁ サルやの、こんなことするのは」と大工さん。

そうか・・・柿の木に登って柿を盗りに来たやつに私は 花火を打ったり ピストル

をバンバン打ち鳴らして追い払った・・・その仕返しに 嫌がらせで瓦をずらして

逃げたんやな・・・・そういう あたん(悪戯)をサルがするとおばあちゃんがよく

言っているけど、そういうことをされたらますます憎しみは倍増するのだ。

大工さんに天井板を応急処置をしてもらったが 濡れた部分が乾かないとできな

いと言われてしまいました。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2019-10-18 05:30:00 | 我が家
今週は 用事もあって草刈りは進んでいません。私としては 非常に残念であり

関東から東北地方にかけての甚大な被害をの爪痕を残した台風19号の雨で、こち

らのたんぼも雨が降って 草が成長を続けていて のんびりしてはいられません。

しかし 天候が悪かったりしたら休むしかできなく・・・全く歯がゆい。

雨が降ると ここ二回決まって虹が出たんです。出たんですって・・・そんな感動もの

でもないけど、一回目は 三十分くらい消えずにいたので なんか不吉な予感が

したわ。悪いことが起こるのでは…と虹が出たのは10月7日でしたから もしかした

ら 台風19号の前兆だったのかも(まさかね)


二重になっていっるでしょ。内側のがきれいにはっきりと見えていたので、すぐには

外側の虹に気がつきませんでした。


カメラを持って近くの橋まで行き ズームを使って。


虹って 片方の端ばかりを見ておわる・・・全体に 虹がかかっている・・・

その距離は案外近いのかな



虹の架け橋・・・虹の向こうは 晴れなのかしら?あなたの街のあのあたり・・・

と天地真理さんが歌っていました。いえいえ、近いからあのあたりもこのあたりも

ないんじゃない?それとも私が見たこの虹より バカでかい虹、隣町までかかるよう

な虹のことなのか?この虹は100mくらいの幅・・・だとしたら 天地真理さん、

あなたを想って歩くのよ~と歌っている間に 彼のおうちに到着しちゃうじゃん



雨が降って草刈りができなかったので 生まれて初めてブルーベリージャムを

作りました。このブルーベリー 夏前だったか 三尾川の美味しいブルーベリー

ジャムを買いに三尾川の天正堂というお店に行ったら ちょうど出荷してしまって

ここにはないので、ぼたん荘とか卸しているお店に行ってくださいと言われました。

わかりました・・と帰ろうとしたら おばさんが「これを持っていき」と自家製の

ブルーベリーを袋に入れ「ペットボトル入れて凍らして、口に流し込んで食べてみ」

と渡してくれたもので、それからどうしようかと冷凍庫に入れて置いたけど、

スマホで検索したら 意外と簡単に冷凍ブルーベリーでジャムが作れそうに書いて

いる。グラニュー糖を入れて ラップしてレンジでチン!・・・え~そうなのぉ

甘みを少なくしたいので100グラムの冷凍ブルーベリーにスリムアップシュガー

1.6グラムを8本で 2分30秒でチン・・・できてないやん追加で1分チン・・・まだだな

追加1分20秒・・・チン・・・ラップを外すと 泡立ってるやん・・・大丈夫か?食べて大

丈夫か?・・・冷まして一口食べたら 「おっ!いけるじゃん・・・天正堂にはかなわんけ

ど。」こうして 初めて作ったブルーベリージャムは私だけ食しました。


朝食のトーストに、粒が無くなったらヨーグルトにかけて・・・

いっぱい作ると 容器の消毒が必要になるので100グラムで上等だな。ほとんどの

作り方にはレモン汁と書いてあるけど べつに なくてもいけるやん…知らんけど

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

始まる!

2019-10-11 05:30:00 | 我が家
≪草刈り始めました≫・・・・まるで初夏の≪冷やし中華始めました≫みたいなタイトル

ですが(笑) 秋の恒例草刈りをいよいよ開始いたしました。

本当は あまりにも年に二度のこの作業見苦しいように思えて記事にはしたくない

のだけども、ネタがないので・・・。

ほんとに今回は 草丈が大きくここまで日延べをしてしまったことに後悔の念で

いっぱい。まぁ 残暑が続いて10月までに伸びたのは私のせいでもないけど。


大きいもので腰くらいまで高さ。刈って向こうに見える柵の中に入れます。

でも 全部入るか心配です・・・10月5日スタートです。まずは 田んぼに入っていく

道(あぜみち)を刈って、柵の周りを刈ります。でないと刈った草を入れられません。

これは二日目。というか 5日と6日は半日しか刈ることができなかったため、

二日分で一日刈ったことになります。

でもこれだけでも スッとします。そうです、草刈は自己満足しなくちゃ続けられませ

ん。奥に見える道まで 刈るのです。日差しがきつくて アクエリアスをぐびぐび

飲みながら刈ります。週末はおとうさんと二人です。

とりあえず 向こうに見えた道まで刈って柵から遠いところを先に刈って 終わり

は柵に近いところを刈ると 草を運ぶのも気持ち的に楽。草刈りは 気持ちも大事

です。

今回も このかご型のボックスで刈った草を運びます。午前中刈って 午後から

運ぶときは少し乾いているので軽いけど 半日仕事の日は 刈って運ぶなので

生の草は非常に重く感じます(実際重いのですが)

柵の中このようにきちんと入れます。左が新しいもの。右は前日刈ったもの。

この日は かご型ボックスで13杯。田んぼと柵を往復。しかし、かご型で柵の中に

きっちり収めると どうも腐った草の肥が柵の周りに集中するようで 今回どの

たんぼの柵の周りが 青々と茂っているので またブルーシートで運ぶことにしよ

うかと・・・・。



コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10月です

2019-10-05 05:30:00 | 生き物
もう10月になりましたね。早いもんです こうして生きているものも 建物や遺跡や

なんかも年月を重ねて老朽化していくのだと・・・痛感。しみじみと思っても私にそれ

を止めることができないので ♬時の過行くままにこの身をまかせ~  

さて、9月後半、まだ暑さがしっかり残っているころに「そろそろ草を刈りに行かな

きゃ」と、毎日散歩しながら思うのですが おばあちゃんがそれを止めるのです。

もう少し涼しくなってからでいいと。でも、いくらなんでも 刈ってないのはうちか

お隣のたんぼか、持ち主がよそにいて放置されっぱなしのたんぼくらい。おばあ

ちゃん自身が現役のころは そりゃもう小雨が降っていても 夕飯時になっても 

たんぼに出て草を刈っていた。もうほかに誰もいなくなっても・・・。私は当時 なん

で勤め人同様農作業も5時とか遅くても6時とかで終わらないのか、と憤慨した。そ

のあとの予定がずれたりして 食べたものを片付けたりしていたらゆっくりする時

間がなくなるし、親が急かすのでしぜんと親子の会話などの記憶もあまりない。

農作業の一線を退いたおばあちゃんは 私が草を刈りに出ると早く戻ってこいと

言います。私も 切りのいいところまで刈ってからと思っているのでそういわれるた

び「あのさぁ 自分が現役のときだってそうだったじゃない。辺りが暗くなってから

帰ってきてたじゃん。それと同じよ」と思うのだ。私は おばあちゃんほど必死こいて

草を刈ってないから 時間が来たら草刈りをやめて家に戻っているのだけど。

周りをみても 草を刈っている女性もいるのに、自分が中心の時は 他人から

草を刈っていないと思われたくないからおばあちゃんも刈っていたんだと思うのだ

田舎では 他人の目 というのが一番気にするもので 私なんぞ何か思い切った

ことをすると決まって「風悪い(ふう、わるい)」つまり風体が悪いからそういうことは

するな!とそれこそ耳にタコ 親からすれば口を酸っぱくして・・という感じだな。

親になった今は 風悪い は言わないでおこうと思ってきた。あの家の子供だから

そんなことはしちゃいけないなんて、まぁ 法を犯すようなことや危険を伴うことに

は目をつぶることはしなかったけど。

草刈りは 雨がしばらく降らなくなってからと決めて 月末にこげを連れて獣医さ

んに行ってきた。秋になると こげの毛の生え変わりなのかアレルギー性の皮膚炎

で 大きなフケのようなものが出始める。かゆみで自分で掻いたり 口で毛を

クチュクチュするので 流行りのフェルト細工のようなものがいくつもぶら下がり

レゲエの人のような髪状態。ブラシをかけるのも一人ではできず、そうしたら部屋の

あちこちにこげの毛が散乱。かゆみで夜中にクチュクチュクチュクチュ・・・これは

診てもらった方が早い・・と。私は今飲んでいる薬以上にまた増えるのが可哀想に

思えたのだ。 前のかゆみ止めは喉が渇くらしく ひっきりなしに水を飲んで、排泄

もすごかった。高齢やし 足を上げておしっこするのが大変じゃない・・・と心配して

いたのだ。土曜日 おとうさんと久しぶりに二人で獣医さんに行ったのだが 駐車

場がかろうじて一台分空いているだけで こんなことはここしばらくなかったのに

と思ったのだが、これは10月からの増税のためのようだ。ペット保険に加入したら

病気やけがでいくらか戻ってくるらしいけど 高齢だと戻ってくる分が少ないと聞

いたし飼い始めたときに先を考えて加入することも思わなかった。我が身と子供た

保険で精一杯だったし・・・(笑)

一時間ほど待って 診察室に入ってまずは体重を測ってもらう。カルテに書き込む

先生がいきなり「この間はありがとうございました」と頭を下げてきたので 一瞬

「え?」となったけど すぐにわかった。前回いつもの薬をもらいにきたときに待合室

の壁に 小さな額に入ったイラストのようなものがいくつも掛けられていて「なんや

これ?」と立ち上がって見ていくと 印刷されたような風景や花 猫などが飾って

いて 壁に盲導犬育成協会に寄付を募るという趣旨の紙が貼られていた。

私はこれまでにも盲導犬の数が圧倒的に少ないということを見聞きして知っていた

し、盲導犬だけでなく聴導犬や動けない人の代わりに生活の補助をする犬がいる

ことも知っていたので そういう趣旨のものには少額だけど協力させてもらってい

たので 寄付することにした。飾られているもので気に入ったものがあれば 受付

で申し込むと 後日院長自ら印刷して郵送します・・・と書かれていた。先生の作品

だったんや・・・。先生は絵の趣味があるのか 待合室には何枚かの風景や人物な

どの油絵が掛かっていたのでこういう版画も手掛けるのか・・と思ったのだ。

二十枚くらいの版画の中で 犬のものがあれば・・と探すが 犬だけのものがなく

猫と一緒なのは却下、風景は好みのものがなく、花は「何の花?」とわからないもの

だったので 選べるものがないか・・・と 今思えば寄付だけ募金箱に入れれば

良かったんだなぁ。。。小さな募金箱には硬貨や千円札が何枚か入れられ びっしり

上部まで埋まっていた。何回も行ったり来たりして これだと・・・決めたのがとんぼ

の版画だった。大きさも入れられた額に心地よく収まっている。額はついてこないの

だけど。


とんぼは勝ち虫で 日本で兜につけられたりしたと読んだことがある。

季節的に赤とんぼなのか?と思ったけど色的にはわからないがこれを受付で申し込

むと、「一枚でいいですか?」と想定外の返答が来たので思わず 絶句し、い、一枚

でお願いしますと申し込んだ。先生が 私の名前を憶えていたのかどうか、診察券

を受付で出したときに 先生に知らせたのかもしれない。受診する数日前に先生か

ら封書が送られたときには すぐには思い出せなかった。封書には申し込んだ版画

が色違いで二枚入っていたので「なんで二枚?」ともしや 飾っていたのもくれたの

か?と思ったのだ。


茶色っぽいのよりこちらのほうが好きかも・・・

自筆のお手紙も入っていた。


和紙のような紙に花の版画。いやん、花の版画でこれが気に入ってたけど、

花の名前がわからないからやめたやつやん・・・どうしてわかったんやろ?

しかし、先生・・・郵便番号下二けた違うし 住所も一文字抜けてるし よくこれで

届いたもんだとおとうさんも笑ってた。

私は 先生に「いえいえ、二枚も入っていたのでびっくりしました」と言ったら

先生は笑って「遠慮なさったのかなと思って・・・」とおっしゃられたのだが・・・

犬が無かったので‥とは言えないし。秋は芸術の秋でもあるし 展覧会とかにも

行かないから 小さな芸術鑑賞できたので(さっそく飾っていますと言ったら苦笑

されてました)、私は満足している。盲導犬、聴導犬、補助犬を育成するという寄付

活動により多くの賛同をいただけたらと思います。そして その仕事を終えたワンコ

たちがゆっくりと暮らせられるよう祈っているのです




コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする