先週、次男君が帰省したのでどこかに行こうか、ということになり「どこかといっても
おとうさんは仕事だし、桜はあまり近場でないかなぁ」とおばあちゃんに相談したら
「それなら一枚岩に行ってみよか」ということになり、三人で一枚岩まで行きましたが
桜なんて山桜がちらほら、車を止めて撮影するほどでもありません。一枚岩の駐車場で
どうしようかと話していて、ふと「そうや、U田さんとこは?この間熊野新聞に桜が咲
いたって載ってたやん」と私が思いだし、おばあちゃんも幼馴染のU田さんとこなら
いろいろ桜を植えていて近所の人を集めてお茶してるし・・・と乗り気になった。
でも行く道がわからないというので、おばあちゃんの妹も誘って道案内してもらいなが
ら行くことに。その前に一枚岩の売店でアイスクリームを買い、ついでに新しく出た
観光マップをもらって出発。ワクワクするのは、U田さんちにはうちのこげのお父さん
遺伝子上のお父さんわんこがいるのだ。ちなみにU田さんは俳優の國村隼に私は似てい
と思う、が、当人は80歳くらいのご老人だ。二台の車でU田さんの家は高台にあり
駐車場は広く立て看板に『拙宅に用のない者の駐車は禁止』と書かれていた。きょうび
『拙宅』なんざあまり使わないので、内心ややこしいお年寄りかなと。でも、前に
NHKの荒れる森林だったか自宅の周りにシカやイノシシが出るので、家をぐるりと
網で囲っていると話している姿は、なかなか温厚そうにみえたんだけど。
U田さんは奥さんと息子さんも在宅していて、挨拶もそこそこに玄関に珍しいもの
があるから見ておいでと、次男君と私に勧めてくる。女三人が昔話や近況話でもりあが
っているので、U田さんも息子も仕方なく私と次男君について回って、広い庭に植えら
れた庭木の説明に余念がない。庭と家の前の休耕田もかなりの広さだ。休耕田は草が
刈られ、これならグラウンドゴルフやパーゴルフができそうに広い。その中に犬小屋と
犬が・・・。残念なことに何枚も写真を写したのになぜか犬だけ撮り損ねてしまった。
こげより大きいし、毛色も茶色。足が長いのはこげの兄弟、吉宗くんに、顔つきはこげ
のようだし。よくよく見てたら目の動かしかたや顔の表情はこげやん!説明に来た息子
さんに「名前はなんですか?」ときくと「マル、おとなしすぎてシカやイノシシが来て
も吠えない」と言う。性格もこげは父親似のようだ。次に来たときはちゃんと撮影する
からね。
そうそう案内された玄関にははく製が置かれていた。
三体のうち右がアナグマのようだけど、左の二体がU田さんはテンだというけど、
一番左はイタチみたいに思えた。三体ともU田さんが捕まえて業者さんにはく製として
作ってもらったそうだ。この間もタヌキを作ってもらおうと田辺に持って行くと時期が
悪いと言われたそうだ。やはり寒い頃がいいみたいで作る業者さんは奈良なんやと言っ
ていた。いやぁ、奈良まではく製を作りに出すとは・・・。でもどうやらお客さんに
こうやって見せるのが楽しみらしい。
「上のもそうや」と言うので見上げたらそこにも飾られていた。
シカやん、シカはおばあちゃんの実家にもあるしうちにもシカのツノを刀置き仕様に
床の間に飾っているから驚きはしないけど、その横のフクロウ?これは珍しい。
次男君も驚いていた。右下のはサルノコシカケ?か。でも夜中になんか動き出しそうで
私なら飾りたくはないはく製たちだ。
U田さんは手先が器用らしく、庭にある井戸に昔風のつるべをつけたり池を造ってい
る。ぐるっと回ってきた水は手作りの水車小屋へと続いていてその水が池にいくらしい
説明ではシシ威しから落ちた水で水車を回す仕組みだけど、シシ威しのカッタンカッタ
ンという音がうるさいので、今は水を止めているという。水車小屋を覗くとそこには
実際に昔水車を回して、お米を搗いた臼が作られていた。それも手作りだと。1mたら
ずの大きさだけど、中にお米を入れておくとスズメが来りもしたそうだ。
自慢の庭の桜は早咲きのものは終わって、この時咲いていたのがちょうちん桜という
名前の濃いピンク色の桜だった。
少し桜とは思えないような色だね・・・・
おとうさんは仕事だし、桜はあまり近場でないかなぁ」とおばあちゃんに相談したら
「それなら一枚岩に行ってみよか」ということになり、三人で一枚岩まで行きましたが
桜なんて山桜がちらほら、車を止めて撮影するほどでもありません。一枚岩の駐車場で
どうしようかと話していて、ふと「そうや、U田さんとこは?この間熊野新聞に桜が咲
いたって載ってたやん」と私が思いだし、おばあちゃんも幼馴染のU田さんとこなら
いろいろ桜を植えていて近所の人を集めてお茶してるし・・・と乗り気になった。
でも行く道がわからないというので、おばあちゃんの妹も誘って道案内してもらいなが
ら行くことに。その前に一枚岩の売店でアイスクリームを買い、ついでに新しく出た
観光マップをもらって出発。ワクワクするのは、U田さんちにはうちのこげのお父さん
遺伝子上のお父さんわんこがいるのだ。ちなみにU田さんは俳優の國村隼に私は似てい
と思う、が、当人は80歳くらいのご老人だ。二台の車でU田さんの家は高台にあり
駐車場は広く立て看板に『拙宅に用のない者の駐車は禁止』と書かれていた。きょうび
『拙宅』なんざあまり使わないので、内心ややこしいお年寄りかなと。でも、前に
NHKの荒れる森林だったか自宅の周りにシカやイノシシが出るので、家をぐるりと
網で囲っていると話している姿は、なかなか温厚そうにみえたんだけど。
U田さんは奥さんと息子さんも在宅していて、挨拶もそこそこに玄関に珍しいもの
があるから見ておいでと、次男君と私に勧めてくる。女三人が昔話や近況話でもりあが
っているので、U田さんも息子も仕方なく私と次男君について回って、広い庭に植えら
れた庭木の説明に余念がない。庭と家の前の休耕田もかなりの広さだ。休耕田は草が
刈られ、これならグラウンドゴルフやパーゴルフができそうに広い。その中に犬小屋と
犬が・・・。残念なことに何枚も写真を写したのになぜか犬だけ撮り損ねてしまった。
こげより大きいし、毛色も茶色。足が長いのはこげの兄弟、吉宗くんに、顔つきはこげ
のようだし。よくよく見てたら目の動かしかたや顔の表情はこげやん!説明に来た息子
さんに「名前はなんですか?」ときくと「マル、おとなしすぎてシカやイノシシが来て
も吠えない」と言う。性格もこげは父親似のようだ。次に来たときはちゃんと撮影する
からね。
そうそう案内された玄関にははく製が置かれていた。
三体のうち右がアナグマのようだけど、左の二体がU田さんはテンだというけど、
一番左はイタチみたいに思えた。三体ともU田さんが捕まえて業者さんにはく製として
作ってもらったそうだ。この間もタヌキを作ってもらおうと田辺に持って行くと時期が
悪いと言われたそうだ。やはり寒い頃がいいみたいで作る業者さんは奈良なんやと言っ
ていた。いやぁ、奈良まではく製を作りに出すとは・・・。でもどうやらお客さんに
こうやって見せるのが楽しみらしい。
「上のもそうや」と言うので見上げたらそこにも飾られていた。
シカやん、シカはおばあちゃんの実家にもあるしうちにもシカのツノを刀置き仕様に
床の間に飾っているから驚きはしないけど、その横のフクロウ?これは珍しい。
次男君も驚いていた。右下のはサルノコシカケ?か。でも夜中になんか動き出しそうで
私なら飾りたくはないはく製たちだ。
U田さんは手先が器用らしく、庭にある井戸に昔風のつるべをつけたり池を造ってい
る。ぐるっと回ってきた水は手作りの水車小屋へと続いていてその水が池にいくらしい
説明ではシシ威しから落ちた水で水車を回す仕組みだけど、シシ威しのカッタンカッタ
ンという音がうるさいので、今は水を止めているという。水車小屋を覗くとそこには
実際に昔水車を回して、お米を搗いた臼が作られていた。それも手作りだと。1mたら
ずの大きさだけど、中にお米を入れておくとスズメが来りもしたそうだ。
自慢の庭の桜は早咲きのものは終わって、この時咲いていたのがちょうちん桜という
名前の濃いピンク色の桜だった。
少し桜とは思えないような色だね・・・・