こげの耳に★ねんぶつ★

たわいない日々の思うことと愛犬こげと花が咲いていたら花の写真など

野鳥観察中?

2009-05-29 05:57:05 | 和歌山県


4日前から見慣れない人が道端に椅子をだし、座って何かを双眼鏡で覗いているよ

うだけど、誰も何をしているのか知らない。二日目にはどうやら鳥の観察らしい、

という噂を耳にした。その人達はおとうさんの車庫前とお宮さんの前で座っていま

す。散歩のときに見かけたので声をかけようとしたら背中を向けたので、気にはな

ったけど仕方ない。様子をみると川原に下りて干上がった川の石をひっくり返して

いる。どうも、干上がっているけど染み出てくる水を観察しているようだ。

 三日目の朝、私は5時過ぎにその人の車が奥から出てくるのを見た。早朝から鳥

の観察?また気になる。この日は午前中にこげの散歩に出ました。午後から田辺に

行かなくてはならないので、ものすごい暴風の中カッパを着ての散歩です。雨は

そう強くはないけど、風のせいで前が見えません。カーブミラーに映った赤い傘を

見たとき「おばあちゃんかな?」と思い、顔を上げたらその鳥の観察をしていると

いう人だった。何故かその人はニコッと会釈をしたので思わず「何か調べているん

ですか?」と聞いてしまいました。その人はビックリしたみたいで「野鳥を観察し

ています」と返事が返ったのに今度はこっちがビックリして「あ、あ~」としか答

えられませんでした。そのまま別れたのですが、噂では「今までいたのにいなくな

った鳥の観察」ではなく、「今までいなかったのにいるようになった鳥の観察」と

か・・・。腕の腕章には『環境調査中』と書かれていました。どこかの環境調査隊

かしら。前にも野鳥の観察という人が来ていたらしい。そうならそうで周知徹底し

てくれれば、私も気にはならなかったのに。もう少し話すことができたら教えてあ

げるのに。「こんな暴風の時は傘はささないほうがいい。この辺は雨は下から降る

んです」って。車のナンバーは千葉だったから遠いところから来てるんだ。


写真は関係なく チガヤの白い穂です。
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セルフ・サービス

2009-05-28 06:04:41 | いろいろ


スーパー・オークワ串本店駐車場横の以前は貸し倉庫だったところに昨年魚屋さん

が営業を始めました。魚屋さんといっても陳列ケースだけのようで下処理は別のと

ころでやっているのか、倉庫には大きな流し台のようなものは見えません。最初は

一軒というか一箇所だったのが、この間もう一箇所増えていましたし、一番端の倉

庫が花屋さんになっていました。ここならお店の駐車場は必要ありません、オーク

ワに車を止めてもらえばいいのです。現に花屋さんのお客さんはそうしていました

ところでこの魚屋さんはお客さんのターゲットはダレなんでしょう?オークワに

来たお客さん?それとも通りがかりのお客さん?国道側だから観光客相手?いろい

ろ想像します。経営者は30代くらいの人かな、最初オープンした人は大島の人だ

った気がします。話はここからなんですが、写真のお店の看板に『セルフ』と書か                                     
れていたので、「魚屋さんで『セルフ』って、え、魚を選んで自分でさばく・・・・

ってことかな・・」と私は疑問に思ったのです。この歳になって魚をさばけない私

は、こんなお店に入ったら泣きながら魚をさばかなければならない・・・

それを頭に描くと「何てとんでもないお店なんだ。さばけないから、もしくはさば

いた後のゴミ処理が嫌だからスーパーで買うのだろー」と。で、「セルフって書い

てるけど、そんな魚屋さんあり?」とおとうさんに言うと「それは不思議やな。で

もガソリンスタンドでセルフっていうたら、自分で入れるとこやなぁ」この日は

カメラを持っていなかったので、翌日の写真が上の写真。反射して見えにくいけど

『セルフ・サービス』となっています。「『セルフ・サービス』になっているわ。

ということは、陳列された魚を自分で選んで持ってきてさばくわけ?」どうも私

セルフがわからなくなりました。



そうして、やっと理解できました。ここでは『刺身用に三枚おろしをしています』

アジ・アカイカを三枚おろしで販売中、調理済みさしみをセルフ・サービス・・・

自分でさばくのではなく、調理済みの商品を自分で選び取って、レジに持ってくる

ということみたいです。その言葉、なんかセルフ・サービスと言われても、広い店

内でもないのになぁ。いや、もしかしたらシャッターの下りた隣の倉庫も、その隣

もそのまた隣も、壁をぶち抜いて店内かもしれない。「入って確かめてきたら?」

とおとうさんは言うけど、入ったら買わずに出てくるのは至難の技でしょ。
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千鳥草

2009-05-27 06:14:11 | 花・植物など
千鳥草が咲きました!!念願の千鳥草・・・その種がたとえ100円均一のD社の

ものであろうが、私は咲いてくれたことに感謝します。それが二袋で100円、

でもね。あれは花菜といっしょに購入したのです。花菜が欲しくて、そのときは

千鳥草は仕方なく、「これ植えても絶対育たないやろな」と思っていたんですが、

蒔く段階で、花菜の種袋がどこかにいってしまって千鳥草だけを蒔いたその記憶も

懐かしい。とにかく、小さなプランターに直まき、袋の中の種を全部振って蒔いた

わけ。芽が出た時は振り方が片寄っていたため、プランターの中心には芽が出ず、

両脇とか隅っこに数本。私は諦めていたから、数本でも嬉しくて毎日みずやり、

週一の液肥も忘れずひたすら花芽がつくのを待っていました。3月頃だから育てば

暖かい日が続くから大丈夫だろうとは思っていたけど。もともとはデルフィニュー

ムが好きなんだけど、あれは難しいので似た千鳥草ならできるかな?なんてね。

デルフィニューム 高温多湿を嫌うならこの土地では無理だ!と思っていたら、

Aコープの地元産品コーナーで売られていた、花も茎も立派だったので感心したん

です。そこまでは無理だけど千鳥草ならなんとかできるか、やってみようです。

育ってきたのはいいけど、支柱を添えるまでに不注意にも頂点を三本も折ってしま

いました。成長が悪いのもあるし、つぼみに色がついたのは三本。

その花色がどうやらすべてピンクと知った時は、ガッカリ。せめて一本でも青系が

欲しかった、種はミックスだったのに。これも運命かな・・。花は堂々と咲いてい

ます。だあれも「この花いいね」とは言ってくれないけど、来年はもっと育つ数を

増やしたいと、種苗の本に注文のチェックを入れました。虫もつかなかったし◎な

花です。

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田辺にドライブ!

2009-05-26 05:54:11 | 我が家
先々週の土曜日、田辺の獣医さんまでこげと一緒にドライブ。5月になるとフィラ

リア予防のハガキがきます。昨年まで行っていた獣医さんが急死されたので新しい

獣医さんになって初めてのフィラリア予防注射・・・4月末に狂犬病予防注射をし

たので、ひと月空けようと思ったんだけど田辺の叔母が狂犬病と一緒に飼い犬が

やった・・というので、それなら行けるときにと。串本町からは一時間超えるので

どうしても一度、トイレタイムを必要とします。中間地の日置で今回も休憩となり

ました。ここは車も止められトイレもあり(人間用)、遊歩道から海岸に降りて行

くことができます。浜には滅多に降りません。多くの人が遊ぶ場所だし そこでこ

げがトイレをしたら(ちゃんと始末をしても)、あまり気持ちのいいもんじゃない

もの。だから、防波堤側の遊歩道を歩きます、ちゃんとトイレバケツを持って。

 私は階段状になった浜側を歩いて写真を撮ります。そう目ぼしいものもないので

すが、階段の窪みに植えられたのか、野生なのかヒルガオが咲いています。



どうやらハマヒルガオのようです。五木ひろしの歌にもあった記憶が・・・。



ハマヒルガオ 写真をなぞると変わります。

遊歩道をずっと歩いていくと、石碑のようなものが草むらの中に立っていました。

   

何が書かれているかさっぱりわかりません。

右側に『紀州灘○○』、左側に『日置○○海岸○』のようです。読めないけど、写

真の縮小するするときに、色の反転をしたら何とか字が読めたのです。



海岸に目をやると小高い山のようなものがありました。地肌が見えたところに奇妙

な三本の何かが・・・なんだろ?わざわざあそこまで歩いていくのもしんどいので

元気な若人だったら行くかもしれません。



木ではなさそうです、やはり何かの石碑でしょうか?視力が落ちてきたおとうさん

は「人の横顔に見える、モアイ像みたいなやつかも」なんてそんなのナイナイ!

 こげも用を足したし、獣医さんのところへ急ぎましょう。前に二度来たことがあ

るので、玄関からもうこげは緊張。広い待合室は患者が離れて座れるようになって

いるので、低い腰掛けに私が座るとこげはその前にお座りしたかと思うと、ズリズ

リ後ずさりをしてきます。お座りして下がってくる?そんなに逃げ腰でどうすんの

注射かと意気込んでいくと、先生は「僕はフィラリアの注射はしません。というの

も注射で死亡という事例が何件か報告されていますし、その報告がある前から僕は

飲み薬しか渡していません」というのだ。そう言われたら従うしかないやん。

 田辺の叔母は前にかかっていた獣医さんより、この先生の方がいいし入院設備も

整っているとベタホメなんだけど、今回先生、こげを触らなかったのだ。あれ?

なんか最初に触らない?前の先生はガサツそうで早口で、声がやたら大きかったけ

ど、診察台にのった犬でも猫でも触っていたよ・・。触ってツメをみて、歯と歯茎

を診たんだけど・・。なんかいいのか!こんなんで・・それとも触るのも嫌な犬だ

ったのか?不信感だなぁ~。

 行きの車中のこと・こげの座った窓に虫がへばりつきました。走る車に飛ばされ

ないように必死。こげも不思議そうに見ていました。

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ヘビイチゴ

2009-05-25 05:47:27 | 花・植物など


 ヘビイチゴです。きれいに撮れたでしょ、といいたいけどこのイチゴ、通常サイ

ズより大きいのだ。大きいからこうきれいに見えるのだ。普通サイズは大きくても

8ミリくらいなのだが、これは1.5センチはある。実がなっているのはおばあち

んの畑の隅、引き抜いた雑草を捨てたところ、土が肥えているらしい。

表面のツブツブ感が食用イチゴと違って 毒っぽい。毒っぽくみえてもじつは薬と

なるそうだ。実がマズイから『ヘビにでも食わせろ』からきたらしいけど、その果

実をホワイトリカーに漬けて、歯痛、トゲ刺し、腫れ物などに塗布する。私はやっ

たことないけど、それは漬けた液体を塗布するのか、漬けた果実を潰して塗布する

のか・・・。黄色い花と茎も乾燥させて煎じて解熱や解毒に利用できるみたい。

 名前よりはずっといい子なんだ。しかし、この姿は悪者ウイルスのイラストに

使われそうだ。先日このイチゴを見つける前に『蛇イチゴ』という邦画がCSで

放送されていた。題名からしてホラーかな?と楽しみに観ていたら全然違うもので

家族にあの兄貴がいたらなんともならんなぁ・・と思ったのですが、蛇ときたら

私はやはり、楳図かずおのホラー漫画だ。子供の時はあれは怖かった!イラストの

少女はみな恐怖の顔をしている。記憶の中の追いかける化け物(ときに蛇のような

顔をした大人だったり、額から血を流しながら走る女性たち)は、なぜか両手を

前に出し幽霊のようにだらんとさせて追いかけてくる感じ。実際には、それは走り

にくいと思うし、少女はソックスのまま走ってくるのだ。メチャクチャ怖かった、

同じような頃古賀新一という漫画家もホラー漫画を書いていたので、どっちこっち

混ざったかもしれないけど、私のホラー原点はその辺りなんだと思う。女性の首筋

がうろこ状とか、舌の先が二つに割れていた・・とか、今でももう一度読んでみた

いのだけど、怖いやん・・・。大人の自分が昔にズボッと戻ってしまいそうで。

ヘビイチゴ=恐怖漫画作家 楳図かずお としておきたいけど、『まことちゃん』
 
は例外ね!グワシ!!



 こちらは普通の大きさのヘビイチゴ。かわいらしいもんだ。
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獣害

2009-05-22 05:56:00 | いろいろ
緑の季節もすすみ、山の生き物達も活動的になってきました。同時にそれは人里に

当たり前のようにやってくる、困った活動行為です。深く突き詰めると、そういう

ふうになってしまったのはもともとはこっち、人間に原因があるのですが。

春先までサルはあまり見かけなかったのですが、最近やってきます。我が家はここ

何年か続けて、タケノコシーズンには先にタケノコを掘られていた、今年はそんな

ことが一度もなく、無事にタケノコを掘り終わったのです。数日前から、裏山から

竹林に移動する姿をみつけ、気をつけていたらとうとう一昨日集団で竹林に入り、

あまりに騒ぐのでこげにリードを着けて、猛ダッシュで竹林の下まで走ったらサル

も慌てたようで、倒れた古竹の上に飛び乗った拍子にそれが割れて、サルも木から

落ちる・・・(サルは竹に登れないという話を聞いたことがある)状態でした。

20匹くらいの集団です、こげも頑張って竹林の中を駆け上がって追いかけようと

しましたが、リードを放すと戻ってこないから、せいぜい5メートルほど。それ以

上追いかけて来ないとみると、サルは歩調もゆっくりになりこちらの様子をうかが

っています。キャーキャー鳴くのでこげがお座りしてクークー返事。モンキードッ

グには無理かな。この間テレビで長野県でモンキードッグの紹介をしていたけど、

この辺でも那智勝浦町だったか、熊野川町だったか飼い犬を仕込んでいるそうだ。

 まぁこうしてサルは何度も見かけるけど、この間見たサルは屋根の上を歩いてい

て、座ったかと思うと手を伸ばして人間が片手で虫をつかもうとするような仕草を

していたのにはビックリ、目の前を飛ぶ何かを捕まえようとしていたのかな。



 きのうは午後三時過ぎだというのにシカが山際で草を食べていた。生きたシカを

みるのはこげも初めてだったので、前に見たのは撃たれて死んだシカだったもんね

その日の朝、テレビで長野県の高地で牧場を営んでいるのだが牧草の新芽が出だし

たこの頃、300頭のシカが牧草を食べにやってくる・・という話をしていた。

牧草を食べられ、乳牛は50キロ体重が増えるところが、45キロしか増えない、

5キロでも出る乳の量は違ってくるという。おまけにシカはフンをまき散らすので

フンのついた牧草は牛も食べないという。柵なんかヒョイと越えていく・・。

今まで、寒い雪の間にシカも自然淘汰の摂理通り死ぬものもいて、数は増えすぎず

きていたのだが、近年の温暖化でそういうシカも生き残るようになり、数が一気に

増えているのだって。人間は自分で自分のクビを絞めているのだな。サル害もしか

り・・・箕面のサルも人間がスナック菓子などの高カロリーのものを与えるせいで

サルの出産間隔が短くなり、毎年出産ということにもつながっていくんだそうだ。

サルもメタボな時代だな・・・。近所では田植えがすんだたんぼにシカが入って

苗の先端部を食べられ、昨日からぐるりと柵を構えた。別のたんぼは電気柵にして

から入られることもなくなったというけど、シカも最近はシタタカだから知恵比べ

が続くのだ。
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ハイ瓶?

2009-05-20 05:46:06 | いろいろ
メダカ獲り以来、ハイ(ウグイ、ハエ)に悩まされたわけだけどまたハイに関する

話題と巡りあいました。散歩は最初から最後まで川のそばを歩きます。最近、堰に

蓋つきの桶が紐をつけてプカプカと浮かんでいます。桶は水が入るようになってい

るので、中身はウナギかな?と思っていたのですが・・・。

 この桶の持ち主は、退職されたYさんのようだ、毎日車で上流の堰まで来ている

もん。Yさんは幼い頃、上流地区に住んでいて川でウナギ、エビ、カニを獲ってい

たらしく、今は下流地区に住んでいるけど退職されて川に通っているようです。

きょうも堰より下流で見かけたら、流れの中に両手を入れてなにやら瓶を取り出し

てきて、中の水を瓶の口から出してニコニコしている。

「それなに?」「ハイ瓶、知らんこ?」「うん」瓶の中にはたくさんの魚が動いて

います。「この中にエサを入れて浸けて置いたら魚がはいるんやら」「魚は何?」

「ハイや」「何するん?」「ウナギのエサにするんや」

 う~ん、ウナギを獲る細長い筒のようなものの瓶バージョンやな。カメラを持っ

てなかったのでそのものを撮影できなかったけど、こんな感じでした。



左の瓶の底は内側にロート状になっていて、魚はエサにつられて入り込み、外に出

られない仕組みです。中の水は右の小さい口を緩めると流れ出るみたい。

帰ってきて三尾川出身のおばあちゃんに「ハイ瓶って知ってる?」と聞くと「あぁ

ハイ瓶、しったぁる。昔はヌカをエサにハイをとったんや。アユは賢いから入らん

けど、ハイは入るんや」「あれって、瓶じゃなかったらあかんの?」「昔も瓶やっ

たなぁ」・・・そうかぁ、でも私が子供時代、こんなことしてハイを獲っている人

見たことなかったけど・・・。ウナギのためにハイを獲るのか・・・。そういや

古座川町でGWに大ウナギを捕まえたってニュースがありました。胴回り30cm

長さ1.1メートル。蒲焼にしたら50人分はあるとか・・・でも、名前を付けて

もらって、水槽で飼われる事になったそうだ。ケーコちゃんというらしい、オスか

メスかはわからないんだけど、飼い犬のクーの次だからケーコちゃん・・らしい。

関係ないけど昨日、魚屋さんでカマスのようなでも普通のカマスよりは太いのを見

た。「この魚はなに?」「カマス」「カマスってこれ、可愛くないで。大きいし」

「これは磯カマスというんや」 いやぁ、カマスはスマートな体型がよ

ろし。お腹がはち切れそうで 気持ちが悪かったなぁ。
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シナアブラギリ

2009-05-19 06:04:12 | 花・植物など


おとうさんとメダカを獲りに行った時、道端に初めて見る花を拾いました。その時

は、あたりを見回してもそんな花は咲いてもいないし、それらしき木もありません

初めて見る花だから気にはなったけど、まぁいいや・・という気持ちでその場に捨

てたんだけど、その日の夕方におばあちゃんにそのことを言うと、さっそく見に行

こうと言う。そんな珍しい花なら見てみたい・・というのだ。ずんずんずんずん歩

いて、途中姉が探したトウダイグサや私が気に入ったナツトウダイを見せながら、

そしてメダカをかいたヌタバ・・・その先で見つけた花が上の写真。おばあちゃん

の年季の入った指先に囚われると、非常に弱々しく見える。日本の花というよりは

南国育ちみたいな花です。「あ~あ~、これはあれや、ほれユトウ」「ユトウ?」

「この上に木があるはずや」見上げるとどう見ても葉っぱしかついていない木が一

本。「ユトウってどんな字?」「油になにやったかなぁ?戦時中、学校に行ったら

このユトウの実を、形がニンニクそっくりの実を剥かされるんや」「剥いて何する

わけ?」「その皮が剥きにくい(おばあちゃんは相当剥きにくかったことが重大だ

ったようでそのことばかり言います)。家に帰ってもまた剥くんや。父親が皮を

外してくれたのもあるけど、剥くんや」「で、剥いたのは?」「潰して絞って油を

採ったら、国に納めるんや。戦争中やろ、この木を学校で植えるように国から言わ

れたんやろなぁ、あちこちにあって。でもこんな木から油を採ってでも戦争続ける

んやから、先は見えているような気がした」と言っていました。帰ってきて調べて

もユトウはありません。で、もう一度おばあちゃんに確認したら「アブラギリ、

アブラギリ。油の桐と書くんや。だからユトウと間違えたんやな」そうかい、そう

かい・・。



 どうやらこれはアブラギリというよりは、シナアブラギリではないかと思います

シナとつくから、昔中国からきたものなんでしょうが、油は食用ではなくワニスと

か、油紙に使われたようです。でもでも、このあたりでよくみるような葉っぱ。

花は見ないのに見かける葉っぱ・・ん?不思議だ。

シナアブラギリ
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メダカ獲り(高齢者)

2009-05-18 05:53:00 | いろいろ
なぜか、この間のメダカ獲りがおばあちゃんとその周辺に活気をもたらしたようで

す。この間、私達が獲ってきた野生メダカとおばあちゃんの山野草友達のおじさん

からもらったメダカ、おじさんメダカは一晩のうちにカワセミに獲られた・・とい

うところで前回は終わりました。おばあちゃんはその失意を、行きつけのパーマ屋

さん(美容室)で話したそうだ。そうすると「おばちゃん、それはカエルが食べるんや」

と言われたそうだ。それには私もビックリ!カエルとメダカは水たまりの共生する

お友達ではないのか!カエルは虫を食べるんじゃないの?肉食?だったのか!

私達はカエルなら頷ける・・家の周りは休耕田、カエルの鳴き声も未だに聞こえる

そうか、かわいそうなことをしたもんだ。私達の無知のせいでごめんね。

 ということで、スイレン鉢は網をかけたままでいたのだが、メダカをくれたおじ

さんが、土曜日にまたたくさん持ってきてくれるというのでおばあちゃんが途中ま

で受け取りに行ったところ、その途中の道端で知り合いの若い・・といっても、

60歳くらいの知人にあい、「メダカを貰いに行く途中や」と言ったところ「うち

もメダカを飼ってるけど、あれはカエルとカワセミに食べられてしまうんや」と

また言われたんだって。で、そのおばさんはおじさんに「メダカをかきに(すく

い)連れてって」と懇願し、「なら午後から連れてったる」おばあちゃんも行く

・・・という話になってしまったそうだ。午後になると、メダカおじさん夫婦と

若いおばさん、うちのおばあちゃんの4人が手に手にバケツとタマ(網)を持ち

自転車でヌタバのほうに出かけていきました。夕方になって、4人が大きな声を

あげながら、楽しそうに帰ってきました。「獲れた?」と聞くと「獲れた獲れた」

と、子供みたいに返事をします。おばあちゃんのバケツを覗き込んだところ、水が

透明で何匹かの大きなメダカ・・・?「これメダカちゃうやん!ハイやでハイ」

3人は帰ってしまい確認のしようがありません。でも、体が細く大きく背中中央に

点があります。これは群れになって川で泳ぐ、でもアユのように賢くはなくてわり

と網に入ってくる魚。大きくなると10センチにもならないけど、群れで泳ぐと

アユの群れと間違います。おばあちゃんが三尾川で育ったおばあちゃんがメダカと

ハイを間違えるはずもないんだけど・・・。

 それでどこで獲ったか聞くと、ヌタバには姿がなくて側の小川でかいた(すくっ

た)、たくさん泳いでいた、エビもあったと言います。メダカおじさんがすくった

のがこれや・・というし、そう言われたらもしかしてメダカが大きくなるとハイに

なるのかと自信がなくなります。おとうさんも「ハイやで」というし、メダカとい

いはるおばあちゃん。「ハイならブクブク(水中ポンプ)がなかったら死んでしま

うで」と私の一言で「一晩置いてみる」とおばあちゃんが譲ったんだけどね。

翌朝、見事に全滅、かわいそうなことをしてしまった。それにしてもハイをメダカ

と取り違えるなんて、メダカおじさんのメダカ観察は失敗だったのか?でも、二回

め持ってきてくれたメダカはスイレン鉢で元気に泳いでいます。小川に入って子供

みたいにメダカ獲りをして、なんでもかんでもメダカに見えた・・ということにし

ておこう。




      下がメダカ、上とは体の形が少し違う

ところでハイはこの辺の通称みたいだと思う、本名は知らない、誰も知らない。

子供の時に父親に連れられて川エビをふせに行った時に、お腹の辺りが赤いハイの

ようなモノを見せられ「赤バイや」と教えられた記憶がある。そんな赤バイも上流

にしかいなかった。おばあちゃんはメダカと思い込んでいたのが全滅したのが、こ

たえたらしくメダカおじさんにはそのことを言っていないようです。一緒に行った

おばさんところでは死んだようには聞いてないみたいだし、その家のだんなさんも

ハイではないと言ったし、こりゃタヌキに騙されたんじゃないかな。

 私達も小川を見たけど、ハイは泳いでいたけどメダカはいなかったんだから。
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ホタルブクロ

2009-05-17 07:27:57 | 花・植物など
          

 おばあちゃんが昨年植えた、ホタルブクロの青紫が膨らみ始めました。青紫って

注文の園芸誌には書いていて、その写真も青かったのにやはり想像したように青紫

というより、つぼみなんかナス色。だいたい雑誌の色なんて実物と違うということ

は、自分がカメラで撮るようになってわかったくらいだから、肉眼の色が一番正し

いのです。修正もほどほどにしてね、色はイメージです・・とか書いてくれるとい

ちばんいいんだけど。この日は、膨らんだつぼみが1個。明日開くね、とおばあち

ゃんと楽しみにしていました。先に、ホタルブクロの赤と白が満開になっていたの

で、三色がそろうのが楽しみ。



こちらが赤と白、赤と言っても赤紫?みたいな・・。写真ではわかりにくいけど

青紫の小さいつぼみの先には、ツメのような棘があります、が、赤と白のつぼみに

はありません。その棘は開いた花のVになったところに残っています。



なんと一日前には開花したのが1個だけだったのに、翌日の朝には合計5個の花が

咲いていました。一晩のうちに あのしぼんだつぼみがぐ~んと成長して花を咲か

せたみたいです。なんという力強さ!赤紫とつぼみの時は同じ色なのに、花として

開く時に色が変わったみたいな感じ。今度はこの花の中が気になりましたが、どの

花も下を向いているのでカメラで撮影できません。でもって、カメラが下から覗く

という、失礼な撮影をしてみた。


          No.1ホタルブクロ青紫 
ヒトデのような感じです。こうして見るとテッセンと言ってもばれないかも。



          No.2ホタルブクロ赤
フクロの内側にも赤の点々が・・・。



          No.3ホタルブクロ白
白も内側に点々が。ということは青紫は洋物か改良型かも・・。お!私が写り込み

ました。

 三種とも花の長さは5センチはあり、指が入ってしまいます。ツリガネニンジン

のような可愛いベル型とは言えませんね。
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