こげの耳に★ねんぶつ★

たわいない日々の思うことと愛犬こげと花が咲いていたら花の写真など

今年もありがとう

2018-12-28 05:30:00 | いろいろ
あ!っという間に 年末だよ~。先日 やっとのことで年賀状を出し終えてホッとしたのに

もう残すところ○○日・・という感じになってしまったじゃないか!!と 誰に怒るでもなく

吐き出した声が そのまま脳天直撃みたいに そしてそれが砕け散って 体にへばりついてきて

身動きとれないようなことになっています。

光陰矢の如し・・まさに一年というのは 何をしたのか 何があったのか、なんて日々が猛スピード

すぎたうえ、こっちの記憶があやふやになっていくので時間の経過が本当に早いのか スピードは

太古の昔から変化ないのに 人間だけ記憶の消滅が早くなっていくため もう年末だと思ってしまう

のか・・・あまり早朝から哲学的なことを思うと 脳ミソが熱をもってきたような気がします。

ほんと、こんなことしていたら大好きなチコちゃんに「ぼーっと生きてんじゃねーよ」と叱られる

んだけど、まさにそういうことをしでかした凹さん。

なかなか年賀状をパソコンで制作してくれない、というか親しい人向けの年賀状の文面は私が考えるの

だけど、今回は 一向にその気持ちが向いていかず 早いときなら11月には文面とこげの写真が

頭にパパッと浮かび下書きできるんだけど、全然制作意欲がわかず12月になり 嵐の面々の

「年賀状はお早めに」みたいなCMを見ては ため息・・・・。やっとなんとか文面をつくりあげ

こげの写真を・・と マイピクチャを探しても今年こげを写した写真は10枚くらいしかない。

それでもなんとかおとうさんに原稿をわたし 私の役目は終わったと安心していたら おとうさんが

パソコンのなかの筆ぐるめが出ても消えていく・・と私には意味不明な説明をしてきて、

マジ宛先手書きかよ~!と焦り、なんとか住所録を印刷してリストを出して 出す人出さない人をチェックし

裏面だけ印刷してもらって 自分のぶんはなんとか宛先を手書きし 一言を添えて出来上がった。

それが先週。おとうさんは 家電販売のエディオンで 筆ぐるめの最新ソフトを買ってくるよう私に

お金とエディオンカードを渡し チラシのこれをと示し、ポイントがあればそれを使って、それと

本屋でそのソフトの使い方の本も、買ってくるように言って私は「ふんふん」と聞いて買いに出かけた。

この日は本屋とエディオンがメーンで エディオンが開店する10時まではあちこち回って10時過ぎに

お店に行きました。筆ぐるめと換気扇カバーを購入、二つだと預かったお金では足らないので立て替えて

ポイント値引きで筆ぐるめを購入。本屋で言われた本を探すも三種類あって どれを選んでいいのか、おとうさんに

メール。返事をもらって店内に行き、目当ての出版社のがないとまたメールして、店内に行き最新筆ぐるめ対応に

なっているものを というメールを貰って再度店内に行き その中の一冊を買うことに これなら預かったお金で

買えると思い 、いやしかしここの本屋のポイントカードは私のを使うから私が立て替えて 家で精算しよう・・

と本を買って家に帰った。ややこしいことは先に済まそうと 預かったお金と筆ぐるめとその対応本を机に出して

・・・え?エディオンカードが無い・・なんで。バッグやポケットをひっくり返しても無い。なら 車の中か?

と車の助手席にバッグを置いたから・・と探すも無い。あれはただのポイントカードではなく クレジット機能も

ついてるやつだ。落としたとなると ヤバい・・いや、よくよく思い返してエディオンのお店で戻してもらったか?

レジで落としてるかもしれん・・・すぐにエディオンに電話して カードを忘れていないか聞くと、こちらには

ないですね、届けられてもいません・・。じゃもう一回探してみます。もしみつからなかったらどうすればいいですか?

と聞いたら 紛失センターの番号を教えるのでそちらにご本人様が電話しての手続きになります・・・本人ですか?

そうですね、でないとなりすましということもあるので・・・ひやぁ~ 私の失敗をおとうさんに報告せねばならないうえ

その後始末をご本人様でやってもらわなければならなくなった・・・ここで 考えてもしかたない。ちょうど昼休み時間

だったので 無くしたので紛失センターとやらに電話して・・と言ったら、別段驚きも怒るでもなく 電話する・・と

ホッとしたのか私は午睡に入ってしまった。電話が鳴るのででたら「電話したら警察に行かなければならなくなった」と

「ごめんね」というしかなく つくづく最近ボーっとしてるからなぁ・・と自己嫌悪に陥る。しばらくたって また

おとうさんから電話があって「今警察に来てるけど エディオンのあとどこへ寄った?」「ウェイの本屋。で帰った」

「本屋やな・・詳しく聞かれているから」ご本人様が無くしてもないのに事情徴収されてんのか?

どっと 疲れが出て、そのあと呆然自失しながらこげと散歩に行った。それでも 頭の中で朝からの買い物の順路を

繰り返し どこでだろう・・・カードはストップをかけたので安心したけど・・・どんよりと帰った。

もう一度車の中から探そうか・・いまから出てきても仕方ないけど・・・とドアを開けて 前かがみで助手席に手を

伸ばしかけたその時、目線がシートベルトの差込口を見た!!シートと差込口のすき間に 紙製のフロントガラスの日よけを

畳んで差し込んでいるんだけど、その、シートと日よけのわずか一ミリもないようなすき間に すごく薄いものが挟まっていた。

まさか・・・日よけを取り出しつまみ上げたら 燦然と輝くエディオンカードが出てきた。よかった!

そうだ、預かったお金とカードをビニール袋に入れてたのだ。エディオンではカードだけしか出さなかったから、そのあと

車中でビニール袋にしまったつもりが、するするするっと滑り落ちたのだ・・・。おとうさんに出てきた!車の狭いところから

とメールを打った、はぁ~ これからこんな失態がたびたび起きる、いや起こすようになるんだ・・・それが老化というものか?

いやいや ガサガサする性格、おおざっぱな行動・・とおばあちゃんに言われてしまい、今年の締めくくりがこれかよと

もう落ち込みました。


ということで 今年はここで終了です。

あ、最近はまっているもの。



神戸屋のバナナクリームロールパン  記事にしようと写真撮ったのが6月だなんて・・いつまで寝かせておくのかよぅ・・

もう絶対、エバーグリーンのパンコーナーで見かけたら三個買っている自分。ようは バナナクリームが好きだということだな。

その前はメロンクリーム、ストロベリークリームも好きだったけど、絶対これ。



神戸のインドカレーのお店 アールティーが売っているマサラカシューナッツ。初めて食べたけど 癖になる・・ので

もうすぐ帰省するお嫁ちゃんにお土産はマサラカシューナッツがいいとリクエストしました。



こちらもあるけど 私はマサラです。長男君が勤めなければインドカレーに出会わなかったけど、インドカレーもナンもアールティーの

をリピートしています。もしよろしければ みなさんも一度ご賞味くださいね。

年末 串本の菓舗 儀平のポイントカード抽選会に初めていきました。(また凝りもせずポイントカードですがな)

おとうさんのカードと私のカードで合わせて6回抽選できるしハズレが無いと はがきに書いてあったので6回引くと



こんなにも当たっちゃいました。箱いりの薄皮まんじゅうはそれぞれ十個入り。「やば・・・さすがに二十個はどうやって消費しよう・・

好物のかりんと饅頭も三個あるし冷凍の大福もちに儀平ロール。。。



知り合いの店員さんが 冷凍のまま置いておけるよと教えてくれたので 冷凍の勝利品は長男君たちが帰省してから食べよう・・・

しかし、この儀平の抽選会、こんなに嬉しい景品だと知っていたらもっと前から行っていたのに・・・残念。

薄皮一箱は その日のうちに持っていくところがあったので、焦って食べることもなく残りをいただきました。

串本儀平さんのお菓子もネットで販売しています。

読んでくださった皆様に お配りもせず ただただご報告だけとなったのですが 年末大寒波予想が的中しそうで、

どうか くれぐれも体調を崩すことなく 新しい年をお迎えくださるよう願っています。今年も ありがとうございました

         よいお年を こげから亥へ
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あなたなら・・・

2018-12-20 05:30:00 | いろいろ
二週間前になるのですが 買い物に出たときのこと。国道から 駅前のドラッグストアに向かって

いたのですが 駅前の交差点で信号につかまりそうだったので、その手前を右折してドラッグストアへ

行こうと思ったのです。最近 国道には大型ダンプが走っていておまけに寒くなると 車で移動する人が

多くなるのか 交通量が以前と全然違ってきています。私の車の前、後ろにも車があり、もちろん対向車も

バンバン走ってきます。一刻も早くドラッグストアの駐車場に車を止めないと 駐車場も満杯になってしまう。

しかし、急がば回れ、安全運転、前方確認して右折しました。後続車がそのまま直進していくのをチラリと

見て「あの車は信号につかまったな」と絶妙なタイミングで右折した自分にちょっとにこっとして、そこから

左折して進んでいくと さっきの信号を右折してくるクルマが、私の後ろを走っていた車じゃないですか!

安全運転していたせいか速度を落としすぎた私。そのまま信号のところで右折していたら 信号も変わらずに

ちゃんとドラッグストアに入れたということ・・・こういうことはよくある。あそこの道を入って商店街を

抜けたら、国道との合流地点に先に着く・・・はずが、思わず商店街に駐車車両があってノロノロとしか進めなかった

り、そんなときに限って 高校生の自転車が多かったりと…「やっぱ、さっきの道のほうが早く行けたな」と

思ってしまう。だからといって あおり運転はしませんよ。そんな運転技術ないし・・・。国道は制限速度で

他車の走行に迷惑がかからないように走り、他車との流れに合わせて走っています。今回の あおり運転の事故

あれは昨年でしたね。その事故のあと ドライブレコーダーを装着する車が増え、その映像を番組などで

観ることもありました。私の車もおとうさんの車も 車式が古いので ドライブレコーダー、ドラレコは付けて

いません。自分の運転もそううまくないし 何かに巻き込まれたりしたら付いているほうが証拠が残っていいと

思うけど 私の車はたぶん来年で18年物。そこまでなぁ・・・が正直なところ、なので迷惑をかけないように

走っているのに、この事故のあと田辺から国道を走ることがあって 60キロで走っていた、みんなそんなに

慌てず 国道だからのんびりと・・・。そうしたら前方に走っている車を発見。普通車といっても 1000cc

クラス。運転者は女性のようだ・・が だんだん 私の車が追いついてしまった。ということは 60キロより

遅い速度で走っている。同じ速度か早いなら 車間距離はあまり変わらないか車間が離れていくはずなのに、どんどん

縮まって、とうとう 車二台分くらいまで接近した。私なら 「おぉ近寄って来たから 少し速度をあげるか、

それともダウンするから急いでるなら抜いていってもいいし、抜かないのならどこかで除けるよ」と だいたい

相手の車の車種や乗っている人の雰囲気で譲る場合があります。が、この女性は ルームミラーでちらっと

見て 私が軽自動車だったので 速度を落としにかかった。え、そうしたら ますます車間距離は縮まり

車一台分くらいになってしまった。私も速度を落としたくない、なんでこんな ちんたらちんたら走るおばはん の

60キロで走ってくれない、譲りもしない車に合わせて50キロで走らなきゃならんのだ~ とそのままついて

走った。カーブも直線も 追い越し禁止だし、譲ってくれないからしかたない・・・。前方のおばはん、後ろについてくる

軽自動車のおばはんが気になりだしたのか、それでもあくまでも50キロ精神のように速度を上げない。しばらく

ルームミラーでチラチラ見出して何やら左手で ミラーをいじくりだした。速度も上げんとなにしとんねん!と

イラッとして、「いや まさか 今そこにドラレコのスイッチあって入れた?」     まさか自動録画だから

スイッチ入れる入れない関係ないだろう・・・が 私は急にあとで呼び出されたりしたら、って60キロで走って

いるのに悪くないやろ・・・そのまま 車から離れたことがあった。あおったのか?わたし・・・


話は元に戻って 後方を走っていた車が私より先に 駐車場に入っていった。「やはりそういうこともあるんよね」と

独り言を言いながら車を降りてドラッグストアの入り口にむかったところ見ず知らずのおっさんがいきなり

「あそこに停めている灰色の車、おたくのでしょ?」と指さす、振り返って見るとその方向には私の車、灰色たしかに

灰色だけどシルバーじゃない?と思いつつ「あ、そうですけど(当たってもないし、轢いてもないよ、何かしてしまった?)」

「後ろのランプ、切れてるよ」「え!後ろの・・・私の車のですか?」おっさんはニコニコしながら「そう。替えたほうがいいよ」

「知らんかった・・・あ、ありがとうございます」私は頭を下げ、当然ブレーキランプが切れてるなんて気がつかないし。

このあと、かかりつけの車屋さんに直行して替えてもらおう・・・。しかし、なんだな 親切な人がいるものだ。見ず知らずの

車のランプが切れていても わざわざ教えることは無いだろうと思う。教えられた方は「知っていた」という返事をするかも

しれないし。しかし、整備不良車ということだわね。。。この車は 前にも同じことを教えてもらったことがあった。

その時は同じ地区の 消防士さんの奥さんからで「凹ちゃんの車のブレーキランプが消えていたから、伝えてあげてって旦那が

言っていたよ」と電話を貰った。いやはや さすが人命救助をする消防士さんだ、そのときも速攻で車屋さんに走った。

知っている人になら「ランプ切れてるよ」と言えるけど、私に教えてくれたおっさんは もしや同じような消防士さん?もしくは

非番の警察官?・・・そういう職業じゃない、ふつうのおっさんかもしれません・・・ありがとうございます。年末年始、

どこで警察官に呼び止められたかもしれない・・・私も見習って教えられるようにならねば・・・


 と、買い物をして 古座の車屋さんに走った。亡くなったおじいちゃんの時からの付き合いなのだが 息子さんが長男君と

高校の同級でもある。来年、車検なんだけど前回息子さんから「次の車検には買い替えも考えておいた方がいいですね」と

言われたことを社長さんに言った。「息子さんに新しい車にしたらって言われてたんやけど。正直、いま乗りかえたい車が

ないんです。」社長さんは走行メーターを見て「17万キロか・・。乗れるけどね。乗っても田辺~新宮あたりやろ。、まだまだ

いけるよ」「乗れるように整備してもらっているものね」と言ったら「そうですよ!」と胸を張ってきた。「私、条件があって

スズキとホンダはいや。ハンドルの前にメーターがあって メーターはアナログなやつで ダッシュボードが平らで、車体が

四角っぽいの・・・そんな条件付けたら車が無いっていわれるんで・・・」さすがに 社長さんも口があんぐり・・でした。

で、「乗れるところまで 車が、もう無理ってところまで乗ってみよう」と社長さんに言われてしまい、年式が古いから

新車と比べて税金が高くなる・・・メンテも部品がないこともある、それに シートのクッションがへたってきたのか、

どうも斜めに駐車してしまうのはそのせいかと思っている。ボディにもサビが浮いてきたし、台風時に モノが飛んできて

傷もできたし・・・でも 愛着がある・・・のだ。年をとって新しいコンピューター制御の車に乗ると それを使うのに

頭がついていかないそうだ。便利な車が増えてきたけど 車に乗られている感ありだ。それでも 私の車と同じのをたまに

見かけることがあって、それはナンバーから見て同じころに購入したものや、中古車で乗っているというものや ちょっと

仕様が変わった二世代目というのだ。視界もいいし乗りやすい。もう一度 同じものを売り出してくれないかと思うんだが。

電球を替える間 自動車整備工場の代車を見ていて「え?」と軽トラックに駆け寄った私。社長さんが「そうなんやで」

「おじいさんのトラックだぁ~」亡くなったおじいちゃんのトラックを 私たちは必要ないから引き取ってもらったのだ。

しかし、けっこう「トラックあったらなぁ」ということがあったけど、社長さんが引き取るときに「うちで軽トラックの代車

として使いますよ」と言ってくれたので、本当に必要な時には声をかけてみようと思う。型は古いが悪路には強い。ドアを開けて

中を見せてもらった。おじいちゃんが自分でガムテープで貼りつけた小物置きも剥がされて きれいになっていた。

「軽トラに乗り慣れたお年寄りが 「代車はトラックがいい」という人けっこういるんや。重宝してるんやで」役に立ってるってよ、

おじいちゃん!!


さてさて、心優しい皆さん 前の車のランプが切れていたら教えてあげますか?知らずにいたのを指摘され感謝するか、

逆に知らずにいたのに「知ってる」と答えるか・・教える、教えられる、双方どっちの立場もドライバーならあり得ること。

そんな統計を取ると どうなるのかな・・・と師走の忙しいときにふと思ってしまいました。
 
    
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いい気分が・・・

2018-12-14 05:30:00 | いろいろ
12月最初の土曜日でしたか おばあちゃんが三尾川の妹のところに連れてってほしいというので

朝からこげのノミ・マダニ駆除剤とフィラリア予防薬をもらいに田辺に行くから お昼からになるけど

といったら それでもいいというので田辺に行ってトンボ返りで戻ってきました。12月はなにかと

することが多くなるので 少し無理をしてでも用事をこなしていかないと≪すること・しなければ絶対ならないこと≫

が一方的に積みあがっていくので大変です。その積みあがったことを見上げる自分の姿に 毎年のように動悸が・・・

で、土曜日というのに和深から三尾川に向かう交差点で 指示器を出した時に対向の車が 急左折をして三尾川への

道に入っていきました。私は「あれは危ないよね」と言いながら右折をして前進していくとさっきの車がお寺の下の

橋の近くで止まっています。道幅が狭いのでその車の横を通ることもできずそろそろ進んでいくと車は私に気付いたのか

動きだし 旧和深中学校から先の狭い道路をゆっくりと進んでいきます。その後ろを距離をとってついていきます。

難所を抜けてここからしばらくは山を上がって行くけど片側一車線のところもあるので走りやすくなります。

しかし、その車は道のそばの資材置き場のところに停車したので、「こんなひと気のないところで何で止まったん?」と

通過しながら思ったんだけど、その時その車はすぐに私の車のあとについてきました。

「おかしな奴やな。さっきの交差点の曲がり方も 危なかったし、なんで・・・そうか、

もしかしたら三尾川のお寺のイチョウを見に行くのかもしれんね」とおばあちゃんと話していたんですが、

ぴったりとついてくるので 「いややな、ひっついてくるなよ!先に行きたきゃ行けよ!」と途中で

道を譲ったのです。道は山を上がって行く つづら折りみたいにクネクネ続くのですからうっとおしい。

譲られたのが腹が立ったのか すごいスピードで走り去り、いくつかのカーブを曲がった時にはその姿は

見えなくなりました。この道を行って古座に出るのか 古座川町内に行くのか、だいたいふだん走っているのは

地元民でちゃんと安全運転するけど 他府県の人はナビで見てカーブが続くのが面白いのか、逆に早くこの山道から

出たいのか スピードを出したり道の真ん中を走ってくるので曲がった先の出会い頭にぶつかりそうになることも

年に一度はある。カーブを曲がれなかったら そのまま谷底って知らないのでしょう。

無事に叔母の家に着き 私は老婆二人の話に入らずそっとしておこうと「お寺にイチョウ見に行ってくるわ」と

カメラを持って11月の末にイチョウ祭りをしたお寺光泉寺に向かいました。秋のイチョウ祭りには知られるように

なったので 来観者も多くお寺の前に駐車場とトイレを新設したと熊野新聞でみたなぁと駐車場をみたら、さっき

抜いていった車が止まっています。やはり ここに来ようと急いでたのか、車内にいたのは男だったな、同乗者は

いなかったから 境内に行けばどんな奴かわかるかも・・・と境内に続く階段を上がり始めました。

土曜日なのに、 お昼をすぎているせいか駐車場(数台おける)も全部が埋まっているわけでもない。

年配の女性グループがもう帰るのか車のそばにいる・・・気候はちょうどよい、見上げた大イチョウも先日の

風で少し葉の数がすくない・・それとも来るのが遅かったか・・

     

その時、たぶん「こいつだ」という男の人が本堂前からブスッとした顔で歩いてきました。思った通りカメラを下げて

います。それにしてももっとゆっくり撮影しないの?そのまま階段を下りていくふうです。イチョウ前に人が多かったのか?

それとも自分の理想の状況じゃなかったのか?いろんな想像を膨らませたけど また急いであの道を帰っていくのか・・と

思ったのでした。階段を上がって行くと 写真にも写っている青いシート、実はここで地元のブルーベリーを使ったジャムを

売っているおばさんがいたのです。「あ!売っているんだ」と思って財布を持たずに来たことを後悔し、来た道を戻って叔母宅に。

「ジャム売っていたから買ってくる」と。「あ~、おばさんの人おったかい?話した?」「その手前で戻ったから」と言い残し

またお寺の階段を上がる。「ジャム探してたんでよかったわ~。あたし串本やけど串本で売っているところはどこですか?」というとおばさんは

(私が普段立ち寄らないお店をそれも数軒しかない)教えてくれた。古座駅の物産店にも置いているという。仕方ない、三尾川に来るときに

買うしかないな「叔母のところに来るときに そこで幟が立っているから気にはなっているけど売っているのかわからないから・・」

おばさんは「?」な顔をしたので「叔母はそこの〇〇〇〇です」「あ~知ってる。昨日10個頼まれて ゆうべ炊いたんや。そしたら

〇〇ちゃんの・・」「姉の子、メイです」「あ~ ✖✖ちゃんの、ねーさんかい」✖✖ちゃんは三尾川の叔父さんのことだ。

「そうそう」「△△ちゃんと同級なんや」△△ちゃん・・はおばあちゃんの末弟だ。幼少の時からの呼び名で会話を続けながら

「これ飲んでみ!」と差し出したのは小さな紙コップにブルーべりージャムをお湯で割ったものだった。そういう飲み方は知らなかったので

飲んでみたら少し湯が多いけど、まぁ見た目におしゃれなもんだわ。「これは葉っぱをお茶にしたもんや」と私の紙コップを

取ってまた何か入れて差し出してきたので飲んだけど、目を輝かせて反応をまつおばさんに一瞬なんて答えていいかわからず、

「お、ちゃ・・・(やばい、コップに残ったジャムの味のほうが強いぞ・・)あ、おちゃ・・ですね。でも私はさっきのほうが

すきやな・・」と言ってみた。その反応をどう読み取ったか・・・

ジャムの瓶を上着のポケットに入れイチョウの写真を撮りに境内に向かいます。「やったー 」一面に積もった葉っぱと

ひと気がほとんどない。見終わって帰ろうとする婦人数人と手にカメラを持った老人と 三十代くらいの母親とよちよちな子しか

いない。これなら人を写し込まずに写真が写せる。素人は人物をどう入れたら 対象物と兼ね合いを持たすことができるかなんか

わからない。だからできるだけ 人を入れずに この静寂感を写したい。逆に 都会の中は人が対象物になるから わんさか感に

ピッタシだと思う。この三人が そのうち物陰に隠れたり 帰ってしまえばしばらくは私一人の貸し切りになりそうだわ

しかし、・・・ちょろちょろと動き回る子供とそれをスマホで写す母親は大イチョウの前に陣取って譲ってくれない。

老人はデジカメに棒のような脚立を装着し それを鉛筆くらいの長さにして写真を撮っている。こちらの方が先に帰るかも・・

私より先に来ているのだから 動かぬ大イチョウをあれこれ写してもカメラ位置は決まってしまう。これは何度もここでこの季節

写真を撮っている私の意見だが・・・

           

親子が大イチョウの前から消えたので「おっしゃぁ~」と階段を登り切ったところでカメラを構えたら 老人が本堂の陰から

現れ撮影を始めた。まだ撮るのか!そこに木の向こうにいた子供が走り出て 大イチョウの乳房のように垂れ下がった気根を触っている。

どうやら親子連れのおじいちゃんだったようで 子供を一生懸命写している。そこに母親も出てきて 自分のスマホで気根を触る

我が子を何回も撮影し「ちょうどいいときに来たよね~」と私のほうをチラリと見たはずなのだが・・・私が待っていると感じないのか?

この平成鈍感ゆとり世代・・昭和最後尾生まれか?褒められて育った世代って 空気読めない子多いんだよな・・・

少しの間 サッと隠れてくれたらいいものを そういう気も回らないのか、気がつかないのか・・・私の心の声は そりゃもう・・・だ。



写真のイチョウの木の根元に立つ親子、子供だけなら写り込んでもいいけど その無邪気な空気に母親はご遠慮してほしい・・のだが

その時風が吹いて 目いっぱいイチョウの葉が舞い散った・・黄色い雨のように・・・残念 もっと近寄って写したかったのに

私はブゥ!とふくれて階段を下りたのでした。まったく あいつら なんて 親子だ!きれいな風景は独り占めは 待っている人が

いないときにね!70過ぎたおじいちゃんも 気づかせてあげてね・・・

           
一瞬、三人が消えたときの一枚。私のカメラは 六枚しか撮影できずどれも同じ方向からのもので (;´д`)トホホ・・だ・・・
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それって・・・

2018-12-08 05:30:00 | 愛犬 こげ
           

ネタはひと月以上まえになるのですが・・・・

そぅ、あれは10月中旬のことです。

おばあちゃんと私は 毎朝夕 仏壇に手を合わせます。二人並んで・・ということは

滅多になく それぞれの朝の都合で。おばあちゃんは朝食前に 仏壇のお膳、(お茶とお水、ごはん)

をお供えしその時にお経を唱え、台所に戻って朝ごはんとなり、私は朝食後 おばあちゃんが

運べなくなった敷布団をあげ、そのあと仏壇の前に座るのだけど、その日の朝も仏壇の前に座って

般若心経を目をつぶって唱え出し、何気なく目を開けて仏壇の様子を見ていた。

おばあちゃんが仏壇にお茶とお水、ごはん(このあたりでは そういうことをオチャトというそうだ)

オチャトをちゃんと済ませていて あ、線香立ての灰が、線香の燃えかす状態で相当積みあがっている、

これはふるいをかけて きれいにしておいたほうがいいな・・あとでおばあちゃんに聞いておこう、

私がやってもいいんだけど 彼女は長女である、自分よりさきになにかすると急に怒り出すことがあり

(笑)、あくまでも最長老の自分が何事も仕切っていないと我慢できないときがあるようです。

そういうことは亡くなったおじいちゃんもそうだったけど、だいたい「もうわからんから 好きなように

してええで」と言いながら 私がそれをしたら気に食わない。で私が「好きなようにしてええて言ったやん」と

言ったら「もう 好きなようにしたらええ」と不貞腐れるというか開き直る。向こうもカチン!こちらも

カチン!ということだらけな毎日、思うにこれが実の母と娘でもこうだから 嫁と姑だとそりゃ大変だわ

私なんか 先にやってくれればよく気がつくお嫁さん!と喜ばしいし、やってくれなくても自分自身が気がつかないほうだから、                                    

よかった!同類が来てくれた(お嫁ちゃん、ゴメン)という感じなものが 母娘だとなにかいつまでも目上感

持つのかもしれません。この時点で あとでおばあちゃんに聞こう・・と思いつつ、バタバタとしていて

午後からこげの散歩に行って戻ってきたら 親類のおじさんが来ていて おばあちゃんと居間で談笑していました

このおじさんはときたま 仏壇に手を合わせてくれることがあるので 「しまった!線香立ての灰 きっと

見たやろな。親しいからおばあちゃんに「灰、きれいにしとかんし」くらいは言ったかも・・・と内心思い、でも

口には出さず 一緒に話をし、夕方になっておじさんが帰ってから仏壇にオチャトを下げに行きました。

仏壇のまえの腰かけの横に立つと 足元に線香に火をつけるための円錐型のライターが畳の上に転がっています。

「なんで?朝私が使った後 ちゃんと台の上に置いたのに」とライターをを戻しながら 線香立てを見ると

灰がきれいにならされています。私のいない間におばあちゃんが 思い出して直しておいたのかな、それとも

さっき来たおじさんが 手を合わせたついでに親しいよしみで直してくれたのか・・まぁ これでおじいちゃんも

草場の陰でよかったよかった・・と手を合わす?(逆じゃん)かな・・・

「おばあさん、仏壇にGさん(さっきのおじさん)参ってくれた?」「いいや、来てからずっとここで話をしたよ」

「おばあさん、線香立ての灰をきれいにした?」「いいや、朝参った時にだいぶ灰が積みあがっていたから直さなと

は思ったけど、なんでよ」「え~、うそ。Gさんもおばあさんも、私も触ってないのになんで灰がきれいになってんの?」

「なになにそれ・・・(おばあさんは怖がりな人で)。」「ちょっと 自分で見てみ。灰がきれいになっていて

私が仏壇に行ったら 椅子の横にライターが落ちていて 見たら灰がきれいに直されていて…」話す私も少々、気持ち

悪くなってきた。「足が痛いから時々 仏壇に行くの休むときあるから おじいさん怒ったんかも」とおばあさんは

ふだん、私とおじいちゃんのことをけちょんけちょんに言うときがあるのも原因じゃないかと思っているようだ。

おばあちゃんは恐ろしいから仏壇に行かないというので 私はしかたなく もう一回般若心経を唱えましょうか・・と

仏間に戻って、落ちていたライターの元の位置を見て 線香立て、そしてオチャト・・とそれが一直線に並ぶのに気がついた

気がついて、なんか違和感・・・・ライターと線香立てが乗った台とオチャトを置く場所は高さが10センチくらい差が

あって、私でも腕を伸ばしてオチャトを下げるくらいの空間があるのです。違和感・・・隣の部屋の床の間に目をやると

そこには三方(さんぼう)に乗ったお神酒・・・そういや 節分におばあちゃんがこの三方に 小皿にご飯と豆を乗せて

祀ったら そのあとこげがやってきて恐れ多くも 祀った小皿のご飯を食べてはいけない豆も一緒に食べてしまったという

ことがあったなぁ・・ということを思い出し・・・「もしかして、もしかして・・・」そうだ、私について仏壇にこげも

来るときがある。そのとき 鼻をクンクンさせ オチャトのご飯の匂いを嗅いでいるようなしぐさをしていた。

ならば。。。だ、その日起きたこともありかも・・と。想像してみた。こげはひとりで(一匹という言いかたはしない)

仏間に来た(いつでもお腹が減っているので)、オチャトの匂いか 何かお菓子があるかも、だったかもしれない。オチャトの他に

袋入りのお菓子もお供えしていた。「ごはんがある!」と匂いで感知し、さてどうしようか。横からでは届かないので

椅子と線香立ての乗っている台の間から首を目いっぱい伸ばしたらなんとかオチャトのご飯に舌がとどきそう・・・と

きっと前のめりに夢中になったはず。その時 自分の喉から胸にかけてのあたりが立てておいたライターに触れたのには

気がつかなかったんだろう。円錐型の底辺だから倒れると 円を描いて台から落ちた。それが前脚かそれともじかに畳の上に

落ちて こげもまた怖がりでいきなり 足元に何かが落ちてきたらご飯を失敬どころではなかったろう・・・(笑)

たぶんそのままビックリして居間にすっ飛んだと・・・ではないかと。 線香立ての灰の件は、たぶんこうだろうと思う。

こげは顔を近づけすぎたため その自慢の胸毛が山盛りになった灰の上を 偶然に掃き清めることになった・・・という

前に向かった時に奥にむけて灰をなぞり ライターが落ちて慌てて引き戻った時に手前になぞった・・・んだよね。

    

怪現象ではなく 最近カメラで写してないので 年賀状用に写したらボケボケで これはボツだな(笑)
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家庭菜園

2018-12-04 05:30:00 | 我が家
状況は もはや12月だ!

まったくここ何日かはしなきゃならないことが あるのに 何もしたくない という

怠け病が芽を出しはじめ 時間が足らないと思いながら そう思うことをしている時間が

無駄に消費してんだよ!と わかってはいるものの 家にいれば 年賀状の文面ができない、

母屋に行けば おばあちゃんがのんびりと≪漢字カナオレ≫を解いているのを見て 私も

解きたいなぁと横目で見ながら何をしているのか、そう変化のない家事をして一日が

過ぎていきます。

で、このブログもそうとうネタが 賞味期限と消費期限が過ぎてはいるものの せっかく

写した写真だから それもおばあちゃんの自慢のトマトだから載せておきましょう。



秋になっても 畑のミニトマトが生りはじめました。ホームセンターで接ぎ木の苗を買って植えた三本が

11月にもかかわらず 赤々と実を光らせるようになり 時期としてはもうトマトを片付けてしまうとき

なのに、切るに切れずに未だ(12月3日現在)残っています。名前を確認したら≪こくうまトマト≫と

あったようだが、いくらなんでも露地栽培で12月にトマトはないだろう・・・夏野菜に分類されるのに・・・

いっそ《実がつくトマト》という名前でもいいんじゃないか・・・

それくらい 気候が冬だというのに暖かいのも影響あるんだろうね。昨日も今日も暖かい。お墓掃除でも

暑いくらいの気温だったし・・寒いのよりはいいかと思うけどこう気温が高いと年末感が乏しい。

さすがに 12月だから日照時間も少なく 実はついているけど色が11月のように赤くなく

どちらかというとミドリオレンジ色だ。味は 今月は食べていないのでわからないけど たぶん

甘くないのは確かだ。おばあちゃんは これを今月片付けるのか?・・・実が付いていると可哀想だと

いうので、そばで「それなら処分だよ!」とはやし立てる私の声を聞いたら トマトも発奮して甘くなるかも

庭の柿の木のように。私の「伐ったれ伐ったれ」節に おののいて生るも生ったり状態の豊作の柿の実。

私は柿をあまり食べないが、生りすぎた柿の実に少し責任を感じ 今年家の柿を二個食べた。それが まぁ

思ったよりも美味しかったので 柿の木に感謝した次第。いまは 柿の葉も落ちて その幹にくくりつけた

ヘビのおもちゃが寂しく残っています。



11月の中頃に、これだけ収穫したのでスーパーでミニトマトを買わずに済みました。ここ数年 売られている

ミディトマト、もしくはフルーツトマトを買うことにしています。一般的なトマトより小さくミニトマトよりは

大きく、甘い。うちのトマトも夏にはそれらに近い甘さと大きさで 夏にも三人では食べきれず 長男くんと

お嫁ちゃん宅に送ってあげました。美味しかったと言ってくれましたが 本当にそうだったか 気を使ってくれたのでは

と・・・ありがとう。



コメント
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