こげの耳に★ねんぶつ★

たわいない日々の思うことと愛犬こげと花が咲いていたら花の写真など

鳥の巣

2009-10-30 09:34:09 | 我が家


 おばあちゃんが我が家の横の空き地化した敷地でみつけてきた≪鳥の巣≫。

なかなかカワイイ鳥の巣ですが、建築資材には枯れ草のほかにシダの葉、新建築材

のビニール紐の切れ端を耐震構造か強風対策かに使っています。直径6センチ、

かなり小さな鳥が棲むのでしょう。鳥のことは全くわからないので想像ができませ

ん。裏返してみましょう。



かなり新素材を巣の底に使用、鳥もこれはちょっとやそっとで壊れない素材という

がわかるのか?と思いたくなります。

 「で、巣の中はきれいやけど地面に卵のカラとか落ちてなかった?」と聞くと

「無かった」と言います。そうかぁ。。。残念なことだけど新築できなかったのか

卵を産んですぐに悪いヘビやらカラスやらに 襲撃されたのかもしれません。

私としては、親鳥が別の一等地をみつけて引っ越した・・・と思いたいです。親鳥

が卵を温めるにしてもやはり小さい巣。親の大きさから考えると、めちゃくちゃ卵

が小さい・・・ありえそうもないないなぁ。6センチの巣に入る鳥って・・・。
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リンドウ

2009-10-29 05:56:18 | 花・植物など


少し涼しくなってきました。日中はまだ太陽も眩しく、歩くと暑い。そんななか

季節どおりにリンドウが咲きました。おばあちゃんが定位置から移動したため、み

つけたときにはもう咲き出して数日経っていました。この花も夏の暑さで弱ったみ

たい、かそれとも水不足か肥料切れみたいで、花の色や葉の色が薄くなっています

黄ばんだうえに赤く痛んでもいます。どうやらこの場所は日光が強すぎたのではな

いかな。昨年までの場所は半日陰で ちょっと寒いような場所だったから茎は細く

光を求めてヒョロヒョロしてたけど・・・。



リンドウよりもその後ろの ベゴニアの茶色の枯れ花のほうが目を引く構図になっ

てしまいました。何度撮影しても 上手く撮れないリンドウです。
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キイジョウロウホトトギス

2009-10-28 05:26:26 | 花・植物など


だいぶ遅れてしまったのだけど、キイジョウロウホトトギスが咲きました。今年も

葉を虫に食べられてしまい、見た目はよくありません。もっと注意をはらって、

環境も整えればマシにはなると思うんだけど、まぁ夏が暑かったし残暑も続いたか

らキイさんも堪えたと思うよ。よそのお庭のはきれいに咲いているそうだ。

 新聞の記事で古座川町でもすさみ町の佐本地区に負けないような、キイジョウロ

ウを咲かせたところもあるって読んだけど、佐本のほうだったか(忘れた)、ぶら

下がったキイジョウロウホトトギスをシカが軒並み食べてしまった・・・という話

を聞いた。鑑賞客を呼び込むように地区をあげての企画なのに、シカにやられては

前もって対策とかしなかったのか、今までシカ害は無かったのに今年になって現れ

た・・というなら、仕方ないかも。シカが増えすぎた故のことだ。

そのシカの事だけど、以前散歩途中の杉林にシカの死体があったことを書いたけど

あのシカは少し先の畑の近くに死んでいたそうだ。近くの人が杉林まで運んで置い

たのだが、そのあと消えたのだ。私はてっきり通報して役場のほうで処理したと思

っていたのだ。で、台風がやって来て翌日、「少し匂うな、まだ処理されずどこか

にあるのか?」と思っていたのだが、それはとんでもない間違いでじつは、杉林に

置いて数日後、たくさんのサルがやってきて食べていたらしい!!サルが食べる、

想定外、私の頭の中での想定外だった。たしかにサルの歯は牙になっている。

タヌキが食べると思っていた、雑食でしょ。でも、サルもカニを食べたりするし

雑食なのだな。と、ここで思ったのは≪山で行き倒れになるとサルに食べられてし

まうかも≫それは、御免被りたい。死んで意識はないけどサルは、いやタヌキもい

やだねぇ~。私、かなり家の周りにやってくるサルに向かって花火を打ち上げて

追い払っているから、「コイツだ!コイツだ!」と復讐されそう・・・。

竹やぶ近くの岩場に植えたキイジョウロウは、土が流れてしまって葉が花のように

黄色くなってしまった。植える場所を再考しなきゃいけないと思う。

最近、キイジョウロウホトトギスの愛好者も増えてきて講習会のようなものが古座

川町で行われていたなぁ・・・。おばあちゃんも参加して、正しい管理の方法を

勉強してくるといいんだけど・・・。
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加寿地蔵さんに行く ③

2009-10-27 05:36:56 | 和歌山県


階段を上がった途中に小さな祠と、お地蔵さんの赤い前掛けが目に入りました。

前を行くおばさんたちが立ち寄るので、失礼ながら撮影を・・・。後ろがつかえて

きたので慌てて写したので、お顔がわからず。リンをたたいて・・あれ?少々音が

ガラガラ鳴ります。お賽銭をあげ合掌。昔ならこんな寂しいところで命を落とすの

も 多々あったのかもしれないけど都に帰りたかっただろうな。

 上がりきったところは、大きめの祠があってその前にテントが張られ、ゴザを

敷いて座っている信者さんたち、そのテントに入れず敷地の縁ギリギリに立って始

まりを待つ人、やはり女性が多い・・・けど、ここでもまだ私は若年層だ。

おっと、さっき階段を飛び降りて行った男性と若い女性が、白い衣装を着けて祠の

前に立ちました。「あの男の人、ここの世話人の中田さんって人みたい」とおとう

さんに小声で耳打ち。隣に立った道中で追い抜いたオジサンが「ほら、あんたらも

お参りして名前を書いておいで」と勧めてくれるので、祠の前に行くと先のおばさ

ん2人が えらい長くモゴモゴと口走り頭を何度も下げています。願い事か、はた

また願い事が叶ったお礼なのか、長い。ならば賽銭箱にお賽銭を・・とみたら、

大きくない賽銭箱に、祝儀袋に入ったお賽銭が「やっぱ、ちゃんと袋に入れてこな

くちゃあかんかな・・ま、ここは通りすがりの者!みたいな顔して入れて・・」と

一歩踏み出したところ、なんと祭壇のまえで立つおばさん2人の向こうに、明らか

にマスコミのカメラ(マスコミといっても新聞社の紀南支部のカメラマン)が、

こっちを狙っているように見えます。おとうさんに「いま、あかん。カメラがある

いや別に、追われてる身でも、人様に顔向けできない事象をおこしたわけでもない

のだけど、万が一南紀州新聞に載ったりしたら恥ずかしい!!お参りはあとにしよ

うと、元の場所に戻りました。



私達は祠の後ろ側に立ったのですが、始まりにあたり中田さんがなにやら紙を配る

よう私たちの左側にいた婦人に渡したのですが、婦人は私たち2人には見向きもせ

ず、他の人に全部配ってしまい、あれには何が書かれていたのか・・・。おとうさ

んは「おれら、信者さんと思ったんちゃうか」と慰めてくれたけど。




吉野 金峯山寺の修験者の冨岡さんのほら貝で始まりましたが、お経を唱えますが

わかりません。このお地蔵さん特有のものかナと思っていましたら、般若心経を三

度、地蔵○○を三度唱えると中田さん、後ろにいるので声が聞こえません。

般若心経ならところどころ唱えられる。わからないところは口パクで・・と唱えだ

したところ、汗が。小雨が降り時折風も吹いているのに、汗が・・・。思うとよけ

いに出てくる。歩いてきて体温が上がったのもあるけど、ここに立って15分は

経ってるのだ。背中からも湯気が出てんのちゃう?と思うくらい暑くなって、ハン

カチを取り出し額の汗をぬぐうしまつ。誰もそんな汗を流す人はいません。一人、

汗を拭き拭き般若心経を唱え終わったら、今度は聞き覚えのある「おんかかかびさ

ん・・・」あ、これなら唱えられる。耳に覚えた「おんかかかみさんまえーそわか

正しくは「おんかかびさんまえいそわか」となるそうだけど、地蔵心言と御念仏の

本に書かれています。亡き祖父が朝な夕な仏壇の前で般若心経とこの心言を唱えて

いたので物心ついたときから覚えてる。

一連の行事が終わり、中田さんが挨拶をしきょうに至った事柄を話し始めました。

中田さんはこのあたりで子供時代遊んだのだが、成長とともにこの場所を忘れてし

まっていた、近年思い起こしこのあたりを整備し、長老の方から後をまかされるこ

とになって、お経を唱えた女性(話の感じでは何かお地蔵さまからチカラを頂くこ

とができるようだ)に「中田さんのまわりに多くの人が集まってくる」というお告

げもあり、加寿地蔵世話人会代表となったそうだ。音声案内板も設置し、多くの

人にこのお地蔵さまのことを知ってもらいたいと述べていました。私の汗もひき

ここに呼び寄せられたのもお地蔵さまのチカラでしょうね。



それで、餅まきはと・・・あいにくの雨のため袋詰めされて手渡し、でもないか、

隣のおじさんに一袋下さい・・と言ってもらったビニール袋には紅白の小餅が、

20個以上あったかな。「うわ!こんなに!」と思わず言ったら失笑が・・。

この日、100人くらいの人が来ていたため、あちこちから「私も、私も」という

声と「足らん足らん」という声。私は5個取り出して、またビニール袋を戻しまし

た。信者でもないのに 貰っては悪いなぁ・・と思ったので。なにか他にも配られ

たようだけど、どさくさに紛れてお参りをしに祠の前に。ロウソクの火は消えてい

たけど、ここに来たお礼をいい身体健全を祈ったしだいです。横に参詣者名簿があ

たので名前欄に ちのと 住所欄に 串本町から来ました。中田さん、ありがとう

ございました。と書いてここを後にしました。下に下りてその先にも行ってみたい

と思ったのだけど雨だし(この先も熊野古道らしい)。階段を降りるときおとうさ

んに「暑かったねぇ」というと「まさか!寒かった」「ウソー、私汗噴きだして困

った。急に暑くなってきて汗拭きもて 念仏唱えたんやで」と言っていたら前を

下りていく女性が「ここはパワーが降りてくるらしいから、あなたパワーもらった

のよ~」と振り返って言ったけど、そうかな、更年期からくるもんじゃないよね。

 歌子姫のパワーかな、いいパワーだといいな。



駿田峠の切り通し、人がいるけどずっと前方で比較にはなりません。峠近くまで車

で来れますが道幅広くない。その先に下から上がってこれるように道があった。

国道42号線の勝浦手前の左側の製材所から歩いてここに来る道が古道らしい。


 帰り道、前を行く人後ろを歩く人静かだ、大声でしゃべらないのだ。おかしい!

串本町内の餅まきは 拾ったあとの帰り道はウルサイうるさい。なんか喋りながら

行進している印象があるのに、なに?この人達、静かすぎる!そうおとうさんに

小声で言うと「やっぱり、那智山の近くやからオゴソカなんやて」うん、そうかも

しれないね。神様の前では 人と競ったりしないのかもしれないね。

中田さんとは会わずじまいでしたが、知らない土地で知らない人ばかりの中にいて

楽しかった。
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加寿地蔵さんに行く ②

2009-10-26 05:30:33 | 和歌山県

   なんだっけなぁ・・この赤い実。小雨の中で赤がはっきりと見えます。

こうして立ち止まりながら私たちが行くので、前方の老婦人たちを追い抜いては

抜かされを繰り返して、後ろのほうからやってくる声にも追いつかれるようになっ

てきました。なんとか10時からの餅まきに間に合うようにやって来るようで、

振り向き振り向き私は「今のところ私が一番若い!わ」 でも、まさかこれだけの

人数では・・・。餅まきをしたらメチャクチャ拾ってしまう。



また左にホテル浦島山上館が・・。古道から下の斜面は雑木林、なぜか三つ又にな

た木が多い。でもこの辺はウバメガシの木が見当たらない。すさみから串本町の熊

野古道はウバメガシが多いはず、なにか違いがあるのか?それとも私がみつけられ

ないのか。




 この音声案内を撮影していたら、後続に抜かれてしまった、それにしても野鳥の

声が響きます。



この人達は雨がっぱで雨対策をしていない・・よかった。傘をさしてもいいようだ

写真の最後を歩くオジサン、地蔵さんのところで私の近くに立っていました。

なんか目的地はもうすぐのような雰囲気です!じつは 下調べで検索していたら

加寿地蔵ちかくに駿田(するだ)峠というのがあり、そこには山や丘を

崩した切り通しというのがあるというブログ記事をみつけました。切り通しのだい

たいのイメージはつかめるけど、その大きさがわかりません。きょうはそれを自分

の目で見るのも楽しみのひとつなのだな。



これがそのようだけど、対照となる人がいないので幟旗からくらべるとそう高くは

なさそう。それに左には階段も設けられている・・上がるとどうなのか、今回は

雨と人がいるので探索できない。この切り通しのむこうで人の気配がするのだ。


                駿田峠の標識

加寿地蔵世話人会代表の中田さんが教えてくれた峠に着いたわけだな・・・と思っ

ていたら、また音声案内の声がどこからともなく聞こえてきます。また標識がある

んだ。



今度は≪地蔵古井戸≫の標識、ここで失敗。標識を撮影しながらとなりにある古井

戸を撮影し忘れた。じつはこの古井戸のいわれは勝浦駅のパワースポットビデオで

観たもの。というのは・・昔、足の悪い母親を背負ってこの井戸ににやって来た息

子が井戸水を母親に飲ませると、帰りには歩いて帰ることができたという古井戸な

のだ。この古井戸の水は今は 加寿地蔵さんに使う水にしているという。






このすぐ隣で先客が、音声案内を聞いていたので私はボタンを押すことができずに

その方が押したのを撮影させてもらった。しかし、終わりに近く内容は聞き取れず

数人が上がっていく先が気になって、上がっていくほうを優先。かすかにお線香の

かすかにお線香の香りが小雨のなかを漂ってきます。一人通るのがやっとの道幅で

上がりかけたら上から跳ぶように下りてくる男性。「あ、中田さん?」私は中田さ

んとは面識がない。南紀州新聞のネット記事の写真しか見たことがないのだ。なんかそんな感じの

かそんな感じの男性でした。「お、若い子来たで」というおとうさんの声で下を見

たら男性が若い女性をお迎えしている様子。中田さんじゃないのか・・と思って

段々を上がっていくことにした。





    カメラの性能がよくなったのか、雨粒を写したようで・・・。


          いよいよ加寿地蔵さんです。

加寿地蔵・・・昔、熊野詣でに訪れた歌子姫という高貴な女性が祀られたと伝えら

れ、腰から下の婦人病にご利益があるとされ、子宝にも恵まれるそうだ。歌子姫は

酒粕が大好きだったので、≪粕地蔵≫となっていたけど≪加寿地蔵≫と書き表すよ

うにしたみたいだ。歌子姫だけでなくその妹姫やお付きの方も祀られているらしい

      



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加寿地蔵さんに行く ①

2009-10-25 06:12:08 | 和歌山県
 24日の土曜日、以前ブログにコメントをくださった≪加寿地蔵世話人会≫さん

の中田さんから「24日に秋の大祭があります。餅まきもありますから来てくださ

い」と書き込みをもらいまして、出かけることにしました。あいにく、その日は朝

から雨が降り出し、「これでは餅まきは無理かな」と心配をしつつ加寿地蔵さんの

ある那智勝浦町まで行きました。串本町内はあちこち行くけど、こうして知らない

土地のお祭というのはワクワクします。中田さんが教えてくれたとおりに国道沿い

の勝浦観光ホテルへの坂道を上がっていくと、ホテルの駐車場がありその先に

も第二駐車場が。まずはそこに車を駐車し、傘をさして矢印に従って歩いて行くこ

とに。



 私たちの前を行く一人の男性。この人も地蔵さんに行く人のようです。ここは

熊野古道になっているので、路面は歩きやすく傾斜があるものの疲れるほどではあ

りません。晴天ならもっとよかったのにね。おとうさんとこれからどんな大祭が

執り行なわれるのか喋りながら歩いていくと、左手が開け勝浦の町と海に浮かぶ

島にホテル浦島の山上館が見えました。

     

右の看板がスーパー・オークワですからそのあたりが国道になります。

道路の右側が山林で左がこのように古道から勝浦の町を眼下に見ながら進んでいき

ます。

 


途中に音声案内板を発見!!これは勝浦駅にあったものとよく似ています。じつは

私のブログにコメントをくださった中田さんというかたは このような機械物を

手がけるのが本職の方のようで、音声のボタンといい手書きの地図といい見るから

に「ちょっと行って見ようか」と思わせるのだ。パソコンの音量をあげると聞き取

れます。



 しばらく歩くと、間伐材を利用した≪地蔵口≫と書かれた標識が立っていて、私

は景色に似合った標識を撮影・・そばに杖立てのようなものが。ここを訪れた人が

地蔵さんの帰りに残していったのか、世話人会さんたちが足元の安全のために設置

したんでしょうか・・。やはり、熊野三山のひとつ那智山のふもとにある町、心く

ばりがうれしいです。いや、私は杖に頼らずに歩きます。山を歩いていると 落ち

ている木を拾って杖代わりにすることはよくあります。でも 私なんかはまだ杖を

使いこなせるほどの年齢ではないようで、途中でいつも捨てていくのだ。あ、これ

は自分ちの山でのことです。細いようでも案外、山の中の道では役に立ってくれる

杖、自分にあう杖を見つけるのはなかなか難しい。しかし、杖を使うほど遠いのか

中田さんは歩いて15分とか、他のブログでも20分とか書いていたけど。「運動

ぐつで来たらよかった・・。」雨が降ってるから石の路面では滑るかも・・。

歩いていくと山の中はやはり、この間の台風18号で荒れています。左側の雑木林

見事な大木も根から倒れていたり、山側の竹林もそれの境界に植えられた杉やヒノ

キも倒れ、古道に被さったのか切られ道路わきに片づけています。有田のお滝さん

といい、加寿地蔵世話人会の皆さんの守ろうとする気持ちが伝わってきます。

 こんな静かな熊野古道、歩きたくなります。串本町やすさみ町も熊野古道を

刈り開き隊の方たちで整備しています。こんな時代だからこそ、遠い昔に近づいて

みよう・・・と思わせるのかもしれません。それに私くらいから年齢が上の人にと

ってこのような落ち葉と石の道は 懐かしい昔遊んだ道、湿った匂いがなんともい

えない。


          だいぶ上がってきたのかな?

少し歩いていくと、道端に赤い幟旗が立っています。≪加寿地蔵≫と染め抜かれ

寄進者の名前が書かれています。個人名に混ざってお店の名前を書いている幟旗も

ありました。信者さんが多いような感じです。でも道を歩く人は今度は老婦人が

2人、雨に備えてと餅まきでは座り込んで拾うのか全身雨がっぱ仕様。傘をさして

行くのは不利かな・・・。


           安全のために左側にロープを張ってくれています




 ウラジロみたいなシダの下に水が湧き出るのか、小さなくぼみがありました。

切り株の上には、小皿や柄杓が置かれていてその前の平たい石の上に お賽銭が。

そうそう、一応お賽銭持ってきてたの、でもここはご縁がありますように・・。

覗き込んだくぼみの奥には小さなお地蔵さんが安置されていて、ホッとするのは

なぜなんでしょう・・。そのお地蔵さんがカワイイ顔をしていたからですね。





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ダイモンジソウ

2009-10-23 05:25:54 | 花・植物など


 おばあちゃんのダイモンジソウが咲きました。今年の夏の猛暑によくもまぁ耐え

たと思います。そう日陰でもないところに置かれ、正直私はこの秋には咲かないだ

ろうと思っていました。これは薄ピンクのようです。大きく大の字になっています

こんなに咲いて・・と喜んでいたけど、おばあちゃんの山歩き友達の家ではもっと

花数も多く何鉢も咲いていたのには、降参しました。その家では他の山野草もきれ

いに咲くらしく、キイジョウロウホトトギスももう咲き終え種になろうとしてるし

チャボホトトギスもきれいに咲いたと教えてくれました。我が家とは日の当り方も

気温差、風の流れ方で差があるようです。



こちらは白色なのか、ピンクに変わるのか難しいところです。花はたくさん集まっ

てはいるけど、撮影となるとどれに焦点がいくかで私は、ボケた写真になってしま

います。山野草に興味を持ったのは ダイモンジソウからだけどひとつも世話をし

ない困ったさんでもあります。
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アサギマダラ

2009-10-22 05:18:35 | いろいろ
この間、畑に【サツマニシキ】というカラフルな、るり色がきれいな蛾がやってき

ました。それは翌日も姿を現しましたが小さいほうの一匹だけで、大きいほうはど

うしたんだろう・・・と塀の中から心配していたのですが小さいほうも、午後には

いなくなってしまいました。何かないかと、畑にまた下りましたところ、今度は

フジバカマの上をヒラリヒラリと優雅に飛ぶ蝶を発見!!この飛び方は、絶対蝶だ

と、カメラを手にして近寄ると、やはり先日の≪蛾≫とは違って、警戒心十分で、

私が動くと花の上からフワっと、身をかわして2,3メートル離れたところで様子

をうかがいます。私が動かないと花に近寄るけど、カメラを動かすと飛び立つので

逃げたら諦めるという覚悟をして中腰からしゃがみこむと、飛び上がってゆっくり

花に降り立ちました。やったー!!



 しかし、羽を閉じてしまいます。【サツマニシキ】のようにこれでもか!という

くらいに広げてくれると、有難いのだけど。

そんな私の気持ちを理解したのか、ゆっくりと羽を広げてくれました。≪蛾≫と

違って、日中の蜜を飲むのは≪蝶≫には危険度大だもんね。蝶や鳥の仲間にはわざ

と羽を広げて、紋を大きな目玉に見せて外敵から身を守る・・ということは聞くけ

ど、この蝶の場合、羽を広げると存在がバレバレになる、閉じているほうがお利口

みたいですね。



前羽は白く見えるけど、肉眼では薄い薄い水色みたいです。

この蝶は【アサギマダラ】という蝶です。図鑑には【あさぎまだら】と平仮名で

書かれていたのでてっきり「浅黄色」の浅黄だと思っていましたが、じつは

「浅葱色」のあさぎだということです。フジバカマに来るのは、この花の蜜には

アルカロイドという毒素が含まれていて、このアサギマダラはそれを体内に入れて

外敵から身を守っているそうな・・。この蝶一匹でなんか、すごく勉強したような

気になりました。

 このフジバカマ、次はどんな虫を寄せ付けるのでしょうか?



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カメラ復活!!

2009-10-21 05:56:37 | いろいろ
     
                    山 柿

日曜日、修理に出したデジカメが戻ってきました。修理代金が9800円。明細に



【現象内容】  【要因】  【修理部位】  【修理内容】
 
①表示暗すぎ   部品故障  回路基盤ユニット  交換

②表示暗すぎ   腐食/錆   表示ユニット    交換

③ゴミ/異物混入        レンズユニット   交換

④外装部品、破損       中/ミドルケース 交換

というふうに書かれていました。シャッターが下りずに、そうこうしていたら画面

が真っ暗になってしまっていたので、重症だと思っていたけど主たる原因がサビと

は・・・。そうだな、雨の日も散歩に持って出るし、雨がっぱのポケットに入れて

いくこともある。そんなときは決まって、雨滴で指先が濡れていたりするから、私

のせいだ。まだまだこのカメラにはお世話になるのに・・・。もう二度目の病院送

りにしてしまった。


 やはり液晶画面が大きいのはいいなぁ、動画撮影は液晶のライブビューが最適だ

でも、デジイチで動画は撮らないからライブビューはいらないか?とも言えない。

ファインダー覗かず撮りたい場面も出てくる、【サツマニシキ】撮影がそうだった

体を持っていくと、飛んでいってしまうかもしれない被写体には液晶画面を見なが

ら撮りたいと思う。しかし、デジイチ入門機には撮影確認の液晶画面構造が多い。

ソニーの新型機の入門機にはライブビュー機能もあるらしい・・けど、好みじゃな

いんだなぁ・・・。購入は来年になるのにあれこれ悩み続けているきょうこの頃。
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サツマニシキ

2009-10-20 05:13:06 | 動画(犬・その他)
台風の前に フジバカマの花が咲き出したのですが台風がやってきたと思ったら

今度はカメラが壊れてしまい、撮影を延ばし延ばしにしていたらやっと修理に出し

たカメラがかえってきました。お天気もいいし、フジバカマは少し花期を過ぎたか

もしれないけど、撮影に畑に下りました。



(と、思ったらカメラの設定を忘れていたため縮小に失敗したようです。5Mのま

で縮小しました。3Mが今までだったのに・・・。)

ところが、撮影していてふとフジバカマの茎に目をやると、そこには今まで目にし

たことのないような、派手な蝶?いや形は蛾、蛾をみつけました。その派手さに

「おぉ!これは温暖化の影響で南方の蛾が現れた!これをブログに載せたら驚いて

騒動になって、各局取材に来たりして・・・」と、勝手な想像で胸ドキドキ!



 どうです?このきらびやかな羽、この世のものとは思えないような、こんな派手

な体は南のラテン系みたいでしょ。今まで見たことないやん!それにしてもよく

動き回ります。周りでハチも蜜を集めていますが、この蛾は花の上をモソモソ歩き

まわり、じっとしたかと思うと触角のしたの口からストローのようなものが見えた

ような。動く姿も動画で撮影。やっぱり、このデジカメじゃないとあきまへん。






       たぶん、ハチ?orハナアブ?二匹とまっています。








ふと、体をひねって縦にカメラを構えて気がつきました。少し小さめの同じ蛾が

もう一匹いました。つがいでしょうか?小さい方は羽の先が欠けていました。なぜ

か高いところ、てっぺんに上ってきません。大きいほうは花の高いところで動きま

わるのに、こちらは下のほう、男女格差みたいなものがあるのか?

不思議なことに二匹は 普通の蝶のように花から花へ移るのに、羽ばたいて移動を

せず、ひたすら徒歩で移っています。なにか わけでもあるのか?

名前を調べにかかりましたが、図鑑には載っていなくてパソコンで調べることに。

図鑑に形がよく似た【シロシタホタルガ】というのがマダラガ科にあるのでそのあ

たりから攻めてみたけど、出ません。それどころか≪蛾マニア≫の多さにビックリ

茶色の蛾をきれいだ!とか幼虫の姿に感動したり・・・。そのなかに【オキナワル

リチラシ】という蛾が、なんとなく近い。調べてみたら【オキナワルリチラシ本土

亜種】と【オキナワルリチラシ八重山亜種】があり、本土亜種より八重山亜種のほ

う近いではないか!!で、【オキナワルリチラシ】に似ている・・・という記述か

ら【サツマニシキ】というのを引き出すと、それが正解!となりました。

サツマニシキの詳細を・・と思い調べましたが、無断転載禁止でして、そのなかに

今年10月10日掲載の紀伊民報に古座川町でみつけた・・というのがありました

サツマニシキって、お酒か焼酎の名前みたいね。紀伊半島以南の生き物だそうで、

サツマつながりで 【サツマゴキブリ】なる大きなゴキブリみたいなのがいるらし

い。それも旧日置川町で見つけたという記述があったけど、南方化してしまったの

ね。
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