こげの耳に★ねんぶつ★

たわいない日々の思うことと愛犬こげと花が咲いていたら花の写真など

加寿地蔵  春祭り ②

2010-04-27 05:35:00 | 和歌山県


チーム雅龍のよさこいソーラン踊りが観客の手拍子をまき込み、終了。メンバーが来ていた

報道陣に取材を受けています。三人の記者がメモを取りながら取材中にホラ貝が・・・。

どうやら餅まきが開始されたようです。観客だったおばさん連中は必死になって手を伸ばし

ています。紅白のお餅が餅箱に入れられていましたがみなさん、拾うことができたのでしょ

うか?私たちは立っているところから上に上がることにしました。だって、まだ平安室町民

家を見てないから・・って、ここを上がるとあるのかどうかはわからないのですが。




坂になった小道を上がると、かすかにいい匂いが・・・。豚汁のような。おお!ここで炊き

出しの準備をしているようです。なんと、家らしいものが広場に建てられていました。



『地蔵庵』の表札、窓もあります。が、完全いにしえの民家とは少し違います。窓にはガラ

スのようなものがはめられているし。それぞれの室内も不思議な感じでした。有志の方が

持ち寄ったのか様々なものが置かれていて、どうやら外側だけ平安室町民家風・・・のよう

です。でも、この加寿地蔵、駿田峠にやってきて一休みするには椅子もあるしいいですね。



テーブルにカラシがあるということは、豚汁ではなくおでんかもしれません。何やら、外が

騒がしくなったので外に出ると、おばさん達がどんどん峠道から上がって来ます。そして

手に手に紙皿をもらってチラシ寿司を持っています。ここで、関係者たちがお昼をいただく

ようになっていて、私たちはお邪魔のようなのでおばさん達が上がり終わるのを待って峠道

まで戻ることにしました。今回も中田さんにお礼を言う事も出来ずに帰ることと・・・。



前回のように背中から湯気が出るような異常事態はなかったけど、やはりここにくると何か

気持ちが変わるような気がします。この日は、青空と新緑で峠道に立つと涼しい風が吹いて

清々しい・・・。やはりパワースポットなんでしょうね。


                  囲炉裏もある


                  鹿皮にわら草履、猟師宅か?


                  外はおばさん達のにぎわいで

きょうの南紀州新聞には参列者が200人となっていました。うん、私もそのくらいはいた

と思います。しめしめ、新聞の写真には写り込んでいなくてよかった。どうも、あのアング

ルだと、あの人が南紀州の記者かな?祠の後ろから、そして餅まきの時に私たちと同じ所に

立っていた・・・。




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加寿地蔵 春祭り ①

2010-04-26 05:15:00 | 和歌山県
以前このブログにコメントを下さった那智勝浦町の『加寿地蔵世話人会』の中田さんから

この土曜日に春祭りが行われるので・・・という案内をいただいたので久しぶりの青空に

なった土曜日、少し遅くなったけど家を出発しました。中田さんは峠へ車で上がって行ける

ようになりましたということを書いてくれましたが、国道のどこから入っていくのかわから

なかったので、前回加寿地蔵さんに行ったときと同じ、観光ホテルの駐車場から歩いて行く

ことにしました。歩くと言っても、地下足袋で歩く山道とは全然ちがうし、前回も楽勝で歩

けたし・・・。ところが駐車場に着くと、一台分の駐車スペースしか残っていません。

それも前に止めたところ同じスペースです。こんなこともあるんや~と思いながらも、

おとうさんと「この前より来てる人多いかも。それに、前は前方に歩く人がいたけどきょう

は誰もおらんから、遅かったのかも」なんて喋りながら歩きます。このところ、週末以外は

雨の日が多く、道がぬかるんでいたらどうしよう・・と心配もしたけど、この熊野古道・大

辺路(他の大辺路コースはわからないが)コースは地質が岩のようで水たまりがないという

か、坂になっているので流れていくみたい。ところどころに世話人会さんたちが土嚢袋に

がれきを入れて水はけがいいようにしてくれていました。中田さんは加寿地蔵伝説の映画も

撮影するようになるので平安室町民家も建てましたとも。



『加寿地蔵映画撮影中』という看板が、昇り口に立てられています。加寿地蔵は峠の道より

高い場所に祀られていて、そこに上がるまでは手すりも付けられていますが人一人通るのが

精いっぱいで、上から人が降りてくればしばしそこで待機しなければなりません。でも、

すみません、という声をかけあうのでしぜんとみんな穏やかな顔になるのです。私たちは

完全他所者なので、知った人がいないけどなぜか、隣りに立った人と話をついしてしまう、

なんか不思議な気がします。どこのお寺や宮様に詣でてもあんまりそんな記憶ないのに。

そこが、加寿地蔵の力か世話人会の中田さんの力なのか・・・。



たくさんの人の後ろ姿、そこが加寿地蔵の祠を安置している少し広場になっているのです。

この下は峠道で、なんとびっしりとおばさん達が新聞紙を敷いて座っていたのです。じつは

春祭りに餅まきがあるので、たぶんそれを目当てにやってきた人たちで場所取りをしている

のです。だから祠にお参りしないのか私たちがおばさん達をぬって祠まで行こうとしたら

「お餅をみんな上に持って行った」とまるで、祠前で餅まきをしてしまわないか心配そうに

訴えてくるのです。そう言われても、今私たちは着いたばかり、おまけに信者ではないとい

うか(ならば何故祠に行こうとする?)、やはりあの穏やかな中田さんの顔を見に・・かな

私たちは結局、この上がっていく道の一番最後で待つことにしました。前に進めない以上、

本当の信者さん達の邪魔をしてはいけないからです。が、どうやら、御祈祷もすんでしまっ

たようで、ここに並んでいる人は祠にお参りして餅まきに参加するようです。私たちも

一番最後にお線香とお賽銭を・・。加寿地蔵は腰から下の病気を治してくれるせいか周りは

ほとんどが女性です。私の横に立ったおじさんは「ほんまに天気がよくなったのでよかっ

た」としみじみ言うので「世話人会のかたですか?」と聞くと「いやいや、そんな・・。

ちょっとこのあたりをきれいにしただけで」と控え目!!



お供えはお菓子やお酒、果物。お菓子はお餅といっしょにまくそうです。それも、「ホラ貝

を吹いている間に、餅まきをして下さい、その前に奉納舞い、チーム雅龍のみなさんが踊っ

たあとです。」という中田さんが話している声が聞こえるのですがそこで雅龍のメンバーの

一人が「踊る場所がないのです」と言っています。中田さんは「?」な顔をしていましたが

峠道で踊ってもらうつもりだったようですが「道はトンデモナイことになってます。人でい

っぱい」というメンバーの言葉に「いやぁ~、下のことは全然わからない。なんとか場所を

確保して踊れませんか?」世話人会はどうやら祠前に集まり過ぎて、峠道の状況を報告して

いなかったみたい。私たちは餅まきには参加しないのでというか、どうみてもお餅が少ない

ようで横に立ったおじさんも「足らんなぁ、配ったほうがみんなに行きわたるかなぁ」と

心配していたくらい。人ごみを避けて私たちは祠のある山と峠道を挟んだ反対側に登り、

そこから奉納舞と餅まきを見物することにしました。そこには老婦人と数人のカメラを

持った新聞社のひとだけ。足元も道になっていて世話人さんたちの工夫か、小花やネコヤナ

ギなどが植えられていました。



緑の衣装を着た若者、小学生のような女の子が一人と若い男の子二人、あと五人が女性。

雅龍は紀南地方のイベントに参加することも多いようで、場馴れした感じですが、まさか

このような山の中の今立っているような狭いところで踊ることはなかったんじゃないかな?

でも、元気よく踊り、峠道の観客も私たちもいっしょによさこいソーラン踊りに手拍子。

見ての通り、観客のいる幅が峠道の幅です、写真の右奥まで観客です。写真中央の山腹の

道を上がって行くと祠があります。


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タケノコ 2

2010-04-24 06:04:10 | 我が家


こうして掘り上げたタケノコ、根元の赤いブツブツのところで切らないといけないんだって

皮つきで茹でるのが一般的ですが、そんなのは小さいタケノコ一本を家庭で茹でる場合でし

ょうね。私は家でたった一本のタケノコを茹でているのを見たことが無い。



こうやって皮を取り除いてむき身の状態にして、一つかみのヌカとトウガラシ5本を入れて

水から釜で炊きます。スーパーで売っているのとは大きさが全然違うし、釜にたくさん入れ

るために半分に割って隙間をつくらないように入れるのですって。




出ました!餅つきの時にも登場のカマド、カマドは四分割になっていてそれぞれかなり重く

物置から一つずつしか運んでこれません、当然ススだらけで軍手は必要です。釜は昔の台所

の横にあった大きなクド(オクドさん)で使っていた小さいほうの釜だって。子供心にも

記憶はあるなぁ、確かクドには三つの火炊き口があって、一番奥のはこの釜より大きい釜が

据えていて滅多に使わず、手前の釜では湯を沸かしていたので牛乳をお酒の燗をする道具に

流し込み、温めた。冬は火炊き口の前は暖かくて、でも台所の天井はススで真っ黒、天窓は

雨が降ってきたら、いの一番に閉めに走る・・ということだったなぁ。

 タケノコは釜が沸騰するまでどんどんたきぎをくべます。沸騰したら、今度は釜の蓋が持

ち上がらないようにおもりを乗せ、蓋の蒸気口も詰めて吹きこぼれないようにたきぎを加減

しながらくべます。この時は火の番はつきっきりで二時間近く釜の前にいなくちゃなりませ

ん。



しっかし、火の前で座っていると眠くなります。たき火とか火を静かに見ていると精神的に

落ち着いたりする(なかには危険な人間もいるけど)とか、都会では『たき火クラブ』みた

いなのがあるって、「ちちんぷいぷい」でやっていた、昔。人間が火を手にしてからの歴史

を考えたら、火は大事なものでこれを扱えるのは人間しかいない、それがきっと進化だった

のかな・・・あいまいな私のタケノコの火の番中に思ったこと。さて、茹でたタケノコは

おばあちゃんによってより分けられ、近所に分けて(食べてもらいます)いきます。
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タケノコ

2010-04-23 06:37:00 | 我が家


10日ほど前、我が家の竹林のタケノコ掘りを見に行きました。それより前からおじいちゃ

んとおばあちゃんがせっせと掘りに行っていましたが、今年は天候不順のせいか思うように

生えてこず、収穫も芳しくなくそれでも多い時には三十本ほど掘り上げていました。私の

出番はもっぱら、ひと気のない時にやって来るサルの追い払いです。サルは集団でやって

来るとまず先鋭隊のようなサルが、人間がいないかこっそり降りてくるようでそのあと仲間

に鳴いて合図を送る・・と私は考えています。だから小さな物音や鳴き声を聞き取るのが

私なのです。肝心のこげはあまり当てにもできず、私が打ち上げ花火を手にすると俄然色め

きたって庭中を走り回ります。おかしなことに、今まで飼った犬たちは打ち上げ花火の音を

聞くと一目散に小屋に入ったり身を隠すのですが、こげはシュッという最初の音だけ体を

硬くするけど、そのあとの打ちあがっていく花火やパーンという音は平気です。最後の煙が

立ちこめるのにはしかめっ面をするのですが、もっと上げて欲しいように見上げるのです。

花火の音で山の中で怒るサルのざわめきに猛然と吠える・・とはいきませんが、唸ります。

私が竹林に入って見つけたタケノコは、一番柔らかいところをサルがもいで抜き取っていま

した。ケシカランやつですね。こげの体内に古座川の猟犬の血が残っている証拠かもしれま

せん。


これは双子で生えてきたものを、片方だけ食べています。そばの白布はここにタケノコが

あるので、決して踏まないようにの印。そんなに広くはない竹林ですが下草や笹の葉が

積もっているので、印をつけないと掘り忘れ、掘り残しがでてくるのだ。タケノコ産地のよ

うに柔らかい土壌ではないので掘るのも一苦労だし、高級品のように小さいものを掘るわけ

ではないです。とはいえそんな地上に伸びきったものは硬いので15センチほど出たのを

根が見えるまで周りを掘って最後の一撃でパコンときれいに掘り上げるのだ。私やおとうさ

んはなかなか掘らせてもらえないのは、途中でクワをタケノコの胴体に入れてしまう、切っ

てしまうからだ。人に貰ってもらうのできれいに掘らないといけない。まぁでも、老人たち

も体力的にきつくなると、そうは言ってられないから二日、三日と連日掘ると適当になりつ

つあるようです。






頑張って掘っても、写真のように見おとされたタケノコがこうやって伸びてきます。これは

のこぎりで倒してしまうか、竹に残すかです。のこぎりでは簡単に切れます、なんたって

中は空洞だし、竹自体まだそう硬くないのです。

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スズメのお宿は

2010-04-22 05:44:00 | 我が家
きのうのこと、玄関前のブロック塀にスズメが一羽飛び乗ったのを目にしました。

最近、スズメが減っている・・・という話題を何度かテレビで観たけど、まだまだこの片田

舎には庭先にスズメがやってくるんだ、なんかほのぼの・・と思いながら見ていたら、その

くちばしに何かくわえています。何?と身を乗り出してみたらくちばしにくわえたものが

フワフワしたもの・・・。「えっ!!」それはこげの毛替わりで抜けた毛!

季節が変わっていくのにあわすように、こげの毛がブラッシングしても抜ける、抜ける。

風が吹くと体からフワ~っと表面に抜けてひっついている毛が飛んでいきます。その毛は

庭のあちこちに溜まっていたのをスズメが、「これって巣に使っていいんじゃない?」と

判断したようだ。

 しかし、巣作り用に純毛を使って暑くないのか?保温性は十分、耐水性もあるし材料とし

ては申し分ないけど・・・。カラスが巣作りにハンガーを物干し竿から持ち逃げしていく、

ということは実証済みだけどスズメも枯れ草じゃなく他のものを利用するようになったのか

も。検索してもツバメの巣作りの記事はあるけど、スズメの巣の材料ってのは少ないし、

ましてやワンコの毛をくわえて・・・なんてのは無さそうだ。う~ん、撮影しておけばよか

った。うちの屋根に住んでいるスズメならまたやって来るかもしれない。それをみつけたら

スゴイ、珍しい出来事かもしれない。あの、ナメクジの空中ブランコみたいな・・・。


ところで和歌山には『鶯の宿(うぐいすのやど)』というものがある。青梅を薄塩漬けにし

てしその葉でくるみ、砂糖漬けしたものだ。ときどき、『鶯の宿』と書かれた看板を見かけ

ることがある。私は食べたことが無いので、てっきりおまんじゅうの類かと今の今まで思っ

ていたけど、違っていたみたいね。梅はやっぱり、塩分の高いのがいいね。梅に鶯・・だか

ら『鶯の宿』と名付けたのか・・。
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神林書店

2010-04-20 05:54:00 | 和歌山県
串本には本屋が少ない。国道沿いのスーパー前に郊外型というのかレンタルCDと本屋を

兼ねたお店があるが、駅前筋から商店街にかけては一軒しかない、それが神林書店だ。

私が高校生の頃は駅前に甲文堂という レコードと本を扱った本屋があり、別の通りにも

桑畑書店というお店があったのを覚えている。甲文堂も桑畑書店も平成に入った頃には閉店

したのだけど、最後に残った神林書店は近隣の地区にも配達をしてくれて、おとうさんの

職場にも出入りしていた。そんな関係で数冊の雑誌を毎月購入していたのだけど、店主が

高齢になり配達もままならないようになり、私がお店まで取りに行くというふうになったの

も今年になってからだったかな、店主の老夫婦にも名前と顔を覚えてもらったのだけど、

先日「誠に申し訳ありませんが、4月いっぱいでお店を閉めます」と言われてしまった。

本当にこじんまりしたお店で、店頭には幼児雑誌を並べ中に入ると、狭い店内には作り付け

の書棚があって、いろんな雑誌、本が置かれていて陳列の台に立てて並べられた雑誌が

見やすく置かれていた。昔は高校で使う教科書も扱っていたんじゃなかったかな・・忘れた

けど。老夫婦、おじさんのほうはうちのおじいちゃんと歳も近く、おじいちゃんも子供時代

近くに住んでいたので遊んだとか話をしてくれたんだけど、最近は言葉も少なくなってきた

ので心配はしていたのだ。おばさんは元気で話し好きなのだが、ここ何度か違う雑誌を渡さ

れた事があったりもして、閉店ということを聞いて「そうかぁ」と納得しました。

ここが閉まると商店街の本屋さんという古い、ほのぼのしたお店が無くなって寂しくなる。

確かに、昔のように高校生が入っていく姿も見たことがないし車でスーパー近くまで行って

そっちのお店に行く人が多いのは事実だけど、私はあまり好きではない。というのも、お客

を見ずに店員のほとんどが「いらっしゃいませ~、こんにちは~」と言うのだ。マニュアル

ってやつ。だから時間つぶしに入店しても、本を手にしても買ってないなぁ。

本を読みたい・・と思いつつ、老眼になり遠のいてしまった自分にも腹が立つのだけど神林

書店の閉店はもったいないような気もする。活字離れが取りざたされるこのごろ、昔ながら

の本屋さんでゆっくり本を選ぶ楽しみ、本屋さんが消滅していくなんて思いもしなかった。

インターネットで本も買えるけど、一言会話ができるようなことはできないもんなぁ。
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トカゲのしっぽ

2010-04-19 05:57:00 | 我が家
我が家は裏に山を背負っているため、これからの季節はいろいろと気に入らない虫や生き物

が出てくる。それもしかたがないともうあきらめてはいるけど、やはりできることならご免

こうむりたい。

先日もおばあちゃんと立ち話を庭でしていたときに、おばあちゃんの足元に変なものが這い

出してきたのを見つけた。よく見るとそれはよく太ったトカゲ・・・トカゲのかたちだけど

少し短い。そうか、シッポが切れてるんだと理解したけどおばあちゃんに「ほら、足元に

トカゲがいる」というとびっくりして よろけたりしたら困るので黙っていた。トカゲは

ササッとシュロ竹の根元に入っていった。トカゲは敵に出くわすとシッポを切って逃げると

いうことは私も知っているので「こげに出会って切ったのか、こげの足で押さえられたのか

な」ぐらいに思っていたのだが・・・。

翌日、おばあちゃんが「こげがトカゲのシッポを切った!」と言ってきた。話を聞くと前日

の夕方母屋に人が来て、門扉のところにいくと何か変なものが落ちていてそれがトカゲの

シッポのようだというのだ。そうか、じゃぁあのトカゲのシッポが落ちてるのか!!

さっそくカメラを持って門に行くと門の外にそれが転がっていた。ということは原因はこげ

ではない。こげは前日ひとりでは門に近づいてはいない。(いや、母屋でトカゲをみつけて

追いかけまわして、そのショックでトカゲが門の外に逃げてシッポを切ったなら犯人だけど

)。門の外には行っていない。



写真に撮ると、グロテスクなものだが・・・やはり自分で切っても血がでるみたいだ。本体

というか 私がみた体のほうは血が出たようには見えなかったけど。見てのとおり、この

トカゲは土色をしたトカゲだ。シッポの無いトカゲも土色だった。我が家には細身のとても

きれいな青色の筋をもったトカゲがこれから出てくる。このトカゲは動きも俊敏で、シッポ

の先まできれいだ。調べてみると『ニホントカゲ』らしい。青色は幼体というけど体は大き

いけどなぁ。土色はオスらしい。走り回っているトカゲはべつにどうも思わないのだけど、

検索して写真のトカゲをみたらなんか背中がゾクゾクしてきた。顔がヘビに似てるから私は

あまり好きになれないのだな・・・

トカゲのシッポ切り・・というふうに使われる場合、切られるのは弱い立場のもので胴体は

新しいシッポを再生するのだが、実際再生中のトカゲはなんとも滑稽な姿だ。
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サルの侵入

2010-04-15 06:01:00 | 我が家
一昨日のこと、昼食後のウトウトしたときに外で何かの声が聞こえた。「鳥の声にしては

よく聞こえる声だこと」と気にせず、というのもイソヒヨやら見なれない鳥が最近よく声高

に鳴いているのだ。それが「あれ?ちょっと違うみたい・・もしかしてサル?」起き上がり

玄関に向かう時に玄関外で「ボトッ」という明らかに何かが落下した音が・・・。

 その音に 同じように玄関の中で熟睡中のこげもむくっと立ちあがって私とそろ~っと

外に出た瞬間何かが「ギャギャギャ!」と飛び去るような気配。目の前のブロック塀の下に

は私の、小さな鉢植えが転がっている。塀の下の畑から伸びているキンカンの木が揺れてい

る。しまった!サルが来た!私とこげは玄関から右奥に走って裏山をみるとコンクリートの

斜面にしがみついた一匹のサルが、しきりに山に向かって警戒するような声をだしていた。

山の木の中では、それに答えるようにキャーキャー、グワッグワッと枝をゆすっている。

私は玄関に戻って、打ち上げ花火を手にし発射台から火をつけて打ち上げてやった・・・

火をつけたけど一本目は導火線で消えてしまい、二本目を用意する間にサルは悠々と斜面の

上を歩きだした。二本目、三本目と打ち上げるとサルは姿を消し隠れて山の中で怒りの声を

発していた。母屋からも打ち上げ花火があがり、こげは興奮!

まったく不覚だった。まさかキンカンに忍び寄ってくるとは。このところタケノコに来る

サルを追い払っていたので、山から竹藪にしか目線がいってなかった。こげもこの日は気温

が高かったので玄関のタイルの床でお昼寝していた。サルは山からキンカンを狙って塀を

歩いてきたのか、下の畑からキンカンの木に登ったのか塀の上にあった植木鉢を落としてし

まったのだろう。そこに人間と犬が現れ山に逃げ去ったのだと思われるのだが、昼日中玄関

先まで出没となると油断はできない。というかあっちもタケノコを好きなように食べられず

腹いせにやって来たのかもしれない。おばあちゃんはサルが畑に来るようなことになるのが

不安のようだけど、夜は夜でその辺をシカが団体で闊歩しているし、いまや人口よりも野獣

が増え、これからの夏野菜への襲撃が懸念される日々が続くのだ。
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狂犬病予防注射に行く

2010-04-14 08:42:40 | 愛犬 こげ


きのうから狂犬病予防集合接種が始まった。指定された場所にワンコを連れて行って接種し

注射済票の交付を受けるのだが、都合が悪い人は獣医さんのところで受けて保健所に届けて

交付を受けてもいいらしい。

こげを車に乗せ 集合場所に行くと先客あり。そのおばさんはこげがオスだとわかると

「それじゃぁ大丈夫やの」と犬に引きずられながら寄ってきました。こげもそのワンコ、

モモちゃん8歳も相手に興味津々、においを嗅いで回っていい雰囲気のようだったのに、こ

げが動いた拍子にモモちゃんさっと下がってしまいました。体の大きさが気にいらないのか

しら?モモちゃんも中型犬だし・・同じやん。

そうこうするうちにポツポツとワンコが連れられ、なかにはもう興奮状態のワンコも。ここ

に来ると何が起こるか、みんなわかっているのでしょう。保健所の人が車から降りると

暴れ出すモモちゃん。せっかく一番乗りだったのにおばさんが注射してもらおうと引っ張る

とまるで、暴れ牛のように跳ねまわりおばさんは腕を振りまくられています。それを見てい

たタクくんというミニチュア・ダックスも抱かれた腕の中で暴れています。保健所の人が

注射器を持ってオロオロしてるので、「すみません。打って下さい」と私。だって、こげが

今までにないくらいおとなしくお座りして、背中を向けてるんだもん。ここはみんなの模範

とならなくちゃ!どうよ!この注射にも怖じ気づかない堂々とした態度。まったく、いい子

だわん。「動かないよう、首輪をしっかり持って下さい」と言うので、私はこげの背中を

またいで「大丈夫やからね、すぐ済むから、」と言い聞かせたらちゃんと打たせたもの。

そうよね、この間ワクチン接種の時も賢く打ってもらえたもん。モモちゃんは木の箱のよう

な中に入れられそうになっていたけど、あれは注射を嫌がるワンコを入れてブスッと注射を

するものなのか?モモちゃん毎年、そんな目にあっているのか?なら、ここに来るというこ

とがわが身に起こることを察知してしまうのかもしれない。ワンコの注射は短時間に済ます

ことを飼い主も努力しないと・・・とはいえ、こげも最初の獣医さんのところではブルブル

ふるえていたっけ、あれはフィラリアの注射だった、あれは痛かったのかもしれないし、

診察室が狭く先生が声が大きかったからかもしれない。ワンコは繊細なのだ。この間の動物

病院は待合室も広く、診察室も広くフィラリア注射はしない方針の先生だし看護師さんは

若いお姉さんたちだし、こげのハートにグッとくる所なんだと私は思うのだ。


最初待っているときに、見たこともないおじさんがこげを見て「いつもつながれている犬や

ね」というので、「(まぁ、いつもじゃないけどつなぐ時もあるわなぁ)はい」「通ると

吠えるね」「(吠えるって、おじさん知らんで)、まぁ吠えるけど・・・って、もしかして

間違えていません?あそこの道の傍の家の。多頭飼いの家・・・」「え!あそこの犬じゃな

いの?色も一緒だし・・・」って、「いやぁ全然色も形も違いますよ」

まだまだ間違えてくれるのね、あのIさんの家のワンコは秋田犬の白と灰色と、豆柴の黒に

新しくジャック・ラッセルテリアが増えて最低四頭、飼っているの。人でも車でも通るもの

にはどれかが必ず吠えているでしょ。

写真のこげはこの間、朝の3時半に部屋に上がってくつろいだ時のもの。首輪も新しくなり

ました。
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季節の到来・・

2010-04-13 06:02:00 | 和歌山県


きのうは雨で、どうも雨の日が多いような気がする4月も半ば。いつもの散歩コースもこれ

からの季節を表す景色になってきました。撮影は先週6日、上々のお天気。こげの足取りも

軽く、道の奥へ奥へと引っ張ります。道路わきの水路に水が流れています。4月になって

近所のおじさんが一人で『溝あらけ』をしていました。米作りをしているのはもう3軒半。

『半』というのはおかしいけど、あの以前書いた『変わった女性』、つまりお米を作る気が

あるのかないのかわからない、無農薬自然栽培、まさに自然栽培、なにも手を付けずただ

芽が出たモミを水も入れてない、田起こしもしていない地面に撒くという農法を実践し昨年

見事一本の稲にもならなかった女性も含んでいます。

おじさんに「他の人にも声掛けたら?」と言うと「みんな忙しからなぁ」と言います。

おじさんはわりと早い目早い目に作業を進めるので、田んぼに早く水を入れたいのかもしれ

ません。川からの取りこみ口は昨年の稲刈り後からは閉めていますが、秋に大水が出たりし

たので、取り組み口全部が土砂で埋まり、それはおじさん一人ではできそうもありません。

後日、もう一人の米作りのおじさんも参加して土砂を堰に落としていましたが、そこはいつ

もズガニがクライミングしている場所でもあるんだな~。だけど、ズガニが出る頃までには

大雨が出てまた土砂を流してしまうでしょうね。

この溝を掃除して、下(しも)へ水が流れるようにしていきます。途中川を渡るのですが

そこはパイプを川の上に渡して道路の下を通って田んぼの横に出るようになっています。

パイプは大水が出たりして、倒木が引っ掛かったりしたら簡単に外れるようになっているよ

うで、でも大雨の時には前もって流されないよう外しています。そんなパイプは二箇所。

私が子供のころには、ずっと田んぼも多く地区の真ん中くらいまでは田んぼがあったのです

が、いまはそんなこと知っている人間も少ないんじゃないかな。その頃も水はこの溝を通っ

ていったのかなぁ・・。川を挟んで二つのコースがあったのかな・・。なんか気にもしなか

ったことがきょうは気になるなぁ。雨のせいか、はたまたネタが無くお休みが続くので

反省しているのか・・・。きょうは こげの狂犬病予防注射の日だ。

きのうは、また歯医者がお休みになって・・。おかしいなぁ先週は月・火・水と診察して

今週は月曜日がクリアできたから木曜日も期待したのに、木曜休診で金・土と診察で、月曜

アウトって・・・先生、あんまり頑張らないで。そこそこやって毎日営業して下さい!
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