こげの耳に★ねんぶつ★

たわいない日々の思うことと愛犬こげと花が咲いていたら花の写真など

見てしまった!2

2024-12-18 14:30:00 | 和歌山県

またもや 大空の露と消えてしまった民間初のロケットカイロス。14日は次男君一家

とおとうさんが旧浦神(うらがみ)小学校での見学チケットをとって、わざわざ最寄り

駅から電車で行ったのですが、そのとき定時の電車がスーパー超満員で乗務員が

「あとから、すぐ臨時電車が来ますから」と乗れずだったそうで、三歳児を連れての

電車は酷だと思うのですが、串本の指定駐車場にマイカーをおき専用バスで会場に

向かうのは少し高い値段で 次男君は私の分も用意してくれていたようで、懐が

痛かったようです。そのことなど知らない私は「電車に乗れたの?」とメールを

打っても返事が来ないので、メールなど読める状況ではなかったとあとで知らされ

ました。会場もすごい人で打ち上げを待つ次男君たち、私はネットで中継を見ていた

のだけど、ロケットが格納されたままだし近くに職員の車も止まってるし、これは

前回の打ち上って爆発した時の映像?LIVEって表示もどうか怪しいもんだわ、と

画面とチャットのやり取りを読んでいたら「延期だって」という文字に「またかよ」

原因はなによ・・・中継の映像は会場をあとにする人たちの混雑ぶりで、はてさて

この強風の中うちの三歳児は大丈夫か気になって、おとうさんに迎えに行こか?

とメールしたらうんと言う返事。なんでも 駅には人があふれ、この会場からも

まだ出ることができないというのだ。私はお昼に中継を見ながらカレーメシを食べる

予定を急遽お昼抜きにして、車で走った。串本方面はガラガラで 大阪方向には

他府県の車が帰って行く。町民として 「すみませんね」と心苦しくも、あんたらの

おかげで渋滞で困るのは町民なんですよ・・とも思うのだ。しかし、運転中はスマホ

操作はできず、場所はあとで、というおとうさんのメールではどこにいるのかもわか

らず、早くも浦神会場に接する国道に入ってしまった。国道沿いに人が並び、

徐行しながら探すけどみつからず、なかには「新宮」という紙を手にしてヒッチハイ

クしている人や、浦神駅に入りきれない人が住宅をぐるり一周回って取り囲んでいる

様子に、驚くしかない。車を止めることもできず、というのも打ち上げ前には

射場半径3キロは駐停車禁止となっていて、ふだんなら悠々どこでも止められるところ

にはコーンが置かれロープを張られ、スタッフが立っている。私は会場より先の

那智勝浦町のはじまで行かなくてはならなくなった。対向してくる車は少なくてでも

安全なところに止めないと電話できない・・・とうとう 日本一短い川≪ぶつぶつ川≫

まで来てしまった。そちらには警察もいるけどちょうど左側に人家へ向かう道路が

あって、そこは通行止めにしてないのでそこに入って電話をした。「止められないか

ら ぶつぶつ川まで来てしもた」「そこまでいったんか」「戻るから誰か国道に出て

いて」とUターンして国道に出ようとしたら新宮・名古屋方面に向かう車が数珠つなぎ

でやってくる。切れる間がない・・・ガードレールの内側を親子連れが歩いてやって

くるのと車が切れたのをみて「ごめんね、通らしてね、ごめんなさい」と叫び頭を

さげ国道に戻った。再び浦神会場まで来たら信号機のしたにおとうさんを、その横に

次男君をみつけ、止めて乗り込んでもらった。延期の理由は上空の強風だとか。

朝から冷たい風が地上でも吹いてたもん・・案外風に弱いのか・・。翌日15日に

再チャレンジって、おいおい 二日分のチケットなんて購入してないやん、会場に

入ってしまったらもう消化されてんのちがう?次男君たちは15日に三重に帰るから

11時の打ち上げ時にその近くにいれたら見ることができるのだけど、私のサンババ

の一人は 海岸で見ると言っていたから、どこか海に行けば 高い上空に上がれば

見れるでしょう・・ということで、このときは買い物もあるので車二台で私も行きま

した。場所はあったのですが またもや30分ほど前に強風で延期って、ネットで知る

ことに。強風ってわかっていたやろ、前日の夜に町からの放送で「橋杭海水浴場での

朝市は強風が予想されますので中止です」って。朝市の中止は 15日の見学者が

橋杭岩周辺にあふれるからで、ロケットを優先したんでしょ、その理由が強風だから

打ち上げる側の思いを汲んだのかもしれないけど この季節、海の風でも強いのに

上空はもっと強いって気象予報士さん付いてないのかな。で、予備日は18日から27日

までということで、18日の11時ってことになりました。成功すれば地元に640億?と

かの経済効果、打ち上げる打ち上げるって 打ち上げないとオオカミ少年だし、

やはり宇宙に仏像を漂わすってことはほかの宗教への配慮がないわ。18日、朝から

これまでよりは風も静かかな?という感じで、私は草刈りを休んでネット中継と

テレビ中継を見ることに、おばあちゃんは畑で草引きです。ネットの中継では

格納庫から姿を現したカイロス二号機がすくっと立って、傍には人も車も見えません

これは打ち上げるな・・とワクワクしていると郵便局の荷物の車が・・・。印鑑を

手に駆け出し、配達のおにーさんに「もうすぐやで」というと「あ!無事に打ち上る

といいですよね」とにこやかに返事をくれる。かれもどこかに車を止めて見るといい

なと部屋に入ると、もう3分を切っています・・・と中継の人が言っています。

11時・・・あれ、点かんのか?ロケット花火ではあるまいし・・・と思っていたら

噴射しながらゆっくりと上がっていくけど、今度はそれがストンと地上に落ちないか

心配です。あぁ、でも今度は前回よりも高いところまでいったわ!成功か!!

私はテレビの画面とネットの文字を見ながら畑のおばあちゃんに「成功したみたい、

上がってるわ」と塀越しに下の畑にいるおばあちゃんに言うも、耳が遠いので

聞こえてないようだ。少々大声で叫んでも みんなテレビ中継みてるだろうと

大声で「上がったよ」と言って中に入って テレビをみたら飛行中断だったかな、

中断って 上がってるけど、いや 今回も少し傾いたような飛び出しやったけど、

でもっ変だな・・・ともう一度、玄関から出て塀越しにおばあちゃんに声を掛けよう

として、ちらっと川向こうの山の上を目にして「あれはなに?なによ!」うそ!

カイロスが飛んで来てるやん、「おばあちゃん、おばあちゃん、うえ、うえ、ロケッ

トがと、飛んできた」おばあちゃんも「えぇ!どこどこ」太陽がまぶしくて でも

小さいながらも機体の下部から見たこともないオレンジ色の光りが噴射していて、

長く細く飛行機雲のような雲がつながっている。実は 前回の爆発のときに、移動販

売の魚屋さんが、うちより奥で打ち上って来るのを待っていたそうで、射場のある

田原の浜があっちやから、上ったらお宮さんのあたりに見えると思う、と教えてくれ

たのでそれが本当か、魚屋さんは前回待ったけど爆発したやろと悔しがっていた。

まさか。田原は海だし、ここは山間・・・なのに、やはり 高く上がるということは

地上にいたらどこからでも見えることもあるんだわぁ~とこの時感動したのだ。

このまま、宇宙に行くのか 行ってらっしゃい・・・って、でも機体の後ろからの雲

がらせんを描き出している、ようにも見える。なんかクルクル回ってない?と

おばあちゃんに言うと、「うん、なんか動きがおかしいのぅ」この日は雲も多くて

カイロスがその雲の近くに行くと 雲が彩雲になったので 太陽光線の関係かな、

彩雲めったに見ないけど・・・ロケット自体がだんだん小さくなり、私の目から

見える範囲はここまでかな、でもなんからせんも続いてるし、まさか中断って、

このこと?え、でも飛び続けてるのは 爆破したの?よくわからない事態に、

海上で爆破なら 被害も環境的にはあるけど、過疎とはいえ串本の町や私の住むあた

りで爆破されたら、破片が落ちてこない?あの彩雲だと思ったのも 燃料が飛び散り

気化したりしたものが反射して・・・って。思いながらも写メを慌てて撮ったけど

多くの雲の上に細くたなびく ロケットの航跡をとらえたものでした。飛んでくると

わかっていたら、心の準備もできたものを。でもまさか 飛行中断したせいで

想定外のこちらに飛んできたのだとしたら、あらまぁ、どうもこうもできないなぁ

 

 

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見てしまった!

2024-12-06 06:30:30 | 我が家

先週からぼつぼつと草刈りを始めた。よそ様はもう幾度も刈っているのに、我が家は

春過ぎに始めて、こげの介護がはじまり それで私が腰を痛め 初夏から猛暑・酷暑

で草刈りもはばかれるような日照で、ずるずると刈らずできた。平日は私が刈ること

しかできないので、遅れは四倍くらいだ。もう12月になろうかという時なので、今年

中は、なんとかよそ様の家の前は刈っておかないと お正月はうっとおしいだろうか

らと思うのだけど。土曜日の朝 7時半ごろから 草刈り機のエンジン音が聞こえてき

た。どこのだれが私をせかすような 無礼な奴や!と思いながら母屋の窓からみると

お隣の休耕田から音がするし 男の人の姿も見える。お隣は 子供のところに行って

しまい、ここ数年はシルバー人材センターのひとに依頼して年に二度草を刈ってもら

っているけど、茂りに茂ったすすきの穂から種が飛んでしまってからの草刈りだった

り、その種が我が家に集中して舞い込んでくるので、できれば穂が出る前に刈ってく

れたらいいけどな・・・と去年までは思ったけど、今年はうちだって秋の草を刈れず

にいたから、迷惑をかけてしまっているから 人様を責めるのもなぁ・・・

で、シルバーさんはお隣の庭先から畑、お墓周辺、休耕田と5人がかりで刈りまくって

いた。家から少し離れた町道横に建てられた車庫の周辺も依頼されたようで草を刈っ

て、お昼過ぎに私たちがさぁ草刈りに出ようとしたころ、仕事を終えて帰っていっ

た。シルバーさんのプロの仕事はすごいなぁ、きれいに刈って 刈った草木も休耕田

の中に落とし込み片付けている・・と思ったのだけど、町道横の車庫まで来て

「なんで!その草はお隣の草だろうが!自分が刈ったのだから ちゃんと捨てるとこ

まで持って行けよ」とおとうさんと私は憤慨したのだ。というのも お隣の車庫前に

は、茂ったススキが何株もありその下はお隣のたんぼで、田んぼに土をいれて埋め立

ているのだけどその田んぼの部分が少し残り、うちの田んぼとあぜ道をはさんで隣あ

っている。埋め立てた土が斜面として壁のようになっているけど 当然そこにもスス

キが生い茂り、その背丈は二メートルくらいあるので、うちの田んぼに先に刈り落さ

れると、私たちが刈るときに刈られた草をお隣の田んぼに運び入れてからしか刈れな

い。そういうことが二、三度あるのだけどそういうことはお隣の人は知らないし、

もちろん依頼されてきたシルバーさんは、どこからどこまでが依頼主のものか、

依頼主が子供世代なら知る由もないのだ・・たんぼを手伝ってもいないのだから。

シルバーさんは町道横の埋め立てに生えたススキは見事に刈って埋め立てたススキ畑

に熊手でかきいれてすっぱりきれいに仕事をされていたのだけど、車庫裏に生えたス

スキの数株を刈ってそのままうちの田んぼに刈り落したまま放置していたのだ。その

適当な仕事を見てしまったのだ。もしかしたら、熊手できれいにかきいれたシルバー

さんと、もう一人のシルバーさん二人組だったのかも、車庫裏担当した人が適当な人

で作業がしんどくなったのか、ここはこのままでも誰も気がつかないやろ、とか下の

休耕田も茂っていて刈りにも来そうにないから、捨て入れても気がつかない・・って

ことだと思う。そんなことで仕事料を頂くって。。。私たちは 自分たちの草刈りを

終えた後、その適当な仕事で放りこまれたススキを片付けることを余儀なくされたの

だ。まず、埋め立てられた斜面2メートル以上のところの刈り倒したススキ、これも

草丈2メートルはあるのを埋め立てたところから私が引き上げて 平地に放り込んで

いたけど、下にあるのを上まで熊手で引き上げるのがしんどくなり(それもそのはず

自分ちの仕事を終えたあとによその仕事をしてるのだから)、おとうさんに斜面途中

までススキを上げてもらって それを上から私が引き上げ平地に放り込む・・・こと

で乗り切ったけど、「これって私らも3000円分くらい貰いたいよね」と言っていた(笑)。

 

久々の草刈りで疲れてきてはいるのだけど、こげの早朝目覚まし時計のように決まっ

て鳴いて起こされる。こげの世話をして離れに戻ってお弁当やら 朝食を

作って食べて、洗濯を始める。今の時期は 月もなく 星がきれいに見える。頭上に

はきれいな星空で じっと見ていると 静かに動いている人工衛星が、夜間飛行の

飛行機と高度は違うけど 交差するように見える。そういう 一人で星空を見る時間

がとても冷たい空気と目がさえてくるようで好きなのだが、3日の朝もそうだった。

ひとつの人工衛星をみつけて、その進む姿をみて頭上を通り過ぎた後目線を最初、

衛星を見つけたあたりに戻すと、またやってきた。高度が違うのかな、それを見送り

また見るとまた同じように飛んでくる。「三つ目?なんで」思う間もなく四つ目が

見えてきたので、こちらも奇妙な、気持ち悪い感じになり四つ目を見ていたら、先の

三つとは少し違う方向に外れて行ったので あぁ気のせいか・・・と振り向き、

元のところを見たら 五つ目が飛んでくるのだ。え?なにこれ、私の視野の1メート

ル幅くらいで飛んでくるのだ。寝ぼけてもいないのに。人間、自分が思ってもいない

展開に出くわすと、それがなにか不安でしようがない、そんな気持ちになるのだと

その時痛感したのです。

もしや、ユーホー・・・UFOか?それともかの国かどこかが軍事目的で何か打ち上げ

たやつが 私の頭上を飛んでいるのか?いったいいくつ飛んでくるんだろう?と

気になり 数え始めた。五つまで数えていたのだから、と、六つ、七つ、八つ・・・

ありえんだろう・・・九つ、十・・・まだ?まだ飛んでくるのか?同じような間隔で

同じような方向から次々と・・・。私一人がこんな得体のしれないものを見ていて、

見続けていていいものだろうか、そのうち上空からスポットライトのように照らされ

飛んできた宇宙船に吸い込まれてしまう?完全にSF映画か、ドラマ Xファイルみたい

だ・・・その時、一瞬、人工衛星かなにかわからないものを目で数えながら、記憶の

どこかが開いたような、「あ、なんか こんな連なって何かが宇宙空間を飛ぶって

新聞記事をだいぶ前読んだような、見たような・・・」そういう意識がでたのだ。

頭上を飛んでいるものは、相変わらず飛んできてはお宮さんのある方向の空に飛んで

いく、私は数え続け、二十一まできて、次が来ないのを確認した。最初見つけてから

5分以上は外に突っ立って、首が痛くなるまで見上げていたのだ。それにしても

二十一なんて、中途半端な数だなぁ、なにだったんだろ、あとでスマホ検索して調べ

よう・・・。スマホで「人工衛星、繋がって見える」で調べると、あぁ、やっぱり

そういうものが宇宙を飛んでいるのだと今はやりのAIという文字付の解説がいくつも

出てくる。読み上げ機能か?そんなんじゃなく目で読みたいのだ・・・とAIがついて

いないものを探し、出てきたものを目にして「うっそー!」私は こんな田舎にいな

がら いま世界を賑わせている次期アメリカ大統領になるひとの 政権下に参加する

あの大金持ちのイーロン・マスク氏のスペースX社が提供する人工衛星で スターリン

ク衛星というもので、だいたい 50~60基(機?)を宇宙に放出して それらが

連なって宇宙を飛んでいるのだ・・・見ようによっては 銀河鉄道とか・・。でも

たまたま、この私が偶然見上げた12月3日の早朝の夜空に 危ういイーロンさんの

会社の物体が 日本の上空を飛んでいたなんて・・・でも 日本で見られることも

予測されていたそうで、なんか見てしまったけど なんか、以来夕方から早朝に

空ばかり見上げてしまって(笑)、でも それ以降、久々のISS宇宙ステーションきぼ

うも見つけて 手を振ったのだが・・・静かに一人で飛んでいる人工衛星がどんな

情報を、どの国の機関に送信しているのか 思えば思うほど人のために、地球のため

に良いことならば活用の意味もあるけど、戦争や一国の利益のためだけの宇宙活用な

ら、どこまで人間は恐ろしいものだなぁ・・と思ったのでした。ちなみに 今月

14日に串本町から打ち上げ予定のカイロスには 仏像も積んでいるとか・・・

無事に今回は成功できるといいんですが・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

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