こげの耳に★ねんぶつ★

たわいない日々の思うことと愛犬こげと花が咲いていたら花の写真など

ココナッツを育てる ③

2012-09-28 05:30:00 | 我が家
   
               9月11日

まだまだ夏のような日ざしが続き スダレ越しで日光浴をしています。思ったより簡単

に芽が出たので、「これなら秋も乗りきれそうやん。そうなると冬支度を考えないとい

けないわ~」と凹さんは、ネットでココナッツの冬の育て方を探していました。でも、

暖かい室内でというとても曖昧なものが多く、そんな都会の密封されたマンションでは

なく、日本家屋のそれも築年数なら耐震構造に問題有り!のレッテルを貼られる、すき

ま風も入る、暖房を切ったら一気に10度以下になるこの室内、なんとか手を打たない

と大変です。どうやら簡単な方法でいけそうな・・・電気あんかを入れてそれを密室に

してココナッツに湿度を与えたらいいような、漠然とイメージがわいてきました。

それでだめなら一晩じゅうホット・カーペットのうえに座らせてビニール袋をかぶせて

おく・・・というのもありかもね。

   

この芽から葉っぱとなるようです。幾重にも切れ込みが入っているので、もしやシュロ

の葉っぱみたいにものになるのか?ワクワクドキドキです。嬉しくなって、ココナッツ

を手にしてみたら中から「チャポチャポ」と音がします。これは、なかにあるのは

「ココナッツジュース」なるものなのでしょうか?どんな味か?白くユタユタしたよう

な液体なんだろうなぁ・・・褐色の肌のおねーさんが髪に花を挿して、ココナッツの実

に差したストローでジュースを飲んでいる・・そんな南国の風景が浮かんできます。

こんなに小さかったのに・・・と、優雅に南の海を想像していたんだけど、「え!でも

もしやこれは中身が腐ってんじゃない?」と思ったのです。思ったら最後、今度は

実の中が腐敗臭いっぱいで果実と思われる部分が茶色く崩れて、私が揺するたびにそれ

が中で崩れ落ちていくように思えてきました。これは揺すったら腐敗を促進し、殻が

腐るのを早め、腐敗臭とともに腐敗物が外にじょじょじょ・・・と出てきそう。
 
 よく判らない植物を育てるのは、とてもスリリングだわ~   

     



  
9/13  


前回から2日後、嬉しい気持ちのまままた手にして揺らしてみました。「え!うそ!」

なんとあのチャポチャポ音がしません。どうしたんでしょう?この間揺らしたのが災い

したのか?水も切らさずちゃんと管理いていたのに・・・。これはしばらく様子をみた

ほうがいいかもしれません。

   
                 9/27 成長してきた

二週間、この頃は夜は虫の音も爽やかで、夜間の気温もぐっと下がって寝冷えの注意も

必要なくらいです。朝方は20度近くに下がっています。日ざしも真夏のような長時間

スダレ小屋にあたることもなく、朝の2時間ほどで太陽が真上にきてしまいその後、ず

っと陰っています。それで 二、三日前から直射日光を当てています。それが、また

結果的に悪くなってしまいました。先端部の葉も、分かれはじめ今年の夏はこの状態で

終わるのかもしれません。30メートルなんて、南国なら年中日ざしにあたって成長

するんだと思ったのでした。それが、やはり熱帯ではない温帯の日本の和歌山県では

このくらいの成長なんでしょう。。。

   

 この日も朝から、外に出して(前日も暑い日差しでした)久々に実を手にしてみたの

です。「あれ?心なしか軽くね?」と思って受け皿をくるっと回してみて「なんなん

なん?」と声が出てしまったのだ。そこには 少し早いハローウィンのカボチャの顔の

ような 口が・・・唖然・・こちらも 口が開いたまんまです。

   
                さ、裂けてる・・・

真横に裂けたうえ、よく見たら真ん中あたりが縦にも細く筋が入っています。

「これは失敗したのか?」焦って長男君に写メを撮り、状況を知らせたけど「わからん

」という返事。何がわからんのだ・・・こうして口を開けたみたいになってるやん。

その口から中を覗くと、白い実のようなものが見えた。きっと「実」の部分なんだろう

これは乾燥しすぎたからか?シイの実が地面に落ちて裂け目から、中の実が見える・・

そんな感じだ。だとしたら これはもうここで終わった!ということなのか・・・

私の冬越し計画も実践せずに終わるということなのか・・・・

 やはり、育てるのは無理だったのか・・・・


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いただきました! ②

2012-09-26 05:30:00 | 我が家
ぼんくらさんは、なぜか私にいろんなものを渡すときはいつも申し訳なさそうな顔を

しています。でも、いただくものは申し訳ないものではありません。いいものだったり

とても美味しいものだったり、珍しいものだったりがほとんどです。この年頃のおばち

ゃんが喜びそうなものをくださるのです。きっと、お友達の女性陣にはすこぶる人気が

あるのではないかと思います。いただいた順序が違った気がしますが、まずは「四国み

やげ」と小さな紙袋に入れられたものを渡してきました。手触りで「キーホルダーか

な?」と思ったのですが、最近はキーホルダーってあまりないですよね、「携帯スト

ラップ」というものが出回って、昔のようなキーホルダーをあまり見かけません。あっ

ても、非常に力のいるドライバーを差し込んで広げないとはめられないものばかり。

開けてみたら、ぼんくらさんが何故これを選んだのか、少し悩みましたよ。


   

置き方で≪赤い犬≫のように見えたでしょう?じつは≪赤とうがらし≫なのです。

それもプラスチックでなくガラスのようなものです。赤とうがらしが20本以上ついた

ストラップ?ではありません。形態はストラップだけど携帯ストラップに使おうとして

も携帯の穴に入らないくらい軸紐が太い!私はとても気にいったのに携帯につけられな

いのがとても残念!!「どこかにつけられんかなぁ」と手に握って家の中、家の外を

歩き回っていたところ、「そうや!ここや」と思いついたのでした。

   

そう、車のなか。ぶら下げたらとても青い空に映えるような赤だと思いません?

じゃらじゃらと音がするけど、とてもきれいです・・・が、なんで≪赤とうがらし≫?

おばあちゃんも≪とうがらし≫が流行ってるのか?「おまえのイメージがとうがらし

なんじゃないか」とまで言います。書くことが過激?まぁ対人々には過激だけど、思う

ことも書けないならブログをとうの昔にやめていたわ。この場所には≪冬ソナ≫の

ポラリス(星)のストラップと私の名前が彫られたネックレスとがぶら下げられてい

ました。ネックレスは外しポラリスはサンバイザーにひっかけました。



ぼんくらさんは今度は愛車の後方ドアを開けて箱の中から何やら取り出しています。

今度のもくれるのか?どうしてじゃ?なんでじゃ?と間寛平のように言ってしまいま

す。がさごそと「はい、これは九州のうどん。おいしいよ。今度は九州旅行のときの

ものでしょうか。≪五島手延べうどん≫と≪あごだし≫あごとはトビウオでしょうか

イラストがトビウオだわ。前にテレビで五島うどんは美味しいってのを見たことがある

から楽しみやなぁ~。「熱いのも冷やしも美味しいと思うよ」というので、翌日に

作ったんだよ~冷やしで。冷やしだとだしスープが薄いような気がしたけど、うどんは

ほんと、美味しかった。ちなみに写真の右側の≪紀代ちゃん≫のほうを食べました。こ

ちらが二人前となっていたのでね。ぼんくらさんは ピエトロのドレッシングを私に

渡して「これはN田くんの子供が、この会社に勤めててうちに貰ったけど、賞味期限が

近いから食べたって」と言います。私はN田くんという人は直接は知りませんが、ぼん

くらさんの友人でぼんくらさんのブログによく登場する、豪快な感じの人と思っている

のです。ピエトロのドレッシングはとても美味しいし、もう一本のスパドレと書かれた

のもどうやらスパゲティーと和えるもののようで、こちらも楽しみです。カルボナーラ

は、私はチーズが苦手なのでおとうさんに食べてもらうことにして、初めて見る

ピエトロスープも、長袖を着るころに食べましょう。



 こんなにたくさんもらった翌日、買い物をして家に帰りかけた時携帯に、美味しい

パンが届いたので取りに来ませんか?とまたまた、ぼんくらさんから。ぼんくらさん

はパンにもなかなかうるさそうだから、そんな人が美味しいというのなら本当に美味し

いのだろうと、「コメリに行きます」と返信すると「15分くらい待ってください」

と返信が。家からやってくると思っていたのかな、珍しく私達のほうが先に到着して

しまいました。ぼんくらさんはこのとき、別邸から徒歩でやってきたので驚きました

が、別邸からなら徒歩でもこれる距離でしたね。



メールには「神戸の美味しいパン」とあったので ぼんくらさんを待つ間に神戸に住む

長男君に「神戸で美味しいパンって?」とメールを打ったけど、その返事は今も返って

きません。ぼんくらさんの話では お取り寄せしたのかちょうどやって来た子供さんが

持ってきてくれたのか・・・。渡されたパンは密封されてはいるけどその柔らかさと側

の硬さが美味しいって思われます。ぼんくらさんはカットするパン切り包丁を持ってき

てないというので、目の前のホームセンター・コメリで買ったら?と言ったらそのため

に買うなんてしないっていってた。そりゃそうだわ、ふつうの包丁でも切ろうと思えば

切れるし、なければ千切ろうとも、かじろうともできますもんね。

 丁寧に≪地蔵家≫の食パン一筋のこだわりや、原材料一つ一つの説明が書かれたパン

フが入っていました。カットのしかたの紙も。食パンに押された焼き印がかわいいやん

帰ってさっそく5枚切りくらいの厚さに切ってみましたが、中の生地が美味しそうなの

で心もち厚くしました。そして朝食の楽しみにして、冷凍庫に入れておきました。

後日、このパンめちゃくちゃ美味しかったのです。おばあちゃんにも一枚食べてもらっ

たけど、「ふわっとして中からパンの匂いがすごくしたわ」と言っていました。

私もあまりの美味しさにネットで注文しようと調べたら、すごく先の予約になるので

次にします。この大きさでこの値段なら、何かのお礼に差し上げても喜ばれるわね。

欲しい時すぐに届かないのが残念だけど、それがまた人気の出る証拠やね。

 昔から外国人が多い神戸、パンの歴史も古いし舌の肥えた人も多いから美味しいパン

はたくさんあるのね~。何年か前の【昔乙女の会 同窓会】のときも川西に住む友人が

神戸にパンを買いに来るって言ってたから「パンごときで神戸まで」と思ったけど、

その意味わかるなと思ったのでした。ぼんくらさん、いつもありがとう、そして、すみ

ません。こんなにしてもらって どうしていいやら・・・・

 


ぼんくらさんが「そうそう映画を観たんや、「踊る大捜査線。あなたの小栗が出てる

やつ」「え~観たんですか。まだ観てないから・・どうでした?」「すごく悪い人みた

いやで」「うそ~」あぁもうそれ以上は言わないで。会う前にテレビで前作を観ていた

ので、だいたいの小栗の立ち位置がわかっていたから、「踊る」がファイナルでも

柳葉のような役になり、別の主人公が出てくるのかなぁと私に都合のいい想像をしてた

から・・・。まぁ役者ってのは悪役もできなきゃあかんもの。佐藤浩市だって大沢たか

おだってきっちり悪役やるものね。
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いただきました! ①

2012-09-24 05:30:00 | 我が家
先々週ですが、ぼんくらさんが来姫しているとメールがあり「傘も忘れず持ってきてい

ます」と書かれていたので、わたくしごときのためにわざわざ傘を探して、買ってまで

くれたので何か申し訳ない・・・とはいえ 何もお返しできるようなものも用意できな

くて。あるというのは生協の読本に書かれていた『あなたの町にも戦跡が 串本町』と

いう記事のコピーしかありませんでした。そこには以前、ぼんくらさんがブログ記事に

していた潮岬の軍事基地関連で、詳しく調べられなかった事柄が記載されていたもので

「こんなもの、読み物としてボツかもしれないけど」ととっておいたもので、巻き物だ

と伸ばすのが手間だときいたのでそのまま袋詰めにしているもの。

 いつものコメリの駐車場で会うことに。おとうさんも久しぶりにぼんくらさんと会い

ます。「傘を盗られた私に 新しい傘を進呈してくれるんやて~」・・・今度は盗られ

たり失くしたりしないようにしなくちゃね。

 ぼんくらさんは串本で乗りまわす愛車でやってきました。おとうさんはその車に対面

するのは初めてなので「こっちで乗るぼんくらさんの愛車なんやで。でも愛車っていう

とぼんくらさんは じつは気にいってないから嫌なんやて」と一応説明していたら、

ぼんくらさんが「はい」と傘を差し出してくれました・・・が、思った以上にしっかり

した傘なのか、重い・・・って二本入ってるやん、袋には。「え~二本も~」とこれで

は コピー二枚ではつりあうものではないやん・・・ぼんくらさんは「一本はどこか

のブランドやけど、もう一本はそうじゃない」とかそんな事を言ってたように思います

いつも行くスポーツ関連のお店のバーゲンで買ったとか前に聞いた気がするので、

てっきりアディダスとかアンボロみたいなところのかな、盗られた傘は

オークワで買ったルコック?みたいな三本いくらのものだったから、ますます

恐縮です!冷や汗も流れる・・・。そんな私を尻目にぼんくらさんは 車の荷台から

次々といろんなものを出してきます。

   
           左がイヴ・サンローラン 右が無名みたいです

ブランド品ってサンローラン!どうりでしっくりとしたドット柄。私のこの間買った

399円の傘とは全然ちゃうやん・・・。右の赤い傘も赤色が大人っぽい赤だし、裾の

配色が違っているうえ、なんと骨が16本のしっかり、頑丈な作りの傘です。これは

高いよぅ・・二本とも。盗られても自分のだと判る、証明できるように『ぼんくら』

と、どこかに記入しておきましょうか・・・

   

ぼんくらさんがニヤニヤしながら出してきたのが これでした↓

   
            阪神 金本の引退を報じた号外

思わず「え、大阪の街中で貰ったん?」と聞いてしまいました。だってニュースで

配っているのを見たもん。「いや球場で配ってるから、なんや貰ったら号外やった」

「うわぁ ここに(串本)おったら手に入らんもんやわぁ。これもくれる・・ん?」

「あげる」ぼんくらさんに貰ったのはいいけど、球場に見に行ったのが巨人戦だったと

気がついたのは家に帰って、まじまじとみてから。わざわざ阪神の公式ファンクラブの

会員募集のチラシまで。でもさぁ いろんな特典付いててもこっからじゃ あんまり

恩恵も受けられないわぁ。それにしても 黄色地に黒文字って、注意喚起色やね。

     

ついに決断も、少し遅かったかな・・会見はたしかに思いも伝わったけど。今後はど

うするのか・・やはり、広島に戻っちゃうのかな・・・

   
                号外の裏  

2000本安打(2008年)の時は、ほっそりしていたのね。あんまり鍛えすぎたの

も無理が祟ったのかも。とはいえ、私のなかでは 今年の早い段階で「今年は終わった

」状態だったし、いまやもう大巨人軍様の天下ですからね。ぼんくらさんのお友達の

なかにきっと古くからの巨人ファンがいるのでしょう。さぞや今年は美味しい晩酌の

日々が続いたことでしょう。デイリー紙は「-」を「~」と阪神が勝った日には表記を

替えているから、阪神ファン御用達のスポーツ紙だと思っていたけど、スポニチも

そうなんやね、スポーツ紙って買わないからよく判らないけど。報知は論外ね、私には

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一気に

2012-09-21 05:30:00 | 我が家
一昨日の夜は気温がさがったので 昼間も空気が乾燥して過ごしやすい・・・はずが

暑い。暑いと言っても真夏とは全然違うけどね。

 気温が下がると虫もその寿命を終えるものが続出。やせ衰えたシャクちゃんもそうだ

けど、この間はおじいちゃんが、おじいちゃんもそろそろ老境に入ったのか、いや

「老境」にはもう入っていたけどこんなこと言いだすことはなかったのに・・・

秋はたそがれ、人間もたそがれていくのか・・・と思ったのでした。

「こんなんがあってんけど」とおじいちゃんが母屋から運んできたのは、チラシの上に

乗せた どうでもいいようなアゲハ蝶の死骸。私にはどうでもいいように見えるのだけ

ど、年老いていくおじいちゃんにはそれが哀れと映ったのかもしれません。しかし、

ふだんはエラっそうなので、私はまだまだ人間形成ができていないのか子供という未熟

さで「アゲハ蝶やね。なに?」とぶっきらぼうに返事をしたら「写真に撮るかえなぁ

と思って持ってきたんやけど」と言います。珍しい・・・なとチラリと思い、これは

ボケてゆく姿なのかな?とか「それでも私がそこここにあるものを写真に撮っている

ことは覚えているんや」とも思い、「ありがとね、写真撮っておくわ」と答えたのでし

た。

   
              オナガアゲハ

このままだと生きているように見えます。羽や体がきれいなままなので敵に襲われたと

いうのでなく、またアリにもかじられてないので寿命で死んで、おじいちゃんに発見し

てもらった・・ということでしょう。前の日に鉢植えのユズの葉の裏に丁寧に卵を

産みつけていた蝶と似ているなぁと思いました。蝶は葉の裏にたくさん産むのかと思っ

たけど、一枚の裏に二粒三粒、産み付けてまた違う葉っぱに産んでいました。一つでも

多く子孫を残したい行動かもしれません。

   
              オナガアゲハの裏

さて、この死骸どうしようか・・・お墓を作ってあげるほど私も子供ではないので

次はアリのために少し離れた草の上にそっと置いておきました。


死んでいたアゲハ蝶を持ってきた・・とおばあちゃんに言ったら「それは前の晩に

飛びまわっていた蝶やな」と言い深く感傷はなさそうです。おじいちゃんはこの間

「あの風に乗って飛んでいるススキはなんというたか?」といきなり聞いてきたので

「飛んでる何?」とあたりを見回したら私の目にはススキの穂花が飛んでいるのしか

見えません。「あれは綿毛(ススキの)違うの?」と言ったら「綿毛?」とその綿毛と

いうものがわからない、思い出せないような遠い目をしたので、「俳句の季語の本に

載ってない?」と尋ねたら「俳句の本で探すけどわからんのや」とえらく寂しそうに

答えます。「あとで調べてみるわ」と返事をしたけど、俳句を作るおじいちゃんが

綿毛も思いだせないようになったなら、これはもういよいよマークしておかないと危な

いかもしれません。昔のことはしっかり、良く判ってるけど・・という状態からまた

一歩前進したのか、言葉の意味の理解にすごく時間がかかるようになった・・と、

相方を勤めるおばあちゃんもよく言っています。私も「あれはススキの綿毛といわず

枯れ尾花の尾花やったはず」と歳時記をめくって確認したら、やはり尾花だった。

そのあと、「あれは尾花、ススキの尾花じゃない?」と言いにいくと「あ~、あ、尾花

尾花か・・」と返事はするけど、本人は「いやもっと別の言い方したはず」みたいな

目をしていたので、私の答えは答えになっていなかったのか・・・と頭を抱えたのでし

た。一気に空気がかわると、生きているものも哀愁を覚えるきょうこの頃だなぁ~
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侵入者

2012-09-19 05:30:00 | 我が家
9月のある夜の出来事、11時を回った頃だったかこげが母屋でけたたましく吠えてい

ました。しつこくしつこく吠えているので、いくら田舎でもご近所もあるし吠えっぱな

しにしていたら 苦情も来るかもしれません。それにここ何日か家の周りにはイノシシ

が出没し、休耕田を掘り返しているので、まさかうちの塀の向こうにそれらが立ってい

たり、掘り返している鼻息が聞こえているのかもしれないと 懐中電灯を手に母屋に

行きました。こういうときのこげは加勢があると 一気に強気になって一段と声を大き

くするのです。こげは母屋の庭にある古い柿の木に向かって吠えています。そして、

母屋からもおばあちゃんという助っ人も出てきています。「なにか、おるのかトイレに

起きたらこげが柿の木に向かって吠えているんや、電池で照らしたら「フィーフィー

って声がする」と言います。たしかに暗闇のなかでガサガサと音もするし、その音に

反応してこげがあっちに走り、こっちに走り、柿の木の元に行きたがりますが、柿の木

の下には おばあちゃんが大事に育てているエビネ蘭数十鉢があるので、こげが入らな

いように庭にもメッシュ網の柵を施しています。私も電池で照らすと 柿の木の股に

なったところに下から小さいものがスルスルッと上がって来て、光から逃げるように

動きまわっています。「なにか!なにかおる。え~これはなに?」とこの時、手にカメ

ラを持ってこなかったのが残念なんだけど、股のところでウロチョロしているのはどう

みても、タヌキやアナグマ、野良猫ではないのです。大きさは イタチより一回り大き

いし、色もきれいなライトブラウンではありません。こげは吠えて、人間が両サイドか

ら照らすので、今度は「シィーシィー」と声を替えました。同時にシッポが膨らみ

こっちをキッと見た顔の可愛らしいこと。私はシマリスが好きだけど、そんな感じの

もっと耳が大きく、あとで気がついたフェレットみたいな・・・。それはとうとう、

一か八かの賭けに出たのか、股からススッと降りて、辺りにある板やら金物やらを

踏みながら、離れのほうに逃げ散って行きました。「あれはイタチやないな。大きい

し」とおばあちゃんは言い、こげは音がしたところに行きたがりクンクン嗅ぎまわって

います。「明日、調べてみるわ」と言い残し離れに戻ったのですが・・・

   
              翌日の柿の木の股

この柿の木、今年も実をつけそれを狙って、まだ実が青いのにサル、小鳥、ハチがやっ

てきます。つついたりするとそこから熟して、腐って落果、落ちた柿に夜な夜な小動物

がやってくる・・・、こげは夜中にその気配を感じ取って吠えるのです。あれはイタチ

なのか?イタチならこげには到底捕まえられないとおばあちゃんは言うし、まぁ木の上

に逃げられたら 私達だって捕まえられません。ずっと前に見たのは、ムササビのよう

にパッと飛んで行った姿の小動物で、思いもよらないものが家の周りにいるのかもしれ

ません。ネットでイタチの仲間を検索すると、それらしき『チョウセンイタチ』という

のが出てきました。名前がなんですが『タイリクイタチ』とも言われるそうで、これも

戦中戦後の毛皮をとるためとか、ネズミ駆除とかで入ってきたもののようです。まさか

海を泳いでは来ませんから、船荷に混ざりこんで繁殖したのかもしれません。可愛い顔

してるのに、和歌山県では旧日置川町やすさみ町の山間部で確認されているらしく、

そこから南下を確認してないって、ずいぶん前の研究発表があったようだけど南下も

ありかもしれません。

   
          久々のこげ こうして見張ってるつもり(日中の図)


この日以来、チョウセンイタチっぽい動物は姿も見せなくなったのですが一昨日の夜、

そう遅くない時間帯に柿を食べに来たらしく、またおばあちゃんとこげの三者でひと

もんちゃくあったそうです。野生の生き物には ダニやノミがあるし変な病気に感染し

てるかもしれないので生活圏内に踏み込んできてはほしくないですね・・・
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怒り心頭の草刈り

2012-09-17 05:30:00 | 我が家
やっと8月も終わって、太陽光線も心なしかゆるくなったかな?と思われるようになり

ここらでひと汗かかねば!とこげグランドの草刈りを始めました。それは9月の初めで

したか・・・いや、それより少し前にもそう思ったんだけど私の好機には、例の人々も

稲刈りを始めたので、顔を合わすのも嫌なのでこちらが稲刈りが済むのを待ってあげた

のだ。まぁやっと「稲を刈ろう」ということになってホッとしたのも事実で、貸した

もう一枚のたんぼは昨年同様、イノシシとシカに荒らされているので今年も収穫はない

だろうと誰が見ても思う状態で、借り手は「知ってる人にこれだと来年もまた入られ

る」と言われたとおばあちゃんに言っていたそうだ。友人と二人で作ると言ったのに

どちらも変な仲間同伴で、植えたらそれっきり。苗が育ちだしシカが入ってから柵で

囲い、それを破ってイノシシが入って網を破ろうが杭が倒れて苗にのしかかっていよ

うが、毎朝その横を通っていながら修繕も打ち直しも、次の被害にあってから。。。

と、稲を作る、耕作をするという申し出とちぐはぐな行いに呆れて、口があんぐりだ

わよ。人に借りたものなど、どうでもよろしいという考えのようで一体、何をたくら

んでいるのか勘ぐりたくもなります。これも自然農法やIターン農業従事者流なら

休耕田も放置しておいてもオッケーでしょう。受け入れろと県や国の施策はいうけど

その実態がどんなものか知らないのでしょうね。ほんと、見ず知らずの人にたんぼを

貸すということは、こちらのストレスがたまってしかたありません。

 前日に稲刈りを終えて、刈った稲を別の場所に持っていったのでたんぼには秋の風景

の稲を干したようなものはありません。このたんぼは 一応稲穂も首を垂らし黄金色と

は言いませんが、色づきました。でも途中で 水田のなかにヒエが稲より高く育ち、

それがまるで稲の株と張り合うくらい育ちだしたのです。というのも 田植えの時期に

稲苗が足らなくて、ヒエを植えましたとおばあちゃんに言ったのです。まさに「ヒェ~

」です。ヒエって、田植えがすんでからたんぼに出てきたら引いてまわる、田の草(雑

草)です。そりゃ、自然食でご飯に混ぜて炊く雑穀米もありますがどこでどんなヒエの

苗を作ったのか知りませんが、我が家が稲作をしている頃は一枚のたんぼにそうそう

ヒエを大きく育てたりしませんでした。苗の小さいうちにおばあちゃんがたんぼに入っ

て引いたし、穂をつけだしたら穂の部分だけでも鎌で刈り、稲刈りの時にはいっしょに

刈ってしまわないようにしました。種をたんぼに落とすと翌年に、また生えてくるから

それくらいは私でもわかります。米粒よりも小さいヒエの実を、収穫なんてしません。

 「ヒエは食べられますか?」とその人の旦那がおばあちゃんに聞いたので「昔は食べ

たというけど」というと「百歳の人が昔、食べた」と言ったというので「そのヒエと

また違うヒエじゃないかな(たんぼに植えたのは)」と答えたらしいけど。でも

あまりにヒエが目立つのが恥ずかしくなったのか、食用にするのをやめたのかある日

たんぼでヒエの株だけを鎌で刈っていました。「やっと 事の重大さに気がついたの

か」と喜んでいたのですが、帰ったあとを見て、唖然。稲株と稲株のあいだに刈った

ヒエの束を寝かして置いたまま、たんぼには当然水も張っている。水を切ってこのヒエ

が乾燥し、種をたんぼに落としうちのたんぼをヒエ田化するのか?ヒエ束はたんぼの中

のあちらこちらに置かれ、どうするのかと稲刈りを待っていたら、機械で刈らずに

怪しい友人数人を連れて、手に手に鎌を持って刈りだしていました。ところが、ヒエの

束をそのままにして、残りはたんぼの畔に放置したまま帰っていました。私達の常識を

覆す行動にはまったく 契約書など太刀討ちできません。普通なら「こんな状態にして

おくのは無償で貸してくれた貸主に失礼だし」と思うやろ!!

   
                  刈ったままで放置されたヒエ

写真のヒエの上に置かれた杭は、もちろんおじいちゃんたちが使っていいですよ、と

好意で提供したもの。雨ざらしのまま置かれてます。この人々は道具を片付けるという

事をしてはいけないらしく、他にも田の草の根を押しながら切っていくものや、耕運機

も畔に放置。ペットボトルに炭を入れて飲用にしているのか、水が入ったペットボトル

も放置。子供みたいですね。物を使ったら後片づけもしなさいよ、と躾けられなかった

うえ、教育を受けたであろう時期にもそんな教師がいなかったのか、本人が無視してい

たのか・・・・。

   
          稲刈り後 私らが作っていた頃より水草が多いみたい

こんだけ水草が多いと、土の酸素も稲よりこっちに吸われそうだなや・・・・逆に 酸

素が多く取りこまれるのか?

   
             さてと、草刈りを始めよう

こげグランドも草が伸び放題。入口を立派にし網もネットも張るなと表示したため、

楽々入れる(当然やん)。この日は午前中しか 刈る時間がなかったので刈り残して

しまった。雨が降ると草もしずくがあって、草刈り機に水気が飛んでくるし私にも

飛んでくるのでそれが乾いたときでないと、となると晴天の暑い日になってしまう。

しかたないけどね。のんびりと あの人々と顔を合わさないように。(なんで私が逃げ

腰になってるのか)

   
               一休み

草刈り機にも慣れたので、草刈り機の刃を元々付いていた刃に替えよう。装着は男の手

でやってもらわないと、刈ってる最中外れたら怖いもんね。それとガードも少し下げて

草丈の長いのが巻きつかないようにしないと。

   
              L字型に刈ってこの日は終了

このあと 雨が降ったり私の用事などですんなりと残った部分を刈るというのが、一週間

ほど遅れてしまいました。その間に、貸したもう一枚の獣害にあったたんぼを刈りにく

るのか、気をつけて見ていましたが、横の道路を通ってもたんぼを見るようすもありま

せん。たんぼには水路から自然と水が入るようにしたまま、これではたんぼが水田状態

で、稲刈りもできません。自然農法と言うのは 水は入れっぱなしでスズメも歓迎、害虫

もあり。昔読んだ『カムイ伝』でさえ農民はスズメを村人全員で追い払っていたぞ!

それだけ食物としてのお米の(マンガの時代からしたら、アワやヒエだったろうけど)

大切さがヒシヒシと伝わってきたのだけど、獣害に合ってもそれで野生動物が生き長らえ

るなら、動物愛護の観点から正しいことをした・・・というのかもしれません。

 いよいよ、残った部分を刈りにたんぼに行きました。草丈は前回からまたも成長してい

ました。順調に刈り進んでいったら「ギュギュギュウィ~ン」と草刈り機の刃が回らなく

なり、止まってしまいましたが尋常でない音に、草刈り機の頭を持ち上げたら黒く長い

ものが刃の根元に巻き付いたようにぶら下がっています。「!キャー ヘビを斬ってし

まったんや~。ったく、なんってこったい!どうやって外そうか」冷や汗ものです。

この日、刈りだしたときにはまだ前夜の雨露が 草に残っていてその根元には土がえるが

ピョンピョン飛びだし、カマキリの大きいのがノソノソと這いだしてきてそれを斬らない

ように刃先をよけていたんだけど、ハッと足元を見たら首のない土がえるや」袈裟掛けに

斬られたカエルがひっくり返っていて、その時も私は血の気が引くような感じを覚えたの

でした。だから、今度は小ぶりのヘビだと思いエンジンを止めて近寄ると、それはヘビで

なく、かの人々が張り巡らした獣害ネットの軸の太いロープ、思わず「なんでここにある

んや!」と叫びましたよ。というのはお盆前に刈ったときにはちゃんと刈り草をかき集め

燃やしたので、たんぼにはこのようなものが残っているはずがないのだ。針金や飛んでき

たゴミも、次の草刈りの時には茂って見えないから弾いて危険だから(なにが刃先にあた

り、こっちの体に当たるかわからないやろ)拾ってちゃんと分別して捨てます。だから

私の家の獣害ネットではない(メッシュ網しか張っていない)、人々のネットなのだ。

      
                 危険廃棄物

わかるでしょうか、白い円のなかのオレンジ色の円のなかにある青い軸紐、水色の円の

なかにある細い黄色いネット網。

   

ちょうどL字型に刈った写真の、赤いイノシシ生け取り檻のから見たグランド内の隅に

入れられていたのです。また巻きつけられたら私の脳天も噴火するので、辺りの草を

かき分けたら、軸紐の青いロープ15センチほどの長さで切られたのが二本みつかりま

した。その軸紐の両端は風で引きちぎられた状態ではなく、見事にハサミのような刃物で

スパッとカットされていました。やはり、期待通りだったので先に巻き付いたロープを

グルグル巻きにして、獣害で収穫が無理であろう人々のたんぼに投げ入れておきました。

と書くと、私が意地悪みたいなので「あちら側のものなので丁寧に巻きとって、お返し

しておきました。」ですね。

どうやらお盆前に私がここを刈った後に人々は獣害ネットを張り直したのか、余った

ネットを切って「ここは草刈ってるし、捨ててもいいんじゃない」と放り込まれたと

考えます。おばあちゃんは「風が吹いて、引きちぎれて入ったんじゃない?」といいま

したが、長さにして30センチはあるものが二つも偶然に同じ場所に飛び込むほうが

不自然です。ヘビでなかったにしても一ヶ月の間に伸びた草のなかにあるものを、私が

感知しなければならないってことに、むかつきます。

 こういうストレスを一年間、私は嫌でも受け続けていかなければならないのなら毎月

休耕田の草を刈るほうがずっと 精神衛生上いいのではないかと思う。来年は、こっち

のたんぼを向こうから作りませんと言ってこないのなら、「断固貨さない!」と宣言し

もう一枚も「畔にヒエを放置しない。当然 たんぼのなかにも放置しない」「稲刈り後は

早々に獣害ネットを片付ける」などを契約書に追加しようっと。

   
                 手のひらにマメ

二度目の草刈りで 手のひらにマメができました。一回目はそんなことなかったのに、

きっと軸紐が出てきてから草刈り機を持つ手に力が入ったんでしょうね。余計なことを

してくれたもんだわ~
 


休日に、おとうさんに刃を交換してもらいました。次にたんぼの草をこの刃で刈るのだ

   
大きいほうが草刈り機の付属の刃。装着しているのはコーナンで買った20センチ刃。

               装着しました
   




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ココナッツを育てる ②

2012-09-14 05:30:00 | 我が家
   
                  9/02

この頃は、あまり劇的変化もなく「これで育つのか?」と思いながら朝から夕方まで

何回もスダレをあげて覗いていた。覗きながら「平安時代の御簾の向こうにお座り

になった高貴な奥方にお目通りするみたいな感じね」と苦笑いしてしまう。子供も

こげも大人になった今、成長するのを楽しみにするのが南国からいらした椰子の実って

いうのもおかしなものだが・・・。

   
             9/05先端部に注目!

3日で先端部が伸び出してきたように見えたので、驚きと歓喜。なんとか串本の空気で

も育つのだと一安心やわ~。おばあちゃんが「で、どのくらい大きくなる?」と聞くの

で「外国じゃ30メートルにもなるらしい。」というと目を丸くしていた。どこに植え

変えるとしても この辺の山のなかでは無理だろうし海辺なのか?でも椰子の木も

シュロの木も同じ仲間っぽいやん。シュロの木は山でも植樹されてるし、母屋の庭にも

あるやん、あれもシュロちゃうの?凹さんは頭の中で「リフォームした母屋の庭に立つ

ココナッツの木」をイメージしたけど「あかん!冬の霜には勝てへんなぁ。1メートル

くらいならなんとか霜除けとかできてもそれ以上だと、植物園のような温度管理した

建物じゃないと無理やわ」と結末がなんとなく浮かんできた。

   
               9/07 

二日後、また先端部が伸びている。気のせいではなくて確実に成長したようだね。

このあたりになって、スダレ越しの陽の光りではなく直射日光にしてみた。と言っても

朝の数十分、そのあとは太陽が昇っていくのでまたスダレ越しの日光浴になり、お昼に

は日陰となるけど、いまは気温が夜まで28度近くあるから大丈夫でしょう。椰子の実

は砂浜で 実のなかの栄養で芽吹くのやろな、周りは海水やし・・・前回と同じことを

書くなんざ、私もやばいな・・・。水受け皿の水は切らさないようにやね。

   
                 9/08 んがぁ~伸びた!

一日で伸びたうえ、先端部の基のところに薄茶色の粉のようなものが付いている。付く

というより「粉がふいた」というような感じだ。これは学術的になんか名前があるんだ

ろうけど、凹さんには関係ないね。素直に緑色が濃くなってきたのと、どうやら葉の部

分が形成されつつあるのだということが目でもはっきりと確認されてる!ということ。

   
                 9/08順調みたいだ









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ココナッツを育てる ①

2012-09-12 05:30:00 | 我が家
       
               送られてきたココナッツ

残暑のきびしいころに長男君から「仕入れたココナッツが芽を出したから育ててみない

か?」というメールが送られてきた。「ココナッツ・・・椰子・・・。んなもん育てた

こともないし、育てられるか自信もない。おまけに輸入食材とはいえ勝手に育てていい

ものなのか?」と返信したけど相変わらず、それに対しての返答はなく現物の写メを

送ってもらった。それが冒頭の写メであるのだが・・・

       

たしかに芽が出ているしおまけになんか サトイモのでかいのみたいやん。私の椰子

の実のイメージとは少し違う。もっと茶色っぽくつやつやしたものじゃなかったっけ

まぁ、何でもチャレンジやな・・と神戸から送ってもらうことにした。これから秋、

冬に向かうのに南国の椰子の実が育つかって悩んだら「でも、この辺で一番気候的には

近いんじゃない?」と長男君。ネットで育て方を検索したけど、どうやら南国では地上

30メートルにもなり、そんなに育ちながらも案外簡単にひっくり返るらしい。

昔の歌にある♪名も知らぬ 遠き島より 流れくる椰子の実ひとつ・・・ふ~るさとの

島をは~なれて・・・・って、私は習ったことがない歌なんですけどぉ、これも何かの

縁ですね。段ボールに入れられて神戸より我が家にやってきた、椰子の実は写メのよう

に袋詰めされていた。「結構重いやん」と手にしたらチャポチャポチャポ、と実のなか

から音がする。「え?実のなか、腐りかけてる?」とイメージしたら実全体がフニャ~

と潰れて、手に腐った中身がベチョ~と・・・とはならない。もしかして ココナッツ

ジュースとかにして飲むヤツの液体が中にあるのか?南国では椰子の実の先端を刃物で

切って、ストローさして飲んでる・・。昔、和歌山のマリーナシティに行ったときに

そんなお店があって、「あれ、飲みたい」と言ったんだけどおとうさんが買ってくれな

かったことを思い出した。その時、あのカラになった殻はどうするんだろ?と素朴に

思ったもんだ。椰子の実=ヤシの実洗剤のイメージもある。あれは手が荒れないから

いいんだけど、容器から垂れるのよね。生協の洗濯洗剤もパームヤシから作った洗剤

がある。環境に優しいので、いま使っている。洗剤にはパームヤシの実が使われるみた

いやな。テレビでヤシの実洗剤の会社が 南国でパームヤシを伐採し過ぎてその島が

荒廃していくことになり、パームヤシの苗木を育て植樹しているっていうのを観た記憶

がある。当然だわ。資本主義に振りまわされ 迷惑を被るのは産地なんだからね、日本

はでも、その後のフォローもしている方だわ・・と思う。かの国のように 現地人より

派遣した自国民を増加させ、その国を乗っ取る勢いで開発しまくって(昔の日本企業の

ように)自国化するってのもあるからね。いや、そのうち日本だってかの国化されて

私なんかかの国語を喋ることができず、収容所送りになるかもしれない。とか、椰子の

実ひとつでえらく 空想しすぎた話になってしまったようだ。気温が下がるまでには

なんとか冬越しの対策を考えることにして、とりあえずネットで見た方法で育てること

にしたのだよ。

 まず、鉢の水受け皿に実のお尻が浸かるよう水を入れて、ミニ温室のビニールを

剥がした骨組みに、スダレで日よけをし乗せて置いた。調べたものによって、半日蔭

がよい とするものと 気温が25度くらいまでは直射日光でもよい というのがあり

それはたぶん、椰子の種類で違うのだろう。でもどちらも最低温度は15℃くらい。

冬は室内で管理となるだろう(そこまでうまくいくかは自信がないけど)。

   
          8月27日 芽が黄色っぽい高さはポカリ缶ほど

   
          8月29日 二日で先端の色に変化が 

   
          9月02日 伸びは少ないがますます緑化したようね


ところで実のお尻からは根らしきものが出ていません。殻の中のチャポチャポと鳴って

いる、あの液体が成長の栄養素かなんかか?この育てかたは『ゴールデン・ココナッツ

観葉植物』の方法なんだけど、白い砂浜で椰子の実が芽を出すのも お尻が若干海水を

含んだ状態で湿ってる・・・ということなのか?長男君のお店では、ココナッツを

どのように使うつもりだったんだろうか・・・これを読んだら、返答よろしく!

気温が真夏ほどでもなくなってきたので、注意が必要だな。

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夏から秋へ

2012-09-10 05:30:00 | 我が家

         アスパラの枝につかまる セミ

セミもつかまる場所を間違えたのか、地上に出たら畑だった!というのかたまたま休憩

したのがアスパラなのか。大きかった。数日後我が家の玄関先で、もぞもぞしていたの

で(同じセミか?種類は一緒だった)ツバキの木の枝に乗せたんだけど、飛び立ったの

か鳴き声はしなかった。9月も10日になるけどいつまでも暑い。暑いせいなのかセミ

の声まで夏が続いてるみたいに聞こえてくる。ミンミンゼミもツツクツクボウシも

ヒグラシも、ごっちゃ混ぜだ。それでも真夏のクマゼミのような「やかましい!」と

思わずこちらが叫ぶような(セミと張り合ってどうするもんでもないけど)ことも

なくなった。

行方不明になっていたクワエダシャクのシャクちゃんが 8月30日の朝姿を現した。

だけどその姿は、あまりに痩せて以前のはっきりとツバキの枝に変身していた頃の

丸々さがなく、全身が細くなって色も赤っぽく変わっていた。これはさなぎになる前の

変態途中だといいんだけど、そんなことは私も知らないから「あっれ~、こりゃまた

スリムというか、シャクちゃん元気ないね~」としかかける言葉がありませんでした。


             元気のないシャクちゃん

もしかしたら成長期に食べたのがクワでなくツバキだったから その後の成長に影響が

あったのかもしれません。その後、どこかへ行ってしまったけど大丈夫なのか?



今年の夏は、雨が多かったのか川が枯れませんでした。こんなことは久しぶりで

いつもなら、川が干上がって白くなったり川の海苔が悪臭を放ったりするんだけど

流れが大きく途切れた姿にはならなかった。台風の大水もなくこのまま秋の台風も

災害がなくすめばいいと思う。雨が多いので 雑草も生えてくる。草刈りをしなくちゃ

と思うけど、雨と重なりこちらの計画通りには進まなかった。お盆前に刈ってから

それきりで、また頑張らねば。

カタツムリの大きいのが母屋の庭を這っていた。優雅に進むのでメジャーを出して計測

したらツノから尾までは12センチくらいだ。



まぁカタツムリは体が伸縮するから、実際の大きさはもう少し大きいのかも、逆に

思い切り伸ばした状態で、本当はひと回り小さいのかも知れない。先週木曜日の

関西ローカル≪朝生ワイド す・またん≫で偶然辛坊さんが【生き物からアイデアを

得たすぐれもの】を紹介していた。そのなかに カタツムリからヒントを得たあるもの

が開発されている・・・という。それは人々の暮らしに役立つものだというので

なんだろう・・・韓国ではカタツムリのヌルヌルを化粧品にしているとか(ウソかも)

聞いたことあるけど。愛知県常滑市のリクシルが『汚れにくいタイル』を開発したそう

だ。それは社員が雨の日、壁を這うカタツムリを見て「汚れた殻のカタツムリはいない

んじゃない?」と思ったことから、カタツムリの殻を詳しく研究したら、どうやら殻に

は1ミリ以下の溝があって、汚れがついても雨にうたれたらその溝から汚れが流れる

らしい。それを応用して細かい溝のような穴のようなものをタイルに付けたら、見事に

外壁の汚れが落ちやすくなったんだと~。「ふ~ん、そうなんや。すごいな」と感心し

ていたら、辛坊さんは次に『サイクロン掃除機のゴミ圧縮』はネコの舌を真似て

開発したと言います。ネコの舌はザラザラしていて、ネコは自分の毛づくろいで舌を

使って小さい毛玉を吐き出す・・・それがサイクロン掃除機の回転ヘラに突起をつけて

吸い取ったゴミを圧縮するんだと~。ひぇ~、目からウロコだわ!それにしても、辛坊

さんは忙しいから自分で調べてもないスタッフが集めたお話を、さも「俺は知ってんだ

ぞ!」って顔で説明する。そこが相方の森ちゃんとは違うのだな。森ちゃんのような

好きなラーメンなら出かけて行って食べてくる 嫌な取材は文句いいながらやる、と

いういい加減さがない。続いて『痛くない注射針』の説明にかかった。それは蚊の針を

真似て、お医者さんとタッグを組んで開発したという。お医者さんは小児糖尿病の

患者さんを診ていて、日に6回インシュリンを打たなければならない子供たちが少しで

もその針の痛さを軽減してあげたいと考えてできたものだ。実用化してその注射針を

使うクリニックもあるという。蚊は針の先がギザギザしていて表面積が大きく刺された

ほうが痛さを感じにくいようになっている、ほかにも麻痺さす液が注入されるんだった

ような。こんなに 身近な生き物から人々の役に立つようなものを思いついたり、考え

出してくれる頭脳がいてくれることに私は感謝しています。私のような者にはできない

発想を、それを実用化に奔走してくれる科学者に拍手だわ

 季節は少しずつ前進しているようで、ここ数日雨が降ったりやんだりの繰り返しで

どうやら空の雲も夏一辺倒ではなくなってきました。海の色も違ってきました。

冷たい麦茶やスポーツ・ドリンクも減っていくのがスローです。こげもなんとか暑い夏

を乗りきって、あともう少しのシンボーだ!

 
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ワイハのお土産

2012-09-07 05:30:00 | 我が家
「ワイハ」とはハワイのことですが、さきの人前挙式の二人がハワイに旅行に出かけ

お土産を我が家に持ってきてくれました。3月に入籍したので、もう新婚旅行はすませ

てるものだと思っていたので、こうしてお土産をいただくなんて思いもよらず、感激し

ました。とはいえ 持ってきてくれた時に私は留守でした。親戚といっても歳もはなれ

お互い顔を知っている・・というくらいです。

 

左パイナップル型の箱に入ったクッキー 右マカダミアナッツチョコとSPAMの缶づめ、

クマ型の容器に入ったハチミツ。

私の頃は 飛行機に乗る前に現地でお土産の購入手間と荷物の増えを減らすため、前も

って旅行先のお土産が書かれたリストの中から数を書き入れ、自宅に発送するという

システムがあった。たしかに限られた荷物にお土産を持ち、行く先々で購入するのも

面倒なことだわね。今もそんなシステムがあるのかしら・・・。

箱好きな私は、ひと目でパイナップル型の箱にトキメキを感じました。パインの葉の

ギザギザ感をちゃんと表した箱なんて、日本じゃ考えられないな。第一、角々して

収まりが悪そうだ。蓋にはパイン柄でてっぺんのとげとげには茶色のおしゃれなゴム

で箱が開かないようにくくっていた。箱好きな私はこのように、何を入れるかという

ことも考えずに、気にいった箱を後生大事にお取り置きしてしまう、こまった習癖が

あるのだ。だから箱や缶があちこちに埃をかぶって放置されている。これじゃ、おじい

ちゃんの「いつか何かに使うであろう、ありとあらゆるゴミのようなもの」と大差ない

な・・・。いや、その性格が遺伝している証拠かもしれません。「もったいない精神」

を通り越し、「ゴミ屋敷」への直線道路かもしれません。

  

パイン型の中には、箱にぎっしりクッキーが詰められていて、そう、葉のギザギザの

ところにも詰められ、それが小さいパイン型のクッキーで実にあたるところにチョコ

がついていたり、クッキー地がパイナップル味だったりイチゴのような味だったり

美味しい。≪ホノルルクッキー≫と名前がついていました。マカダミアチョコは

おとうさんに。SPAM缶には 感激しました。これってかなり塩味が強いけど、焼いて

食べたらおいしいのよね~。初めて知ったのは 結婚した彼女のお母さんから一度

もらったとき。中身はコンビーフみたいだけどその頃は沖縄とかでは知られていたよ

うだ。いや、みんなは知っていたけど私が知らなかっただけかもしれない。最近は

CMで♪好きにして、好きにして 煮るなり焼くなり好きにして~と SPAM缶が踊りま

くっているのをみる。辛坊さんも「最近、スパムのCM、目にしますね」って言っていた

な。夏はとくにビールのつまみにいいな。串本でもオークワでも、Aコープでもエバで

も売っている。が、この大きさではなく小さいほうだし≪減塩≫とか書かれている。

パソコンを使いだして、このSPAMをネットで検索して購入しようとしたことがあった。

そしたら「スパム」で打つとなにやらコンピューターのウイルスみたいな記述が出て

きて、缶詰に行きつけなかった記憶が・・・はははは・・・

     

ハチミツは中身は世界中いっしょなんだと思うけど、容器がハチミツ=クマなのか

まさかハワイにクマはいないでしょうが・・・クマのプーさんからなのか。とにかく

可愛いので写しておきました。味はまだ なめてないので・・・。お土産、どうも

ありがとう~。

私は泳げないので、海辺は苦手だが ハワイにはヤシの木の小さい置物があるのだろう

か。ヤシがにが 登って実を落とすような木の 20センチ足らずな置物。あの風景は

とても好きなのだが・・・。
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