おじいちゃんが入院してちょうど一週間、家の中がバタバタとした状態が続いていた25日のこと。
前からこの日はおばあちゃんの誕生日だということは覚えていたけど、当日の朝ふと気がついたほどその一週間は自分が何をしていたのか思い出せません。娘の私より、伴侶が入院していることが精神的
にも肉体的にも一番堪えているのはおばあちゃんだと思い、この日義兄とともにやってくる姉に「きょうはおばあちゃんの誕生日です」とメールを打ちました。なにか考えてくれるか、来る途中に
ケーキを買ってくるかどちらかのヒントになるだろうと・・・。姉は「串本でおいしいケーキ屋さんは?」とメールを返してきたので「う~ん、わからん」この日は私たち娘夫婦だけで病院に行く予定だ
ったので「田辺の帰りに買ってもいいし」とメールを返信。おばあちゃんはケーキが好きなので 甘いものを食べたら少しは気持ちも落ち着くだろうとそれくらいのことしか思いつきません。
やってきた姉は入ってくるなり、何やら袋に入ったものを見せて「これはいま 見せられへんから」とこそこそします。面会は午後からなので時間は十分あるので袋から取り出したものを これから
作るのだと言います。出してきたのが姉が今ハマっている編み物の、毛糸でできた小さなケーキです。私のメールを見て姉もそうや、誕生日や」と気がつき何かないかと部屋を見回しピアノの上あった
それに少しパーツを足すということのようです。私は姉がどんなふうに作り出すのか楽しみにしていました。
おじいちゃんがこんなときに、すごく不謹慎かもしれないけど状況が状況で、私たちがどうもできないし、姉の娘が言った「本人が一番頑張っているんだから、がんばれと言うのは本人が一番辛いと思う
」と一言が、私たちの気持ちに少し変化をもたらしたのかもしれません。その(私にとっては姪っ子)娘は 老人福祉施設で働いていていわば 介護の仕事にまい進している最中。だから、それ以後
誰も不自由な体になっているおじいちゃんに「頑張って」という声はかけない。だけども みんな心の中では「頑張って!がんばって!」という思いでいるのだ。ここでおばあちゃんがダウンしたり
したら、それこそ病床のおじいちゃんに申し訳ない。最初のころは 不自由な口でも見舞った私たちを気遣う言葉も出ていたけれど、だんだん疲れやすくもなってきているように見える。
姉の手作りケーキ?
よくまぁ こんな小さいものを作れるものだと私は関心したのだ。ホワイトケーキ、私が作るとたぶんチョコレートケーキくらいに汚れてしまうのではないかな・・・
中には本物のチョコ
おじいちゃんを見舞った後、田辺のケーキ屋さんに立ち寄った。どこがおいしいのか、とんとわからないので病院から近くの、前々から気になっていたケーキ屋さんに入ることに。
店内には 串本とは見た目も全然違うようなケーキが売られていて店内の喫茶コーナーは満席で、ケーキを食べていた。私は思わず「みんな一つずつ食べたいね」と口走るほどキラキラしたような
美しいケーキがいっぱい並んでいました。姉と二人であーでもない、こーでもないと(姉は若いころ、ケーキ屋さんで働いていたので少しウルサイノダ)、誕生日ケーキで一個買うのではなく
ショートケーキをたくさん買うことにした。おばあちゃんはチーズケーキは嫌いということはわかっていたので それをはずしてふだんならこんなにたくさん買わないのにね、とかいいながら買いました
田辺 MARIBU(マリブ)のケーキ
もう少し若ければ、あと数個は増えていたと思う。いまはそう一度には食べられません。残念です!!この赤いポストのようなケーキがとても気になっていたのでおばあちゃんにもぜひ食べさせようと
思ったのです。おばあちゃんは84歳になったわけです。この日の朝 私に「誕生日やね」といわれるまで忘れていたと言っていました。おじいちゃんが家にいない誕生日は初めてだと思います。
結婚しておじいちゃんから特別にプレゼントをもらうこともなく60年くらいきた・・・ってことはないとは思うけど、いまは複雑な誕生日になったと思っているんだと思うけど。。こんなことしか
私たちも思いつかないから、ごめんやで~
やっぱり並べると、違うよね!本物のほうが断然 ケーキや!🍰
前からこの日はおばあちゃんの誕生日だということは覚えていたけど、当日の朝ふと気がついたほどその一週間は自分が何をしていたのか思い出せません。娘の私より、伴侶が入院していることが精神的
にも肉体的にも一番堪えているのはおばあちゃんだと思い、この日義兄とともにやってくる姉に「きょうはおばあちゃんの誕生日です」とメールを打ちました。なにか考えてくれるか、来る途中に
ケーキを買ってくるかどちらかのヒントになるだろうと・・・。姉は「串本でおいしいケーキ屋さんは?」とメールを返してきたので「う~ん、わからん」この日は私たち娘夫婦だけで病院に行く予定だ
ったので「田辺の帰りに買ってもいいし」とメールを返信。おばあちゃんはケーキが好きなので 甘いものを食べたら少しは気持ちも落ち着くだろうとそれくらいのことしか思いつきません。
やってきた姉は入ってくるなり、何やら袋に入ったものを見せて「これはいま 見せられへんから」とこそこそします。面会は午後からなので時間は十分あるので袋から取り出したものを これから
作るのだと言います。出してきたのが姉が今ハマっている編み物の、毛糸でできた小さなケーキです。私のメールを見て姉もそうや、誕生日や」と気がつき何かないかと部屋を見回しピアノの上あった
それに少しパーツを足すということのようです。私は姉がどんなふうに作り出すのか楽しみにしていました。
おじいちゃんがこんなときに、すごく不謹慎かもしれないけど状況が状況で、私たちがどうもできないし、姉の娘が言った「本人が一番頑張っているんだから、がんばれと言うのは本人が一番辛いと思う
」と一言が、私たちの気持ちに少し変化をもたらしたのかもしれません。その(私にとっては姪っ子)娘は 老人福祉施設で働いていていわば 介護の仕事にまい進している最中。だから、それ以後
誰も不自由な体になっているおじいちゃんに「頑張って」という声はかけない。だけども みんな心の中では「頑張って!がんばって!」という思いでいるのだ。ここでおばあちゃんがダウンしたり
したら、それこそ病床のおじいちゃんに申し訳ない。最初のころは 不自由な口でも見舞った私たちを気遣う言葉も出ていたけれど、だんだん疲れやすくもなってきているように見える。
姉の手作りケーキ?
よくまぁ こんな小さいものを作れるものだと私は関心したのだ。ホワイトケーキ、私が作るとたぶんチョコレートケーキくらいに汚れてしまうのではないかな・・・
中には本物のチョコ
おじいちゃんを見舞った後、田辺のケーキ屋さんに立ち寄った。どこがおいしいのか、とんとわからないので病院から近くの、前々から気になっていたケーキ屋さんに入ることに。
店内には 串本とは見た目も全然違うようなケーキが売られていて店内の喫茶コーナーは満席で、ケーキを食べていた。私は思わず「みんな一つずつ食べたいね」と口走るほどキラキラしたような
美しいケーキがいっぱい並んでいました。姉と二人であーでもない、こーでもないと(姉は若いころ、ケーキ屋さんで働いていたので少しウルサイノダ)、誕生日ケーキで一個買うのではなく
ショートケーキをたくさん買うことにした。おばあちゃんはチーズケーキは嫌いということはわかっていたので それをはずしてふだんならこんなにたくさん買わないのにね、とかいいながら買いました
田辺 MARIBU(マリブ)のケーキ
もう少し若ければ、あと数個は増えていたと思う。いまはそう一度には食べられません。残念です!!この赤いポストのようなケーキがとても気になっていたのでおばあちゃんにもぜひ食べさせようと
思ったのです。おばあちゃんは84歳になったわけです。この日の朝 私に「誕生日やね」といわれるまで忘れていたと言っていました。おじいちゃんが家にいない誕生日は初めてだと思います。
結婚しておじいちゃんから特別にプレゼントをもらうこともなく60年くらいきた・・・ってことはないとは思うけど、いまは複雑な誕生日になったと思っているんだと思うけど。。こんなことしか
私たちも思いつかないから、ごめんやで~
やっぱり並べると、違うよね!本物のほうが断然 ケーキや!🍰