ほい、もう10月に突入。いったい何をしているのだと 自問自答するのだが、なんとなく残暑疲れも消滅してきたような今日この頃。
十日ほど前台風接近だったけど 美容室の予約がとれたので小雨が降り出した朝、
これから出かける、とおばあちゃんがいる母屋の入り口で「行ってくるから」の声の
途中で裏山からサルの声がした。母屋の庭の柿の木に狙いを定めて 久々にやってきた
とみた私は、庭先に置いていた空き缶に打ち上げ花火を入れたままのものを手にし、
小雨の中走り出した。手にはライターを持ってでたら その気配を察したサルが柿から山に飛び移ったのか、柿の木は大きく揺れ 山の雑木がわさわさ揺れて 火をつけた花火は 導火線に火が付いたまま飛び上がっていかない。20日近く放置されたままの花火だから湿気を含んでしまったようだ。抜きとって足元の水たまりに火のついた
花火を捨て、万が一そこで発火したらびっくりするから 足で踏みつぶし 新しい
花火を空き缶に入れて火をつけ雨が降る空に打ち上げた。「パーン」と自分が思った以上の音がして、同時にぎゃぎゃというサルの声も聞こえ、母屋から離れたと確信して私は美容室に行った。帰ってきたら おとうさんが「サルが母屋の屋根瓦を落とした」というので、「あれからまた来たの?」「いや朝来たやつらが落としたみたいや」「どこの瓦?」「稲荷さんの上」・・・屋根を半周して稲荷さんのとこまで来た
のか?どこにむかうのだ?と思いながら見に行くと瓦はおとうさんがきちんと並べて置いてくれていた。

丸で囲った瓦、鉄板のうえにあるのが鬼瓦(鬼はないけど)で、もうひとつの丸のものは、その瓦の手前に置かれた瓦の突き出た部分、たぶん 下に植えられているキンモクセイの木から花火に驚き 瓦に飛び移ろうと テングの鼻のように突き出た部分につかまったけど、瓦が老朽化していたものだからポキッと折れ慌てて その上の瓦にしがみついたら それもずるっとずれて引き落としたのではなかろうか・・・
母屋は古い建物で おばあちゃん(私の母親)が嫁いできたときはまだ家の周りの石垣は積みあがっていなかったそうだ。それでも65年以上まえのことで、屋敷は80年は経っている。数年前にぶち壊した納屋は その時でも100年は経っていると聞いた記憶がある。母屋の屋根は二段になっていて上の広い部分は葺き替えたけど下段までは
葺き替えることはしなかった。

台風がそれて雨もそう降らなかったので知り合いの大工さんに電話をして、見てもらい直せるというので早速取りかかってもらった。屋根の隅の突き出した部分だけだったので、大事にはならなくてよかったのだけど。今回は壊れるものが年代物だったので合う瓦があるか心配したものだけど 瓦って葺き替えの時におおよその面積で枚数を揃えるのか、未使用の瓦の束が相当母屋の裏の縁側の下に残っている。万が一に備えての予備だろうけど、先代は葺き替える前の古いタイプの瓦も同じところに隠したように残している。昔なら どこでも捨てられただろうけど今や こういうものは産業廃棄物の類いだろう・・・お金を出してでも嫌がられるモノだと思う。

こちらは庭の松の木の下に 食い散らかした柿の実。まだまだ青いんだけど・・・
九月の末に私たちが使っているドルチェグストが壊れた。購入してだいぶたっているし、一年ほど前水漏れが続くのでネットで検索したら 水漏れを自分で直せるやり方が上げられていたので ゴムパッキンの交換で乗り切ったけど、やはりそこまでだったのか、音は鳴るけど水タンクからお湯管にいけてないようで買い替えることに。少しでも同じものをお安く・・・と、ネット検索してdポイントで購入。
同じく、屋根瓦を落とされたころ 衣類乾燥機のふたが バカになった。止める側か
止められる側か、たぶんふた側のほうがパッチンされなくなったみたいで、また検索してみたら、同じ機種のふたの交換をしている動画をみつけた。ほほう、こういうことか、じゃふたを探そう・・・ こちらも 瓦同様年代物で2008年製だ。14年前だから メーカーだって部品の製造終了しているだろう・・・。まぁ、なんとか一つの
パーツ屋さんをみつけて注文したけど いまだ発送のメールがない。いまのところ乾燥機を使うシーンがないからいいけど、いざとなったらガムテープで貼るしかないなと思っていたところへ、DVDレコーダーのリモコンが利かなくなった。まずは電池を入れかえてみたけどそれではないようだ。このリモコン、二個目か三個めかだ。本体よりもリモコンの消耗度が高いのだろうね、前回同様ネットのショップで購入を・・・と検索すれども、みつからない。焦る・・・だって 人形劇≪平家物語≫が鎌倉殿の13人と同じような時代になってきて、また違った見方ができるけど放送が 朝の3時、4時って録画しないとあかんやん。どうやら リモコンも乾燥機のふた同様生産終了し、中古でも写真掲載ばかりだ。おとうさんに言うと「レコーダー買い替えよか。でもええんか?録画して焼いてないモノあるやろ」・・・・そうだ、私は≪わたしの小栗≫を見るために、出演モノを録画してはいるけど、あまり見ていなくていつか見るやろ、いつか見るやろで溜まりに溜まっていた。ドラマの一話分や映画、ドキュメンタリー・・・ドラマや映画はBSやCSでみられるけど ドキュメンタリーものはそうそうないのでこの間のNHKの「プロフェッシュナル」や「情熱大陸」は是非是非残しておきたい・・でも焼いても見るかどうかわからんけど・・・
でも もう諦めることに心を決めてエディオンに見に行った。カタログだけを貰い検討段階に。その間テレビ周りを片付けていたら 前回壊れたリモコンが出てきた。電池を入れて数回ポチポチしていたら、普通に作動する。こちらが使えたら買い替えもしなくていいやん・・・なんで 前回のリモコンを残していたのかは担当者の私も覚えていないけど、とにかくよかった。それで おとうさんが試しに焼いてみようと
いうので、先に「プロフェッシュナル」を焼いてもらったらなんとかできた。じゃ次に「情熱大陸」と思っていたら、オーマイゴー!!本体が動かない・・・・やっぱマジ壊れてる・・・そして古いリモコンも眠ってしまった。やはり 買い替えということになり、注文するため再度エディオンへ。事の次第を店員さんに説明していて レコーダーにいくつかの焼いていないものがあるのを知った店員さんが、他社の汎用リモコンというのがあるけど、使える場合と使えない場合もある、本体が古いとどうしてもできないことがあるので、いつのものかここで購入したのなら履歴があるので調べましょう・・と調べたら「2008年ですね」オー、またもや2008年くわ!
結局 本体を買い替えて中のものは諦めた。死ぬまでにどこかで放送することを期待しておこう。で新しいDVDレコーダーを昨日設置してもらったけど、古すぎたゆえ
以前の差し込むB-CASカードが使えなかったので設定にも時間がかかった。二人で反省、10年を目安に買い替えを考えないと・・・でも、使えるんだもん、動くんだもん
なんでもかんでも 最新式は・・・でも 設置のひとが 電気使用量、違いますよって、殺し文句を残したよ!