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早くもナンバンギセルの花が 8月26日
これを書いている今 8月31日なんですが セミの声がミンミンと聞こえている・・ついでにツクツクツクツクオ~シも一緒に夏の終わりを鳴き競っています。
もう9月。早いもので三カ月もすれば冬の生活を始めているんですからね、一年365日はあっという間。先日パズル誌の問題に≪○○○は百代の過客にして、
行きかふ年も又旅人也・・・≫というのが出てきて あれぇ?このフレーズなんだっけ・・と頭をフル回転させ中、問題文をよく読むとちゃんと『奥の細道』の
序文と書かれています。○○○を答えるのですが ≪奥の細道≫ってもう何十年も前に中学校で、高校で、大学で習ったもの。イメージで百代・過客・行きかふ年
・旅人とくれば 年月(としつき)であろうし、○の数なら月日(つきひ)と入るのが妥当やなぁと私の古文力って だいたいイメージで訳したりするから
文法とか突き詰められたら、そこのところの点数は悪かったことを思い出してしまった。訳はまとをはずことはなかったので 点数を稼げたんだよなぁ・・と
苦笑いをしたんだけども、それから今度はこのフレーズが頭の中に残ってしまい つい去っていく夏のセミの声に・・月日は百代の過客にして・・・と呟いて
しまっている。ひゃくたいではなくはくたいと読んだのね・・・そう、習っているときは 古文なんて未来の私に何の関係もないわ!と思うのだけども、
こうして50年以上生きていると 遠い昔の松尾芭蕉先生のお言葉が 本当に フッと浮かんだり、口に出たりすることに自分自身がビックリすることが
ある。若い時分はそんなことが想像すらできなかったのに 不思議であるけども あぁそういう古いことも思いだしてくるのが季節の変わり目なのかも
しれません。
先週水曜日、突発的に差し歯が取れた。お昼ご飯を食べていて・・これはすぐになんとかしないととお世話になっている歯医者さんに電話するときょうの
4時なら来れますか?という。4時半からこげの散歩があるので「行けません」というと木曜日は休診日なので金曜日になるという。その日を予約した
けど、歯がない違和感はあるけど痛みもないので金曜日まで待った。金曜日に受診すると 来月が定期検診なので前倒しでやってもいいですか?と聞くので
いいですよと・・。先生がやってくるまでの時間つぶしだからいいやと思っていたんだけども、どうも差し歯をつける歯が虫歯になっていて歯科助手の
おねーさんも「う~ん・・・」と唸っている。私は「ゲゲ、差し歯が取れたくらいだと思っていたらばなんか雲行きが 怪しくね?!」と自分で
ツッコミを入れていた。おねーさんはもう一人のおねーさんに「26年3月にやっているからまだ二年経ってないから・・どうするかなぁ 先生に聞いて
みようか・・・」と頭の上で私の知らない話をするもんだから これってめっちゃ「え?なに?なんなの!」と不安心を呼び起こされてしまいます。
先生に何やら話している、先生が口の中を診てカルテを確認して「う~ん」とまた唸りだした。「そうやなぁ 仮り歯をいれてもなぁ・・半年もつかなぁ
途中で割れるやろなぁ・・どうしようか」とおねーさんと私の頭の上でごちゃごちゃと話し込んでいる。先生が意を決したように
「差し歯を入れるところの歯が虫歯になっているので、それに付けるとなるとうまくいってもまた傷むと思うし 虫歯がもうペラペラの状態で(今までに
治療で削られているからという意味らしい)、いっそ抜いてこっちの歯に合わせてブリッジにしてみたら・・と思うんです。思うんですが前に作ったのから
二年たたないと保険が使えないんです。26年3月ですから来年の3月にならないと・・で、仮り歯を入れても半年持つか?となるとたぶん持たないと
思います、仮りの歯ですから。でもちゃんと入れますから 割れたらまたつくるということで、次回は虫歯を抜歯してそれの傷が治るのを待って差し歯を
入れるということでどうでしょうか」と言われたのです。まぁ・・虫歯は治ってこないから治療するか抜歯かしかたないなぁ・・・これも歯を大事に
してこなかった天罰だと受け入れないとしかたありません。それにしても歯科医院ではだいたいが患者の頭上で 先生にお任せの状態で治療され、
説明をされ「フガㇷガ」としか返事ができないのが 余計に恐怖心を抱いてしまうもの・・・まぁ子供のころの歯医者さんは泣くと「ふぅ~」と
あからさまにため息をつかれ、なかには怒りだしたりするからよけいに怖く、少々虫歯が痛くても市販薬で痛みだけを忘れさせてきたものの、
病巣の根治というのはやっていないから、虫歯菌に穴をドンドン掘られてあげくのはては抜歯で厚生省の≪80歳で20本≫ってスローガンには
無理無理なことになって・・・。おねーさんに虫歯のところを触られたので今、うずいています。でも それはおねーさんや先生が感知しないのか
薬を出してくれなかったので ひっそりとロキソニンで耐えています。が、次は11日。そこまでうずくのが止まらなかったらどうしよう、
飲み続けていいのか・・・涙でそうです・・・
そういや、7月の従姉妹会で事務局長が「歯が痛くて」という話題になり ヒラ会員の凹が「今のところは支障がない!」と言っていたのが この
ありさまで、情けない。この年齢になると歯肉炎とか歯周病とか そうなるのよ~。それにしても市販のロキソニンは効き目が優しいのか
気持ちよく効いてはこず 富山の置き薬のほうが効いている感がある。この疼きは 差し歯が無くなったところではないのでやはり虫歯のところなんだ
と思う。差し歯のところは ふたをしたのでものを噛んでも大丈夫ですよとは言われたけども、なんか外れそうでこわい・・
お昼、友人Aちゃんからメール。彼女は夏休み中に右手首を骨折し、手術したんだけども仕事があるので通勤はタクシー、しかも現在歯科通いで、
二人で「しっかり治そう、歯!」と励ましあっているのです。そう落ち込んでいたらば 今度はこげが・・・
せっかく涼しくなってきたのに 皮膚炎がぶり返しおなかが赤く腫れ、それが多分かゆいのでしょう、舌でなめるからよけいに炎症し
コンクリートの冷たいところにおなかをくっつけて寝ている。火曜日に獣医さんに行こうと思ったら午後5時から・・・
水曜日は午後2時からの診察時間・・・高速道路がこの31日から南進したので周参見から田辺まで30分短縮されたけど 下の道で
行こうかなぁ・・・よくわかんないし・・と思う、9月が始まりました。