三尾川の光泉寺、八幡神社そしておばあちゃんにも飛来したコウノトリを見せよう
と古座に向かって走りました。こっちのコースは滅多に走らないのであまりイメー
ジがわきません。またゆっくりと来たいものです。こっちのほうには前にぼんくら
さんが記事にしていた後南朝遺跡があると思ったけど、ずっと先のようです
途中の川向こうに大きな大きな岩がそびえていました。おばあちゃんに「あの岩
の名前は?」とたずねましたが「あれは・・なにやったかな」と思い出せないよう
でした。が、ガードレールのそばに『天柱岩』という看板がたっていました。
≪古座川王国≫という冊子には「『天柱岩』てんちゅうがん 一枚岩同様 古座川
沿いに雄大な姿でそそり立つ岩。別名、薬研岩とも呼ばれています。全く人工的な
手がくわえられておらず、大空に突き出るような形で垂直にそびえ立っています。
一枚岩の出来事で、魔物が退散してしまったおかげでその形が守られた岩です。」
と書かれています。う~ん、そうかぁ、この里に住む猟犬が襲いかかって魔物を
追い払ったおかげで傷もつかずに残ったのか・・・こげのご先祖様、幻の犬が守っ
たのね!!こげもなにかあったら私を守ってくれるかしらん・・・垂直にどれぐら
いの高さかわからないけど、あの頂上から下を覗きこむ勇気はないなぁ。
一枚岩まで来ました。この日は観光物産センターの駐車場には多くの車がとまって
いましたが、一枚岩の前の川原には人影はなくきっとセンター内でお茶でもしてい
るのでしょう。ここも「道の駅」となって駐車場も広くなり外のトイレも、感知セ
ンサーで電気が点くようになっていて省エネのようです。整備されるのはいいけど
風情をあまり変えないでほしいですね。
これは22日のコウノトリです。前日私たちが見たときは、小魚を捕まえるのに
四苦八苦でしたが、学習したのか羽を羽ばたかせたりせず静かに立って小魚を狙っ
ていました。一度羽ばたいて場所を移動しましたがその時携帯をいじっていたので
撮影できませんでしたが、ちゃんと双眼鏡を持っていたので前日よりははっきりと
見ることができ、おばあちゃんも「おおお~」と感激していました。でも、その昔
姉が生まれたという連絡で父親が汽車で和深に向かっていたところ、どこかのたん
ぼに鶴が数羽降りていたそうだ。それで、父親は名前を考えていたのに鶴という字
を入れた名前に変更したそうだ。それはたぶんナベヅルではないかということだけ
ど、昔はこのあたりにも鶴というものが来ていた・・んだ。調べてみたらナベヅル
は鹿児島出水市あたりによくやってくるというから、姉の命名の元になったのが
ナベヅルかどうかは怪しいな。それより、それがコウノトリであったかもしれない
という私も、昔 川向こうの山のてっぺんに白くてお尻が黒い鶴のような大きな鳥
を見たことがある。当時は鶴=白黒だったので鶴だ!と喜んだのだけど、それも何
だったのかわからない。
左、首をすくめたのがアオサギ 右 コウノトリ
コウノトリが近寄ったので、首を伸ばして逃げたアオサギ