カラスによるお墓荒らしを片付け、強風によるお隣の飛散物を片付け、自身の
目にゴミが入り・・・という踏んだり蹴ったりの状況の一月が始まったのです
が、またもや私に手痛いことが・・・
先週の水曜日です。この日は いきつけの化粧品屋さんが月に一度の 化粧品
を5000円以上購入すると 田辺の有名パン屋さんの食パンを2斤プレゼントす
る化粧品デーで、だいたいその日に合わせて化粧品の補充をする私。行く気
満々で朝から用事を済まし、水曜日は埋め立てゴミの回収日でゴミ袋を二つ
愛車に乗せゴミ収集箱に回ろうと ゴミ袋の一つを左手に右手で愛車の後部
ハッチの取っ手をむんずとつかんで引き上げかけ体を引いたところ、パキンッ
と音がして、同時に私の体がヨタヨタっとよろけることに・・。一瞬何がおき
たのか「?」しかし、右手に握られた硬いプラスチックのこれはなに?手を
開いてみたら 「うそだろ!」です。そこにあるのは 愛車の後部ハッチの
取っ手。私の力が馬鹿力だったのでしょうか?それともこれは金属疲労のよう
なもので 取れたのだろうか?とにかく 取れてしまったものは直すしかない
また出費だわ、トホホ・・と思いながら おばあちゃんに「車の取っ手がとれ
たから 車屋さんに寄ってくるからもしかしたら帰りは遅くなるかも」と言い
家を出た。まずは埋め立てゴミをゴミ出ししなくちゃ・・と走りだしたら、
室内灯が点いたり消えたりする。この時点では私は 四枚あるドアの
どれかが半ドアになっていると思い、ゴミ取集箱で降りたときにおもいきり
ドアを閉めて回った。発進して国道に出たときまた室内灯の点滅が始まり、そ
れはかなり長い時間点灯してはちょこっと消える、また点灯してついたり消え
たりするのだ。そうなると運転してても後続車から見られるのが気になるので
とりあえず室内灯をオフにして、考えたのだ。まずは次の買い物場所で止めた
ときに後部ハッチが半ドアになっている(とこの時初めて問題は後部ハッチと
気がついた)のを閉め直したらいいやん・・・。Aコープの駐車場で後ろに
まわり取っ手のあった場所をつかんでみたけど、取っ手がないので指が掛かる
ところがない(当然だ)。気持ちは焦るので「早く車屋さんに行かねば」と
思い直し、つぎのドラッグストアに寄った。そこで「そうだ 後部座席側から
開けられへんかな。たしか荷物入れの床面に部分が見えていたような気が。」
と後部座席から腕を目いっぱいに伸ばしてみても背もたれが邪魔で届きかねる
もはや 車屋さんにすぐさま行かねば・・・。私は古座の車屋さんに走った。
いやもう、この車相当年季が入っている。愛着もあるし 車屋さんも車検の
たびに「まだ走れますよ」と言ってくれるので買い替えずにいたら20年くらい
次男君が小5のときに乗り始めた車だわ~とあの頃の楽しかったことを思いだ
しながら 走行。車屋さんに着いて 奥さんがご主人を呼びに行ってくれた。
そうだ、万が一今日から修理になったらその写真がないと ネタにはならへん


急遽車屋さんの駐車場で写したのだけど、ご主人が言うには三月に車検になっ
ているから そのときでも一緒に修理してもいいですよ、でも引っ付けるには
無理かもしれないから同じ部品を探すことになると思うし、車が20年もたって
いるから同じ色の部品はないかもしれない・・というので チラリと考えて
「おぉワンポイント色違いってかわいいやん!」と思って「違う色でもいい。
かわいいやん」と返事したのだ。たしかシルバー、白、黒、ワイン、イエ
ロー、ダークグリーンだった。私の車は第一世代でそのあと二世代で廃版に
なったような気がする。しかし 中古車としてけっこう走っているのだ。
シルバー以外でも取っ手の他色はおかしくない。ということで取っ手を預けて
化粧品屋に向かった。化粧品屋さんで楽しくおしゃべりをしてる時に、
スマホが鳴った。鳴ったけど知らない番号だったので切ったら美容部員さんと
オーナーさんが「なんで出ないの!」というから「知らない番号には出ないの
限られた人にしか教えてないから」と言いかけたときにまたスマホが。見れば
今度はさっきの車屋さんだ。「あ、もしかしたらさっきのもそうかな」と思い
出たら車屋さんの息子さんだ。この息子さんとうちの長男君が同じ高校で同じ
クラスだったのだ。私の車のことをお父さんから聞いて一度車を見て確認した
いというので、私は串本にいるから来てくれます?というとどこかというので
化粧品屋さんの名前を行ったら「なんやSちゃんとこかぁ」と。じつは彼の
お母さんがコーラスグループでSちゃん、つまりオーナーさんと一緒に活動し
もちろん車のメンテもお願いしていることは私は知っていた。彼が古座から
来るまでの間に私は朝からあったことをオーナーさんと美容部員さんに話すと
㋔「何年乗ってるのよ?」私「もう20年になるんやて」
㋔「もぅ買い替えや!」
美容部員さん「どれくらいの距離走ってるんですか?」
私「17万か18万?」 ㋔・美容部員さん「それは買い替えや!!」
そういうものなのか?確かにカスレ音がしたりもするけど 調子はいいのだ、
それもこれもこの車屋さんがちゃんとメンテしてくれるからとずっと思ってい
るのだ私は。彼がやって来てやはり後部ハッチが半ドアでライトが点くから
半ドアを解消してくれないかと頼んだら、車に乗り込み開けて外からバンッと
閉めてくれた。いわく外からでも開けようとしたら開きますと言ってくれたが
いやもぅ開かずの扉にしておきますと答え、彼は中古部品で取っ手を探します
と答えてくれた。翌日彼のスマホから電話があり(今回はちゃんと登録したの
で彼の名前が表示されている)、やはり取っ手の同色は無く、おまけに取っ手
だけでなくその場合は丸々後部ハッチドアの取り換えとなるという。えぇ!
それはだ、後ろのハッチドアの色が一枚だけ違うというのは さすがに私も
こっぱずかしい。シルバーにほかのどの色をくっつけても合わない。おまけに
見つけてくれたシルバーは二世代めのもので若干色目が濃いらしいし、彼と
したら第一世代のダークグリーンが見つかったけど、同じ20年物であり替えて
も愛車のようにパキンと割れる可能性もあるという。二世代めは2万円くらい
ダークグリーンだと1万2,3千円という。彼は取れた取っ手を溶かしこんで
付けることはできるというので もうそうすることにした。たぶん 今回の
車検で最後になるのだと自分でも思い始めているのだ。って、いつまで運転で
きるのか(私自身が)・・・とも思い始めているんだな