こんなことをするのは おばあちゃんしかいません。畑で作ったダイコンを洗って
干して シナシナにして漬けるんです。ぬか漬けになるのでしょうか?
私は ダイコンの漬物はあまり好きではないので(どんなに密閉しても冷蔵庫が
漬物のにおいで充満。臭い取りなんか吸収が追いつかない)。おまけに
毎年 微妙に辛かったり、薄味だったりで 「どう?味は」と聞かれても・・・でっす。
なんとこの別バージョンに 「ツバキの宿」 があります。困ったもんだ。
光泉寺の本堂へ お参りをしたいという老姉妹がガラス戸に手をかけたら
もう鍵がかかっていました。午前中は 参拝の人もいたはずですがこの雨に
もう 誰も来ないとしめたのか どこか裏口に声をかけるところがあるのか・・・
ガラス戸には 立派な家紋があらわされています。左は 五七の桐紋 というそうで
右が調べてみてもわかりませんでした。五七桐紋は 曹洞宗総持寺派の紋だと
老姉妹・妹が教えてくれました。ということは 光泉寺は総持寺の系列?かな?
近頃は 無人の神社やお寺が田舎では多くて お賽銭を盗む悪い人が出没する
ので本堂を閉めたのかもしれません。私の住むところのお寺は若いお坊さんが
いますが、お宮さんには お祭の時とか 地鎮祭の時にしか宮司さんは来ません。
何年か前に、お賽銭を盗られたとか、道端にあるお地蔵さんの賽銭箱が荒らされた
なんて話をよく聞きました。悪いことをしたらば、いつかは身にふりかかるのです。
なんて 偉そうなことを言っている私だって そんな立派な人間ではないので
日々 後悔と反省を繰り返しているのです。
そうそう、五七の桐紋は 日本政府の紋というか マーク?なんですって。
光泉寺へ行く前に、関西で放送されている『ムーブ』という番組で取り上げているのを
みました。ほら、ニュースでアメリカ政府の要人とかが双頭のワシのマークのついた
演説台で喋っているでしょ、あのマークにあたるのが五七桐紋で 日本には正式に
なかったんです。だから、どこかホテルで会見すると ○○ホテル とついた演説台
が 総理大臣と一緒に写り込むので外国メディアからしたら総理が ○○ホテルの
宣伝してるようにうつるらしい。私も なんで「○○ホテル?」(なんで ダイ○ハウス
?)みたいに感じていたんで。外国に行く時は 桐紋を持っていくらしい。
うろ覚えなので 間違っていたらごめんなさいね。
光泉寺の階段側に 雨にぬれたマユミの実が花が咲いたように満開でした。
階段下に植えられているので、上段から手に取るように見ることができて
さっそく写しました。こんもりとしたマユミの木の中から いきなり鳥が飛び出てきて
「なんだろ?」と思ったら目の周りが白い、体がウグイス色の小さめの鳥です。
これはやはり メジロ でしょうか?二十羽くらいがいたようで一気に飛び出して
きました。メジロの密猟問題なんかの話を聞いたことがあるので、「誰にも捕まらず
この静かな光泉寺にいつまでもいてほしいなぁ」と思ったんです。
マユミの実は 雨に打たれて白っぽくなりましたが、私としたら上出来だ
なんと、 メジロは串本町の 町の鳥 でした。
マユミ
光泉寺に上がっていく階段近くに 「三猟倶楽部」の立派な看板が大きく出ていた。
この地区が 古座川町三尾川(みとがわ)なので、三尾川の猟友会のなんらかの
建物なんだな。。。と思いながら写真を撮り その建物の横手にイノシシを生け捕る
檻を発見しました。そうか、猟期以外でイノシシを獲る有害猟のときにこれを
猟友会で仕掛けるのかな?と思い巡らしていたらジャ~ン!なんと 鹿の頭蓋骨が。
私は 恐くはないけど初めて見たらビックリ!するだろうね。おばあちゃんの実家に
猟で仕留めた鹿の頭の剥製と 頭蓋骨を飾っているのを 物心ついたときから
見てるからか・・・でも なんでこんなところへ ぶら下げているんだろ??
こげがみつけたなら、絶対 カジカジしてこの場から離れないだろうな。
これが 子授けイチョウの外観です。空にのびた太い枝から乳房のようなコブが
垂れ下がり、その姿にあやかって子供のできない人が願掛けをすれば授かるという
噂が・・・。そこからこの大銀杏の樹は 子授けイチョウと呼ばれるようになりました
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/d9/08fe05e75d28940b52010d35f9452612.jpg
こちらの写真↑がわかりやすいでしょうか。
子授けイチョウの由来も写してみました(途中で切れましたが)↓
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/d3/55b93e1f49f43d337b85a3334638ed5b.jpg
「光泉寺の民話と子授けイチョウ」の説明は『古座川王国』というガイドブックから引
用しました。