気温は30℃で湿度が84%くらいでしょうか。
扇風機の程度で今はいられます。これで、何か仕事でもして、体が火照っている時には扇風機ぐらいでは我慢出来ないくらいでしょう。
以前ならば、「 あついね~ 」 くらいで済ますことができたのでしょうが、今はそれだと命を失うかもしれないほど危険なのだそうです。
この点に関しては我慢はダメなのだとか。世の中かわったものだ。いや、物が豊かになったり便利になったりする変わり方は当然のことです。
ある日の筑波山
しかし、専門家ならいざ知らず、一般人は熱中症などに簡単になってしまう夏ののごく普通の日のことなど、誰が想像できたでしょうか。
これが、何かの前ぶれで無ければ良いのですが。
ところで、二日ほど前、10日に小学校の同窓会をした話をしました。小学生時代は、特に前半は戦後のことですから、まだ全体敵に貧しかったです。が、子どもだったので毎日はとても楽しかったです。
学校まで2kmくらいでしたが、帰り道などは歩くことに飽きてしまった記憶があります。
それなので、道を通らずに小川を歩いて下って、田んぼを超えたり山道を通ったりと、遊びながら帰りました。
その頃に読んだ本、たぶん3年生か4年生の頃だったでしょうか。図書室にあったのですが、この本なのですが今でも覚えていて、もう一度読んでみたいと思っていました。
この、講談社の世界名作全集というものが図書館にぞっくりと揃っていて、いろいろと読んだ記憶があります。
が、この本がいちばん好きでした。
内容は、イギリスは12世紀の頃、ジョン王の政治がうまく行かなかったところに、本来の王であるジョン王の兄・リチャードが中東に遠征していた十字軍から戻り、アイバンホーという騎士と共に、元の正常な王政に戻していくと言う話です。
「 出来たら欲しいな 」 とネットでつぶやいたところ、それを見た友だちが探してくれて、通販で買えることを教えてくれ、やっと手に入りました。
少し読み始めてみましたが、「 そうそう、こう言うストーリーだった 」 と昔のことが蘇ってきました。うれしいですね。
「 歳月は人を待たず 」と、時間は過ぎたきり戻ってきませんが、戻すことは出来なくても何か別な方法があるはずと思います。
これも一つの方法だな、とつくづく思いました。この本と共に、いろいろな思いでがよみかえってきて、断片的にですが昔に戻ることが出来るものです。