林の再生

2005年06月17日 | Weblog
昨年12月に、シイタケを栽培する人に裏山のクヌギ林を伐採してもらいました。その後始末のことは5月14日と6月14日に書きました。

今は、その林には夏草が一面に生えています。クヌギの株からはまだ目立った芽は出てきていません。あまりにも株が大きかったので、自然に新芽が出るかどうか心配です。今までは、私が間伐するようにして、数本ずつ伐採していましたが、この方法では、株が立木の陰になってしまうので、新芽が出ずらくて株が枯れてしまうことが多々ありました。切るなら一斉に切った方が再生しやすいことは分かっています。

林の隣に草地がありますが、そこに種が飛んで自然に出たクヌギが、それなりに大木になりたくさんのドングリが落ちて、子供の苗がたくさん出ています。そこは草刈りをしないで、苗を守ってきました。おそらく20本は出ていると思いますので、株が腐ってしまったところには、移植する準備は出来ています。



      親木(この木の枝の下にたくさんの苗木があります)



いろいろな人と話をしましたが、どうも最近は針葉樹ばかりあって、元々あった落葉樹が少なくなっているそうで ー 確かに少なくなっていることは分かります ー おまけに、薪には落葉樹の方が高熱になりにくいため、炉や窯を痛めないとか、燃えている時間が長いという利点がるるということがわかりました。しかし、それを育てても私自身はどのように利用するか、シイタケ以外の方法がまだ思いつかないのですが、とりあえず、利用のことばかり考えずにきちんとこのクヌギ林を再生させようと思っています。



                    クヌギの苗



冬になったら、苗をうつします。夏は草はしかたないので、とりあえずクズやフジ、アケビなどの蔓性の草類は立木に絡み枯らしてしまいますので、時々山に入って借り切ろうと思っています。

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