栗のみがおおきくなりつつ

2005年08月18日 | Weblog

栗を30年以上栽培しています。最初に植えた苗もまだ健在です。カミキリやクワガタにずいぶんやられて、世代交代もありました。彼らは木に卵を産み付け、幼虫は木を食い破り幹や枝を中から食べます。細かいつぶつぶの食べかすが出るのがカミキリで、5mmくらいの細い筋状のものを出すのがクワガタです。

クワガタは子供に人気があるので、ずいぶん取っては同僚の子供たちにやりました。また近所の子供もとりにきます。取るだけでは限度があるので、暗くなってから懐中電灯を片手に取りに行きます。かれらは宵の口に外に出てきます。また、穴には釘などで入り口をきれいにしてから、ノズルを付けた殺虫剤を注入します。

カミキリはさっぱり人気がないので、見つけ次第駆除です。動きがはやいので、タイミングよく捕まえます。

両親が百姓をやりきれずに、畑の一部を栗畑にしたものです。当時は一粒いくらというくらいだったのが、今は労力をかけた分だけ損という感じです。しかし木を伐採しても、そのあとその土地を何にするか決め手がないので、切るわけにもいかないのでそのまま続けています。

お客さんは「いーねー。」と言いますが、管理する者にとってはとてもたいへんです。自分のことだからしかたないですね。きちんと実を付けてくれるのが救いですね。


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